JP3149453U - ペット用トイレ - Google Patents
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Abstract
【課題】食糞の防止とトイレ回りを衛生的に保ち、排泄後のみ報知するようにしペットがトイレの躾を判り易く覚えることができるペット用トイレを提供する。【解決手段】床1の周囲を壁2と進入扉3、退出扉4により外部空間と区画し単純な動作のみで、トイレの躾をペットに判り易く教えることができ、かつ音声報知器7を本体と一体とし退出扉4の開閉により作動するスイッチ8により排泄後のみ報知するようにした。【選択図】図1
Description
本考案は、ペット用トイレの床の周囲に壁を設け、その壁の一部に扉を設けたペット用トイレに関するものである。
ペット用トイレに関する従来の技術は、床の一部としての平板タイプ、左右2面の壁を立ち上げたタイプ、3面の壁を立ち上げコの字状としたタイプや、特許文献1のように単体としてのペット用トイレでは無いがサークル内を開閉自在の扉を用いてトイレ空間と寝る空間とに分割したものである。
またペットの排泄が終了したか、飼い主が確認の為に一々立ち上がらずに知る方法として特許文献2のように本体とは別にトイレの出入り口に押圧感知型の音声報知マットを敷設したものである。
特許公開2007―159419
登録実用新案第3066550
またペットの排泄が終了したか、飼い主が確認の為に一々立ち上がらずに知る方法として特許文献2のように本体とは別にトイレの出入り口に押圧感知型の音声報知マットを敷設したものである。
以上の技術において、最も一般的なペット用トイレは、床の一部としての平板タイプであるが、壁が無く雄犬のおしっこが飛び散り易かった、また左右の壁のみ立ち上げたタイプや3面の壁を立ち上げたタイプは、前記の欠点を解消したが、退出の際にペットが方向転換の為の動作を行い、トイレシートの排泄物の上を歩き回って手足に排泄物が付着し、その手足で廊下や部屋を歩き回たりと不衛生な状態を生じた。
また単体としてのペット用トイレでは無いが開閉自在の扉にてトイレと寝るスペースとに分割したサークルもあるが、いずれのタイプもトイレへの出入りが自由に行える為、文頭から記したタイプと同様な問題と食糞行為をおこし易く、トイレの躾をペットに判り易く教えることが困難である。
またペットの排泄が完了したか、飼い主が確認の為に一々立ち上がらずに知る方法として本体とは別にペットの出入り口に押圧感知型の音声報知マットを敷設し排泄が終了したかを知る方法があるが排泄とはまったく関係なく音声報知マット上をペットが通過する度に鳴ってしまう。
また単体としてのペット用トイレでは無いが開閉自在の扉にてトイレと寝るスペースとに分割したサークルもあるが、いずれのタイプもトイレへの出入りが自由に行える為、文頭から記したタイプと同様な問題と食糞行為をおこし易く、トイレの躾をペットに判り易く教えることが困難である。
またペットの排泄が完了したか、飼い主が確認の為に一々立ち上がらずに知る方法として本体とは別にペットの出入り口に押圧感知型の音声報知マットを敷設し排泄が終了したかを知る方法があるが排泄とはまったく関係なく音声報知マット上をペットが通過する度に鳴ってしまう。
そこで、この考案は、ペット用トイレを排泄の為だけの空間としてペットに認識させ排泄を的確に所定の位置にて行い排泄後ペットを速やかにトイレから退出させることによりペットがトイレシートの上を歩き回って手足に排泄物が付着し、その手足で廊下や部屋を歩き回ることが無いようにトイレ周りの空間を衛生的な状態に保ちつつ食糞の防止を可能とし、飼い主にとって負担が大きく最も頭の痛いトイレの躾を、ペットに判り易く簡単に教えることが出来る。
また、音声報知器を本体と一体化することによりペットの排泄後のみ報知するペット用トイレを提供することを課題とする。
また、音声報知器を本体と一体化することによりペットの排泄後のみ報知するペット用トイレを提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために第一の考案は、吸収シートを敷設した床と前記床の周囲を取り囲む壁とからなり前記壁の一部に扉を有するペット用トイレである。
第二の考案は、前記扉が、前記壁、前記床、前記壁と前記床、そのいずれかに軸止されているペット用トイレである。
第三の考案は、前記扉が、弾性体あるいは、前記扉の重心をずらすことにより自動閉鎖するヒンジによって前記壁、前記床、前記壁と前記床、そのいずれかに軸止されているペット用トイレである。
第四の考案は、前記壁が前記床から着脱自在であるペット用トイレである。
第五の考案は、前記壁は、2個の前記扉を有し、一は内側にのみ開き、一は外側にのみ開くペット用トイレである。
第六の考案は、第一の考案記載のペット用トイレにおいて、さらに音声報知器を設けたペット用トイレである。
