JP3151042U - 調理用フィルタ及び排気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者の手指や衣類に回収油分や塵埃が付着したりせずに簡単に取外しないし分解作業が行え、円滑にフィルタ清掃作業を行うことのできる調理用フィルタ及びそれを用いた調理用排気装置を提供する。【解決手段】調理用フィルタ2は、内周網体18と外周網体17の間に金属細線22を充填したフィルタ部材42の上下面に被せた上蓋19及び下蓋20の各取付孔にマグネットワッシャ21を介して雄螺子25を挿入し、金属細線22の充填内部に挿入したスペーサ23の雌螺子部に雄螺子25を螺着して、フィルタ部材を上蓋19及び下蓋20により挟着して組付けられている。調理用フィルタ2は、前記組付状態でマグネットワッシャ21の磁力により上蓋19を排気フード1内面の段差部16の平坦面に磁着させて排気フード1に取着する。【選択図】図5

Description

本考案は、例えば、ホットプレートやコンロ、七輪などの加熱調理具を用いて焼肉や焼き魚等の調理を行う際に発生する煙や蒸気等から油分等を除去する調理用フィルタ及びそれを用いた調理用排気装置に関する。
ホットプレートやコンロ、七輪などの加熱調理具を用いて調理を行うと、煙や湯気、匂い等の不快な成分が発生する。このため、例えば特許文献1に示されるように、加熱調理具で発生する煙を排気処理するために、加熱調理具の上方に設置した排気フードにより集煙して排気している。
排気フードには、例えば特許文献2に示されるように、焼肉や焼魚等の調理で発生する油成分や粉塵、油煙等を空気と分離して、油成分等を除去、回収するためのフィルタが装着されている。フィルタの底部には主に除去油分を溜めるオイル溜め部材が取着されている。
特願2001−235159号公報 特願2002−71181号公報
排気フードを使用すると、オイル溜め部材に除去油分を溜まっていき、またフィルタ部材にも灰塵や粉塵、油分が付着していく。このため、排気フードからフィルタを取り外して清掃する必要がある。
しかしながら、従来のフィルタにおいては、排気フードへの装着をビス止めで行っており、また、フィルタ自体もフィルタ部材やオイル溜め部材をビス止めにより組み付けているため、店舗や一般家庭において、排気フードからのフィルタの取り外し作業やフィルタの分解作業を行うとき、作業者の手指や衣類に回収油分や塵埃が付着して、円滑に清掃作業を行えないといった問題があった。
本考案の目的は、上記課題に鑑み、作業者の手指や衣類に回収油分や塵埃が付着したりせずに簡単に取外しないし分解作業が行え、円滑にフィルタ清掃作業を行うことのできる調理用フィルタ及びそれを用いた調理用排気装置を提供することである。
本考案の第1の形態は、吸気口と排気口を有する排気フードの内側に装着され、前記吸気口より吸い込んだ油煙中の油分を除去した後、排ガスを前記排気口に排出させ、前記除去油分を、フィルタ下部に取着されたオイル溜め部材に落下、回収させるフィルタにおいて、前記排気口に連通した中空部を備えた筒状フィルタ部材と、前記中空部に対向する開口部を備えて前記フィルタ部材の上面を覆う上蓋と、前記中空部に対向する開口部を備えて前記フィルタ部材の下面を覆う下蓋とを有し、前記上蓋及び前記下蓋に複数個の取付孔を穿設し、前記フィルタ部材の上下面の間に、両端部に雌螺子部が形成されたスペーサを介挿し、前記上蓋及び前記下蓋の前記取付孔にマグネットワッシャを介して雄螺子を挿入し、前記スペーサの前記雌螺子部に螺着して、前記フィルタ部材の前記上下面が前記上蓋及び前記下蓋により挟着されて組付られ、前記排気フードを強磁性体金属により形成し、前記組付状態で前記マグネットワッシャの磁力により前記上蓋を前記排気フードの内面に磁着させて、前記吸気口より吸い込んだ油煙を前記筒状フィルタ部材の側面から前記中空部を通じて前記排気口に排出させる調理用フィルタである。
