JP3150544B2 - ダストプレス装置 - Google Patents

ダストプレス装置

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JP3150544B2 JP22557894A JP22557894A JP3150544B2 JP 3150544 B2 JP3150544 B2 JP 3150544B2 JP 22557894 A JP22557894 A JP 22557894A JP 22557894 A JP22557894 A JP 22557894A JP 3150544 B2 JP3150544 B2 JP 3150544B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、所定のダスト、例え
ば製本ラインの折丁の背面を切削する際に生じる紙ダス
ト等を集めて押し固めるダストプレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集塵装置の下部に横方向に伸びる
ダスト収容室を設け、このダスト収容室とその上部の集
塵部との間にシャッターを設けたプレス装置が知られて
いる。このシャッターを開くことによりダスト収容室に
ダストを収容し、そのシヤッターを閉じた後、横方向か
らシリンダを作動させて、粉体収容室内のダストを圧縮
成形し、その後、粉体収容室の一側部に設けられたゲー
トを開いて、その圧縮成形体を排出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の装置では、シヤッターが不可欠であり、加圧
部の構造が複雑である。また、プレス用のピストンの摺
動部に水平方向に開閉するシヤッターがあるため、ピス
トンとシヤッターとの気密性が損なわれ易く、調整が面
倒である。
【0004】また、水平方向に伸びる収容室へシヤッタ
ーを開いてダストを収容するのであるが、大量のダスト
を投入しにくい。
【0005】本発明の課題は、大量のダストを一度に押
し固めることが容易で、かつ、圧縮機構の構造も簡単な
ダストプレス装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のような要
素を含んで構成される、 ダストが空気の送風を伴って集められる集塵部、 その集塵部に隣接して竪型形態で設けられ、上部に
設けられた入口部からダストを受け入れてプレスのため
に収容するプレス用ケーシング、 集塵部の下部からプレス用ケーシングの入口部まで
上方に伸び、その集塵部内のダストを搬送して、プレス
用ケーシング内に投入するコンベヤ、 そのプレス用ケーシングに収容されたダストを下方
にプレスする上下方向の加圧機構、 プレス用ケーシングの下部に設けられ、そのプレス
後のダスト成形体を排出する開閉式の排出部。
【0007】このようなダストプレス装置は、製本用バ
インダと組み合せることができる。すなわち、製本用バ
インダにおいて、折丁の背面を切削する切削装置と上記
集塵部とを、ダスト搬送通路でつなぐことができる。こ
の場合は、ダストプレス装置が、製本ラインの一環に組
み込まれたものとなる。
【0008】
【作用及び効果】本発明では、集塵部にダストが集めら
れ、そのダストは、集塵部の下部からコンベヤによって
上方に搬送され、プレス用ケーシングの上部からその内
部に落し込まれる。所定量のダストがそのケーシングに
蓄えられた後、そのダストを加圧機構が下方にプレス
し、押し固める。その後、プレス用ケーシングの下部の
排出部が開いて、押し固められたダスト成形体が排出さ
れる。
【0009】このように、集塵部の下からダストを取っ
てプレス用ケーシングに上から供給し、下方へ加圧して
下から排出するものであるため、ダストの搬送、供給、
プレス、排出の流れがスムーズである。また、加圧機構
とプレス用ケーシングとの摺動部にシヤッターが要らな
いため、構造が簡単で、加圧機構との調整も必要ない。
しかも、プレス用ケーシングに上から相当量のダストを
投入し、その自重による圧縮作用も利用して、充分な量
のダストを一挙に押し固めることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、その一実施例であるダストプレス装置
