JP3149816B2 - 通信ネットワーク制御システム - Google Patents

通信ネットワーク制御システム

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JP3149816B2
JP3149816B2 JP13602397A JP13602397A JP3149816B2 JP 3149816 B2 JP3149816 B2 JP 3149816B2 JP 13602397 A JP13602397 A JP 13602397A JP 13602397 A JP13602397 A JP 13602397A JP 3149816 B2 JP3149816 B2 JP 3149816B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信ネットワーク制
御システムに関し、特にオーペレータの入力に基いてあ
る回線を構成する各パスが通る全てのノードに対する制
御情報を生成してこの制御情報を制御コマンドとして各
ノードへ送出するようにした通信ネットワーク制御シス
テムに関する。また本発明は、同期端局装置(SDH;
Synchronous Digital Hiera
rchy;同期ディジタル・ハイアラーキ)により構成
されるネットワークにおけるネットワーク管理システム
に関し、特にパス管理機能に利用されるネットワーク管
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の通信ネットワーク制御シ
ステムの一例を、図5のブロック図を参照しつつ説明す
る。複数のクロスコネクト装置(以下、単に「ノード」
と称する)1〜4を通過して形成されるある回線Xの開
通制御時には、マンマシンインタフェース装置10から
オペレータにより入力されたクロスコネクト制御情報
を、ネットワーク制御装置20を介してクロスコネクト
制御コマンド100〜400として、各ノード毎に送信
するようになっている。
【0003】この場合の各ノード毎のクロスコネクト制
御情報の一例を、図6に示す。図6には、ノード1に関
するクロスコネクト制御情報が示されており、クロスコ
ネクト制御情報は、回線名(X)、回線速度、接続方式
(クロスコネクト;図5のノード1における波線部
分)、制御対象ノード番号(ノード1)、接続元パス名
(パスA)、接続元先頭タイムスロット番号、接続先パ
ス名(パスB)及び接続先先頭タイムスロット番号を有
して構成されている。
【0004】このような構成のクロスコネクト制御情報
は、オペレータの入力に基いて、マンマシンインタフェ
ース装置10のクロスコネクト制御情報作成部11に
て、図6の形式でノード単位に生成されて、ネットワー
ク制御装置20のクロスコネクト制御部21へ夫々供給
される。
【0005】クロスコネクト制御部21は、これ等ノー
ド単位のクロスコネクト制御情報をクロスコネクト制御
情報管理DB(データベース)23へ格納すると共に、
パス構成情報管理DB(データべ−ス)22を参照しつ
つ、各ノード1〜4に対してコマンド100〜400を
生成して夫々送出するものである。
【0006】尚、回線Xに関するクロスコネクト制御情
報として、接続元及び接続先の各先頭タイムスロット番
号及び回線速度が必要な理由は、以下のとおりである。
例えば、1チャネルが64KHzのチヤネルを24チヤ
ネル多重化して1.55MHzの回線Xに伝送する場
合、先頭タイムスロット番号によりデータの先頭位置が
判り、回線速度によりそのデータ幅(長さ)が判るの
で、先頭タイムスロット番号と回線速度とをクロスコネ
クト制御情報に含めているのである。
【0007】また従来、複数のクロスコネクト装置を通
過する単方向分岐型回線(以下、「ブロードキャスト回
線」という)の開通制御に関しては、ネットワーク管理
システムにおけるマンマシンインタフェース装置からネ
ットワーク制御装置へ送信するクロスコネクト制御情報
を、オペレータが入力した制御対象装置番号、接続元パ
ス名、接続元タイムスロット番号、接続先パス名、接続
先タイムスロット番号から構成し、各クロスコネクト装
置単位に送信している。
【0008】図8に従来のネットワーク管理システムの
構成を示す。図8を参照すると、従来方式では、オペレ
ータが各装置でのクロスコネクト単位に入力した制御対
象装置番号、接続元パス名、接続元タイムスロット番
号、接続先パス名、接続先タイムスロット番号からマン
マシンインタフェース装置102から各クロスコネクト
制御情報101を作成し、ネットワーク制御装置103
に対して、装置の数分送信している。クロスコネクト制
御情報101を受信したネットワーク制御装置103
は、パス構成管理情報DB104を参照しながら各装置
106へのクロスコネクト制御コマンド105を作成し
送信している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図5、及び図6参照し
