JP3150794U

JP3150794U - ワイヤ−ハ−ネス点検装置

Info

Publication number: JP3150794U
Application number: JP2009000830U
Authority: JP
Inventors: 末好香西
Original assignee: 末好香西
Priority date: 2009-02-19
Filing date: 2009-02-19
Publication date: 2009-06-04
Anticipated expiration: 2019-02-19

Abstract

【課題】自動車のワイヤーハーネスの断線、誤配線等を点検する検査装置を提供する。【解決手段】ランプ１と、前記ランプ１のもう一方の端子に接続されたランプ２と、ランプ１とランプ２が接続された点に接続されたボリューム３と前記ボリューム３のランプ１及びランプ２の接点に接続された端子と反対側の端子にベース端子を接続し、エミッタ端子はバッテリーの−端子８に接続され、コレクター端子はブザー４に接続されたトランジスタ５と前記トランジスタ５のコレクタ端子に一方の端子を接続されているブザー４とを備えたことを特徴とする。【選択図】図１

Description

自動車のワイヤーハ−ネスの断線、誤配線等を点検する検査装置に関する。

自動車のワイヤーハ−ネスの点検を行うには、サーキットテスタにて電圧を測定する、またはテストランプによるランプの点灯による目視確認を行っていた。

しかしながら従来のワイヤーハーネス点検装置では、自動車のワイヤ−ハ−ネスの断線、誤配線等を点検する場合において、サーキットテスタによる電圧測定で点検を行うため、サーキットテスタの電圧計が０Ｖを指している場合でも、当該ワイヤーハーネスの点検を行う自動車のバッテリー電源が切れて０Ｖなのか、それとも点検を行う自動車のボデーア−スにコントロールされていて０Ｖなのか、複数の原因が存在するため、原因を判定する判断をまちがってしまう。又、当該ワイヤーハーネスの点検箇所とサーキットテスタの測定箇所がはなれている場合には、他の人の目視による確認によって当該ワイヤーハーネスの点検を行っていた。そのため当該自動車のワイヤーハ−ネスの点検整備を行う時間が多くかかってしまうという課題を有していた。

上記記載の課題を解決するために本考案のワイヤーハ−ネス点検装置は、自動車のワイヤーハ−ネスの断線、誤配線等について点検を行う場合において、電源の＋端子に接続されたランプＡと、前記ランプＡのもう一方の端子に接続されたランプＢと、前記ランプＡと前記ランプＢが接続された点に接続されたボリュームと、前記ボリュームの前記ランプＡ及び前記ランプＢの接点に接続された端子とは反対側の端子にベース端子を接続し、前記電源の−端子に抵抗を介してエミッタ端子を接続し、コレクター端子はブザーに接続したトランジスタと、前記トランジスタのコレクタ端子に一方の端子を接続されている前記ブザーとを備えたものである。

以上のように、本考案のワイヤ−ハ−ネス点検装置によれば、自動車の非点検ハ−ネスを本考案のワイヤ−ハ−ネス点検装置に接続する事により前記自動車のバッテリー電源が加えられているのか、又点検車両のボデ−ア−スにコントロールされているのかをすばやく判断できることとなる。

また、本考案のワイヤーハ−ネス点検装置を使用する事により、ハ−ネスの導通テストも離れた場所からであってもテストランプなどで点検ハ−ネスに負荷をくわえる事によってワイヤーハーネス点検装置に取りつけてあるブザーの音量を変化させることができ、この音量の変化によって点検結果を確認する事ができるものである。

また、サーキットテスターなので電圧測定するのではなく、非点検ハ−ネスに本考案のワイヤーハ−ネス点検装置を接続する事によって非点検ハ−ネスに低電圧が加えられ、その電圧の変化によりランプＡ及びランプＢの明るさ、またはブザーによる音量によって判断するものであり、その結果ハ−ネスの導通テスト、＋電源、−アースの３通りのテスト確認が本考案のワイヤ−ハ−ネス点検装置を接続したまま同時に判断できるものである。

また、本考案のワイヤーハーネス点検装置に取りつけてあるブザーにより離れている場所からも音による判断ができるため、他の人に目視してもらう必要がなくなり非点検ハ−ネスの整備の時間を短縮することができるものである。

