JP3150141U - しおりカード - Google Patents

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Abstract

【課題】しおりと図書カードを兼用することができるしおりカードを提供する。【解決手段】しおりカード100は、書籍に挿入され目印するためのカード媒体である。その表面には、当該カードを一意に識別するための図形である識別図形102が付与されている。この識別図形102は、たとえば、1次元または2次元バーコード等であってもよい。しおりカード100のコーナーにはパンチ穴104が穿孔され、リボン106が結わえられている。しおりカード100は、キャッシュカードや名刺などのサイズであることが好ましく、厚みは180μm〜250μm程度である。また、しおりカード100の材質はPETであることが好ましい。【選択図】図1

Description

本考案は、目印のために書籍に挿入されるしおり(栞)、に関する。
図書館は、その利用者に図書カードを発行する。図書館の司書は、図書カードに印刷されているバーコードから読み取られる会員IDに基づいて貸本管理する。利用者の氏名、住所等の個人情報は会員IDと関連づけられてデータベースに登録される。
利用者は、一度に何冊もの本を借りることもある。どの本のどこを読んでいたかを把握するためには「しおり」が利用されることも多い。しおりは、短冊状の紙製のものであったり、金属製、植物の葉によるものなど様々である。
特開2008−183893号公報
利用者は、本を借りるために来館したときに図書カードの提示を求められるが、不注意により携帯しないまま来館してしまうこともある。図書カードは、携帯の便宜のため、財布やカードケースに収まるサイズであることが多い。しかし、財布等の収納スペースは限られているため、使用頻度の低い図書カードを財布等に常備しておくことは、利用者にとって不便である。
また、図書館で本を借りて、帰りの電車等ですぐに読み始める場合、しおりを持ち合わせていなければ不便である。本考案者は、図書館で本を借りたときにはすぐにしおりが手元にあれば、利用者にとって便利であると想到した。
本考案は、本考案者による上記課題認識に基づいて完成された考案であり、その主たる目的は、利便性の高い図書カードを提供すること、である。
本発明のある態様は、カード型のしおりに関する。このしおりの表面には、しおりを一意に識別するための図形である識別図形が付与されている。このしおりは、図書カードとして機能してもよい。この識別図形は、バーやドットのような基本図形の配置方法により識別される図形であってもよい。
しおりとしての機能性を高めるため、しおりのコーナー部分にはパンチ穴を穿孔し、これにリボンを結わえてもよい。しおりの材質はPET(Polyethylene terephthalate)、厚みは180μm〜250μm程度であることが、利便性、耐久性の面から好適である。
本考案によれば、一枚一枚のしおりを一意に識別できる。
第1実施形態におけるしおりカードの外観図である。 第2実施形態におけるしおりカードの外観図である。
以下、本実施形態におけるしおりカードの外観について、添付図面を参照しながら、本考案の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、第1実施形態におけるしおりカードの外観図である。本実施形態に示す「しおりカード」は、「図書カード」としての機能と「しおり」としての機能を兼備するカードである。本実施形態におけるしおりカード100の形状は、略長方形である。しおりカード100の角は、同図に示すように丸みをもたせてもよいし、もたせなくてもよい。安全性を考慮すれば、しおりカード100の角に丸みをもたせる方が好ましい。
しおりカード100のサイズは、ISO7810のID−1(85.60mm ×53.98 mm)規格に合致したいわゆるカードサイズであることが好ましい。この規格は、クレジットカードや銀行のキャッシュカード、国際免許証のサイズとして一般的である。あるいは、名刺サイズであってもよい。具体的には、日本において一般的な4号名刺サイズ(91mm×55mm)や、欧米で一般的な名刺サイズ(89mm×51mm)におさまるサイズであってもよい。いずれにしても、しおりカード100は、財布やカードケース等に収まるサイズであることが好ましい。しおりカード100のサイズを上記サイズに規定することにより、しおりカード100の携帯性を高めやすくなる。