て説明した従来の通信ネットワーク制御システムにおい
ては、回線Xが通るノードの各々についてのクロスコネ
クト制御情報について考えると、互いに対向する2つの
ノード間においては、接続元パス名と接続先パス名、接
続元先頭タイムスロット番号と接続先先頭タイムスロッ
ト番号とは、互いに夫々同一値となる。
【0010】従って、マンマシンインタフェース装置1
0とネットワーク制御装置20との間で送受信される制
御情報量は、回線開通までの一連の制御情報全体として
みた場合、約2倍の冗長度を有することになる。このよ
うな約2倍の冗長度を有する制御情報が、マンマシンイ
ンタフェース装置10とネットワーク制御装置20との
間で送受信されていることになり、よって、クロスコネ
クト制御による回線開通制御の処理性能の低下の要因と
なっているのである。
【0011】また、図8を参照して説明した上記従来技
術においては、マンマシンインタフェース装置とネット
ワーク制御装置間で送受信される制御情報量が冗長性を
持っているために、処理性能低下をもたらしている、と
いう問題点を有している。
【0012】その理由は、従来技術におけるクロスコネ
クト制御情報は、対向装置間では、接続元パス名と接続
先パス名、及び接続元タイムスロット番号と接続先タイ
ムスロット番号が同一値となり、また、分岐点となる装
置においては、各々の接続元パス及び接続元タイムスロ
ット番号が同一値となり、これらのことから、マンマシ
ンインタフェース装置とネットワーク制御装置間で送受
信される制御情報量は、回線開通までの一連の制御情報
全体として見た場合、約2倍の冗長度を持つ情報を送受
信していることになり、このことがクロスコネクト制御
に対する回線開通制御の処理性能低下の原因となってい
るからである。
【0013】したがって、本発明は、上記従来技術の問
題点を解消すべくなされたものであって、その目的は、
マンマシンインタフェース装置とネットワーク制御装置
との間で送受信される制御情報の量を大幅に削減可能と
した通信ネットワーク制御システムを提供することにあ
る。
【0014】また本発明の別の目的は、マンマシンイン
タフェース装置とネットワーク制御装置間の制御情報の
データサイズを縮小することにより、ブロードキャスト
回線の開通制御に関する処理性能の向上する、ネットワ
ーク管理システムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の通信ネットワーク制御システムは、オペレ
ータの入力に基いてある回線を構成する各パスが通る全
てのノードに対する制御情報を生成して送出する制御情
報生成手段と、前記制御情報を受信して前記ノードの各
々に対してこの受信した制御情報を制御コマンドとして
送出するネットワーク制御手段と、を含む通信ネットワ
ーク制御システムであって、前記制御情報生成手段が、
前記オペレータにより入力された前記ノード毎の接続元
パス名、接続元タイムスロット番号、制御対象ノード番
号、接続先パス名及び接続先先頭タイムスロット番号に
より構成されるクロスコネクト制御情報を基に、前記回
線が通る順番に並べたときに互いに対向するノード間に
おいて前記接続元パス名と接続先パス名とを集約する手
段と、前記オペレータにより入力された前記クロスコネ
クト制御情報を基に、前記対向するノード間において前
記接続元先頭タイムスロット番号と前記接続先先頭タイ
ムスロット番号とを集約する手段と、前記制御対象ノー
ドの各々を示す各ノード番号の前後に、これ等集約され
た前記パス名及び集約された前記先頭タイムスロット番
号を夫々付加して前記回線に関するネットワーク制御情
報として生成送出する手段と、を含むことを特徴とす
る。
【0016】そして、本発明においては、前記ネットワ
ーク制御手段が、前記制御情報生成手段からの前記ネッ
トワーク制御情報の受信に応答して、このネットワーク
制御情報のなかの前記ノード番号の各々の前後に付加さ
れている前記パス名の各々を抽出して当該ノードの接続
元パス名及び接続先パス名とする手段と、前記ネットワ
ーク制御情報のなかの前記ノード番号の各々の前後に付
加されている前記先頭タイムスロット番号の各々を抽出
して当該ノードの接続元先頭タイムスロット番号及び接
続先先頭タイムスロット番号とする手段と、これ等抽出
された接続元パス名、接続先パス名及び接続元先頭タイ
ムスロット番号、接続先先頭タイムスロット番号を対応
する各ノード毎のクロスコネクト制御情報として再構成
する手段と、を含むことを特徴とする。
【0017】本発明においては、前記ネットワーク制御
手段が、更に、前記ノード毎のクロスコネクト制御情報
を格納する格納手段を含むことを特徴とする。
【0018】本発明においては、前記ネットワーク制御
手段は、更に、前記ノード毎のクロスコネクト制御情報
を各ノードへコマンドとして送信する手段を含むことを