本考案のワイヤ−ハ−ネス点検装置のシステムを表す図本考案の実施の形態を表す自動車のパワーウインドモ−タハ−ネスのシステムの回路図

以下、図面を参照して本考案の実施の形態に係るワイヤ−ハ−ネス点検装置について説明する。尚、各図において、同一部分には同一符号を付している。

図１は本考案の実施の形態に係るワイヤ−ハ−ネス点検装置システムの概略を表す図であり、図２は本考案の実施の形態をに係る自動車のパワーウインドシステテムの回路図を表す図である。以下その測定動作について図１、図２を用いて説明する。

図２に示す自動車のパワーウインドモ−タハ−ネスについて点検を行う場合、まず図１に記載されているワイヤ−ハ−ネス点検装置の非点検ハーネス接続端子９を、図２に示す点検を行う自動車のパワーウインドハ−ネスの接続カプラＡ１２もしくは接続カプラＢ１１に接続し、ワイヤ−ハーネス点検装置のバッテリー＋端子７とバッテリー−端子８をそれぞれ自動車のバッテリーの＋及び−端子に接続する。この時ワイヤーハ−ネス点検装置に取りつけてあるブザー４の音量をボリューム３の中間ぐらいの音量に調整する。

ここでまず、非点検ハーネスであるパワ−ウインドハ−ネスＡ１５及びパワ−ウインドハ−ネスＣ１７について、断線、誤配線等の点検を行う場合について以下説明する。
ワイヤ−ハ−ネス点検装置の非点検ハーネス接続端子９を図２に示すパワ−ウインドハ−ネスＡ１５の接続カプラＡ１２に接続する。パワーウインドハ−ネスＡ１５が正常であればワイヤ−ハ−ネス点検装置に取りつけてあるブザー４の音がしなくなり、ランプＡ１が明るくなってランプＢ２がきえる。

これによりパワーウインドハ−ネスＡ１５はボデア−スにコントロールされていることが判別できる。又、助手席側パワーウインドスイッチ１３もしくは運転席側にある助手席のパワーウインドスイッチ１４それぞれのパワーウインドスイッチを作動させる事によりワイヤーハーネス点検装置のブザー４の音が大きくなりランプＡ１が消えランプＢ２が明るく点灯する事で電源電圧が＋電源に切り変わったことを判別することができる。

又、ワイヤ−ハーネス点検装置のブザー４の音に変化がなかった場合、そしてランプＡ１とランプＢ２の明るさがかわらなかった場合には、ハ−ネスの断線又は助手席側パワーウインドスイッチ１３もしくは運転席側にある助手席のパワーウインドスイッチ１４の不良が考えられる。

以下、非点検ハーネスであるパワ−ウインドハ−ネスＢ１６及びパワ−ウインドハ−ネスＤ１８について、断線、誤配線等の点検を行う場合についても、ワイヤ−ハ−ネス点検装置の非点検ハーネス接続端子９を図２に示す接続カプラＢ１１に接続し、上記パワ−ウインドハ−ネスＡ１５及びパワ−ウインドハ−ネスＣ１７の場合と同様の点検を行うことによって上記と同様の判別結果を得ることができる。

このように異常がでれば、テストランプなどで非点検ハ−ネスに負荷を加え、ブザー４の音を聞き取りなから非点検ハーネスの断線もしくはパワーウインドスイッチの点検を行うことができるものである。

１ランプＡ
２ランプＢ
３ボリューム
４ブザー
５トランジスタ
６抵抗
７バッテリー＋端子
８バッテリー−端子
９非点検ハーネス接続端子
１１接続カプラＡ
１２接続カプラＢ
１３助手席側パワーウインドスイッチ
１４運転席側にある助手席のパワーウインドスイッチ
１５パワ−ウインドハ−ネスＡ
１６パワ−ウインドハ−ネスＢ
１７パワ−ウインドハ−ネスＣ
１８パワ−ウインドハ−ネスＤ

Claims

自動車のワイヤーハ−ネスの断線、誤配線等について点検を行う場合において、電源の＋端子に接続されたランプＡと、前記ランプＡのもう一方の端子に接続されたランプＢと、前記ランプＡと前記ランプＢが接続された点に接続されたボリュームと、前記ボリュームの前記ランプＡ及び前記ランプＢの接点に接続された端子とは反対側の端子にベース端子を接続し、前記電源の−端子に抵抗を介してエミッタ端子を接続し、コレクター端子はブザーに接続したトランジスタと、前記トランジスタのコレクタ端子に一方の端子を接続されている前記ブザーとを備えたことを特徴とするワイヤ−ハ−ネス点検装置。