本考案の第2の形態は、第1の形態において、前記オイル溜め部材を強磁性体金属により形成し、前記オイル溜め部材を前記下蓋に外嵌して、前記マグネットワッシャの磁力により磁着させて取着した調理用フィルタである。
本考案の第3の形態は、第1又は第2の形態において、前記オイル溜め部材の中央部を上向き凸状に形成して、前記中央部の周辺を前記オイル溜め部とした調理用フィルタである。
本考案の第4の形態は、第2又は第3の形態において、一端が前記排気フードに係止され、下端が前記中空部を通じて前記オイル溜め部材に連結された吊下げ部材を有し、前記マグネットワッシャによる前記磁着を解除して前記組付状態のまま前記排気フードから脱離したとき、前記組付られた前記フィルタ部材、前記上蓋、前記下蓋、及び前記下蓋に前記磁着された前記オイル溜め部材を前記吊下げ部材により吊支する調理用フィルタである。
本考案の第5の形態は、第1〜第4のいずれかの形態において、前記フィルタ部材は、前記中空部を円弧状に囲むフィルタ材を配置した円筒形状を有し、前記スペーサは前記フィルタ材に挿入される調理用フィルタである。
本考案の第6の形態は、第5の形態において、前記フィルタ材の内外側面が内周網体及び外周網体により形成され、前記内周網体と前記外周網体の間の空間に金属細線を充填し、前記スペーサを前記金属細線の充填内部に介挿した調理用フィルタである。
本考案の第7の形態は、第1〜第6のいずれかの形態において、前記マグネットワッシャはネオジム磁石からなる調理用フィルタである。
本考案の第8の形態は、第1〜第7のいずれかの形態において、前記雄螺子が皿螺子であり、且つ前記マグネットワッシャは前記皿螺子の挿通孔と皿螺子用皿部を一端面に形成した円板状ワッシャである調理用フィルタである。
本考案の第9の形態は、第1〜第8のいずれかの形態において、前記上蓋及び前記下蓋の前記取付孔の周囲に凹部を形成し、前記マグネットワッシャを前記凹部に嵌入させた調理用フィルタである。
本考案の第10の形態は、第1〜第9のいずれかの形態において、前記スペーサが強磁性体金属により形成された調理用フィルタである。
本考案の第11の形態は、第1〜第10のいずれかの形態において、前記上蓋及び前記下蓋は非磁性体から構成された調理用フィルタである。
本考案の第12の形態は、第1〜第11のいずれかの形態に係る調理用フィルタをフード内面に前記磁着させて装着した排気フードと、前記調理用フィルタの下部に取着されたオイル溜め部材と、前記排気フードの排気口に連通した排気ダクトを介して、前記排気フードの吸気口より油煙を吸引する吸引装置とを備え、
前記吸引装置により前記吸気口から吸い込んだ油煙中の油分を前記調理用フィルタにより除去した後、排ガスを前記排気口に排出させ、前記除去油分を前記オイル溜め部材に落下、回収させる調理用排気装置である。
本考案の第1の形態によれば、前記フィルタ部材の上下面に、前記上蓋及び前記下蓋を被せて覆い、前記取付孔に前記マグネットワッシャを介して雄螺子を挿入して、前記スペーサの前記雌螺子部に螺着することにより、前記フィルタ部材の前記上下面が前記上蓋及び前記下蓋により挟着されて組付られるフィルタ組付構造を具備し、しかも前記排気フードを強磁性体金属により形成し、前記組付状態で前記マグネットワッシャの磁力により前記上蓋を前記排気フードの内面に磁着させて、前記吸気口より吸い込んだ油煙を前記フィルタ部材の側面から前記中空部を通じて前記排気口に排出させるので、前記組付状態のまま前記排気フードの内面に磁着された前記上蓋を分離するだけで、簡単に前記排気フードからフィルタの取り外し作業を行え、逆に取着時にも前記組付状態のまま前記排気フードの内面に前記上蓋を磁着させるだけで、簡単に取り付けることができる。従って、前記排気フードへの取着・取外しに際して、前記組付状態のまま前記フィルタ部材を取り扱うことができるため、前記排気フード内部でビスの取り外しを行う面倒な作業したりせずに済み、作業者の手指や衣類に回収油分や塵埃が付着することなくフィルタ清掃作業を円滑に行うことができる。