本実施形態におけるしおりカード100の材質は、PETである。別例として、たとえば、ポリ塩化ビニル(PVC:Polyvinyl Chloride)など他のポリエチレン系樹脂であってもよいし、それ以外の合成樹脂であってもよい。少なくとも、ある程度の剛性や弾性を有する材質であることが、しおりカード100の携帯性や耐久性を高める上で好ましい。
しおりカード100は薄いほど本に挟みやすいが、薄すぎると折れ曲がったり破損しやすくなるため、耐久性の面から見ると好ましくない。反対に、厚みをもたせるほど耐久性を高めやすいが、しおりカード100の厚みによって本に「嵩張り」が生じるため利便性の面から見ると好ましくない。耐久性と利便性のバランスに考慮すれば、PET製のしおりカード100の厚みは、180μm〜250μmの範囲に収まることが好ましい。
しおりカード100のコーナー部分には、パンチ穴104が穿孔されている。そして、このパンチ穴104にはリボン106が結わえられている。しおりカード100が本に挿入されたとき、このリボン106が本から飛び出る形となるため、しおりカード100が本に埋没してもリボン106が目印として残りやすい。また、しおりカード100の材質がPETであることから、よほどの力を加えない限りパンチ穴104の部分でしおりカードが破損することはない。なお、リボン106は、しおりカード100に貼付されてもよい。
第1実施形態におけるしおりカード100の場合、一方の短辺側に識別図形102が印刷されている。この識別図形102は、バーコードであってもよいし、QRコード(登録商標)などの2次元コードであってもよい。識別図形102は、バーコードやQRコード(登録商標)に限らず、所定の太さのバーや所定の大きさのドットといった基本図形を配置方法により、一意に識別される図形であればよい。たとえば、バーコードであれば、所定太さのバーを複数個配列するときの配列方法により、その一意性、すなわちIDが表現される。QRコード(登録商標)であれば、所定の大きさの方形ドットを複数個配列するときの配列方法により、その一意性、すなわちIDが表現される。このほかにも、識別図形102は、数字列や文字列、あるいはキャラクターの絵柄など、一枚一枚のしおりカード100を一意に識別可能な図形であればよい。識別図形102は、しおりカード100の表面に印刷または刻印される。一枚一枚のしおりカード100には別々の識別図形102が付与されるため、識別図形102によりしおりカード100を区別できる。以下、識別図形102とはバーコードであるとして説明する。
識別図形102からは、OCR(Optical Character Recognition)により「識別情報」を読み取ることができる。本実施形態における識別情報とは会員IDであるが、それ以外の情報であってもよい。しおりカード100には、識別情報以外にも、図書館名や有効期限等の所定情報が印刷されてもよい。
図2は、第2実施形態におけるしおりカードの外観図である。第2実施形態におけるしおりカード100の場合、一方の長辺側に識別図形102が印刷されているが、他の構成については第1実施形態におけるしおりカード100と同様である。たとえば、横長の本の場合には、第1実施形態における縦長のしおりカード100よりも、第2実施形態における横長のしおりカード100の方が、本に挿入したときに安定しやすい。第1実施形態と第2実施形態の組み合わせとして、しおりカード100の表面側は第1実施形態に示す位置、裏面側は第2実施形態に示す位置にそれぞれ識別図形102を印刷してもよい。
本実施形態におけるしおりカード100の識別図形102には会員IDが設定されている。図書館の司書は、従来と同じく、しおりカード100から会員IDを読み取ることにより、貸本管理を行う。従来と異なる点は、会員はしおりカード100を「図書カード」としてだけでなく、「しおり」としても利用できる点にある。
「しおり」としての機能をもたない従来の図書カードの場合、図書カードを利用する場面は本の貸し出し時と返却時のみである。したがって、それ以外の時間において、図書カードは財布等に常備されたままとなりがちである。
これに対し、「しおり」としての機能と「図書カード」としての機能を兼備する本実施形態のしおりカード100の場合、本の貸し出しを受けてから返却するまでの期間においても、しおりカード100は「しおり」としての役割を果たす。すなわち、本の貸し出しを受けたあとは、しおりカード100を本に挟んで「しおり」として使用し、しおりカード100を挟んだままの状態で本を返却すればよい。本を借りている期間も、しおりカード100を財布等にしまう必要がない。いいかえれば、本に対するしおりカード100の役割が従来型の図書カードに比べて一体化しやすいため、来館時にしおりカード100だけを忘れてしまうという事態が発生しにくくなる。
