JP3149173U - 浄化処理用担体収容具 - Google Patents

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Abstract

【課題】固形有機物が内部へ侵入しやすく、微生物により分解され液状化した有機物も目詰まりすることなく外部に流出し、生物学的浄化処理を極めて効率的に行うことができる浄化処理用担体収容具を提供する。【解決手段】本考案の浄化処理用担体収容具1は、内部に担体を収容可能な担体収容部2を有した球状体3であって、球状体3は多数の線状骨格4にて構成されている。このため、球状体3の表面における空隙率が高くなり、固形有機物が内部へ侵入しやすく、微生物により分解され液状化した有機物も目詰まりすることなく外部に流出し、生物学的浄化処理を極めて効率的に行うことができる。【選択図】図1

Description

本考案は、浄化槽や浄化装置などの浄化処理部内に配し、微生物による生物学的浄化処理を行う際に使用して好適な浄化処理用担体収容具に関する。
従来より、例えば浄化装置の汚水処理部内に配する浄化処理用担体収容具として、特開平7−88493号公報の汚水処理用ろ材50が提案されている。
この汚水処理用ろ材50は、図5に示すように、対称形状の半卵形の上半体51Aと下半体51Bとを互いに接合して形成された保持体51を有し、その全体には多数の通水穴52が設けられ、上半体51Aと下半体52Bとの間に卵形の空所53が形成され、この空所53内に微生物が付着し易い担体(図示しない)が充填されるように構成されたものである。
特開平7−88493号公報
しかし、この汚水処理用ろ材50は、保持体51の全体に小さな通水穴52を多数形成したものであるため、保持体51が壁となって固形有機物の空所53への侵入を阻害するものであった。また、この保持体51が、微生物により分解され液状化された有機物の外部への流出も阻害し目詰まりを生じてしまうものであった。その結果、浄化処理が必要な固形有機物は汚水処理用ろ材50の周囲に沿って流れてしまい、汚水処理用ろ材50内で十分な生物学的浄化処理を行うことができなかった。
そこで、本考案の課題は、固形有機物が内部へ侵入しやすく、微生物により分解され液状化した有機物も目詰まりすることなく外部に流出し、生物学的浄化処理を極めて効率的に行うことができる浄化処理用担体収容具を提供することにある。
上記課題を解決するものは、内部に担体を収容可能な担体収容部を有した球状体であって、該球状体は多数の線状骨格にて構成されていることを特徴とする浄化処理用担体収容具である。
前記球状体は、縦横に配された前記線状骨格にて一体成形されていることが好ましい。前記球状体は、2つの半球体を接合して構成されていることが好ましい。前記半球体の頂部には円形の穴が形成されていることが好ましい。前記半球体の底部付近には接合用突出部と接合用穴が形成されていることが好ましい。前記接合用突出部は係止部を有し、接合する半球体の接合用穴に前記接合用突出部を挿入すると分離不能に構成されていることが好ましい。前記担体収容部には、分断された塩ビ管またはペットボトルのキャップが担体として収容されていてもよい。
請求項1に記載の考案によれば、固形有機物が内部へ侵入しやすく、微生物により分解され液状化した有機物も目詰まりすることなく外部に流出し、生物学的浄化処理を極めて効率的に行うことができる。
請求項2に記載の考案によれば、上記請求項1の効果を有する浄化処理用担体収容具をより容易に作製できる。
請求項3に記載の考案によれば、担体収容部への担体収容をより容易に行うことができる。
請求項4に記載の考案によれば、頂部に円形の穴を設け線状骨格の密集部を形成しないことで、請求項1の効果をより高め、生物学的浄化処理をより効率的に行うことができる。
請求項5に記載の考案によれば、半球体の接合をより簡素な構造で構成できる。
請求項6に記載の考案によれば、浄化処理部に配され汚水流等に曝されても担体が外方に放出されない浄化処理用担体収容具を簡素な構造で構成できる。
請求項7に記載の考案によれば、廃材を利用できると共に安価な担体構成物を提供できる。
本考案は、内部に担体を収容可能な担体収容部を有した球状体を多数の線状骨格にて構成することで、球状体の表面における空隙率を高め、固形有機物が内部へ侵入しやすく、微生物により分解され液状化した有機物も目詰まりすることなく外部に流出し、生物学的浄化処理を極めて効率的に行うことができる浄化処理用担体収容具を実現した。
図1は本考案の浄化処理用担体収容具の一実施例の斜視図であり、図2は図1に示した浄化処理用担体収容具を構成する半球体の平面図であり、図3は図1に示した浄化処理用担体収容具を構成する半球体の正面図であり、図4は図1に示した浄化処理用担体収容具の使用例を説明するための説明図である。
この実施例の浄化処理用担体収容具1は、図1に示すように、内部に担体を収容可能な担体収容部2を有した球状体3であって、球状体3は多数の線状骨格4にて構成された半球体5,6とからなっている。以下、各構成について順次詳述する。
担体収容部2は、担体を収容する部位であり、球状体3で区画された球状の内部空間で構成されている。
担体収容部2に収容される担体としては、微生物が棲息可能であればどのようなものでも自由に選択可能であるが、微生物が付着し易いように凹凸が多く、表面積が広く、さらに内部に空洞部が形成されるようなものが好ましい。
なお、本考案の浄化処理用担体収容具は、球状体にて担体を包囲し保持するものであるため、担体自体は多数の分離物であってもよく、例えば、分断された塩ビ管やペットボトルのキャップなどでもよい。これによって廃材を有効活用することができる。また、担体の構成材料としては、樹脂材料の他、金属、石材、繊維など腐敗しないものが好適に使用される。