本考案の第2の形態によれば、前記マグネットワッシャの磁力を利用して前記下蓋に磁着された前記オイル溜め部材を前記下蓋から分離することにより、前記オイル溜め部材を簡易に脱離できるので、前記オイル溜め部材をビス止めする場合と比べて、螺着ないし解除の操作が不要であり、前記オイル溜め部材に溜まった油分の廃棄を速やかに行え、しかも再度、清掃済みフィルタを取り付ける際にも前記オイル溜め部材を前記下蓋に磁着させるだけでワンタッチで取着でき、前記オイル溜め部材の清掃及び復帰処置を円滑に行うことができる。
なお、前記上蓋及び前記下蓋も強磁性体金属により形成して磁着可能にすれば、前記マグネットワッシャによる前記磁着領域を拡大できるので、細かな位置合わせをしなくとも前記フィルタの取着ないし組立をより簡易に行うことができる。強磁性体金属材料としては、鉄、鋼、あるいはニッケルやコバルトを含む鉄合金等を使用することができる。
前記オイル溜め部材の外観形状が大きくすると、前記排気フードよりはみ出して美観上好ましくなく、特に、前記オイル溜め部を皿状にフィルタ下方に突出させたオイル溜め部材を用いると、前記組付状態のまま取り外したフィルタを不安定な状態で床面等に載置することになって、汚れた油成分が漏れ出るおそれを生ずる。そこで、本考案の第3の形態によれば、前記オイル溜め部材の中央部を上向き凸状に形成して、前記中央部の周辺を前記オイル溜め部としたので、前記組付状態のままフィルタを前記排気フードから取り外した状態では、フィルタ下部の前記オイル溜め部による突出部がなく、安定した状態で床面等に載置することができ、溜まったオイルの回収、廃棄を円滑に行うことができる。
本考案の第4の形態によれば、前記マグネットワッシャによる前記磁着を解除して前記組付状態のまま前記フィルタを前記排気フードから脱離したとき、前記組付状態の前記フィルタ全体を前記吊下げ部材により吊支するので、取外しの際に前記組付られた前記フィルタを落下させて、周囲に除去油分を撒き散らしたりすることなく、前記フィルタの脱離作業を安全に行うことができる。勿論、前記組付状態の前記フィルタを前記排気フードに取着する際にも、前記吊下げ部材による吊支によって、手を滑らして前記フィルタを落下させてしまうことも防止することができる。
本考案の第5の形態によれば、前記スペーサは円筒形状の前記フィルタ材に挿入されるので、前記排気フードに外力や衝撃が加えられても、前記上蓋及び前記下蓋により挟着された前記フィルタ材が位置ずれしたり動いたりすることなく安定して保持することができる。
本考案の第6の形態によれば、前記フィルタ材の内外側面が内周網体及び外周網体により形成され、前記内周網体と前記外周網体の間の空間に金属細線を充填し、前記スペーサを前記金属細線の充填内部に介挿するので、前記スペーサによって前記金属細線を安定保持しながら、前記吸気口より吸い込んだ油煙を前記内周網体及び前記外周網体から前記金属細線の充填物を通じて前記排気口に排出させて、油成分を効率的に除去し前記オイル溜め部材に落下、回収させることができる。
前記マグネットワッシャの磁石材には、前記フィルタ材を吸着保持する十分な磁力を備えた永久磁石を使用するのが好ましい。特に、本考案の第7の形態によれば、前記マグネットワッシャは強力な磁力を備えたネオジム磁石からなるので、少なくとも2個所以上に前記マグネットワッシャを配設するだけで前記上蓋を前記排気フードに磁着させることができ、部品点数を増やすくことなく、安価且つコンパクトにフィルタ取着構造を構成することができる。
本考案の第8の形態によれば、前記雄螺子が皿螺子であり、且つ前記マグネットワッシャは前記皿螺子の挿通孔と皿螺子用皿部を一端面に形成した円板状ワッシャであるので、皿螺子の前記雄螺子により前記円板状ワッシャを介して前記スペーサの前記雌螺子部に螺着したとき、前記皿螺子の頭部が突出しないように前記皿螺子用皿部に収設して、前記上蓋の前記排気フードの内面への磁着を安定して行うことができる。
