JP3149790U - カードエッジコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】カードエッジコネクタを提供する。【解決手段】本体、複数の第一導電端子、複数の第二導電端子、最低一つの嵌入部品、及び最低一つの半田付け部品を備える。本体には最低一つの嵌合固定溝、複数の第一端子挿入溝、及び複数の第二端子挿入溝を設ける。第一導電端子は第一端子挿入溝に内設、第一導電端子には半田付けピンを設置する。第二導電端子は第二端子挿入溝に内設、第二導電端子には半田付け部を設置する。嵌入部品は嵌合固定溝内に挿設、嵌入部品は嵌合固定ブロックを設置する。半田付け部品には連結部を設置し、連結部の両端はどちらも外側方向に湾曲して延伸する半田付け片であり、連結部は前記嵌入部品の嵌合固定ブロック上に嵌設される。本考案のカードエッジコネクタは半田付け部品の連結部を前記嵌入部品の嵌合固定ブロック上に嵌設している故、半田付けを便利にするだけでなく、低コスト、安定性を有するものとなる。【選択図】図2
Description
本考案はコネクタに関するもので、特にカードエッジコネクタに係る。
特許文献1及び特許文献2はカードエッジコネクタを開示しており、二種のカードエッジコネクタにはどちらも本体、本体上に装着した二つの耳状引き掛け部、本体上に挿設する複数の導電端子を備える。前記耳状引き掛け部には半田付け体を設け、前記導電端子には半田付けピンを設置し、半田付け体及び半田付けピンはどちらも同一プリント基板上に半田付けする。
しかし前述技術による導電端子の半田付けピンの底面と耳状引き掛け部の半田付け体の底面は同一平面になるとは限らず、半田付け体をプリント基板上に半田付けする為には半田付け体の面積を大きくしなければならず、コスト高、半田付けの不安定を引き起こす。
本考案の主な目的は、半田付けが簡単で、低コスト、しかも安定性のあるカードエッジコネクタを提供することにある。
本考案の提供するカードエッジコネクタは本体、複数の第一導電端子、複数の第二導電端子、最低一つの嵌入部品、及び最低一つの半田付け部品を備える。本体には最低一つの嵌合固定溝、複数の第一端子挿入溝、及び複数の第二端子挿入溝を備える。第一導電端子は第一端子挿入溝に内設、第一導電端子には半田付けピンを設置する。第二導電端子は第二端子挿入溝に内設、第二端子挿入溝には半田付け部を設置する。嵌入部品は嵌合固定溝内に挿設、嵌入部品は嵌合固定ブロックを設置する。半田付け部品には連結部を設置し、連結部の両端にはどちらにも外側方向に湾曲して延伸する半田付け片を備え、連結部は前記嵌入部品の嵌合固定ブロック上に嵌設する。
前記の通り本考案のカードエッジコネクタは半田付け部品の連結部を前記嵌入部品の嵌合固定ブロック上に嵌設することにより、半田付け部品の上下方向の位置が調節可能となり、半田付け部品の半田付け片の底面と半田付けピン及び半田付け部を同一平面上に簡単に半田付けすることができる。よって半田付け片は小面積が可能となり、最終的には半田付けを便利にするだけでなく、低コスト、安定性を達成するものとなる。
前記の通り本考案のカードエッジコネクタは半田付け部品の連結部を前記嵌入部品の嵌合固定ブロック上に嵌設することにより、半田付け部品の上下方向の位置が調節可能となり、半田付け部品の半田付け片の底面と半田付けピン及び半田付け部を同一平面上に簡単に半田付けすることができる。よって半田付け片は小面積が可能となり、最終的には半田付けを便利にするだけでなく、低コスト、安定性を達成するものとなる。
本考案のカードエッジコネクタは、半田付けが簡単で低コスト、しかも安定性を達成することを特徴とする。
図1及び図2に示す通り、本考案のカードエッジコネクタは本体1、複数の第一導電端子2、複数の第二導電端子3、二つの嵌入部品4、及び二つの半田付け部品5を備える。
図2に示す通り本体1は長方体形状の本体基本部11を備え、前記本体基本部11には複数の第一端子挿入溝111及び複数の第二端子挿入溝112を設置する。本体基本部11の前表面には後方に窪んだほぼ方形のカード挿入溝113を形成し、カード挿入溝113の上部壁と後部壁下方にはそれぞれ引き続き後方向に窪み本体基本部11の後表面に貫通する複数の収納溝1121と固定溝1122を形成し、収納溝1121と固定溝1122の上下位置は一つ一つ対応し後部に繋がっている。収納溝1121と固定溝1122が共に前記第一端子挿入溝111を構成する。カード挿入溝113の下部壁は、下方向に窪み本体基本部11の前表面下部は後方に窪み、これにより前記第二端子挿入溝112を形成する。カード挿入溝113の右側の上部壁、下部壁、後部壁の間にはブロック形状のポカヨケ体114を連結する。