特徴とする。
【0019】本発明のネットワーク管理システムは、オ
ペレータが各装置毎に入力したブロードキャスト回線を
構成する、接続元パス名、接続元タイムスロット番号、
制御対象装置番号、接続先パス名、接続先タイムスロッ
ト番号で構成される複数のクロスコネクト制御情報を、
回線がクロスコネクト装置を通過する順番にツリー構造
に並べ、そのうち、制御情報間で同一値となる接続元パ
ス名と接続先パス名、及び接続元タイムスロット番号と
接続先タイムスロット番号を集約して制御情報を構成
し、これらの集約された一連の情報をネットワーク制御
情報として、マンマシンインタフェース装置とネットワ
ーク制御装置間で送受信し、これらのネットワーク制御
情報を受信したネットワーク制御装置は、該ネットワー
ク制御情報中の制御対象装置、パス名、タイムスロット
番号の並びから隣接する情報を抽出して、各装置単位の
クロスコネクト制御コマンドを再構成する機能能と
構成された前記各装置単位のクロスコネクト制御コマン
ドを前記各装置に送信する機能とを具備してなる、こと
を特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施の形
態及びその詳細を具体的に例示する各実施例について説
明する。
【0021】本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、オペレータが各ノード毎に入力した接続元パス名、
接続元タイムスロット番号、制御対象ノード番号、接続
先パス名、接続先タイムスロット番号で構成される複数
のクロスコネクト制御情報を、マンマシンインタフェー
ス装置により回線がノードを通過する順番に並べ、その
うちノード間で対向する接続元パス名と接続先パス名及
び接続元タイムスロット番号と接続先タイムスロット番
号が夫々同一値であることからこれを集約して制御情報
を構成し、これ等の集約された一連情報をネットワーク
制御情報としてマンマシンインタフェース装置とネット
ワーク制御装置間で送受信する。
【0022】また、これ等のネットワーク制御情報を受
信したネットワーク制御装置では、情報中の制御対象ノ
ード番号、パス名、タイムスロット番号の並びから隣接
する情報を抽出して各ノード単位のクロスコネクト制御
コマンドを再構成する機能を持つことにより、マンマシ
ンインタフェース装置〜ネットワーク制御装置間の制御
情報のデータサイズの縮小を実現する。
【0023】また、本発明は、その好ましい実施の形態
において、オペレータが各装置毎に入力したブロードキ
ャスト回線を構成する、接続元パス名、接続元タイムス
ロット番号、制御対象装置番号、接続先パス名、接続先
タイムスロット番号で構成される複数のクロスコネクト
制御情報を、回線がクロスコネクト装置を通過する順番
にツリー構造に並べ、そのうち制御情報間で同一値とな
る接続元パス名と接続先パス名、及び接続元タイムスロ
ット番号と接続先タイムスロット番号を集約して制御情
報を構成し、これらの集約された一連の情報をネットワ
ーク制御情報としてマンマシンインタフェース装置とネ
ットワーク制御装置間で送受信する。
【0024】また、これらのネットワーク制御を受信し
たネットワーク制御装置では、情報中の制御対象装置、
パス名、タイムスロット番号の並びから隣接する情報を
抽出して各装置単位のクロスコネクト制御コマンドを再
構成する機能を有する。
【0025】マンマシンインタフェース装置〜ネットワ
ーク制御装置の制御情報のデータサイズを縮小すること
により、ブロードキャスト回線の開通制御に関する処理
性能が向上する。
【0026】
【実施例】上記した実施の形態について更に詳細に説明
すべく、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
【0027】図1は、本発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。図1において、図5と同等の機能をな
す構成要素には、同一の参照符号を付し、以下では同一
の構成要素の説明は重複を回避するため適宜省略する。
【0028】図1を参照すると、本実施例において、マ
ンマシンインタフェース装置10内のネットワーク制御
情報作成部12は、オペレータにより入力された各ノー
ド毎の接続元パス名、接続元先頭タイムスロット番号、
制御対象ノード番号、接続先パス名、接続先先頭タイム
スロット番号にて構成される複数のクロスコネクト制御
情報(ノード1〜4の各々に対応する制御情報)を基に
して、図2に一例を示すような、1つの集約されたネッ
トワーク制御情報を生成して送出する。
【0029】ネットワーク制御装置20のネットワーク
制御部24は、この1つの集約されたネットワーク制御
情報を受信して、ノード1〜4毎のクロスコネクト制御
情報(図6参照)に再構成する。
【0030】クロスコネクト制御部21は、再構成され