本考案の第9の形態によれば、前記上蓋及び前記下蓋の前記取付孔の周囲に凹部を形成し、前記マグネットワッシャを前記凹部に嵌入させたので、前記マグネットワッシャの位置決めを簡単且つ確実に行え、前記組付作業を簡易に行うことができる。
本考案の第10の形態によれば、前記スペーサが強磁性体金属により形成されているので、前記マグネットワッシャの磁力を受けて、前記フィルタ部材のスペーサ介挿位置にセットしやすくなり、前記雄螺子を挿入して前記雌螺子部に螺着する作業を円滑に行うことができる。
本考案の第11の形態によれば、前記上蓋及び前記下蓋は、合成樹脂等の非磁性体から構成されているので、例えば、前記上蓋及び前記下蓋を樹脂化して、フィルタ全体を軽量化でき、更に安価に製造できる利点が得られる。
本考案の第12の形態によれば、第1〜第11のいずれかの形態に係る調理用フィルタをフード内面に前記磁着させて装着した排気フードを使用することにより、作業者の手指や衣類に回収油分や塵埃が付着したりせずに、前記調理用フィルタを簡単に取外しないし分解作業が行え、円滑にフィルタ清掃作業を行うことのできる調理用排気装置を実現することができる。
本考案の一実施形態である排気装置の概略構成図である。 前記排気装置に用いる排気フード1及び調理用フィルタ2の外観斜視図である。 排気フード1及び調理用フィルタ2の分離説明図である。 調理用フィルタ2の分解斜視図である。 調理用フィルタ2を組み付けた組付状態で排気フード1に装着したときの装着断面図である。 図5の装着断面の部分拡大図である。 排気フード1の排気筒部30に溶着された引掛金具33と、オイル溜め部材3に突設された引掛部材36を示す外観斜視図である。 調理用フィルタ2の吊下状態を示す外観斜視図である。
本考案の実施形態に係る調理用フィルタ2及びそれを用いた排気装置を図面を参照して以下に説明する。
図1は調理用フィルタ2を用いた排気装置の概略構成を示す。
この排気装置は、排気フード1と、吸引ファン12を内蔵した吸引装置4と、排気フード1の排気口15と吸引装置4の吸引口とを連通させる排気管5、6を有する。排気フード1には調理用フィルタ2が装着され、吸引装置4には、調理用フィルタ2を通過した空気を外部に排出する排出管13が設けられている。
排気フード1は例えば、食卓テーブル8上に設置した調理コンロ7の上方に対向して配設される。食卓テーブル8を囲んで椅子9に着席している食事中の人物10、11が調理コンロ7の調理により発生した油煙29を吸い込まないように、吸引装置4の吸引作動によって排気フード1を通じて吸引し、排気管5、6を経て排出管13より排出される。
図2は本実施形態に係る排気装置に設けた排気フード1及び調理用フィルタ2を示す。
排気フード1は下方に開口した吸気口14を備えた、略円筒皿形のフード形態を有する。排気フード1の上部中央には排気口15が穿設されており、排気口15の外側に排気筒部30が突設され、排気筒部30には排気管5が嵌着されて連結され、排気筒部30を介して排気口15は排気管5に連通している。排気口15の周囲には平坦面で形成されたリング状段差部16が凹設されている。排気フード1には強磁性体金属の鉄材が使用され、板金加工により前記フード形態を構成している。
図3は排気フード1及び調理用フィルタ2の分離説明図である。
調理用フィルタ2は排気フード1の内側に脱着自在に装着され、吸引装置4により吸気口14より吸い込んだ油煙中の油分や塵埃を除去した後、排ガスを排気口15に排出させ、除去油分を、フィルタ下部に取着されたオイル溜め部材3に落下、回収させる。
図4は調理用フィルタ2の分解斜視図である。