第七の考案は、前記音声報知器は、前記ペット用トイレの扉の開閉により作動するペット用トイレである。
上述の形状とすることにより、トイレを排泄の為の空間としてペットが認識し易く、所定の位置で的確に排泄が出来るようになり排泄後、速やかにトイレから退出する動作を教えることにより食糞の防止とトイレ周りの空間を衛生的な状態に保つことができトイレの躾を、ペットに判り易く教えることが可能となる。
また、退出用の扉の開閉により排泄後のみ音声にて報知する為、飼い主が確認の為に一々立ち上がる必要が無くなり室内でペットが飼い易くなる。
また、退出用の扉の開閉により排泄後のみ音声にて報知する為、飼い主が確認の為に一々立ち上がる必要が無くなり室内でペットが飼い易くなる。
本考案に係るペット用トイレTの構成を図1を参照し説明する。
図1の本考案のペット用トイレTの実施例を示す斜視図において、高分子吸収体を含む吸収シート5を敷設した床1の周囲にペットの肩の高さ程度に壁2を立ち上げ、その一部にペットの進入、退出を妨げない範囲を横幅とする二箇所の開口を設け、その開口に両開き扉が壁2に軸止されている。
その扉の一をペット用トイレTへの進入用としペット用トイレTの内部方向にのみ開く進入扉3とし、もう一をペット用トイレTからの退出用としペット用トイレTの外部方向にのみ開く退出扉4とする。
上記進入扉3、退出扉4は、バネ等の弾性体により進入、退出後速やかに自動閉鎖するヒンジ6により壁2に軸止されている。
また床1の一部には音声報知器7が内蔵されており退出扉4の開閉をスイッチ8として作動報知する。
図1の本考案のペット用トイレTの実施例を示す斜視図において、高分子吸収体を含む吸収シート5を敷設した床1の周囲にペットの肩の高さ程度に壁2を立ち上げ、その一部にペットの進入、退出を妨げない範囲を横幅とする二箇所の開口を設け、その開口に両開き扉が壁2に軸止されている。
その扉の一をペット用トイレTへの進入用としペット用トイレTの内部方向にのみ開く進入扉3とし、もう一をペット用トイレTからの退出用としペット用トイレTの外部方向にのみ開く退出扉4とする。
上記進入扉3、退出扉4は、バネ等の弾性体により進入、退出後速やかに自動閉鎖するヒンジ6により壁2に軸止されている。
また床1の一部には音声報知器7が内蔵されており退出扉4の開閉をスイッチ8として作動報知する。
ペット用トイレTは以上に述べた構成を有し次にペット用トイレTの作用について説明する。
飼い主がペットの排泄行為の信号を察知した場合、速やかにペット用トイレTの進入扉3に首輪に手を添えるなどしてペットを誘導しペットの鼻、頭の部分にて進入扉3を開かせペット用トイレTの床1の吸収シート5上へ誘導する。
進入扉3は、ペット用トイレTの内部方向にのみ開きバネ等の弾性体により自動閉鎖機構を持つヒンジ6にて壁2に軸止された観音開きの扉でありペットが排泄の為トイレに進入し所定の位置に着くと進入扉3が自動閉鎖し吸収シート5以外の場所を排泄物にて汚すことを防止できる。
又、進入扉3からはペット用トイレTの外部には出られない為、吸収シート5の上を歩き回って手足に排泄物が付着し、その手足で廊下や部屋を歩き回ることが無くトイレ周りの空間を衛生的な状態に保つことが可能となる。
飼い主がペットの排泄行為の信号を察知した場合、速やかにペット用トイレTの進入扉3に首輪に手を添えるなどしてペットを誘導しペットの鼻、頭の部分にて進入扉3を開かせペット用トイレTの床1の吸収シート5上へ誘導する。
進入扉3は、ペット用トイレTの内部方向にのみ開きバネ等の弾性体により自動閉鎖機構を持つヒンジ6にて壁2に軸止された観音開きの扉でありペットが排泄の為トイレに進入し所定の位置に着くと進入扉3が自動閉鎖し吸収シート5以外の場所を排泄物にて汚すことを防止できる。
又、進入扉3からはペット用トイレTの外部には出られない為、吸収シート5の上を歩き回って手足に排泄物が付着し、その手足で廊下や部屋を歩き回ることが無くトイレ周りの空間を衛生的な状態に保つことが可能となる。
次に飼い主がペットの排泄行為の完了を確認したら速やかにペットの首輪に手を添えるなどして退出扉4へ誘導しペットの鼻、頭の部分にて退出扉4を開かせトイレの外へ退出させる。
退出扉4は、ペット用トイレTの外部方向にのみ開きバネ等の弾性体により自動閉鎖機構を持つヒンジ6にて壁2に軸止された観音開きの扉でありペットが排泄後ペット用トイレTから外部へ退出すると退出扉4が自動閉鎖し再度ペット用トイレT内に戻ることが不可能となり排泄物にて手足を汚したり食糞行為を防止できる。
退出扉4は、ペット用トイレTの外部方向にのみ開きバネ等の弾性体により自動閉鎖機構を持つヒンジ6にて壁2に軸止された観音開きの扉でありペットが排泄後ペット用トイレTから外部へ退出すると退出扉4が自動閉鎖し再度ペット用トイレT内に戻ることが不可能となり排泄物にて手足を汚したり食糞行為を防止できる。
退出が完了したら飼い主はペットにやさしく声をかけるなど充分に褒めてあげる。
