JP3149047U - 発光モジュールの支持装置 - Google Patents

発光モジュールの支持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3149047U
JP3149047U JP2008008435U JP2008008435U JP3149047U JP 3149047 U JP3149047 U JP 3149047U JP 2008008435 U JP2008008435 U JP 2008008435U JP 2008008435 U JP2008008435 U JP 2008008435U JP 3149047 U JP3149047 U JP 3149047U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
emitting module
support device
fluorescent lamp
concave groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2008008435U
Other languages
English (en)
Inventor
一房 吾郷
一房 吾郷
克成 辻
克成 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Optoworld Co Ltd
Original Assignee
Optoworld Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Optoworld Co Ltd filed Critical Optoworld Co Ltd
Priority to JP2008008435U priority Critical patent/JP3149047U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3149047U publication Critical patent/JP3149047U/ja
Priority to PCT/JP2009/069948 priority patent/WO2010064573A1/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21KNON-ELECTRIC LIGHT SOURCES USING LUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING ELECTROCHEMILUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING CHARGES OF COMBUSTIBLE MATERIAL; LIGHT SOURCES USING SEMICONDUCTOR DEVICES AS LIGHT-GENERATING ELEMENTS; LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21K9/00Light sources using semiconductor devices as light-generating elements, e.g. using light-emitting diodes [LED] or lasers
    • F21K9/20Light sources comprising attachment means
    • F21K9/27Retrofit light sources for lighting devices with two fittings for each light source, e.g. for substitution of fluorescent tubes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21KNON-ELECTRIC LIGHT SOURCES USING LUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING ELECTROCHEMILUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING CHARGES OF COMBUSTIBLE MATERIAL; LIGHT SOURCES USING SEMICONDUCTOR DEVICES AS LIGHT-GENERATING ELEMENTS; LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21K9/00Light sources using semiconductor devices as light-generating elements, e.g. using light-emitting diodes [LED] or lasers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2103/00Elongate light sources, e.g. fluorescent tubes
    • F21Y2103/10Elongate light sources, e.g. fluorescent tubes comprising a linear array of point-like light-generating elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2115/00Light-generating elements of semiconductor light sources
    • F21Y2115/10Light-emitting diodes [LED]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Abstract

【課題】直管型蛍光灯用のソケットに、発光モジュールを照明用として容易に設置できる支持装置を提供する。【解決手段】発光モジュール100の短辺の寸法よりも小さい幅寸法で、直管型蛍光灯の長辺寸法と略同一の長さ寸法の大凹溝部21と、直管型蛍光灯の口金部の接続ピンと同様な形状に形成される接続端子41を含む支持装置20と、大凹溝部21の長辺の両縁端部に設置される接続部31とを有し、大凹溝部21の左右内壁22a及び22bには、発光モジュール100を設置可能な小凹溝部23が形成される。【選択図】図3

