JP3149558B2 - 車両の自己診断装置 - Google Patents

車両の自己診断装置

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JP3149558B2
JP3149558B2 JP23534892A JP23534892A JP3149558B2 JP 3149558 B2 JP3149558 B2 JP 3149558B2 JP 23534892 A JP23534892 A JP 23534892A JP 23534892 A JP23534892 A JP 23534892A JP 3149558 B2 JP3149558 B2 JP 3149558B2
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克巳 鷹羽
孝秀 阿部
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Denso Corp
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/40Engine management systems

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載機器の異常解析に必
要な診断データを記憶保持する車両の自己診断装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】現在の車両のエレクトロニクス化は目ざ
ましく、エンジンを初めとして車両各部の搭載機器が、
制御コンピュータにより互いに有機的に連結されて複雑
な動作を行っている。
【0003】この場合、ある単一の搭載機器の動作異常
を検出しても、その時の車両状態を示すデータ(診断デ
ータ)が広範囲に収集されなければ、他の搭載機器との
関連で真の原因は判明しないことが多い。また、一時的
な動作異常の後に自然回復することがあり、これは完全
な故障の予兆であることが多いが、降車後の点検でその
原因を発見することは至難である。
【0004】そこで、特開昭62−142849号公報
には、車両各部の診断データを、電源遮断時にもその内
容を保持するメモリに一定周期毎に更新記憶するととも
に、搭載機器の異常が検出された後は上記メモリ内容の
更新を禁止(フリーズ)して、降車後に異常原因を正確
に把握できるようにした自己診断装置が提案されてい
る。
【0005】また、特開平3−92564号公報には、
上記診断データに加えて制御プログラムをもメモリに記
憶して、更に正確な異常原因の把握を試みた装置が提案
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来装
置において、異常検出からデータフリーズの間にイグニ
ションスイッチが遮断されると、再度イグニションスイ
ッチを投入して制御プログラムがスタートする際に診断
データが初期リセットされ、異常解析が不可能になると
いう問題がある。
【0007】本発明はかかる課題を解決するもので、電
源再投入後に誤って診断データがリセットされることが
ない車両の自己診断装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の構成を図9で説
明すると、車両に搭載された車載機器の異常を解析する
に必要な診断データを検出する診断データ検出手段と、
前記車載機器の異常状態を検出する異常検出手段と、前
記異常検出手段の異常検出歴を記憶し、イグニションス
イッチのオフ状態でもその記憶を保持する異常検出歴記
憶手段と、前記異常検出手段により前記車載機器の異常
が検出された後に、前記診断データ検出手段により検出
された診断データを記憶し、イグニションスイッチのオ
フ状態でもその記憶を保持する診断データ記憶手段と、
イグニションスイッチのオン操作後に前記異常検出歴記
憶手段に記憶された検出歴を参照し、検出歴があるとき
前記診断データ記憶手段に記憶された診断データの更新
を禁止する更新禁止手段とを備えている。
【0009】
【作用】異常検出後のデータ更新中にイグニションスイ
ッチがオフされると、次にイグニションスイッチをオン
操作した時の初期リセット等により記憶手段の診断デー
タが失われてしまう。ここにおいて、上記構成では、イ
グニションスイッチ投入前の異常検出歴が参照され、検
出歴があった時は診断データの更新を禁止する。したが
って、診断データが誤ってリセット等されることはな
い。
【0010】
【実施例】図1、図2において、エンジンEの吸気管E
1には上流側よりフローメータ31のポテンショメータ
21、吸気温センサ24、スロットル弁32のスロット
ルセンサ27、燃料噴射弁29が設けられ、エンジンE
にはウォータジャケットに水温センサ23が、エンジン
