JP3150529U - 液滴形状測定装置、接触角測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特別な光源を不要とし、持ち運びが容易な液滴形状測定装置を提供する。【解決手段】固体基板70上と液滴80の形状を測定する液滴形状測定装置1であって、固体基板70が保持される試料台10と、試料台の上方に配置される液滴供給部20と、液滴80を固体基板70の面方向に沿って撮像する撮像装置30と、液滴80を基準として撮像装置30の反対側に配置される反射板40と、液滴80の少なくとも真上を覆う上面カバーを有することで、外光が液滴80を直接照らすことを抑制する液滴カバー装置50と、を備えるようにした。【選択図】図1

Description

本考案は、固体基板上に液滴を滴下して、この固体基板上の液滴の形状を測定する液滴形状測定装置に関するものである。
従来、固体基板と液滴の接触角を計測する手法として液滴法が用いられている。液滴法による計測を実現する為には、固定基板上の液滴の形状を測定する液滴形状測定装置を用いる必要がある。液滴形状測定装置の一種である接触角測定装置は、例えば、固定基板を保持する試料台、液滴を試料台に滴下する液滴供給部、液滴の水平方向背面側に配置されるLED等を用いた光源装置、液滴の水平方向正面側に配置されるCCDカメラ、このCCDカメラによって撮影された映像を解析して接触角を算出する映像解析装置等を備えている。
映像解析装置によって接触角を算出する場合、例えば図12に示されるように、まず液滴の輪郭Tを抽出して、その輪郭Tの切れ目によって固体基板との接点L,Rを判別する。この接点L,Rを結んだ線を、固体基板の表面Hと見なす。更に、接点L、Rにおいて輪郭Tが表面Hとなす角度を算出することで、正確な接触角を得る。
映像解析装置によって正確な接触角を得るには、液滴を明瞭に撮像して正確な輪郭Tを抽出する必要がある。従来、LED等を用いた光源装置によって、液滴を背面側から明るく照らすことで、液滴の輪郭を際立たせるようにしている。
特開2003−270117号公報 特開昭63−210748号公報
しかし、上記光源装置を用いる場合、その専有面積が大きいため、接触角測定装置全体が大きく、且つ重くなるという問題があった。この結果、従来の接触角測定装置は持ち運ぶことが困難であり、様々な場所で簡易に接触角を測定することができないという問題があった。また、光源装置の消費電力が大きいために、専用の電源装置が必要となり、近年の省電力化の要求に対応することも困難となっていた。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであり、光源装置を不要としながらも、様々な環境において高精度に液滴形状を計測可能とする液滴形状測定装置を提供することを目的としている。
(1)本考案は、固体基板上に液滴を滴下して、前記固体基板上の前記液滴の形状を測定する液滴形状測定装置であって、前記固体基板が保持される試料台と、前記試料台の上方に配置されて前記液滴を滴下する液滴供給部と、前記液滴を、前記固体基板の面方向に沿って撮像する撮像装置と、前記液滴を基準として前記撮像装置の反対側に配置され、周囲の外光を前記撮像装置方向に反射する反射板と、前記液滴の少なくとも真上を覆う上面カバーを有することで、前記外光が前記液滴を直接照らすことを抑制する液滴カバー装置と、を備えることを特徴とする、液滴形状測定装置である。
(2)本考案はまた、前記液滴カバー装置の前記上面カバーには、前記液滴供給部の液滴供給針が挿入される液滴供給用開口が形成されることを特徴とする、上記(1)に記載の液滴形状測定装置である。
(3)本考案はまた、前記液滴カバー装置は、前記液滴の前記反射板側を覆う背面カバーを有することを特徴とする、上記(1)又は(2)に記載の液滴形状測定装置である。
(4)本考案はまた、前記液滴カバー装置の前記背面カバーは、前記液滴と前記反射板の間に配置されると共に、前記反射板による反射光が通過する反射光用開口が形成されることを特徴とする、上記(3)に記載の液滴形状測定装置である。
(5)本考案はまた、前記液滴カバー装置の前記上面カバーには、前記固体基板の一部を上方に開放する基板開放領域が形成されることを特徴とする、上記(1)乃至(4)のいずれかに記載の液滴形状測定装置である。
