JP3149954U - 映像再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタル映像データを回転スイッチを用いて、必要データを再生制御するデジタル映像再生装置を提供する。【解決手段】映像再生装置100a前面に設置され、複数のクリック点を有する回転式スイッチ103と、所定の再生順序に関連づけられる複数の映像ファイルを記憶するためのメモリと、前記複数の映像ファイルのうちの1つを選択し、当該選択した再生対象の映像ファイルを先頭から再生してディスプレイ101に表示する制御部とを設ける。前記制御部は、前記回転式スイッチが一方向隣のクリック点に回転されたことを検知した場合は再生中の映像ファイルの1つ後の再生順序を持つ映像ファイルを、前記回転式スイッチが他方向隣のクリック点に回転されたことを検知した場合は再生中の映像ファイルの1つ前の再生順序を持つ映像ファイルを、新たに再生対象の映像ファイルとして選択し、当該選択した再生対象の映像ファイルを先頭から再生して前記ディスプレイに表示する。【選択図】図1

Description

本考案は、映像再生装置に関する。
現在、デジタル映像データを再生して映像を表示する映像再生装置が広く普及している。このような映像再生装置は一般的に、複数の映像ファイルを格納している内蔵の又は着脱可能な記録媒体から映像ファイルを取得し、映像ファイル内のデジタル映像データを再生する。以下の説明においては、映像ファイル内のデジタル映像データを再生することを、単に「映像ファイルを再生する」と表現する。
現在普及している映像再生装置の多くは、所定の再生順序に従い、複数の映像ファイルを順に再生することができる。そのような映像再生装置は一般的に、操作部として「次へ」ボタンと「前へ」ボタンを備え、ある映像ファイルを再生中に「次へ」ボタンが操作されると、再生順序が1つ後の映像ファイルの先頭から再生を開始し、「前へ」ボタンが操作されると、現在再生中の映像ファイルの先頭から再生をやり直す。特許文献1は、このような操作部に類似したオーディオキーを持ち、音楽を再生可能な、折り畳み式携帯電話機を提案している。
特開2002−111816号公報
今日、ユーザの嗜好は多様化する傾向にあり、一般的な構成とは一線を画した操作部に対するニーズも存在する。また、操作部の利便性が高ければ高いほどユーザの満足度も高いという訳では必ずしもない。例えば、「懐かしさ」を感じられることが、ユーザの満足度の向上に貢献する場合もある。
本考案はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザが、デジタル映像データを格納した映像ファイルの再生制御のために従来とは異なる操作を実行可能な映像再生装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案は、前面にディスプレイを備える映像再生装置であって、前記前面に設置され、その回転において複数のクリック点を有する回転式スイッチと、所定の再生順序に関連づけられる複数の映像ファイルを記憶するためのメモリと、前記複数の映像ファイルのうちの1つを再生対象の映像ファイルとして選択し、当該選択した再生対象の映像ファイルを先頭から再生して前記ディスプレイに表示する制御部と、を備え、前記制御部は、前記回転式スイッチが一方向隣のクリック点に回転されたことを検知した場合は再生中の映像ファイルの1つ後の再生順序を持つ映像ファイルを、前記回転式スイッチが他方向隣のクリック点に回転されたことを検知した場合は再生中の映像ファイルの1つ前の再生順序を持つ映像ファイルを、新たに再生対象の映像ファイルとして選択し、当該選択した再生対象の映像ファイルを先頭から再生して前記ディスプレイに表示することを特徴とする映像再生装置を提供する。
なお、その他の本考案の特徴は、添付図面及び以下の考案を実施するための形態における記載によって更に明らかになるものである。
以上の構成により、本考案の映像再生装置によれば、ユーザは、デジタル映像データを格納した映像ファイルの再生制御のために従来とは異なる操作を実行可能であり、例えば「懐かしさ」を感じることができる。
本考案に係る映像再生装置100の正面図である。 映像再生装置100の右側面図である。 映像再生装置100の内部構成を示すブロック図である。 本考案に係る映像再生処理の流れを示すフローチャートである。 図4のステップS413に続く処理の流れを示すフローチャートである。 図4及び図5を参照して説明した映像再生処理における、割り込み処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本考案の実施例を説明する。