調理用フィルタ2は、排気口15に連通した中空部43を備えた筒状フィルタ部材42と、中空部43に対向する開口部19aを備えてフィルタ部材42の上面を覆うリング状上蓋19と、中空部43に対向する開口部20aを備えてフィルタ部材42の下面を覆うリング状下蓋20からなる。リング状下蓋20の下面にはオイル溜め部材3が脱着自在に取着される。
フィルタ部材42は、中空部43をドーナツ状に囲むフィルタ材からなる。このフィルタ材は、内外側面を形成する内周網体18及び外周網体17と、内周網体18と外周網体17の間の空間に充填された金属細線22を備える。上蓋19、下蓋20、内周網体18、外周網体17及び金属細線22には錆びにくいSUS材が使用されている。
上蓋19は、下向きに起立形成された内周縁部19bと外周縁部19cからなり、内周縁部19bと外周縁部19cの間に、内周網体18、外周網体17及び金属細線22により形成されたフィルタ部材42の上部が挿着される。下蓋20は、後述の図5に示すように、上向きに起立形成された内周縁部20bと外周縁部20cからなり、内周縁部20bと外周縁部20cの間に、内周網体18、外周網体17及び金属細線22により形成されたフィルタ部材42の下部が挿着される。
上蓋19の内周縁部19bと外周縁部19cにより囲まれ、フィルタ部材42の上部が当接するリング状平坦面には、下向きに凹設されたビス用凹部24が点対称状に3箇所形成されている。凹部24の中央には組立用雄螺子25が挿通される取付孔26が穿設されている。凹部24の深さは雄螺子25の締着時に用いるマグネットワッシャ21の一部が嵌入する大きさに形成されている。
下蓋20においても、上蓋19と同様に、内周縁部20bと外周縁部20cにより囲まれ、フィルタ部材42の下部が当接するリング状平坦面には、上向きに凹設されたビス用凹部27が点対称状に3箇所形成されている。凹部27の中央には組立用雄螺子25が挿通される取付孔28が穿設されている。凹部27の深さは雄螺子25の締結時に用いるマグネットワッシャ21の一部が嵌入する大きさに形成されている。
フィルタ部材42の上下面の間、即ち、内周網体18と外周網体17の間の空間に充填された金属細線22の充填内部には、両端部に雌螺子部が形成された組付用棒状スペーサ23が介挿されている。雄螺子25及びスペーサ23には鉄材が使用され、また、これらにはSUS材を使用してもよい。雄螺子25は皿螺子からなる。マグネットワッシャ21は強力な磁力を備えたネオジム磁石からなる。このネオジム磁石製マグネットワッシャ21は、皿螺子の挿通孔と皿螺子用皿部が一端面に形成された円板状ワッシャである。
図5は調理用フィルタ2を組み付けた組付状態で排気フード1に装着したときの装着断面を示す。図6はその装着断面の部分拡大図である。
オイル溜め部材3は、中央部を上向き凸状に形成した円板形状を備え、中央部の頂部から円形外周縁41にかけて形成された凹所39を有する。凹所39は、フィルタ部材42により捕集された油分を溜めるオイル溜め部を構成している。外周縁41の内周は下蓋20の外周縁部20cに外嵌される大きさを有する。オイル溜め部材3には鉄材等の強磁性体金属が使用されている。
上記構成の調理用フィルタ2の組付作業は次のようにして行われる。即ち、図5及び図6に示すように、内周網体18と外周網体17の間に金属細線22を充填したフィルタ部材42の上下面に上蓋19及び下蓋20を被せて、上蓋19及び下蓋20の各取付孔26、28にマグネットワッシャ21を介して雄螺子25を挿入し、また金属細線22の充填内部にスペーサ23を挿入して、スペーサ23の雌螺子部に雄螺子25を螺着して、フィルタ部材42を上蓋19及び下蓋20により挟着して組付を完了する。オイル溜め部材3は、下蓋20に外周縁41で外嵌して、マグネットワッシャ21の磁力によりフィルタ部材42下部に磁着される。
排気フード1への調理用フィルタ2の取着は、前記組付状態でマグネットワッシャ21の磁力により上蓋19を排気フード1内面の段差部16の平坦面に磁着させることにより簡単に行うことができる。