(6)本考案はまた、前記液滴カバー装置は、前記撮像装置の光軸の両外側に配置され、前記液滴の両側面を覆う一対の側面カバーを有することを特徴とする、上記(1)乃至(5)のいずれかに記載の液滴形状測定装置である。
(7)本考案はまた、前記反射板の反射面は、白色素材によって構成されていることを特徴とする、上記(1)乃至(6)のいずれかに記載の液滴形状測定装置である。
(8)本考案はまた、前記反射板の反射面は、フッ化炭素樹脂によって構成されていることを特徴とする、上記(1)乃至(7)のいずれかに記載の液滴形状測定装置である。
(9)本考案はまた、前記反射板の反射面は、拡散反射面であることを特徴とする、上記(1)乃至(7)のいずれかに記載の液滴形状測定装置である。
(10)本考案はまた、前記反射板の角度を調整する角度調整機構を更に備えることを特徴とする、上記(1)乃至(9)のいずれかに記載の液滴形状測定装置である。
(11)前記撮像装置は、USB形式で外部装置から電力が供給されることを特徴とする、上記(1)乃至(10)のいずれかに記載の液滴形状測定装置である。
(12)本考案は、上記(1)1乃至(11)のいずれかに記載の液滴形状測定装置を用いて、前記固体基板と前記液滴との接触角を測定することを特徴とする、接触角測定装置である。
本考案の液滴形状測定装置は、室内の天井照明や、太陽光をそのまま有効活用出来るので、光源装置が不要になり、省電力を実現すると同時に、可搬性を高めることが可能となる。
本考案の実施の形態に係る接触角測定装置の正面図である。 本考案の実施の形態に係る接触角測定装置の右側面図である。 本考案の実施の形態に係る接触角測定装置の左側面図である。 本考案の実施の形態に係る接触角測定装置の上面図である。 同接触角測定装置の光路を説明するための斜視図である。 同接触角測定装置によって撮影された映像を示す図である。 同接触角測定装置によって撮影された映像を示す図である。 比較例となる接触角測定装置で撮影された映像を示す図である。 比較例となる接触角測定装置で撮影された映像を示す図である。 本実施形態の他の例に係る接触角測定装置を示す斜視図である。 同他の例に係る接触角測定装置によって撮影された映像を示す図である。 接触角測定装置によって接触角を算出する手法を示す概念図である。
以下、図面を参照しながら本考案の実施の形態に係る接触角測定装置を説明する。
図1〜図4には、本実施形態の接触角測定装置1の全体構成が示されている。この接触角測定装置1は、ベース5と、試料台10と、液滴供給部20と、撮像装置30と、反射板40と、液滴カバー装置50を備えている。
ベース5は装置全体を支持する基台であり、高さを微調整するための4本の脚部5Aを四隅に備えている。このベース5に対して、試料台10、液滴供給部20、撮像装置30、反射板40、液滴カバー装置50等が設置されている。試料台10は、サンプルとなる固体基板70が載置されるテーブル部12と、このテーブル部12の高さを微調整可能な高さ調整機構14を備えている。
液滴供給部20は、液滴供給針22Aを有する注射器22と、この注射器22のピストン22Bを押し込むスライド機構24と、注射器22及びスライド機構24を保持する支持アーム26を備える。注射器22は、試料台10のテーブル部12の上方に垂直方向(鉛直方向)に配置され、シリンジ22C内の液を液滴供給針22Aから滴下する。なお、シリンジ22Cとピストン22Bの間には、バネ22Dが挿入されており、ピストン22Bを引っ張り側(上方側)に常に付勢するようになっている。スライド機構24は、注射器22を保持するホルダ24Bと、このホルダ24Bに螺合する押し込みネジ24Aを備えている。押し込みネジ24A回転させると、この押し込みネジ24A自体がピストン22B側に移動し、バネ22Dに抗してピストン22Bを押し込む。この結果、ピストン22Bを微少スライドさせることが可能となり、押し込みネジ24Aの回転数に比例した適切な液量を滴下できる。なお、支持アーム26は、上下方向のスライド用支柱26Aと、ホルダ24B側に上下方向に設けられる調整ネジ26Bを備えている。調整ネジ26Bを回転させてねじ込むとにより、この調整ネジ26Bの先端(下端)が、スライド用支柱26Aの上端に当接して、ホルダ24B自体を上方に押し上げる。このようにして、支持アーム26は、注射器22及びスライド機構24を、上下方向に移動自在に保持する。詳細は後述するが、この支持アーム26の構造によって、液滴供給針22Aの先端を、液滴カバー装置50の液滴供給用開口53Aに挿入可能となっている。