図1は、本考案に係る映像再生装置100の正面図である。映像再生装置100はその正面(前面)に、ディスプレイ101と、電源スイッチ兼ボリュームつまみ102と、チャンネル用回転式スイッチ103とを備える。
ディスプレイ101は、例えばバックライトを持つ液晶パネルにより構成され、ここに映像が表示される。
電源スイッチ兼ボリュームつまみ102は、回転式つまみ、スイッチ、及び可変抵抗を含む。電源スイッチ兼ボリュームつまみ102の回転式つまみが所定の角度右に回転すると、スイッチがONになって映像再生装置100に電源が投入される。電源スイッチ兼ボリュームつまみ102の回転式つまみが更に右に回転すると、回転角度が大きくなるほど可変抵抗の抵抗値が小さくなり、後述するスピーカの音量が大きくなる。以下、スイッチ兼ボリュームつまみ102の回転式つまみを回転させることを、単に「スイッチ兼ボリュームつまみ102を回転させる」と表現する。
チャンネル用回転式スイッチ103は、エンコーダを含み、ユーザはこれを回転させることにより再生対象の映像ファイルを切り替えることができる。即ち、チャンネル用回転式スイッチ103であるところのエンコーダは、その回転において複数のクリック点を有し、現在のクリック点から右方向、左方向それぞれに存在する、異なるクリック点への回転操作によって、再生対象の映像ファイルを切り替えることができる(詳細は後述)。
ここで、電源スイッチ兼ボリュームつまみ102及びチャンネル用回転式スイッチ103は、初期のアナログテレビと同様の外観及び操作性を有するものである。例えば、再生対象の映像ファイルを切り替える際には、上述のように、チャンネル用回転式スイッチ103に対して、現在のクリック点から右方向、左方向それぞれに存在する、異なるクリック点への回転操作を加えることになるので、あたかも初期のアナログテレビにおいてチャンネルを切り替えているかのような操作感を感得できる。
図2は、映像再生装置100の右側面図である。図2において、図1に示した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
映像再生装置100はその右側面に、メモリスロット104を備える。メモリスロット104は、例えばSD(登録商標)メモリカードなどの着脱可能メモリのためのメモリカードリーダを含む。ユーザは、メモリスロット104が対応するメモリカードをここに挿入することができる。
図3は、映像再生装置100の内部構成を示すブロック図である。図3において、図1又は図2に示した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
図3において、CPU301は、映像再生装置100の全体を制御するプロセッサである。CPU301は、映像再生装置100の制御プログラムを格納したROMや、CPU301が制御プログラムを実行する際にワークメモリとして使用されるRAMなどを含む。CPU301は、制御プログラムを実行することにより、例えばMPEG4形式の映像データを格納した映像ファイルを再生することができる。CPU301はこれ以外にも、例えばJPEG形式の画像ファイルなども再生することができる。
電源ユニット302は、映像再生装置100の各ブロックに電力を供給する。本実施例では、例えば映像再生装置100に接続されたACアダプタから電源ユニット302に電力が供給される。或いは、映像再生装置100が電池ボックスを備え、ここに設置された乾電池から電源ユニット302に電力が供給されてもよい。
フラッシュメモリ303は、映像再生装置100が再生可能な映像ファイルを格納するための、内蔵の不揮発性メモリである。フラッシュメモリ303には、映像再生装置100の工場出荷前に、複数の映像ファイルが格納される。もちろん、ユーザが後から映像ファイルを追加したり削除したりできるように映像再生装置100を構成してもよい。フラッシュメモリ303はまた、映像再生装置100の起動時やシャットダウン時に再生するための様々な映像ファイルや静止画像ファイル(例えば、JPEGファイル)などを格納することができる。
オーディオアンプ304は、CPU301が映像ファイルを再生することによって得られたアナログ音声信号を増幅してスピーカ305に出力する。これにより、スピーカ305からは、ユーザ可聴の音声が出力される。なお、図1及び図2には示さなかったが、スピーカ305は、映像再生装置100の適切な位置(例えば、正面)に設置される。
コントラスト調節つまみ306は、ディスプレイ101に表示される映像のコントラストを調節するためのつまみである。スイッチ群307は、映像再生装置100が再生中の映像を早送りさせたり、巻き戻しさせたり、一時停止させたりすることをCPU301に指示するためのスイッチや、CPU301に対して映像再生装置100のリセットを指示するためのスイッチなどを含む。なお、図1及び図2には示さなかったが、コントラスト調節つまみ306及びスイッチ群307は、映像再生装置100の適切な位置(例えば、背面)に設置される。