以上の排泄の為の『進入、排泄、退出、褒める』の単純な動作を何度も繰り返し教えることによりトイレの躾を、ペットに判り易く教えることができる。
また床1の一部には音声報知器7が内蔵されており退出扉4の開閉をスイッチ8として排泄後のみ音声にて報知する為、ペット用トイレTを別室や廊下などに設置している場合、飼い主が一々立ち上がり汚物が有るかを確認する必要が無く室内でペットが飼い易くなる。
また、大型犬の場合、本体ペット用トイレTを、移動し易くするため床1と壁2を着脱自在とすることも可能である。
以上の排泄の為の『進入、排泄、退出、褒める』の単純な動作を何度も繰り返し教えることによりトイレの躾を、ペットに判り易く教えることができる。
また床1の一部には音声報知器7が内蔵されており退出扉4の開閉をスイッチ8として排泄後のみ音声にて報知する為、ペット用トイレTを別室や廊下などに設置している場合、飼い主が一々立ち上がり汚物が有るかを確認する必要が無く室内でペットが飼い易くなる。
また、大型犬の場合、本体ペット用トイレTを、移動し易くするため床1と壁2を着脱自在とすることも可能である。
ペットを室内で飼う際、飼い主にとって負担が大きく、最も頭の痛いトイレの躾を、扉と壁にて周りの空間と区画したことによりトイレ周りの空間を衛生的な状態に保つことを可能とし食糞行為の防止など、排泄の為の躾を簡単な動作のみにてペットが理解し易く教育できるため室内で飼い易くなりペット需要が増える。
1 床
2 壁
3 進入扉
4 退出扉
5 吸収シート
6 ヒンジ
7 音声報知器
8 スイッチ
T ペット用トイレ
2 壁
3 進入扉
4 退出扉
5 吸収シート
6 ヒンジ
7 音声報知器
8 スイッチ
T ペット用トイレ
Claims (7)
- 吸収シートを敷設した床と前記床の周囲を取り囲む壁とからなり前記壁の一部に扉を有することを特徴とするペット用トイレ。
- 前記扉が、前記壁、前記床、前記壁と前記床、そのいずれかに軸止されていることを特徴とする請求項1記載のペット用トイレ。
- 前記扉は、弾性体あるいは、前記扉の重心をずらすことにより自動閉鎖するヒンジによって前記壁、前記床、前記壁と前記床、そのいずれかに軸止されていることを特徴とする請求項2記載のペット用トイレ。
- 前記壁が前記床から着脱自在であることを特徴とする請求項1から請求項3の、いずれかに記載のペット用トイレ。
- 前記壁は2個の前記扉を有し、一は内側にのみ開き、一は外側にのみ開くことを特徴とする請求項1から請求項4の、いずれかに記載のペット用トイレ。
- 請求項1記載のペット用トイレにおいて、さらに音声報知器を設けたことを特徴とするペット用トイレ。
- 前記音声報知器は、前記ペット用トイレの扉の開閉により作動することを特徴とする請求項6記載のペット用トイレ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009000162U JP3149453U (ja) | 2009-01-16 | 2009-01-16 | ペット用トイレ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009000162U JP3149453U (ja) | 2009-01-16 | 2009-01-16 | ペット用トイレ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3149453U true JP3149453U (ja) | 2009-03-26 |
Family
ID=54854029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP3149453U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014223060A (ja) * | 2013-04-16 | 2014-12-04 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブアメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America | 排泄物検知システム、排泄物検知方法、および、排泄物検知プログラム |
JP2015519871A (ja) * | 2011-12-28 | 2015-07-16 | ラッド・イノベーションズ | 訓練用トイレ |
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2009
- 2009-01-16 JP JP2009000162U patent/JP3149453U/ja not_active Expired - Fee Related
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