JP3150407U - 木製台形箱型組み立て式携帯正座兼座椅子 - Google Patents

木製台形箱型組み立て式携帯正座兼座椅子 Download PDF

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Abstract

【課題】台形箱型で安定であり、座椅子、椅子、肘掛など多目的に利用でき、容易に組み立てが出来、容易に携帯できる正座兼座椅子を提供する。【解決手段】ハの字形箱型ではあるが前面を後面より広いものとすることにした。又、正座時に、台脚後面板巾を広げ、座面板が少し前に傾く様にした。台脚後面板下部に巾200mm、高さ45〜50mm、半径96mm程度の開口部を設けて、正座時の指先が支障なく伸ばせるものとした。また、スプリング式丁番を使用し、自動的に開口し、伸縮性ゴム紐7の使用により、組み立てを容易にし、又、その伸縮性ゴム紐7で携帯用に結束利用できる様にした。【選択図】図1

Description

本考案の内容は台形箱型で組み立て式であり多用途に使用できる木製携帯用正座兼座椅子に関するものである。
近年高齢者が多くなるにつれて、老齢化と共に足、腰、膝の不調や肥満により身体的に不便、不都合な為に正座が出来ないと訴える人の姿をよく目にすることがある。
又、日本古来よりの伝統文化の中には必ず必要とされる立居振舞であり、作法でもある正座を近年は遠ざかっている中で、茶、花などの伝統文化のなかにおける稽古練習などの助けになる正座椅子が求められている。
その為、これまで正座用の椅子としての種々の型、例えばV字型T字型箱型などが採用されている。
特許公開2005−261823 特許公開2005−204758 特許公開2005−152342
又、使われている材料がスチール製やダンボール製のものなどが採用されている。
特許公開2005−261823 特許公開2004−089422 特許公開2004−033272
又、正座のみを目的としたものがほとんどである。
特許公開2004−216145 特許公開2004−065625 特許公開2004−033272
又、不安定なものが数多く見られる。
特許公開2005−261823 特許公開2004−033272 特許公開2002−000392 特許公開2001−017270 特許公開2001−112579
椅子の形状を台形箱型にする事により安定性を高めること。
他の素材に比較して処分しやすく環境にやさしい木材を使用すること。
正座だけではなく座椅子や肘掛椅子など、多目的に使用出来る様にすること。
コンパクトに折りたたむことにより携帯し易く、軽く持ち運びが容易である形状にすること。
図2に示す如く、左台脚側面板3と台脚後面板4、右台脚側面板2と台脚後面板4の台形内角度αを93〜95度程度とし、ハの字形台形箱型とした。
ネジ、釘、金具、紐以外、使用する材料は環境にやさしい木材を各種組み合わせたものとした。
図2に示す如く、左右台脚側面板3、2と台脚後面板4はスプリング丁番5で接続開閉式として座面板1とは伸縮性ゴム紐7等で引っ張り、座面板1を左右台脚側面板3、2に嵌め込み、しかりと組み立てると正座椅子、座椅子、肘掛椅子になる。
図3、図4に示す如く、座面板裏12に小溝切り込み1aを設け、左右台脚側面板3、2の凸部かき合わせ3c、2cを嵌め込めるものとした。1aの切り込み部分はハの字形とし、台形内角角度β=87〜85度程度が良い。
図4の座面板裏12に左右台脚側面板3、2を補強する座面板ガイド用部材1cを設けた。
図5、図6に示す如く、左右台脚側面板3、2に内径75mm程度の円形切り抜き部3b,2bを設け全体重量を軽くした。
図5、図6に示すごとく、携帯として指を差し込んで持ち易い様に、左右台脚側面板3、2に切り抜き3e、2eを設けた。
図7、図8に示すごとく、台脚後面板4の下方に足指先が当たることの無いように、高さd3=45〜50mm程度、巾d2=200mm程度、半径R1=96mm程度として、三日月形の切り込み4bを設けた。
又、台脚後面板4の切り込み4bは、図19に示すごとく、肘掛で使用する場合に役立つものとした。
図9、図10に示すごとく、伸縮性ゴム紐7を台脚後面板4の切り込み部分4cに嵌め込むと、簡単に全体を束ねることが出来る。
図1でわかるように、台形箱型であるために安定しているので、老人や身体的に不都合と思われる人も容易に使用する事ができるものである。
図16でわかるように、正座をして使用する場合、両足が箱の中に楽に入り込み、台脚後面板4に4bを設ける事により、足指先が無理なくゆったりと保てるようになる。
図5、図6において、2b、3bの開口は重量を軽減にするのに役立ち、2e、3eに指を差込むことが出来るので、携帯用として持ち易くした。
図17の使用例の如く、台形箱型で安定しているので、正座の状態のままで膝から下の足首、指先を抜くことにより片足膝立ての状態でも使用する事もできる。
大きい体の人は片足だけ座面板1の下に入れて、他の足は座椅子の外に出すことも可能で、座面板にお尻を乗せて楽に使える。
図17の使用例において、正座したままの状態から、上半身はそのままで両足を抜くことによりそのまま座椅子として使用することもできる。
図18の使用例において、左右台脚側面板3、2の2a、3a部を下にして台脚後面板4を上にし、台脚後面板4を座面として、使用することにより、異なった高さの座椅子としても使用できる。