図4は、本考案に係る映像再生処理の流れを示すフローチャートである。図4に示す各ステップの処理は、特に断らない限り、映像再生装置100のCPU301が制御プログラムを実行することによって実現される(図5及び図6においても同様)。電源スイッチ兼ボリュームつまみ102が回転されて映像再生装置100に電源が投入されると、本フローチャートの処理が開始する。
ステップS401で、CPU301は、起動画面をディスプレイ101に表示する。起動画面は、フラッシュメモリ303に格納されている映像ファイルや静止画像ファイルを再生することにより取得される。
ステップS402で、CPU301は、映像ファイルの読み出し元としてフラッシュメモリ303を使用するか、メモリスロット104に挿入されたメモリカードを使用するかを決定する。本実施例では、メモリスロット104にメモリカードが挿入されている場合はメモリカードを使用し、そうでない場合はフラッシュメモリ303を使用するものとする。以下、決定されたメモリを「使用メモリ」と呼ぶ。
ステップS403で、CPU301は、使用メモリから映像ファイルのリスト(再生リスト)を取得する。再生リストは、例えば、使用メモリのファイルシステムを参照することにより、取得可能である。或いは、再生リスト自体がファイルとして使用メモリ内に格納されていてもよい。また、再生リストは、映像ファイルの再生順序に関する情報を含む。
ステップS404で、CPU301は、ステップS403で取得した再生リストの中から再生対象の映像ファイルを選択する。また、再生リストにおいて選択した映像ファイルを示すフラグをセットする。
ステップS405で、CPU301は、再生対象の映像ファイルの先頭を再生開始点として設定する。ステップS406で、CPU301は、再生対象ファイルの再生開始点から再生を開始する。
ステップS407で、CPU301は、チャンネル用回転式スイッチ103が現在のクリック点から右隣にのクリック点へと回転されたか否かを判定する。判定結果が「NO」であればステップS408に進む。ステップS408で、CPU301は、チャンネル用回転式スイッチ103が現在のクリック点から左隣にのクリック点へと回転されたか否かを判定する。判定結果が「NO」であればステップS409に進む。ステップS409で、CPU301は、再生位置が再生対象の映像ファイルの末尾に到達したか否かを判定する。判定結果が「NO」であればステップS407に戻り、映像ファイルの再生を継続しつつステップS407乃至S409の判定を繰り返す。
ステップS407において「YES」と判定された場合、ステップS410で、CPU301は、再生リストにおいて再生順序が現在再生中の映像ファイルの1つ後である映像ファイルを再生対象として選択する。また、再生リストにおいて選択した映像ファイルを示すフラグをセットする(以前にセットされたフラグは消去される)。次いでステップS405に戻り、新たに選択された映像ファイルの先頭から再生が行われるように、同様の処理が繰り返される。
ステップS408において「YES」と判定された場合、ステップS411で、CPU301は、再生リストにおいて再生順序が現在再生中の映像ファイルの1つ前である映像ファイルを再生対象として選択する。また、再生リストにおいて選択した映像ファイルを示すフラグをセットする(以前にセットされたフラグは消去される)。次いでステップS405に戻り、新たに選択された映像ファイルの先頭から再生が行われるように、同様の処理が繰り返される。
なお、本実施例では、チャンネル用回転式スイッチ103が現在のクリック点から右隣のクリック点へと回転された場合に1つ後の、左隣のクリック点へと回転された場合に1つの前の、映像ファイルがそれぞれ選択されるものとした。しかしながら、本考案は「右隣」と「1つ後」、及び「左隣」と「1つ前」の対応付けに限定されるものではない。即ち、チャンネル用回転式スイッチ103がいずれか一方向隣のクリック点に回転された場合に1つ後の、他方向隣(先の一方向と反対の方向隣)に回転された場合に1つ前の、映像ファイルがそれぞれ選択されればよい。これは後述する図5のステップS503及びS504においても同様である。
ステップS409において「YES」と判定された場合、ステップS412で、CPU301は、再生リストにおいて再生順序が現在再生中の映像ファイルの1つ後である映像ファイルを再生対象として選択する。次いでステップS413で、CPU301は、ステップS412で選択した映像ファイルについて、再生リスト中にフラグがセットされているか否かを判定する。判定結果が「NO」であればステップS405に戻り、新たに選択された映像ファイルの先頭から再生が行われるように、同様の処理が繰り返される。判定結果が「YES」であれば図5のステップS501へ進む。