Eの排気管E2にはO2 センサ22がそれぞれ設けてあ
る。
【0011】CPU101を内蔵した制御ユニット1が
設けられ、CPU101はデータバスによりRAM10
2、制御プログラム格納用のROM103、発振回路1
04、および入出力ポート105A,105Bや出力ポ
ート106A,106B,106Cに接続されている。
RAM102は一時記憶用の通常RAMと、イグニショ
ンキー遮断時もその内容が保持されるスタンバイRAM
とに区画されている。
【0012】上記ポテンショメータ21、O2 センサ2
2、水温センサ23、吸気温センサ24,スロットルセ
ンサ27の出力信号は、マルチプレクサ107、A/D
コンバータ108を経て入出力ポート105Aに入力し
ている。気筒判別センサ25および回転角センサ26の
出力信号は波形成形回路109を経て上記入出力ポート
105Bに入力している。
【0013】各出力ポート106B,106Cおよび駆
動回路112B,112Cを介してイグナイタ28と上
記燃料噴射弁29に出力信号が与えられる。
【0014】上記各車両搭載機器の異常が後述の手順に
より検出されると、出力ポート106Aおよび駆動回路
112Aを経て異常警告手段5に出力信号が発せられ
る。また、後述するように、機器異常の解析に必要な診
断データが、入出力ポート105Bと相互通信回路11
0を介して故障診断装置4との間でやりとりされる。
【0015】図3は、スロットルセンサ27の異常検出
プログラムである。S101ではスロットル開度信号が
0.1Vから4.9Vの範囲にあるか確認し(S10
1,S102)、この範囲にあればフェイルカウンタを
クリアするとともに、通常RAM中のフェイルフラグを
クリアする(S105,S106)。一方、上記範囲に
ない時間が500msを越えると(S103)スロット
ルセンサ異常としてフェイルフラグをセットする(S1
04)。
【0016】図4は上記フェイルフラグがセットされた
時に、これをスタンバイRAMにセットするプログラム
であり、65ms毎に起動する。S201ではスタンバ
イRAMに書込み可能か確認し、フェイルフラグがセッ
トされている場合には、スタンバイRAMの所定ビット
をセットして(S202,S203)、特定の機器異常
が検出されたことを記憶する。
【0017】スタンバイRAMのメモリ構成を図5に示
し、エンジン回転数やエンジン水温等の診断データがフ
レーム内の各アドレスに順次記憶される。先頭アドレス
には異常の種類を示す異常コードが後述の如くセットさ
れる。
【0018】図6にはスタンバイRAMへの書き込みを
制御するプログラムを示す。プログラムは65ms毎に
起動し、S301では異常コードが設定されているか確
認し、設定されていなければ前周期で記憶された診断デ
ータを、新たに入力された診断データに更新する(S3
02)。この状態でスタンバイRAMの所定ビットにフ
ェイルフラグがセットされていれば、異常が検出された
ものとして上記異常コードがセットされる(S303,
S304)。S301で異常コードが設定されている場
合には更新は禁止され、診断データがフリーズされる。
【0019】図7には、イグニションスイッチ投入時に
一度のみ実行される初期プログラムを示す。S401で
は通常RAMを初期化し、続いてフレームに異常コード
が設定されているか確認する(S402)。異常コード
が設定されていない場合にはスタンバイRAMにフェイ
ルフラグがセットされているか確認する(S403)。
【0020】フェイルフラグがセットされているという
ことは、先のイグニションスイッチ投入中(前回トリッ
プ)に、異常が検出されたことを意味している。また、
フェイルフラグが設定されているということは、異常検
出をした後にすべての診断データが更新記憶される前に
イグニションスイッチが遮断された可能性をも意味して
いる。そこで、S404で異常コードのセットを行って
スタンバイRAMの更新を禁止し、診断データをフリー
ズ状態とする。これにより、異常時の診断データが誤っ
てリセット等されることが防止される。
【0021】図8には降車後に故障診断装置を接続して
診断データを送信するプログラムを示し、16ms毎に
起動する。S501では診断装置よりフリーズされた診
断データの要求があったか確認し、要求PIDに対する
診断データを選択する(S502)。ここで、要求PI
Dとは診断装置より診断データをID形式で要求したも
ので、例えばPID1はエンジン回転数、PID2は車
速である。選択された診断データは診断装置へ送信され
る(S503)。
【0022】以上に述べたように、この実施例では、ス
ロットルセンサの異常発生が検出されると、その直後の
各種の車両状態を示すデータが記憶される。このため、
異常発生後に記憶されたデータを解析することで、故障
発生時の運転状態を知ることができ、故障原因の究明等