調理用フィルタ2を排気フード1に装着した、本実施形態に係る排気装置によれば、図1に示したように、調理コンロ7の上方に対向して排気フード1を配設したとき、調理コンロ7の調理により発生した油煙29が、吸引装置4の吸引作動によって、吸気口14より吸い込んだ油煙29を調理用フィルタ2の側面から中空部43を通じて排気口15に排出させることができる。調理用フィルタ2を油煙29が通過するとき、油煙中の油分、塵埃、水分等が網体や金属細線22のフィルタ作用により除去される。除去された油分等は液滴となって、フィルタ下部に取着されたオイル溜め部材3に落下し、凹所39のオイル溜め部に堆積していく。
前記組付状態において、スペーサ23が金属細線22の充填物内に挿入されているので、排気フード1に外力や衝撃が加えられても、上蓋19及び下蓋20により挟着された金属細線22が位置ずれしたり動いたりすることなく安定して保持することができる。従って、スペーサ23によって金属細線22を安定保持しながら、吸気口14より吸い込んだ油煙29を内周網体18及び外周網体17から金属細線22の充填物を通じて排気口15に排出させて、油成分を効率的に除去しオイル溜め部材3に落下、回収させることができる。
調理用フィルタ2を清掃するときには、前記組付状態のまま段差部16に磁着された上蓋19を段差部16から分離すると共に、後述の吊下げワイヤ31の吊支を解除するだけで、簡単に排気フード1から取り外すことができる。従って、取外しの際に、調理用フィルタ2を前記組付状態まま取り扱えるので、排気フード1内部でビスの取り外しを行う面倒な作業したりせずに済み、作業者の手指や衣類に回収油分や塵埃が付着することなくフィルタ清掃作業を円滑に行うことができる。
凹所39のオイル溜め部に堆積した油分等を回収、除去するときには、マグネットワッシャ21の磁力を利用してフィルタ部材42下部に磁着されたオイル溜め部材3を下蓋20から分離することにより、オイル溜め部材3を簡易に脱離できるので、オイル溜め部材3をビス止めする場合と比べて、螺着ないし解除の操作が不要であり、オイル溜め部材3に溜まった油分の廃棄を速やかに行え、しかも再度、清掃済みフィルタを取り付ける際にもオイル溜め部材3をフィルタ部材42下部に磁着させるだけでワンタッチで取着でき、オイル溜め部材3の清掃及び復帰処置を円滑に行うことができる。
特に、本実施形態においては、オイル溜め部材3の中央部を上向き凸状に形成して、中央部の周辺の凹所39をオイル溜め部としたので、前記組付状態のまま調理用フィルタ2を排気フード1から取り外した状態では、オイル溜め部による突出部がなく、安定した状態で床面等に載置することができ、溜まったオイルの回収、廃棄を円滑に行うことができる。つまり、オイル溜め部材3の外観形状を吸気口14より食み出るくらい大きくすると、排気フード1の美観上好ましくなく、特に、オイル溜め部を皿状にフィルタ下方に突出させてしまうと、前記組付状態のまま取り外したフィルタを不安定な状態で床面等に載置することになって、汚れた油成分が漏れ出るおそれを生ずる。
マグネットワッシャ21に強力な磁力を備えたネオジム磁石を使用することにより、調理用フィルタ2の軽量化を図れば、対角線上に1組配設するだけでも調理用フィルタ2を排気フード1に磁着、取着させ、部品点数を増やすくことなく、安価且つコンパクトに構成することができる。
また、マグネットワッシャ21に強力な磁力を備えたネオジム磁石を使用しているので、上蓋19及び下蓋20が磁性体か否かにかかわらず調理用フィルタ2を磁着することができる。従って、上蓋19及び下蓋20を樹脂化して、フィルタ全体を軽量化することも可能になり、調理用フィルタを安価に製造できる利点が得られる。反対に、上蓋19及び下蓋20も強磁性体金属により形成して磁着可能にしてもよく、その場合にはマグネットワッシャ21による磁着領域を拡大することができるので、細かな位置合わせをしなくともフィルタの取着ないし組立をより簡易に行うことができる。