たノード毎のクロスコネクト制御情報を対応するノード
1〜4へコマンド100〜400として送出する。
【0031】図1において、その他の構成については、
図5のそれと同等であり、その説明は省略する。
【0032】図3は、図1に示した本実施例におけるネ
ットワーク制御情報作成部12の動作を説明するための
フローチャートである。
【0033】図3を参照すると、マンマシンインタフェ
ース装置10において、各ノード1〜4毎に、回線Xに
関して、接続元パス名、接続元先頭タイムスロット番
号、制御対象ノード番号、接続先パス名、接続先先頭タ
イムスロット番号により構成されるクロスコネクト制御
情報(ノード1〜4に夫々対応する4種のクロスコネク
ト制御情報)を、オペレータが夫々入力する(ステップ
301)。
【0034】これに応答して、ネットワーク制御情報作
成部12は、回線Xが通過する順番に全ノード1〜4を
並べた時に、互いに対向する2つのノードの接続先パス
名と接続元パス名とを集約する(ステップ302)。
【0035】例えば、ノード1とノード2とに関して考
えれば、ノード1の接続先パス名とノード2の接続元パ
ス名は共にBで同一であるから、両者を同一としてパス
名Bとして集約するのである。他の対向ノード2−3、
ノード3−4についても同様である。
【0036】同様に、ノード1とノード2とにおいて、
ノード1の接続元先頭タイムスロット番号とノード2の
接続先先頭タムスロット番号とは共に同一であるから、
両者を同一の先頭タイムスロット番号として集約する
(ステップ303)。他の対向ノード2−3、ノード3
−4についても同じである。
【0037】そして、図2に示す如く、各ノード番号の
前後に、これ等集約したパス名と先頭タイムスロット番
号とを夫々付加して、回線Xに関する単一のネットワー
ク制御情報として作成する(ステップ304)。尚、図
2に示す如く、回線名、接続方式等の情報も当然付加さ
れている。
【0038】こうして作成された単一のネットワーク制
御情報はネットワーク制御装置20へ送出されることに
なる(ステップ305)。
【0039】図4は、本実施例におけるネットワーク制
御装置20内のネットワーク制御部24の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【0040】図4を参照すると、マンマシンインタフェ
ース装置10からの図2に示した単一のネットワーク制
御情報を受信すると(ステップ401)、当該ネットワ
ーク制御情報からノード番号が、例えば若番から順次抽
出される(ステップ402、403)。
【0041】この抽出ノードの前後に付加されているパ
ス名が抽出される(ステップ404)。この抽出ノード
がノード2の場合、このノード番号2の前後に付加され
ているパス名は夫々B、Cであり、よって接続元パス名
がB、接続先パス名がCに夫々設定される(ステップ4
05)。他のノード番号についても同様な処理が行われ
る(ステップ402、403)。
【0042】また、当該抽出ノードの前後に付加されて
いる先頭タイムスロット番号が抽出される(ステップ4
06)。この場合も、ノード番号の前に付加されている
先頭タイムスロット番号が接続元先頭タイムスロット番
号であり、ノード番号の後に付加されている先頭タイム
スロット番号が接続先先頭タイムスロット番号となって
いるので(ステップ407)、各ノード毎のクロスコネ
クト制御情報が図6に示した如く、再構成される(ステ
ップ408)。
【0043】こうして再構成された個別の各ノード毎の
クロスコネクト制御情報はデータベース23に格納され
る(ステップ409)と共に、クロスコネクト制御部2
1へ送出されて、各ノードへクロスコネクト制御コマン
ド100〜400として送信される(ステップ41
0)。
【0044】以下に、図2、及び図6に示すような構成
を例にとり、本発明の実施例の作用効果について試算す
る。
【0045】従来方式の場合において、クロスコネクト
制御情報のデータサイズをコマンド1フレーム当りの2
バイト型整数データを5個、60文字からなる文字列デ
ータを3個で構成するとすると、1フレーム当り、 2バイト(整数データサイズ)×5+60バイト(文字
列データサイズ)×3=190バイト 190バイトのデータを送受信し、4つのクロスコネク
ト装置を経由するとすると、 190バイト×4=760バイト となり、760バイトのデータを回線が開通するまでに
マンマシンインタフェース装置〜ネットワーク制御装置
間で送受信することになる。
【0046】一方、本発明の実施例においては、ネット
ワーク制御情報のデータサイズは2バイト型整数データ
を11個、60文字からなる文字列データを6個で構成
し、1フレーム当り、 2バイト(整数データサイズ)×11+60バイト(文
字列データサイズ)×6=382バイト となり、382バイトのデータを回線が開通するまでに