撮像装置30は、いわゆるカメラであり、固体基板70に滴下された液滴80を、固体基板70の面方向、即ち水平方向から撮像する。従って、撮像装置30の撮像範囲内に、固体基板70及び液滴80が含まれるように設定される。この撮像装置30における撮像素子には、CCDやCMOS等の各種デバイスを採用できるが、本実施形態では、1/5インチのCMOSを用いており、毎秒30コマで撮像できるものを採用している。また、撮像装置30は、汎用のパーソナルコンピュータに対してUSB形式で映像を出力すると共に、このパーソナルコンピュータから動作電源が供給されるようになっている。これが実現できるのは、撮像装置30の消費電流自体が83mAであり、極めて省電力だからである。なお、この撮像装置30は、カメラ用基台32によってベース5に固定されている。一方、撮像装置30の鏡筒は、支持アーム26を貫通している。
反射板40は、液滴80を基準として撮像装置30の反対側に配置され、周囲の外光を撮像装置30方向に反射するものである。従って、反射板40は、固体基板70の面方向(即ち水平方向の延長線上)であって、撮像装置30と対向する場所に設置される。反射板40は、角度調整機構(本実施形態では蝶番42)によって上下方向の角度を自在に調整できる。この結果、天井や太陽光等の外光の状況に合わせて、反射板40を適切な角度に位置決めできるようになっている。なお、この反射板40は、蝶番42を介して反射板用アーム44に支持されている。
反射板40は、厚さ5mm以上の白色のポリテトラフルオロエチレン(Polytetrafluoroethylene, PTFE)樹脂(いわゆるテフロン(登録商標)樹脂)によって構成されている。このPTFE樹脂は、テトラフルオロエチレンの重合体で、フッ素原子と炭素原子のみから成るフッ化炭素樹脂である。この反射板40を利用すると、反射面全体が室内蛍光灯等の外光を受け止めて、白色の反射光を撮像装置30側に反射させることができる。なお、本実施形態ではPTFE樹脂を用いる場合に限って示すが、他の白色樹脂や紙等、他の素材を用いることが可能である。また、反射板40は、白色又は白色に近い黄色等の明度の高い色合いであることが好ましく、撮像体となる液滴80の背景スクリーンとする。更に本実施形態では、反射板40の反射面はいわゆる艶消し面、即ち拡散反射を起こすようになっている。これにより、外光となる蛍光灯等の光源像がそのまま液滴80に映し出されてしまうことを抑制する。なお、本実施形態では、反射板40自体を樹脂によって構成する場合を示したが、本考案はこれに限定されず、反射面等の表面部分のみ、光を拡散させる白色等の艶消し塗膜で構成することも勿論可能である。
液滴カバー装置50は、液滴80の少なくとも真上を覆う上面カバー52、液滴80の反射板40側を覆う背面カバー54を備えている。上面カバー52は、図5に示されるように、液滴80の真上に位置する方形の直上部52A及び、液滴80と反射板40との間の光路K上を覆う拡張部52Bによって構成されている。これにより、天井の蛍光灯等が、液滴80を直接照らすことを抑制することができる。更にこの上面カバー52(直上部52A)には、液滴供給用開口53Aが形成されており、液滴供給部20の液滴供給針22Aの先端がが挿入される。このようにすることで、液滴カバー装置50を設置したまま、固体基板70上に液滴80を滴下できる。なお、液滴供給用開口53Aの大きさは、3mm×5mm程度、或いはそれ以下とすることが好ましく、外光が進入して液滴80を照らすことを抑制できる。
更に、上面カバー52には、固体基板70の一部を上方に開放するための基板開放領域53Bが形成される。本実施形態においては、この基板開放領域53Bを形成するために、直上部52Aの幅方向寸法W1を、固体基板70の幅方向寸法W2よりも小さくしている(図4参照)。この結果、作業者が固体基板70を容易に触ることが可能となり、上面カバー52を外さなくても、固体基板70を手でスライドさせることが可能となる。