この場合は、図18で見られるように座面板1が2a、3aの下面よりd1=3mm程度出してあるので、台脚後面板4を座面として使用した場合に座面が前向きに傾いて身体の安定性に役立つものとしてある。
考案を実施する為の最良の形態
図1においてスプリング丁番5は左右台脚側面板3,2と台脚後面板4との接続において丁番の開きを容易にするために、ステンレス製のスプリング丁番5を使用した。
図1において2a、3aは左右台脚側面板3、2に木材の反りを防ぐ為と割れに対する強度を高める為に別種の木材を縦横別に使用したものである。
図15の如く、伸縮性ゴム紐7(アウトドア−用ゴム直径5mm程度)を使用し、台脚側面板2,3の上部2c,3cが座面板1の1aに嵌まり込み、スライド固定させる為の引っ張り紐となると共に、携帯時にコンパクトに畳む為の梱包紐となる。
図4の座面板裏12に設けた座面板ガイド用部分材1cは、台脚側面板上部で座面板1をスライドさせる場合に左右のずれを防ぐ為のガイドレールとして取り付けたものである。
図9の折りたたみ携帯状態から、組み立てまでを、添付図面に従って説明する。
図11如く、座面板1を後ろにまわし、4bを下側にして持ち、7を4cから外すと、左台脚側面板3はスプリング丁番5の働きにより、手前角度α=93〜95度の角度に開く、又、図13の様に右台脚側面板2も同じ作用により開いてくる。
又、座面板裏面12に設けた座面板ガイド用部分材1cにより左右台脚側面板2、3を固定するのに役立つものとした。
図13で2、3、4が、コの字型の台脚となるのでその上に座面板1をのせて(図14)、手前2a、3aの方向へ滑らせてくると、1a1と2c1、1a1と3c1が噛み合うと同時に1aと2cと3cが噛み合わされるので、図15のように伸縮性ゴム紐7により、1dの部分が2dと3dの部分と合わさり、木製ではあるが座面板1がしっかりと椅子として組み上がる。
図16、17、18、19にその実施例を示す。
家庭で日常生活での使用の他に日本古来の伝統文化の中での稽古や練習、見学の席などに大変有効である。
考案の全体図 本考案の裏面全体図 座面板表面及び木口図 座面板裏面及び木口図 右台脚側面板及び木口図 左台脚側面板及び木口図 台脚後面板表面及び木口図 台脚後面板裏面及び木口図 収納時図面 収納時裏側結束様子図面 座面板を後側へ回した図 右台脚側面板が開いた図 左台脚側面板が開いた図 左右台脚側面板に座面板を乗せた図 座面板を左右台脚側面板に嵌め込む様子 本考案の正座時使用例 本考案の正座時より足首つま先を抜き出す態勢図及び座椅子としての使用例 本考案を立てて座椅子としての使用例 本考案を立てて肘掛けとしての使用例
符号の説明
1. 座面板 11.座面板表 12.座面板裏
1a.座面板裏面小溝切り込み部分
1a1.座面板裏面小溝切込み部斜めかき合わせ女ザネ部分
1b.ゴム紐止めリング金具
1c.座面板ガイド用部分材
1d.座面板後木口斜めかき合わせ男ザネ部分
2. 右台脚側面板 21.右台脚側面板内側 22.右台脚側面板外側
2a.右台脚右側面板の補強部材
2b.右台脚側面板の切り抜き部分(直径75mm)
2c.右台脚側面板凸部かき合わせ部分
2c1.右台脚側面板凸部かき合わせ部斜め木口男ザネ部
2c2.右台脚側面板凸かき合わせ止め部分
2d.右台脚側面板かき合わせ女ザネ部分
2e.右台脚側面板の切り抜き部分
3. 左台脚側面板 31.左台脚側面板内側 32.左台脚側面板外側
3a.左台脚側面板補強部材
3b.左台脚側面板切り抜き部分(直径75mm)
3c.左台脚側面板凸部かき合わせ部分
3c1.左台脚側面板凸部かき合わせ部斜め木口男ザネ部
3c2.左台脚側面板凸部かき合わせ止め部分
3d.台脚左側面板かき合わせ女ザネ部分
3e.左台脚側面板の切り抜き部
4. 台脚後面板 41.台脚後面板外側 42.台脚後面板内側
4a.台脚後面板補足材
4b.台脚後面板切り欠き部
4b1.台脚後面板切り欠き部分内側
4c.台脚後面板ずれ止め切り込み部
5. スプリング丁番
6. 三角吊り金具
7. 伸縮性ゴム紐
8. スプリング丁番、固定用ビス
8a.固定用ビス
8b.座面板ガイド用部材固定釘
d1.座面板の左右台脚側面板からのはみ出し長さ
d2.台脚後面板切り欠き部横幅の長さ
d3.台脚後面板切り欠き部深さ
R1.台脚後面板切り欠き部半径
α. 台形内角角度(93〜95度程度)
β. 座面板裏面小溝切り込み部分角度(87〜85度程度)

Claims (4)

  1. 木製でありながら左台脚側面板と台脚後面板、右台脚側面板と台脚後面板の台形内角角度が93〜95度程度であり、ハの字形台形箱型を特徴とする正座兼座椅子
  2. 請求項1に加えて、台脚後面板に幅200mm程度、高さ45〜50mm程度、半径96mm程度の三日月形切り込みを入れてある事を特徴とする正座兼座椅子
  3. 木製品の欠点である反りを防ぐ為に左右台脚側面板に別種の木製品を横桟として組み込んであること特徴とする正座兼座椅子
  4. 台脚後面板から伸縮性ゴム紐で座面板を引っ張ることで、座面板を左右台脚側面板に嵌め込むことが出来ることを特徴とする正座兼座椅子
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