マンマシンインタフェース装置〜ネットワーク制御装置
間で送受信することになる。
【0047】従って、データサイズの縮小率として、 382/760=50.2% 約50%の送受信データを削減する改善効果が得られる
ことになる。
【0048】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。図7は、本発明の第2の実施例を説明するための図
である。
【0049】図7を参照すると、本発明の第2の実施例
においては、オペレータが各装置毎に入力したブロード
キャスト回路201を構成する、接続元パス名、接続元
タイムスロット番号、制御対象装置番号、接続先パス
名、接続先タイムスロット番号で構成される複数のクロ
スコネクト制御情報を、回線がクロスコネクト装置を通
過する順番にツリー構造に並べ、そのうち制御情報間で
同一値となる接続元パス名と接続先パス名、及び接続元
タイムスロット番号と接続先タイムスロット番号を集約
して制御情報を構成し、これらの集約された一連情報を
ネットワーク制御情報202としてマンマシンインタフ
ェース装置203とネットワーク制御装置204間で送
信する。また、これらのネットワーク制御情報を受信し
たネットワーク制御装置では、情報中の制御対象装置、
パス名、タイムスロット番号の並びから隣接する情報を
抽出して各装置205単位のクロスコネクト制御コマン
ド206を再構成して各装置に送信する。
【0050】本発明の第2の実施例では、上記のような
構成をとることによりマンマシンインタフェース装置〜
ネットワーク制御装置間の制御情報のデータサイズを縮
小しようとするものである。
【0051】以下では、図7に示した本発明の第2の実
施例、及び比較例として図8に示した従来方式の構成を
例に取り、本発明の第2の実施例の作用効果について、
従来方式と比較して試算する。
【0052】図8に示した従来方式の場合において、ク
ロスコネクト制御情報のデータサイズをコマンド1フレ
ーム当たりの2バイト型整数データを5個、60文字か
らなる文字列データを3個で構成されるとすると、1フ
レーム当たり 2バイト(整数データサイズ)×5+60バイト(文字
列データサイズ)×3=190バイト 190バイトのデータを送受信し、7つのクロスコネク
ト装置を経由するとすると 190バイト×7=1330バイト 1330バイトのデータを回線が開通するまでにマンマ
シンインタフェース装置〜ネットワーク制御装置間で送
受信することになる。
【0053】一方、本発明の第2の実施例においては、
ネットワーク制御情報のデータサイズは2バイト型整数
データを21個、60文字からなる文字列データを9個
で構成され、1フレーム当たり 2バイト(整数データサイズ)×21+60バイト(文
字列データサイズ)×9=582バイト 582バイトのデータを回線が開通するまでにマンマシ
ンインタフェース装置〜ネットワーク制御装置間で送受
信することになる。従って、データサイズの縮小率とし
て 582/1330=43.8% 約56%の送受信データを削減する改善効果が得られる
ことになる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればマ
ンマシンインタフェース装置において、各ノードのクロ
スコネクト制御情報のうち冗長情報を集約して単一のネ
ットワーク制御情報として編集し直し、これをネットワ
ーク制御装置へ送出するものであるから、マンマシンイ
ンタフェース装置とネットワーク制御装置との間の情報
が大幅に削減できるという効果を奏する。
【0055】また、本発明によれば、マンマシンインタ
フェース装置とネットワーク制御装置間の制御情報のデ
ータサイズを縮小することにより、ブロードキャスト回
線の開通制御に関する処理性能の向上するという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例における集約されたネッ
トワーク制御情報の一例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例のネットワーク制御情報
作成部の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例のネットワーク制御部の
動作を示すフローチャートである。
【図5】従来の通信ネットワーク制御システムの構成の
一例を示すブロック図である。
【図6】図5のシステムにおけるクロスコネクト制御情
報の一例を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例のシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図8】従来の通信ネットワーク制御システムの構成の