背面カバー54は、液滴80と反射板40の間に配置されており、外光が進入して液滴80を直接照らすことを回避する。背面側から直接的に進入する外光は、液滴80に写り込んで撮像装置30の映像に悪影響を与えるため、この背面カバー54を用いることで、一層正確な液滴映像を取得できるようになる。この背面カバー54には、反射板40による反射光が通過させるための反射光用開口54Aが形成される。この反射光用開口54Aは、反射板40の寸法より小さく設定される。これにより、反射板40の反射光のみを取り込むことが可能になる。
本実施形態の接触角測定装置1によれば、反射板40によって外光を有効活用しながらも、液滴カバー装置50によって、外光が液滴80を直接照らすことを抑制している。この結果、撮像装置30によって、背景が白色であって且つ不要な外光が映り込んでいない鮮明な液滴映像を撮影することが可能となっている。この液滴映像を、特に図示しない映像解析装置によって解析すれば、高精度に接触角を算出できる。また、この接触角測定装置1によれば、最も電力消費量の大きい光源装置が不要になると共に、撮像装置30自体は、USB形式等の接続コネクターを介してパーソナルコンピュータ(映像解析装置)側から電力が供給されるようになっている。この結果、接触角測定装置1自体には電源装置が一切不要となり、容易に持ち運んで、接触角の計測が可能となる。
更に本接触角測定装置1によれば、上面カバー52の液滴供給用開口53Aにより、液滴カバー装置50を設置したまま、固体基板70上に液滴80を滴下できるので、作業性が極めて良い。また更に、上面カバー52には、基板開放領域53Bが形成されているので、手によって固体基板70をスライドさせて数カ所に液滴80を滴下し、連続的に計測することも可能となっている。またこの液滴カバー装置50では、背面カバー54によって、外光が液滴80を直接照らすことを回避しているので、一層、正確な液滴映像を取得できるようになる。この結果、計測精度を高めることが可能となる。
また本実施形態では、反射板40が、角度調整機構(本実施形態では蝶番42)によって上下方向の角度を自在に調整できるようになっているので、天井や太陽光等の外光の状況に合わせて、反射板40を適切な角度に位置決めできる。また、この反射板40の反射面は、白色となっていることから、ノイズの少ない反射光を撮像装置30側に反射することができる。特に、本実施形態では、厚さ5mm以上の白色のポリテトラフルオロエチレン(Polytetrafluoroethylene, PTFE)樹脂(いわゆるテフロン(登録商標)樹脂)によって構成することで、拡散反射面とすることが容易に可能となり、いわゆる艶消し状態の反射光を生成することができる。これにより、蛍光灯等の外光側の光源像がそのまま液滴80に映し出されてしまうことを抑制できる。
次に、上記接触角測定装置1と、これに対してUSB接続される映像解析装置(図示省略)によって、液滴を解析した結果を図6(A)(B)に示す。図6から分かるように、全てにおいて背景側が白く、前面の液滴80が黒く映し出された鮮明な液滴映像が得られることが分かる。また、液滴表面の輪郭Tが鮮明であり、途中にノイズが含まれていないので、映像解析におけるエラーを回避することが可能となる。
次に、上記接触角測定装置1において、上面カバーは残し、背面カバーを取り外した状態で液滴を解析した結果を図7(A)(B)に示す。図7(A)では、上面カバーの存在によって、液滴映像自体は比較的鮮明であるが、その輪郭の両端近傍に、背面側の外光が映り込んでおり、固定基板との接点L、Rを誤認識していることが分かる。このように、外光の状態が悪い環境の場合は、背面カバーが存在していないと、エラーが生じる可能性がある。一方、図7(B)に示されるように、比較的外光の状況が良ければ、背面カバーが存在していない場合でも、高精度に映像解析できることも分かっている。従って、背面カバーは必ずしも必須ではない。
比較例1
次に、上記接触角測定装置1において、液滴カバー装置全体を取り外した状態で液滴を解析した結果を図8に示す。図8から分かるように、液滴全体が外光によって直接照らし出されてしまって、液滴の輪郭自体の認識が困難になることが分かる。このような状況では、映像解析を行うことができない。
比較例2
次に、上記接触角測定装置1において、背面カバーは残し、上面カバーを取り外した状態で液滴を解析した結果を図9に示す。図9から分かるように、上面カバーが存在しないと、液滴に様々な外光が映り込んでしまって、液滴の輪郭自体の認識が困難になることが分かる。