ここで注目すべきことは、ステップS412を経由してステップS405に戻った場合は、ステップS410を経由した場合と異なり、フラグの再セットが行われないことである。そして、ステップS413において「YES」と判定されたということは、チャンネル用回転式スイッチ103が一度も操作されずに、再生リスト中の全ての映像ファイルが再生された(即ち、再生が一巡した)ということである。
また、図示しないが、スイッチ群307が操作された場合、CPU301は、操作されたスイッチの種類に応じた処理を行う。例えば、早送りスイッチが操作された場合、CPU301は、再生対象の映像ファイルの再生位置を通常よりも高速に進める。
以上の説明、特にステップS405乃至S411の説明から理解できるように、ユーザは、昔のアナログテレビでチャンネルを変更する操作に似た感覚でチャンネル用回転式スイッチ103を左右に回転させることにより、再生対象の映像ファイルを1つ前に戻したり1つ後に進めたりすることができる。従って、ユーザは、映像ファイルの再生制御(これは近年の技術に基づくものである)を通じて、昔懐かしい感覚を味わうことができる。
図5は、図4のステップS413に続く処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS501で、CPU301は、待機画面をディスプレイ101に表示する。待機画面は、フラッシュメモリ303に格納されている映像ファイルや静止画像ファイルを再生することにより取得される。次いでステップS502で、CPU301は、タイマーをスタートさせる。
ステップS503で、CPU301は、チャンネル用回転式スイッチ103が現在のクリック点から右隣のクリック点へと回転されたか否かを判定する。判定結果が「NO」であればステップS504に進む。ステップS504で、CPU301は、チャンネル用回転式スイッチ103が現在のクリック点から左隣のクリック点へと回転されたか否かを判定する。判定結果が「NO」であればステップS505に進む。ステップS505で、CPU301は、ステップS502においてスタートしたタイマーがタイムアップしたか否か(即ち、所定の時間が経過したか否か)を判定する。判定結果が「NO」であれば、ステップS503に戻り、ステップS503乃至S505の判定を繰り返す。判定結果が「YES」であればステップS506に進む。
ここで注目すべきことは、ステップS505において「YES」と判定されたということは、チャンネル用回転式スイッチ103が操作されることなく所定の時間(例えば、60秒)が経過したということである。この場合、ステップS506でCPU301はディスプレイ101に終了画面を表示した後、ステップS507で電源をOFFにして処理を終了する。これにより、電力の浪費を抑制することができる。
一方、ステップS503において「YES」と判定された場合、図4のステップS405に進む。これにより、ステップS412で選択された映像ファイルの先頭から再生が行われる。即ち、再生リストにおける二巡目の再生が開始する。
また、ステップS504において「YES」と判定された場合、図4のステップS411に進む。これにより、最後の再生された映像ファイル(ステップS412で選択された映像ファイルの1つ前のファイル)の先頭から再生が行われる。
図6は、図4及び図5を参照して説明した映像再生処理における、割り込み処理の流れを示すフローチャートである。図6(a)は、メモリスロット104にメモリカードが新たに挿入された場合の処理を示し、図6(b)は、メモリスロット104に挿入されているメモリカードが抜き取られた場合の処理を示す。
メモリスロット104にメモリカードが新たに挿入された場合、ステップS601で、CPU301は、再生リストにおけるフラグの位置、再生中の映像ファイルを特定する情報、及び再生中の映像ファイルの再生位置を記憶する。
ステップS602で、CPU301は、メモリスロット104に挿入されたメモリカードを使用メモリとして決定する。次いで処理は、図4のステップS403に進む。
これにより、フラッシュメモリ303に格納された映像ファイルに関する現在の再生状況を記憶しつつ、メモリスロット104に挿入されたメモリカードに格納された映像ファイルの再生を開始することができる。