1を示すものである。この装置は、所定のダストを収容
する集塵部2、その下部から斜め上方に伸びるスクリュ
ーコンベヤ3、そのコンベヤ3の上端部に連結された竪
型のプレス用ケーシング4、このケーシング4の上部に
設けられた加圧機構としての油圧シリンダ5等を備えて
いる。これらがベース6上に支持され、ベース6は複数
のキャスタ7を備え、フロア上を移動可能となってい
る。
【0011】集塵部2は、図2に示すように、その水平
断面積が下方ほど小さくなるホッパ状に形成され、その
上部には下側からダクト8が接続されている。このダク
ト8の下側にブロワ9が設けられており、ブロワ9によ
り空気とともに吹き上げられるダストが集塵部2の内部
に供給され、その流れは集塵部2の上面にぶつかって斜
め下方に向きを変えられ、さらに上方へ反転してフィル
タ10に至る。フィルタ10は集塵部2内に形成された
隔壁部11に取り付けられ、上方に吹き上げられるダス
ト混じりの空気流のうち、空気のみがフィルタ10を通
過し、ダストはこれに捕獲されて、集塵部2の下部に順
次堆積する。フィルタ10の上部には排気用のブロワ1
2が設けられ、このブロワ12の排気口には、さらに細
かい塵を捕獲するフィルタ13が設けられていて、最終
的に清浄な空気がこのフィルタ13から外部へ吹き出さ
れる。
【0012】前述のスクリューコンベヤ3は、図1に示
すように集塵部2の最下部に位置して設けられ、そのコ
ンベヤ3の搬送筒14は集塵部2の外壁と一体的に形成
されている。この搬送筒14内にスクリュー軸15が収
容され、そのスクリュー軸15はスプロケット又はプー
リ16を介してモータ17等の駆動装置により駆動され
る。モータ17の出力軸と、スプロケット又はプーリ1
6とはチェーン又はベルト等の伝達手段18によりつな
がれている。
【0013】スクリューコンベヤ3は、集塵部2の下端
部から斜め上方に伸び、プレス用ケーシング4の上端部
に連結されている。プレス用ケーシング4は、集塵部2
とほぼ同様な高さを有し、その上側に前記油圧シリンダ
5が設けられている。図3に示すように、スクリューコ
ンベヤ3の搬送筒14は、ピストン21はプレス用ケー
シング4の上端部に形成された入口部20に接続され、
スクリューコンベヤ3により斜め上方に持ち上げられた
ダストは、この入口部20からプレス用ケーシング4内
へ落し込まれる。このプレス用ケーシング4内には、加
圧用のピストン21が上下方向に摺動可能に嵌合されて
いるが、加圧動作を行う時以外は、ピストン21はプレ
ス用ケーシング4の入口部20より上方に待機して、ダ
ストの落込みを可能としている。
【0014】プレス用ケーシング4の下端部には、押し
固めたダスト成形体を排出するための排出部(開口)2
2が形成されているが、この部分には、排出部22を開
閉する可動底板23が設けられている。この可動底板2
3は、プレス用ケーシング4に対して水平方向に摺動可
能に設けられ、側方に設けられた開閉シリンダ24に連
結されている。このシリンダ24により可動底板23
は、ダストDをプレス用ケーシング4に落し込む際、及
び加圧成形の際は閉じた状態に維持され、ダストDのプ
レス後、これを排出する際には開放されるようになって
いる。前述の油圧シリンダ5は、シリンダ制御装置25
によりその作動が制御されるが、図4に示すように、ダ
ストDを圧縮する伸長過程で、成形圧力が比較的低いス
トローク領域では速く下降し、成形圧力が一定以上にな
った以後は低速で加圧動作を行うように制御される。
【0015】以上のようなダストプレス装置1は、例え
ば図7に示すような製本用バインダ30の切削部31と
連結することができる。製本用バインダ30は丁合され
た折丁Sをクランプする複数のクランプ駒32を備え、
これが無限軌道に沿って巡回する過程で、例えば切削部
31により折丁Sの背面(下面)が図8のように切削さ
れ、さらに糊槽33でその背面に糊が付けられ、その
後、折丁Sの背面に表紙34が図9のように圧着され
て、冊子の中間製品35となる。これが一般には三方断
裁機にかけられて、最終的な冊子となる。
【0016】カッター装置(切削部)31による例えば
図8のような切削は、糊のまわりをよくするアジロ本を