以上、上記実施形態では、液滴カバー装置が、上面カバーと背面カバーを備える場合を示したが、本考案はこれに限定されない。例えば、図10に示されるように、撮像装置30の光軸の両外側に配置され、液滴80の両側面を覆う一対の側面カバー56を有することも好ましい。このようにすると、例えば図11に示されるように、輪郭を一層鮮明に映し出すことが可能となり、側面側からの光の映り込みも抑制することが可能となる。また、本実施形態では、液滴供給用開口53Aや反射光用開口54Aは、孔である場合に限って示したが、開口とは環状の孔に限定されず、溝や凹んだ切り欠きのような場合も含むものである。
また、上記実施形態では、液滴形状測定装置の代表例となる接触角測定装置に限って示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、懸滴表面張力測定や液量測定等、液滴形状の測定が必要となる様々な目的に利用できる。
本考案は、固定基板上の液滴形状を計測する様々な場面に適用することが可能である。
1 接触角計測装置
5 ベース
10 試料台
20 液滴供給部
30 撮像装置
40 反射板
50 液滴カバー装置

Claims (12)

  1. 固体基板上に液滴を滴下して、前記固体基板上の前記液滴の形状を測定する液滴形状測定装置であって、
    前記固体基板が保持される試料台と、
    前記試料台の上方に配置されて前記液滴を滴下する液滴供給部と、
    前記液滴を、前記固体基板の面方向に沿って撮像する撮像装置と、
    前記液滴を基準として前記撮像装置の反対側に配置され、周囲の外光を前記撮像装置方向に反射する反射板と、
    前記液滴の少なくとも真上を覆う上面カバーを有することで、前記外光が前記液滴を直接照らすことを抑制する液滴カバー装置と、を備えることを特徴とする、
    液滴形状測定装置。
  2. 前記液滴カバー装置の前記上面カバーには、前記液滴供給部の液滴供給針が挿入される液滴供給用開口が形成されることを特徴とする、
    請求項1に記載の液滴形状測定装置。
  3. 前記液滴カバー装置は、
    前記液滴の前記反射板側を覆う背面カバーを有することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の液滴形状測定装置。
  4. 前記液滴カバー装置の前記背面カバーは、前記液滴と前記反射板の間に配置されると共に、前記反射板による反射光が通過する反射光用開口が形成されることを特徴とする、
    請求項3に記載の液滴形状測定装置。
  5. 前記液滴カバー装置の前記上面カバーには、前記固体基板の一部を上方に開放する基板開放領域が形成されることを特徴とする、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の液滴形状測定装置。
  6. 前記液滴カバー装置は、
    前記撮像装置の光軸の両外側に配置され、前記液滴の両側面を覆う一対の側面カバーを有することを特徴とする、
    請求項1乃至5のいずれかに記載の液滴形状測定装置。
  7. 前記反射板の反射面は、白色素材によって構成されていることを特徴とする、
    請求項1乃至6のいずれかに記載の液滴形状測定装置。
  8. 前記反射板の反射面は、フッ化炭素樹脂によって構成されていることを特徴とする、
    請求項1乃至7のいずれかに記載の液滴形状測定装置。
  9. 前記反射板の反射面は、拡散反射面であることを特徴とする、
    請求項1乃至7のいずれかに記載の液滴形状測定装置。
  10. 前記反射板の角度を調整する角度調整機構を更に備えることを特徴とする、
    請求項1乃至9のいずれかに記載の液滴形状測定装置。
  11. 前記撮像装置は、USB形式で外部装置から電力が供給されることを特徴とする、
    請求項1乃至10のいずれかに記載の液滴形状測定装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれかに記載の液滴形状測定装置を用いて、前記固体基板と前記液滴との接触角を測定することを特徴とする、
    接触角測定装置。
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