図2に示す通り本体1は長方体形状の本体基本部11を備え、前記本体基本部11には複数の第一端子挿入溝111及び複数の第二端子挿入溝112を設置する。本体基本部11の前表面には後方に窪んだほぼ方形のカード挿入溝113を形成し、カード挿入溝113の上部壁と後部壁下方にはそれぞれ引き続き後方向に窪み本体基本部11の後表面に貫通する複数の収納溝1121と固定溝1122を形成し、収納溝1121と固定溝1122の上下位置は一つ一つ対応し後部に繋がっている。収納溝1121と固定溝1122が共に前記第一端子挿入溝111を構成する。カード挿入溝113の下部壁は、下方向に窪み本体基本部11の前表面下部は後方に窪み、これにより前記第二端子挿入溝112を形成する。カード挿入溝113の右側の上部壁、下部壁、後部壁の間にはブロック形状のポカヨケ体114を連結する。
本体基本部11の前表面の両端には前方に延伸する固定アーム12を設け、前記固定アーム12には本体基本部11と連結する固定部121を備え、固定部121の前方端上部には凹溝122を設け、前記凹溝122の底部には上方向に突出する方形の突出体123を形成し、前記突出体123の後部端と凹溝122の溝壁は繋がっている。凹溝122の溝壁下部には後方に窪んだ方形の嵌合溝124を形成する。前記本体基本部11の前部表面両端には固定アーム12の外側に沿って後方に窪んだ方形の嵌合固定溝13を形成し、前記嵌合固定溝13は本体基本部11の前部表面及び後部表面を貫通する。前記本体基本部11の後部表面両端で嵌合固定溝13に位置する上部と下部は、後方に延伸する固定ブロック14を備える。
第一導電端子2は長細い板状の第一固定支持部21を備える。第一固定支持部21の上端には前方に湾曲して延伸する導電アーム22を形成し、前記第一固定支持部21の中央部には前方に延伸する第二固定支持部23を備え、前記第一固定支持部21の下部端には後方に湾曲して延伸する半田付けピン24を形成する。第二導電端子3はほぼ長い棒状を呈する固定片31を備え、固定片31の前方端の上部には後方に湾曲して延伸する導電部32を形成し、固定部121の前方端の下部には前方に延伸する半田付け部33を備える。
第一導電端子2は長細い板状の第一固定支持部21を備える。第一固定支持部21の上端には前方に湾曲して延伸する導電アーム22を形成し、前記第一固定支持部21の中央部には前方に延伸する第二固定支持部23を備え、前記第一固定支持部21の下部端には後方に湾曲して延伸する半田付けピン24を形成する。第二導電端子3はほぼ長い棒状を呈する固定片31を備え、固定片31の前方端の上部には後方に湾曲して延伸する導電部32を形成し、固定部121の前方端の下部には前方に延伸する半田付け部33を備える。
図1、図3、図4に示す通り、嵌入部品4はほぼ長細い板状の挿入部41を備え、挿入部41の前方端上部には前方向に延伸する延伸部42を設け、延伸部42の末端下部には前方に湾曲して延伸する引っ掛け形状を有する嵌着部43を形成し、前記延伸部42の前方端の上表面には内側方向に湾曲して延伸する加圧体44を形成し、前記加圧体44はガイド部441及びプッシュ部442を備える。ガイド部441は延伸部42から先ず内側に次に下方向に湾曲して延伸させたものであり、前記ガイド部441の末端には外側に水平に延伸した前記プッシュ部442を形成する。前記延伸部42上表面と加圧体44との相隣箇所には内側に湾曲して延伸するほぼJ字形の嵌合部45を形成し、嵌合部45の末端後部には後方に延伸する嵌合片46を設ける。延伸部42の前方端の下部には内側方向に湾曲して延伸するL字形状の位置限定部47を形成する。
挿入部41の前方端の上表面には先ず下方に次に前方に湾曲して延伸するストッパーアーム48を形成し、前記ストッパーアーム48の前部は前記延伸部42の丁度下方で位置限定部47末端の外側に位置する。ストッパーアーム48の末端下部には内側に水平に湾曲して延伸する固定体49を設け、固定体49には板状の固定板491を備える。固定板491内には二つが相互に繋がる方形の固定支持溝492と挿入溝493を開設し、固定支持溝492の溝壁の挿入溝493方向には方形の嵌合固定ブロック494を突設する。挿入溝493のストッパーアーム48下部に位置し嵌合固定ブロック494方向の挿入溝493の溝壁の両側には弧状の二つのガイドアーム495を延伸する。半田付け部品5はほぼ逆凹形状を呈する連結部51を備え、前記連結部51の下端の外側方向に湾曲して延伸する左右延伸形状の半田付け片52を設ける。