作るために行われ、そこで切削屑(紙ダスト)が生ず
る。これが、例えば蛇腹状等のダスト搬送チューブ36
を経て、図2のダクト8から集塵部2内に供給される。
つまり、ダスト搬送チューブ36は、このダクト8と図
7の切削部31とをつなぐものとなる。
【0017】次に、以上のようなダストプレス装置の作
動を説明する。図2のように集塵部2内に空気流と共に
吹き込まれたダストDは、その集塵部2の下部に堆積
し、他方、空気はフィルタ10、ブロワ12、フィルタ
13を経て外部へ放出される。集塵部2の下部に体積し
たダストDはスクリューコンベア3の駆動により、図1
のようにプレス用ケーシング4の上部へと斜め上方へ搬
送され、図3のように入口部20からそのケーシング4
内に投入される。この際、その下部の可動底板23は閉
じられ、また加圧用のピストン21は入口部20より上
方に待機している。ケーシング4内に所定量のダストD
がたまると、図5のように、油圧シリンダ5の作動に基
づき、加圧用のピストン21が下降してダストDを下向
きに圧縮して押し固める。その圧縮成形が終了した時点
では、ダストは当初の体積から、例えば1/6程度に圧
縮された成形体となる。
【0018】そのような圧縮成形が終了すると、図6の
ように可動底板23がシリンダ24の作動により水平方
向にスライドして排出部22を開き、ダスト成形体Dは
排出部22からピストン21により押し出されてプレス
用ケーシング4から排出される。
【0019】このような1サイクルが終了すれば、ピス
トン21が上昇し、また可動底板23が閉じて初期の状
態に戻り、ケーシング4内にスクリューコンベア3から
再びダストDが落とし込まれ、以下同様なサイクルが繰
り返される。
【0020】なお、以上の実施例ではスクリューコンベ
ア3が斜め上方にダストを揚送するものであったが、真
上へリフトする構成、あるいは真上へリフトした後、水
平方向へ搬送する構成でもよい。また、コンベアとして
はスクリューコンベアに限らず、例えばバケットコンベ
アを用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるダストプレス装置の斜
視図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1のシリンダ用ケーシング及びスクリューコ
ンベアの縦断面図。
【図4】加圧用の油圧シリンダの制御特性を示すグラ
フ。
【図5】図3の作用説明図。
【図6】図5に続く作用説明図。
【図7】図1のダストプレス装置が接続可能な製本用バ
インダの概念図。
【図8】そのバインダにおける折丁切削パターンの一例
を示す説明図。
【図9】表紙付けの説明図。
【符号の説明】
1 ダストプレス装置 2 集塵部 3 スクリューコンベア 4 プレス用ケーシング 5 油圧シリンダ 8 ダクト 9、12 ブロワ 10、13 フィルタ 14 搬送筒 15 スクリュー軸 20 入口部 21 ピストン 22 排出部 23 可動底板 24 開閉シリンダ 30 製本用バインダ 31 切削部 36 ダスト搬送チューブ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダストを集めてプレスする装置であっ
    て、 ダストが空気の送風を伴って集められる集塵部と、 その集塵部に隣接して竪型形態で設けられ、上部に設け
    られた入口部から前記ダストを受け入れてプレスのため
    に収容するプレス用ケーシングと、 前記集塵部の下部から前記プレス用ケーシングの入口部
    まで上方に延び、その集塵部内のダストを搬送して前記
    プレス用ケーシング内に投入するコンベアと、 そのプレス用ケーシングに収容されたダストを下方にプ
    レスする上下方向の加圧機構と、 前記プレス用ケーシングの下部に設けられ、そのプレス
    後のダスト成形体を排出する開閉式の排出部と、 を含むことを特徴とするダストプレス装置。
  2. 【請求項2】 製本用バインダにおいて折丁の背面を切
    削する切削装置と前記集塵部とが、ダスト搬送通路でつ
    ながれている請求項1のダストプレス装置。
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