を容易にすることができる。また、この実施例では、異
常検出に応答してまずフェイルフラグをセットし、その
後にデータの更新記録を行い、異常コードを記憶してい
る。そして、次回のイグニションスイッチ投入時にフェ
イルフラグの有無を判定することで、前回のイグニショ
ンスイッチ投入中の異常発生を判定しデータの更新記憶
を禁止している。このため、異常発生後のデータの更新
中にイグニションスイッチが遮断されデータ更新が途中
で終わったような場合でも、前回のイグニションスイッ
チ投入中の異常発生直後に更新記憶された貴重なデータ
が次回のイグニションスイッチ投入後に失われることが
防止される。
【0023】なお、上記実施例ではスロットルセンサの
異常発生時のみの作動を説明したが、車載機器の異常と
しては各種の異常が検出可能であることが知られてお
り、本発明は各種の車載機器の異常検出と組み合わせて
実施することができる。また、データの更新記憶前に古
いデータを消去してから新しいデータを記憶してもよ
く、異常発生後のデータの更新中にイグニションスイッ
チが遮断されデータ更新が途中で終わったような場合で
も、異常発生直後のデータのみを記憶することができ
る。また、データの更新記憶の手法は所定周期毎に更新
記憶するものに限らず、異常検出時にのみ更新記憶する
ようにしてもよい。また、所定周期毎に更新記憶する場
合、複数の記憶領域を巡回的に順次切り換えながら記憶
させ、異常検出時にはこれら複数の記憶領域すべてへの
更新記憶を禁止しフリーズ状態とすることで、異常検出
直後のデータだけでなく、異常発生にいたる過程をも解
析することができる。
【0024】
【発明の効果】以上の如く、本発明の自己診断装置によ
れば、電源の再投入初期に、前回の異常検出時の診断デ
ータが誤ってリセット等されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自己診断装置の全体構成を示す図である。
【図2】制御ユニットの構成図である。
【図3】プログラムフローチャートである。
【図4】プログラムフローチャートである。
【図5】スタンバイRAMのメモリ構成を示す図であ
る。
【図6】プログラムフローチャートである。
【図7】プログラムフローチャートである。
【図8】プログラムフローチャートである。
【図9】クレーム対応図である。
【符号の説明】
1 制御ユニット 101 CPU(診断データ検出手段、異常検出手段、
更新禁止手段) 102 RAM(診断データ記憶手段、異常検出歴記憶
手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 45/00 - 45/00 395 B60R 16/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された車載機器の異常を解析
    するに必要な診断データを検出する診断データ検出手段
    と、前記車載機器の異常状態を検出する異常検出手段
    と、前記異常検出手段の異常検出歴を記憶し、イグニシ
    ョンスイッチのオフ状態でもその記憶を保持する異常検
    出歴記憶手段と、前記異常検出手段により前記車載機器
    の異常が検出された後に、前記診断データ検出手段によ
    り検出された診断データを記憶し、イグニションスイッ
    チのオフ状態でもその記憶を保持する診断データ記憶手
    段と、イグニションスイッチのオン操作後に前記異常検
    出歴記憶手段に記憶された検出歴を参照し、検出歴があ
    るとき前記診断データ記憶手段に記憶された診断データ
    の更新を禁止する更新禁止手段とを備えることを特徴と
    する車両の自己診断装置。
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FR2894548B1 (fr) * 2005-12-13 2008-02-01 Renault Sas Procede de controle du fonctionnement d'un vehicule base sur une strategie de diagnostic embarque definissant differents types de pannes
US8199964B2 (en) 2006-02-20 2012-06-12 Panasonic Corporation Speaker diaphragm, speaker dust cap, speaker sub-cone, speaker using these components, and electronic apparatus using the same

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