一方、メモリスロット104に挿入されているメモリカードが抜き取られた場合、ステップS611で、CPU301は、フラッシュメモリ303を使用メモリとして決定する。次いでステップS612で、CPU301は、ステップS601で記憶した情報(即ち、フラッシュメモリ303についての、フラグの位置、映像ファイルを特定する情報、及び再生位置)を読み出す。次いで処理は、図4のステップS406に進む。
これにより、メモリスロット104へのメモリカードを挿入する前の状態に戻って、フラッシュメモリ303に格納された映像ファイルの再生を再開することができる。
なお、以上の実施例においては、チャンネル用回転式スイッチ103が現在のクリック点から右隣のクリック点へ回転されたときには、再生リスト上、1つ後の映像ファイルを再生するようにしているので、もし一時に右方向に2個離れたクリック点へと回転させたとしても、装置内の処理としては、「右隣のクリック点への回転」が2回連続で入力されたものとして処理する。すなわち、一旦は1つ後の映像ファイルの再生処理を開始するが、直ちに、更に1つ後の映像ファイル(つまり、元々再生されていた映像ファイルの2つ後の映像ファイル)の再生処理に移行するようになっている。つまり、一時に右方向へn個以上離れたクリック点へと回転させた場合は、「右隣のクリック点への回転」がn回連続で入力されたものとして処理され、1つ後、2つ後、3つ後、・・・n−1個後の映像ファイルについて各々再生処理(ステップS410→ステップS405→ステップ406)を行い、最終的にn個後の映像ファイルの再生処理を行うようになっている。これは一時に左方向へm個以上離れたクリック点へと移動した場合も同様であり、その場合は、「左隣のクリック点への回転が、m回連続で入力されたものとして処理され、1つ前、2つ前、3つ前、・・・m−1個前の映像ファイルについて各々再生処理(ステップS411→ステップS405→ステップS406→ステップS407(判定結果は「NO」))を行い、最終的にm個前の映像ファイルの再生処理を行うようになっている。
しかしながら、このような処理をせず、映像ファイルの再生前に、現在のクリック点から右方向にn個目のクリック点に移動したことを検知し(ただし、n>1)、1つ後〜n−1個後の映像ファイルの再生処理は行わず、直ちにn個後の映像ファイルの再生処理を行うようにしてもよい。その場合、ステップS407の処理を、CPU301が、チャンネル用回転式スイッチ103が現在のクリック点から右にn個目(ただし、n>1)のクリック点へと回転されたか否かを判定するように変更し、判定結果が「YES」のときに進むステップS410の処理を、CPU301が、再生リストにおいて再生順序が現在再生中の映像ファイルのn個後である映像ファイルを再生対象として選択するように、変更すればよい。
同様に、映像ファイルの再生前に、現在のクリック点から左方向にm個目のクリック点に移動したことを検知し(ただし、m>1)、1つ前〜m−1個前の映像ファイルの生成処理は行わず、直ちにm個前の映像ファイルの再生処理を行うようにするのであれば、ステップS408の処理を、CPU301が、チャンネル用回転式スイッチ103が現在のクリック点から左にm個目(ただし、m>1)のクリック点へと回転されたか否かを判定するように変更し、判定結果が「YES」のときに進むステップS411の処理を、CPU301が、再生リストにおいて再生順序が現在再生中の映像ファイルのm個後である映像ファイルを再生対象として選択するように、変更すればよい。
以上説明したように、本実施例によれば、映像再生装置100は、初期のアナログテレビと同様の外観及び操作性を有する電源スイッチ兼ボリュームつまみ102及びチャンネル用回転式スイッチ103を備える。その一方で、映像再生装置100は、デジタル映像データを格納した映像ファイルを近年の技術に基づいて再生可能なCPU301を備える。そしてユーザは、昔のアナログテレビでチャンネルを変更する操作に似た感覚でチャンネル用回転式スイッチ103を左右に現在のクリック点から別のクリック点へと回転させることにより、再生対象の映像ファイルを再生リスト上前のものに戻したり後のものに進めたりすることができる。また、昔のアナログテレビで電源をONにしたり音量を調節したりする操作に似た感覚で電源スイッチ兼ボリュームつまみ102を回転させることにより、映像再生装置100の電源をONにしたりスピーカ305の音量を変更したりすることができる。
従って、本実施例の映像再生装置100によれば、ユーザは、デジタル映像データを格納した映像ファイルの再生制御のために従来とは異なる操作を実行可能であり、例えば「懐かしさ」を感じることができる。
100 映像再生装置
101 ディスプレイ
102 電源スイッチ兼ボリュームつまみ
103 チャンネル用回転式スイッチ
104 メモリスロット

Claims (6)

  1. 前面にディスプレイを備える映像再生装置であって、