そのほかにも、しおりカード100に識別性を持たせることにより、さまざまなサービスを提供可能である。たとえば、他の情報源へ誘導するための識別情報をしおりカード100の識別図形102に付与、または、対応づけてもよい。まず、広告主は、広告対象商品を紹介するためのウェブサイトを開設する。次に、このウェブサイトのURL(Uniform Resource Locator)が設定された識別図形102をしおりカード100に印刷する。広告主は、しおりカード100を店頭で販売されている本に挿入しておく。本の購入者がしおりカード100の識別図形102にアクセスすると、広告主のウェブページを携帯電話やPC(Personal Computer)に表示させることができる。
このような態様によれば、しおりカード100を介して、本の購入者を広告主のウェブサイトに誘導しやすくなる。たとえば、保険会社が、保険指南本に対して、自社ウェブサイトへ誘導するためのしおりカード100を挿入しておいてもよい。このような本の購入者は保険に興味のある顧客層であると考えられるため、広告効果を高めやすい。しおりカード100自体に保険広告を印刷するのではなく、しおりカード100の識別図形102を介して広告に誘導するため、小さなしおりカード100であっても十分な広告情報を提供できる。また、本のIDも識別図形102に設定しておき、購入者がウェブサイトへアクセスするときに本のIDをウェブサイトに送信させれば、どのような本の購入者が広告にアクセスしてきているかを計測できる。このため、広告効果を測定しやすくなる。
更に別の応用例として、書店主が、取り扱い書籍を紹介するためのウェブサイトを開設しておく。しおりカード100の識別図形102には、このウェブサイトのURLだけでなく、しおりカード100が挿入される本の著者名やテーマ分類等も設定される。本の購入者は、このしおりカード100を介して上記ウェブサイトにアクセスすると、購入した本と同一著者や同一テーマの本の一覧を見ることができる。このような態様によれば、本の販促効果を高めるだけでなく、購入者にとっても利便性の高いサービスを提供できる。
以上、実施形態に基づいてしおりカード100を説明した。本実施形態におけるしおりカード100によれば、識別図形102によりしおりカード100に「個性」を持たせることができるため、さまざまな新サービスを提供しやすくなる。特に、しおりカード100に「しおり」としての機能と「図書カード」としての機能を兼備させることにより、図書館側の利便性を確保しつつ、会員側の利便性を高めることができる。
識別図形102は、バーコードやQRコード(登録商標)等であってもよいが、これらに限られるものではなく、しおりカード100としての識別性を発揮できる図形であればよい。識別図形102により示される識別情報は、所定のデータベースにおいて、本のタイトル、著者名、出版社名、発行年月日といったさまざまな本の属性と対応づけられてもよい。あるいは、しおりカード100の所有者の氏名、性別、住所、職業、ブログのURL等、所有者の属性と対応づけられてもよい。後者の場合には、しおりカード100に名刺としての役割を持たせることもできる。
所定情報源へ誘導するための識別図形102が付与されたしおりカード100は、さまざまな人の手に渡って繰り返し再利用されるという使い方が想定される。そこで、その材質や厚み、大きさをそれぞれ上述の通りに設計することにより、携帯しやすく再利用しやすい、利便性の高いしおりカード100を提供できる。
100 しおり、102 識別図形、104 パンチ穴、106 リボン。

Claims (5)

  1. 表面に、当該カードを一意に識別するための図形である識別図形が付与されていることを特徴とするしおりカード。
  2. 前記識別図形は基本図形を複数個配置することにより形成され、前記基本図形の配置方法により一意に識別される図形であることを特徴とする請求項1に記載のしおりカード。
  3. コーナー部分にパンチ穴が穿孔され、前記パンチ穴にリボンが結ばれていることを特徴とする請求項1または2に記載のしおりカード。
  4. 当該しおりカードの厚みは、180μm以上250μm以下であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のしおりカード。
  5. 当該しおりカードの材質は、ポリエチレンテレフタラート(Polyethylene terephthalate)であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のしおりカード。
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