球状体3は、内部に担体を収容すると共に、浄化装置の浄化処理部内に多数配されてスペースを確保することで、担体付近の汚水等の流通性を保持する機能を併せ持つ。
球状体3は、図1ないし図3に示したように、多数の線状骨格4にて構成されており、空隙7が多く、球状体3の表面における空隙率が高くなるように構成されている。これにより、固形有機物が球状体3内へ侵入しやすく、微生物により分解され液状化した有機物も目詰まりすることなく外部に流出し、生物学的浄化処理を極めて効率的に行うことができる。
より具体的には、この実施例の球状体3は、図3に示すように、縦横に配された線状骨格4にて一体成形されている。球状体3の形成材料としては樹脂材料が好適であるが、使用場所、用途、担体の種類に応じて他の材料、例えば金属材料などにより形成されていてもよい。
また、この実施例の球状体3は、図2または図3に示した半球体5(半球体6は半球体5と同一形態)を2つ底部で接合して構成されている。半球体5の底部付近の四方には、底部内側より外方(図3中下方)に突出する接合用突出部8がそれぞれ設けられており、他方、接合用突出部8と45゜離間した位置には接合用穴9が四方にそれぞれ設けられている。
そして、半球体5,6を接合して球状体3を形成する場合は、半球体5,6の底部端面同士を重ね合わせると共に、一方の半球体の接合用突出部8を他方の半球体の接合用穴9内に挿入して接合する。この時、接合用突出部8の先端部には係止部(爪部)10が設けられているため、半球体5と半球体6とは分離不能な球状体3を構成する。これにより、浄化装置の浄化処理部等に配され汚水流等に曝されても、半球体5と半球体6とが分離することがなく担体が外方に放出されることが抑止される。
また、半球体5(および半球体6)の頂部には、図2に示すように、円形の穴11が形成されている。これは、半球体5および半球体の頂部に線状骨格4の密集部が形成されて汚水等の流通性が不十分な部位を形成しないためであり、これにより、生物学的浄化処理がより効率的に行われる。
つぎに、浄化処理用担体収容具1の使用例について図4を用いて説明する。
図4に示した水質浄化装置20は、池や沼などの汚水を浄化するためのものであり、水底に配置され両端23,24がそれぞれ開口した筒状本体22と、筒状本体22内の一端23側に配され筒状本体22の一端23側より汚水を吸引すると共に他端24側より浄化された水を排出するための水中ポンプ25と、筒状本体22内の他端24側に設けられ微生物が棲息可能に構成された汚水処理部26と、水上において開口する空気導入口27を備え筒状本体22内に空気を導入するための空気導入手段28とを有し、水中ポンプ25による筒状本体22内の汚水移動に伴い空気導入手段28の空気導入口27より空気を筒状本体22内の汚水中に引き入れるように構成されたものである。そして、この水質浄化装置20内の汚水処理部26内に、担体を収容した浄化処理用担体収容具1が多数配されて、担体の周囲にスペースを確保することで汚水の流通性を保持して生物学的浄化処理を効率的に行うように機能する。
より具体的には、水質浄化装置20の筒状本体22を水底に配すると共に、空気導入口27を水上で開口した状態とし、水中ポンプ25を駆動させると、汚水が筒状本体22の一端23から筒状本体22内に吸入され、空気導入口27から汚水内に空気が取り込まれる。そして、空気が取り込まれた汚水は浄化処理用担体収容具1が多数配された汚水処理部26に投入され、この汚水処理部26において担体に棲息した微生物により生物学的浄化処理がなされ、浄化された水は筒状本体22の他端24から外方に排出されるように作用する。
なお、本考案の浄化処理用担体収容具1の使用例としては、上述したように、水質浄化装置20の汚水処理部26に配されて使用される例を用いて説明したが、油分分解装置の油分分解処理部や脱臭装置の悪臭処理部などに配して使用することも可能である。
本考案の浄化処理用担体収容具の一実施例の斜視図である。 図1に示した浄化処理用担体収容具を構成する半球体の平面図である。 図1に示した浄化処理用担体収容具を構成する半球体の正面図である。 図1に示した浄化処理用担体収容具の使用例を説明するための説明図である。 従来の浄化処理用担体収容具の斜視図である。
符号の説明
1 浄化処理用担体収容具
2 担体収容部
3 球状体
4 線状骨格
5 半球体
6 半球体
7 空隙
8 接合用突出部
9 接合用穴
10 係止部(爪部)
11 円形の穴

Claims (7)

  1. 内部に担体を収容可能な担体収容部を有した球状体であって、該球状体は多数の線状骨格にて構成されていることを特徴とする浄化処理用担体収容具。
  2. 前記球状体は、縦横に配された前記線状骨格にて一体成形されている請求項1に記載の浄化処理用担体収容具。
  3. 前記球状体は、2つの半球体を接合して構成されている請求項1または2に記載の浄化処理用担体収容具。
  4. 前記半球体の頂部には円形の穴が形成されている請求項3に記載の浄化処理用担体収容具。
  5. 前記半球体の底部付近には接合用突出部と接合用穴が形成されている請求項3または4に記載の浄化処理用担体収容具。
  6. 前記接合用突出部は係止部を有し、接合する半球体の接合用穴に前記接合用突出部を挿入すると分離不能に構成されている請求項5に記載の浄化処理用担体収容具。
  7. 前記担体収容部には、分断された塩ビ管またはペットボトルのキャップが担体として収容されている請求項1なし6のいずれかに記載の浄化処理用担体収容具。
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