    前記前面に設置され、その回転において複数のクリック点を有する回転式スイッチと、
    所定の再生順序に関連づけられる複数の映像ファイルを記憶するためのメモリと、
    前記複数の映像ファイルのうちの1つを再生対象の映像ファイルとして選択し、当該選択した再生対象の映像ファイルを先頭から再生して前記ディスプレイに表示する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記回転式スイッチが一方向隣のクリック点に回転されたことを検知した場合は再生中の映像ファイルの1つ後の再生順序を持つ映像ファイルを、前記回転式スイッチが他方向隣のクリック点に回転されたことを検知した場合は再生中の映像ファイルの1つ前の再生順序を持つ映像ファイルを、新たに再生対象の映像ファイルとして選択し、当該選択した再生対象の映像ファイルを先頭から再生して前記ディスプレイに表示する
    ことを特徴とする映像再生装置。
  2. 着脱可能なメモリカードを挿入するためのメモリスロットを更に備え、
    前記制御部は、前記メモリスロットにメモリカードが挿入されている場合、前記再生対象の映像ファイルの選択を、前記メモリではなく前記メモリカードに記憶されている複数の映像ファイルから行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像再生装置。
  3. 回転式つまみと、
    前記回転式つまみの回転角度に応じて前記映像再生装置の電源のONとOFFとを切り替えるスイッチと、
    前記回転式つまみの回転角度に応じて抵抗値が変化する可変抵抗と、
    前記可変抵抗の抵抗値に応じて音量が変化するスピーカと、
    を更に備え、
    前記制御部は、映像ファイルの再生により得られた音声信号を前記スピーカに出力する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の映像再生装置。
  4. 前記制御部は、
    再生中の映像ファイルを末尾まで再生すると、当該再生中の映像ファイルの1つ後の再生順序を持つ映像ファイルを、新たに再生対象の映像ファイルとして選択し、当該選択した再生対象の映像ファイルを先頭から再生して前記ディスプレイに表示し、
    前記回転式スイッチの回転が検知されずに前記複数の映像ファイル全ての再生が完了した場合、前記映像再生装置の電源をOFFにする
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の映像再生装置。
  5. 前面にディスプレイを備える映像再生装置であって、
    前記前面に設置された回転式スイッチと、
    所定の再生順序に関連づけられる複数の映像ファイルを記憶するためのメモリと、
    前記複数の映像ファイルのうちの1つを再生対象の映像ファイルとして選択し、当該選択した再生対象の映像ファイルを先頭から再生して前記ディスプレイに表示する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記回転式スイッチが一方に回転されたことを検知した場合は再生中の映像ファイルより後の再生順序を持つ映像ファイルを、前記回転式スイッチが他方に回転されたことを検知した場合は再生中の映像ファイルの前の再生順序を持つ映像ファイルを、新たに再生対象の映像ファイルとして選択し、当該選択した再生対象の映像ファイルを先頭から再生して前記ディスプレイに表示する
    ことを特徴とする映像再生装置。
  6. 前面にディスプレイを備える映像再生装置であって、
    前記前面に設置され、その回転において複数のクリック点を有する回転式スイッチと、
    所定の再生順序に関連づけられる複数の映像ファイルを記憶するためのメモリと、
    前記複数の映像ファイルのうちの1つを再生対象の映像ファイルとして選択し、当該選択した再生対象の映像ファイルを先頭から再生して前記ディスプレイに表示する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記回転式スイッチが一方にクリック点n個分(ただし、n>1)回転されたことを検知した場合は再生中の映像ファイルのn個後の再生順序を持つ映像ファイルを、前記回転式スイッチが他方にクリック点m個分(ただし、m>1)回転されたことを検知した場合は再生中の映像ファイルのm個前の再生順序を持つ映像ファイルを、新たに再生対象の映像ファイルとして選択し、当該選択した再生対象の映像ファイルを先頭から再生して前記ディスプレイに表示する
    ことを特徴とする映像再生装置。
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