一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1〜4 ノード(クロスコネクト装置) 10 マンマシンインタフェース装置 12 ネットワーク制御情報作成部 20 ネットワーク制御装置 21、24 ネットワーク制御部 22 パス構成情報管理データべ−ス 23 回線構成情報管理データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−283820(JP,A) 特開 平8−65384(JP,A) 特開 平7−115461(JP,A) 特開 平8−223154(JP,A) 特開 平5−75699(JP,A) 「マルチキャスト型ネットワーク監視 制御システムの開発」,1997年電子情報 通信学会総合大会B−10−247 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/24 - 12/26 H04M 3/00 G06F 13/00 351 - 357

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オペレータの入力に基いてある回線を構成
    する各パスが通る全てのノードに対する制御情報を生成
    して送出する制御情報生成手段と、 前記制御情報を受信して前記ノードの各々に対してこの
    受信した制御情報を制御コマンドとして送出するネット
    ワーク制御手段と、を含む通信ネットワーク制御システ
    ムであって、 前記制御情報生成手段が、 前記オペレータにより入力された前記ノード毎の接続元
    パス名、接続元タイムスロット番号、制御対象ノード番
    号、接続先パス名及び接続先先頭タイムスロット番号に
    より構成されるクロスコネクト制御情報を基に、前記回
    線が通る順番に並べたときに互いに対向するノード間に
    おいて前記接続元パス名と接続先パス名とを集約する手
    段と、 前記オペレータにより入力された前記クロスコネクト制
    御情報を基に、前記対向するノード間において前記接続
    元先頭タイムスロット番号と前記接続先先頭タイムスロ
    ット番号とを集約する手段と、 前記制御対象ノードの各々を示す各ノード番号の前後
    に、これ等集約された前記パス名及び集約された前記先
    頭タイムスロット番号を夫々付加して前記回線に関する
    ネットワーク制御情報として生成送出する手段と、を含み、 前記ネットワーク制御手段が、 前記制御情報生成手段からの前記ネットワーク制御情報
    の受信に応答して、このネットワーク制御情報のなかの
    前記ノード番号の各々の前後に付加されている前記パス
    名の各々を抽出して当該ノードの接続元パス名及び接続
    先パス名とする手段と、 前記ネットワーク制御情報のなかの前記ノード番号の各
    々の前後に付加されている前記先頭タイムスロット番号
    の各々を抽出して当該ノードの接続元先頭タイムスロッ
    ト番号及び接続先先頭タイムスロット番号とする手段
    これ等抽出された接続元パス名、接続先パス名及び接続
    元先頭タイムスロット 番号、接続先先頭タイムスロット
    番号を対応する各ノード毎のクロスコネクト制御情報と
    して再構成する手段と、 前記ノード毎のクロスコネクト制御情報を格納する格納
    手段と前記ノード毎のクロスコネクト制御情報を各ノードへコ
    マンドとして送信する手段と、 を含む、ことを特徴とする通信ネットワーク制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】オペレータが各装置毎に入力したブロード
    キャスト回線を構成する、接続元パス名、接続元タイム
    スロット番号、制御対象装置番号、接続先パス名、接続
    先タイムスロット番号で構成される複数のクロスコネク
    ト制御情報を、回線がクロスコネクト装置を通過する順
    番にツリー構造に並べ、 そのうち、制御情報間で同一値となる接続元パス名と接
    続先パス名、及び接続元タイムスロット番号と接続先タ
    イムスロット番号を集約して制御情報を構成し、 これらの集約された一連の情報をネットワーク制御情報
    として、マンマシンインタフェース装置とネットワーク
    制御装置間で送受信し、 これらのネットワーク制御情報を受信したネットワーク
    制御装置が、該ネットワーク制御情報中の制御対象装
    置、パス名、タイムスロット番号の並びから隣接する情
    報を抽出して、各装置単位のクロスコネクト制御コマン
    ドを再構成する機能と再構成された前記各装置単位のクロスコネクト制御コマ
    ンドを前記各装置に送信する機能と を具備してなる、こ
    とを特徴とするネットワーク管理システム。
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