本考案のカードエッジコネクタ100を組立て装着する場合、第一導電端子2を第一端子挿入溝111内に挿設、導電アーム22は収納溝1121に内設して一部をカード挿入溝113内に延伸する。第二固定支持部23は固定溝1122に内設して半田付けピン24の下表面と本体1の下表面をフラットになるように揃える。第二導電端子3を第二端子挿入溝112に内設導電部32の一部をカード挿入溝113内に延伸し、半田付け部33は本体1外に延伸し、半田付け部33の下表面と本体1の下表面をフラットになるように揃える。嵌入部品4の挿入部41を嵌合固定溝13内に挿設嵌合部45で前記突出体123を包覆し、嵌合片46を嵌合溝124内に挿設すると嵌入部品4は本体1上で固定される。半田付け部品5は二つのガイドアーム495の間の挿入溝493から固定支持溝492に挿入し、連結部51は前記嵌入部品4の嵌合固定ブロック494上に装着する。前記連結部51の上部と嵌合固定ブロック494には一定距離を保たせ、半田付け片52は固定体49下方に位置させる。前記固定ブロック14は電子製品(未図示)上に嵌設、前記第一導電端子2の半田付けピン24、第二導電端子3の半田付け部33、及び半田付け部品5の半田付け片52は全て回路板(未図示)上に半田付けする。
図1及び図5に示す通り、本実施例においてカードエッジコネクタ100に挿設したインタフェースカード6はポカヨケ溝61、嵌着溝62を備える。本考案のカードエッジコネクタ100をインタフェースカード6に挿入する時、インタフェースカード6のポカヨケ溝61とポカヨケ体114を照準させた後、インタフェースカード6の前部一部をカード挿入溝113内に挿入し、最後にインタフェースカード6の後部を嵌入部品4のガイド部441に沿ってインタフェースカード6の下表面が位置限定部47上に接触するまで下方向に加圧し、こうしてインタフェースカード6の前部をカード挿入溝113に内設、インタフェースカード6の上表面が嵌入部品4のプッシュ部442の下表面を圧し、嵌着部43は嵌着溝62に嵌合固定される。最後にインタフェースカード6とカードエッジコネクタ100が電気的に接続される。インタフェースカード6を取り出す時は、嵌入部品4の二つの嵌着部43を外側方向に動かして嵌着部43と嵌着溝62の連結を解除し、インタフェースカード6をカード挿入溝113内から取り外せばよい。
嵌入部品4の位置限定部47の末端はストッパーアーム48末端の内側に位置している故、嵌着部43のインタフェースカード6を移動すると、位置限定部47末端はストッパーアーム48内を圧して止まり、これにより嵌着部43の移動角度過度による嵌着部43の疲労を防ぐ。
嵌入部品4の嵌合部45は前記固定アーム12の突出体123を包覆し、嵌合片46は固定アーム12の嵌合溝124内に挿設する。これにより嵌入部品4は更に本体1上に安定的に固定される。挿入溝493の溝壁両端で嵌合固定ブロック494方向の両側に延伸するガイドアーム495を設ける故、半田付け部品5は簡単に挿入でき半田付け部品5は固定支持溝492内から離脱し難くなる。前記嵌入部品4は金属部品を湾曲して形成するものであり、製造コストを低下させられる。
前記の通り本考案のカードエッジコネクタ100は半田付け部品5の連結部51を前記嵌入部品4の嵌合固定ブロック494上に結合することにより、半田付け部品5上下方向の位置を調節することが可能となり、半田付けピン24、半田付け部33、及び半田付け片52の底面は同一平面上に半田付けする為、半田付け片52は小面積の設置となり、最終的に半田付けが便利であるだけでなく低コスト、安定した半田付けが可能となる。
1 本体
100 カードエッジコネクタ
11 本体基本部
111 第一端子挿入溝
112 第二端子挿入溝
1121 収納溝
1122 固定溝
113 カード挿入溝
114 ポカヨケ体
12 固定アーム
121 固定部
122 凹溝
123 突出体
124 嵌合溝
13 嵌合固定溝
14 固定ブロック
2 第一導電端子
21 第一固定支持部
22 導電アーム
23 第二固定支持部
24 半田付けピン
3 第二導電端子
31 固定片
32 導電部
33 半田付け部
4 嵌入部品
41 挿入部
42 延伸部
43 嵌着部
44 加圧体
441 ガイド部
442 プッシュ部
45 嵌合部
46 嵌合片
47 位置限定部
48 ストッパーアーム
49 固定体
491 固定板
492 固定支持溝
493 挿入溝
494 嵌合固定ブロック
495 ガイドアーム
5 半田付け部品
51 連結部
52 半田付け片
6 インタフェースカード
61 ポカヨケ溝
62 嵌着溝
100 カードエッジコネクタ
11 本体基本部