皿螺子用皿部を一端面に形成されたマグネットワッシャ21を使用しているので、皿螺子の雄螺子25によりスペーサ23の前記雌螺子部に螺着したとき、皿螺子の頭部が突出しないように前記皿螺子用皿部に収設して、上蓋19の段差部16への磁着を安定して行うことができる。また、上蓋19及び下蓋20の取付孔26の周囲に設けた凹部24にマグネットワッシャ21を嵌入させることにより、マグネットワッシャ21の位置決めを簡単且つ確実に行うことができるので組付作業を簡易に行うことができる。特に、スペーサ23が鉄材であるので、マグネットワッシャ21の磁力を受けて、金属細線22の充填内部のスペーサ介挿位置にセットしやすく、スペーサ23に対する雄螺子25の螺着を円滑に行うことができる。
図7は排気フード1の排気筒部30にスポット溶接により溶着された引掛金具33と、オイル溜め部材3の中央部に突設された引掛部材36を示す。
図7の(7A)に示すように、引掛金具33は吊下げワイヤ31の上端リング部32に係着されたフック金具35が係止される引掛凸部34を有する。同図(7B)に示すように、引掛部材36はオイル溜め部材3の中央部の一部37を切り欠いて上向きに凸設して形成され、吊下げワイヤ31の下端リング部40に係着されたフック金具38が係止される。図3に示すように、吊下げワイヤ31の一端側のフック金具35が引掛凸部34に係止され、且つ、吊下げワイヤ31は中空部43を通過して、他端側のフック金具38が引掛部材36に係止されている。
図8は調理用フィルタ2の吊下状態を示す外観斜視図である。
調理用フィルタ2は、吊下げワイヤ31の吊支により排気フード1から完全分離しないように連結されている。即ち、調理用フィルタ2を排気フード1から取り外す際、マグネットワッシャ21による磁着を解除して前記組付状態のまま調理用フィルタ2を排気フード1から脱離したときには、前記組付状態にあるフィルタ全体を吊下げワイヤ31により吊支するので、取外しの際に調理用フィルタ2を落下させて、周囲に除去油分を撒き散らしたりすることなく、フィルタ脱離作業を安全に行うことができる。フック金具38の引掛部材36に対する係止を解除することにより、調理用フィルタ2を排気フード1から完全に分離することができる。勿論、調理用フィルタ2を排気フード1に取着する際にも、あらかじめフック金具38を引掛部材36に係止させて吊下げワイヤ31により吊支しておけば、手を滑らして調理用フィルタ2を落下させてしまうことも防止することができる。
尚、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の技術的思想を逸脱しない範囲における種々変形例、設計変更などをその技術的範囲内に包含するものであることは云うまでもない。
本考案によれば、店舗あるいは家庭内において使用され、フィルタ清掃を手指を汚さず簡易且つ円滑に行える調理用フィルタ及びそれを用いた調理用排気装置を提供することができる。
1 排気フード
2 調理用フィルタ
3 オイル溜め部材
4 吸引装置
5 排気管
6 排気管
7 調理コンロ
8 食卓テーブル
9 椅子
10 人物
11 人物
12 吸引ファン
13 排出管
14 吸気口
15 排気口
16 段差部
17 外周網体
18 内周網体
19 上蓋
19a 開口部
19b 内周縁部
19c 外周縁部
20 下蓋
20a 開口部
20b 内周縁部
20c 外周縁部
21 マグネットワッシャ
22 金属細線
23 スペーサ
24 凹部
25 雄螺子
26 取付孔
27 凹部
28 取付孔
29 油煙
30 排気筒部
31 吊下げワイヤ
32 上端リング部
33 引掛金具
34 引掛凸部
35 フック金具
36 引掛部材
37 一部
38 フック金具
39 凹所
40 下端リング部
41 外周縁
42 フィルタ部材
43 中空部

Claims (12)

  1. 吸気口と排気口を有する排気フードの内側に装着され、前記吸気口より吸い込んだ油煙中の油分を除去した後、排ガスを前記排気口に排出させ、前記除去油分を、フィルタ下部に取着されたオイル溜め部材に落下、回収させるフィルタにおいて、前記排気口に連通した中空部を備えた筒状フィルタ部材と、前記中空部に対向する開口部を備えて前記フィルタ部材の上面を覆う上蓋と、前記中空部に対向する開口部を備えて前記フィルタ部材の下面を覆う下蓋とを有し、前記上蓋及び前記下蓋に複数個の取付孔を穿設し、前記フィルタ部材の上下面の間に、両端部に雌螺子部が形成されたスペーサを介挿し、前記上蓋及び前記下蓋の前記取付孔にマグネットワッシャを介して雄螺子を挿入し、前記スペーサの前記雌螺子部に螺着して、前記フィルタ部材の前記上下面が前記上蓋及び前記下蓋により挟着されて組付られ、前記排気フードを強磁性体金属により形成し、前記組付状態で前記マグネットワッシャの磁力により前記上蓋を前記排気フードの内面に磁着させて、前記吸気口より吸い込んだ油煙を前記筒状フィルタ部材の側面から前記中空部を通じて前記排気口に排出させることを特徴とする調理用フィルタ。
  2. 前記オイル溜め部材を強磁性体金属により形成し、前記オイル溜め部材を前記下蓋に外嵌して、前記マグネットワッシャの磁力により磁着させて取着した請求項1に記載の調理用フィルタ。
  3. 前記オイル溜め部材の中央部を上向き凸状に形成して、前記中央部の周辺を前記オイル溜め部とした請求項1又は2に記載の調理用フィルタ。
  4. 一端が前記排気フードに係止され、下端が前記中空部を通じて前記オイル溜め部材に連結された吊下げ部材を有し、前記マグネットワッシャによる前記磁着を解除して前記組付状態のまま前記排気フードから脱離したとき、前記組付られた前記フィルタ部材、前記上蓋、前記下蓋、及び前記下蓋に前記磁着された前記オイル溜め部材を前記吊下げ部材により吊支する請求項2又は3に記載の調理用フィルタ。
  5. 前記フィルタ部材は、前記中空部を円弧状に囲むフィルタ材を配置した円筒形状を有し、前記スペーサは前記フィルタ材に挿入される請求項1〜4のいずれかに記載の調理用フィルタ。
  6. 前記フィルタ材の内外側面が内周網体及び外周網体により形成され、前記内周網体と前記外周網体の間の空間に金属細線を充填し、前記スペーサを前記金属細線の充填内部に介挿した請求項5に記載の調理用フィルタ。
  7. 前記マグネットワッシャはネオジム磁石からなる請求項1〜6のいずれかに記載の調理用フィルタ。
  8. 前記雄螺子が皿螺子であり、且つ前記マグネットワッシャは前記皿螺子の挿通孔と皿螺子用皿部を一端面に形成した円板状ワッシャである請求項1〜7のいずれかに記載の調理用フィルタ。
  9. 前記上蓋及び前記下蓋の前記取付孔の周囲に凹部を形成し、前記マグネットワッシャを前記凹部に嵌入させた請求項1〜8のいずれかに記載の調理用フィルタ。
  10. 前記スペーサが強磁性体金属により形成された請求項1〜9のいずれかに記載の調理用フィルタ。
  11. 前記上蓋及び前記下蓋は非磁性体から構成された請求項1〜10のいずれかに記載の調理用フィルタ。
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載の調理用フィルタをフード内面に前記磁着させて装着した排気フードと、前記調理用フィルタの下部に取着されたオイル溜め部材と、前記排気フードの排気口に連通した排気ダクトを介して、前記排気フードの吸気口より油煙を吸引する吸引装置とを備え、前記吸引装置により前記吸気口から吸い込んだ油煙中の油分を前記調理用フィルタにより除去した後、排ガスを前記排気口に排出させ、前記除去油分を前記オイル溜め部材に落下、回収させることを特徴とする調理用排気装置。
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