111 第一端子挿入溝
112 第二端子挿入溝
1121 収納溝
1122 固定溝
113 カード挿入溝
114 ポカヨケ体
12 固定アーム
121 固定部
122 凹溝
123 突出体
124 嵌合溝
13 嵌合固定溝
14 固定ブロック
2 第一導電端子
21 第一固定支持部
22 導電アーム
23 第二固定支持部
24 半田付けピン
3 第二導電端子
31 固定片
32 導電部
33 半田付け部
4 嵌入部品
41 挿入部
42 延伸部
43 嵌着部
44 加圧体
441 ガイド部
442 プッシュ部
45 嵌合部
46 嵌合片
47 位置限定部
48 ストッパーアーム
49 固定体
491 固定板
492 固定支持溝
493 挿入溝
494 嵌合固定ブロック
495 ガイドアーム
5 半田付け部品
51 連結部
52 半田付け片
6 インタフェースカード
61 ポカヨケ溝
62 嵌着溝
Claims (5)
- カードエッジコネクタにおいて、
最低一つの嵌合固定溝、複数の第一端子挿入溝、及び複数の第二端子挿入溝を設ける本体と、
第一端子挿入溝に内設、半田付けピンを設置する複数の第一導電端子と、
第二端子挿入溝に内設、半田付け部を設置する複数の第二導電端子と、
嵌合固定溝内に挿設、嵌合固定ブロックを設置する最低一つの嵌入部品と、
連結部を設置し、連結部の両端はどちらも外側方向に湾曲して延伸する半田付け片を設け連結部は前記嵌入部品の嵌合固定ブロック上に嵌設する最低一つの半田付け部品とを備えることを特徴とするカードエッジコネクタ。 - 請求項1記載のカードエッジコネクタにおいて、前記嵌入部品は挿入部を備え、挿入部は前記嵌合固定溝内に挿設、前記挿入部の一端には延伸部及びストッパーアームを延伸し、前記延伸部の前方端下部には内側に湾曲して延伸する位置限定部を形成し、前記位置限定部の末端はストッパーアームの内側に位置し、前記ストッパーアームの一端は内側方向に湾曲して延伸する固定体を設け、前記固定体には固定体を備え、前記固定板内には相互に繋がる挿入溝及び固定支持溝を開設、固定支持溝の溝壁には前記嵌合固定ブロックを突出させ、挿入溝の溝壁の両側には嵌合固定ブロックの両側方向に延伸する二つのガイドアームを設けることを特徴とするカードエッジコネクタ。
- 請求項2記載のカードエッジコネクタにおいて、前記本体には固定アームを備え、前記固定アームには固定部を設け、固定部の一端上部には凹溝を開設し、前記凹溝の底部には上方向に突出する突出体を形成し、延伸部の上表面には湾曲して延伸する嵌合部を形成し、嵌合部は前記突出体を包覆することを特徴とするカードエッジコネクタ。
- 請求項3記載のカードエッジコネクタにおいて、前記凹溝の溝壁下部には後方に窪んだ嵌合溝を形成し、前記嵌合部の末端後部には後方に延伸する嵌合片を設け、前記嵌合片は前記嵌合溝内に挿設することを特徴とするカードエッジコネクタ。
- 請求項4記載のカードエッジコネクタにおいて、前記延伸部の一端には嵌着部を延伸することを特徴とするカードエッジコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008008546U JP3149790U (ja) | 2008-12-05 | 2008-12-05 | カードエッジコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008008546U JP3149790U (ja) | 2008-12-05 | 2008-12-05 | カードエッジコネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3149790U true JP3149790U (ja) | 2009-04-16 |
Family
ID=54854340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008008546U Expired - Fee Related JP3149790U (ja) | 2008-12-05 | 2008-12-05 | カードエッジコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3149790U (ja) |
-
2008
- 2008-12-05 JP JP2008008546U patent/JP3149790U/ja not_active Expired - Fee Related
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