Description

本考案は、発光ダイオード等の発光素子を基板上に配置した発光モジュールを照明装置として直管型蛍光灯用のソケットに設置する場合の支持装置に関する。
日本国内における住宅用又は事務所用の照明としては、白熱電球よりも蛍光灯が主流である。蛍光灯には、丸形や電球型等の多数の種類があるが、事務所等の照明として最も普及しているのは直管型蛍光灯である。一般的に蛍光灯は、白熱灯よりも発光効率が高く寿命も長いため、電気料金と交換費用を含むトータルの維持費が安くなる利点を有している。
蛍光灯は白熱電球に対して消費電力と寿命の点で優れている長所を有しているが、廃棄された蛍光灯に残る水銀が環境を汚染する可能性がある。そのため、より寿命が長く環境負荷の少ない発光ダイオード(LED)を蛍光灯に代えて使用することが検討されている。例えば、複数のLEDを実装した基板(発光モジュール)を内蔵させた円筒形で透明又は半透明なパイプの両端に直管型蛍光灯のソケット用の端子を設けた蛍光灯置換型LED照明装置が開示されている。(例えば、特許文献1参照)。
そのような従来の発光ダイオードを用いた発光モジュールの発熱については、発光ダイオードは一般的に効率が良いので、白熱電球と比べて、同じ照度を得る場合なら発熱は少なくできる。しかし、同じ照度を得る場合の蛍光灯と比べると、発光ダイオードは発熱量を削減できるとは一概に言えない。また、発熱について、発光ダイオードは、一般的に熱伝導率の低い樹脂パッケージに密封されて、熱伝導率の低い基板上に実装されるため、発光素子の周辺に熱が溜まりやすいという短所がある。そして、発光ダイオードが温度上昇した場合は、素子の寿命が縮まり、発光効率が低下する。そのため、発光ダイオードの放熱性を改善するための金属製の放熱板や放熱片を基板上や基板の中間に設置したり、基板自体をアルミニウム等の熱伝導率の良い金属導体性の薄板にしたり、銅のスルーホールやバンプやブロックを基板中に形成することが提案されている。
考案者は、上記した例に限られない温度上昇を抑える対策がとられた発光モジュールを、従来の蛍光灯に代えて使用することを提案している。考案者が提案している発光モジュールでは、例えば、周囲温度27度の状況で定格電圧50Hz、100Vを印加して点灯した場合(消費電力3.14{W}、全光束233{Lm})の60分後と120分後の温度が双方とも37度であった(地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センターに測定依頼:報告書番号19依研光第405〜407号)。つまり、考案者が提案している発光モジュールは、室温が27度の場合、通常の使用では37度以上には上昇せず、電力も大幅に削減することができる。より具体的には、本発光モジュールは、長さ:約250mm×幅:約18.5mm×厚さ:1.6mm(発光ダイオード込みで3.5mm)という寸法で、消費電力3.14{W}にもかかわらず、10{W}の蛍光灯に相当する光量を照射できる。蛍光灯に換算して40{W}の光量が必要な場合には、本モジュールを4本、直列又は並列等に接続して用いればよく、その場合の消費電力は12.56{W}のみであり、省エネルギー化に多大な貢献が可能である。
特開2001−351402号公報
しかしながら、従来は、発光ダイオードの照明用の標準化された発光モジュールを、直管型蛍光灯用のソケットに、その発光モジュールの数を任意に可変して、容易に設置できる支持装置は存在していなかった。従来は、逆に特許文献1の照明装置のように、直管型蛍光灯の寸法に合わせた透明パイプの内部に収容できるように寸法を合わせて発光モジュールを形成した高価な専用照明装置を用いる必要があった。
そこで本考案は、上記の課題を解決するために、直管型蛍光灯用のソケットに、考案者が提案している発光モジュールを照明用として容易に設置でき、簡易な構成で、発光モジュールの数量変更及び交換が容易である支持装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案の請求項1に係る発光モジュールの支持装置は、直管型蛍光灯を両端で保持可能であると共に点灯用の電力を供給可能であるソケットに、板状で所定の縦横寸法を有する略長方形の発光モジュールを照明装置として設置するための支持装置であって、当該支持装置は、発光モジュールの短辺の寸法よりも小さい幅寸法で、直管型蛍光灯の長辺寸法と略同一の長さ寸法の大凹溝部と、直管型蛍光灯の口金部の接続ピンと同様な形状に形成される接続端子を含み、大凹溝部の長辺の両縁端部に設置される接続部と、を有し、大凹溝部の左右内壁には、発光モジュールの長辺の辺縁端部の断面形状に略等しい断面形状で、大凹溝部に平行な小凹溝部が、左右対向する配置で各々形成され、各小凹溝部の対向する溝奥面部同士の間隔寸法は、発光モジュールの短辺の寸法と略同一であることを特徴とする。
請求項1の本考案によれば、発光モジュールを照明用として既存の直管型蛍光灯用のソケットに容易に設置でき、簡易な構成にすることができ、発光モジュールの変更及び交換を容易に実施することができる。
好ましくは、請求項2に係る本考案のように、大凹溝部が、ソケットが照明装置の取付天井面に対する垂直方向から所定角度傾けて設置されている場合、発光モジュールを取付天井面に対して垂直方向を向くように取付できる支持角度調整部を備えることを特徴とする。
請求項2の本考案によれば、直管型蛍光灯用のソケットが照明装置の取付天井面に対する垂直方向から所定角度傾いて設置されていても、発光モジュールが真下を向くようにソケットに取付できる。
好ましくは、請求項3に係る本考案のように、小凹溝部は、大凹溝部の左右内壁に、発光モジュールの長辺の辺縁端部を側面から摺動させて挿入可能なレール形状に形成されるようにしてもよい。
請求項3の本考案によれば、支持装置における、発光モジュールの取付と交換が発光モジュールをレール形状の凹部に挿入するか抜き出すかのみで容易に実施できる。
好ましくは、請求項4に係る本考案のように、大凹溝部は、左右内壁の少なくとも前記各小凹溝部よりも開口部側が、開口部側に近づくほど広がる平面又は曲面からなるテーパ面に形成されるようにしてもよい。
請求項4の本考案によれば、支持装置のテーパ面により、発光モジュールから出射される光を効率的に前面に照射することができる。
好ましくは、請求項5に係る本考案のように、支持装置は、大凹溝部及び各小凹溝部に沿う方向で押し出し成型により形成可能な断面形状を有するようにしてもよい。
請求項5の本考案によれば支持装置を、金属又は樹脂等の押し出し成型により形成することができる。
好ましくは、請求項6に係る本考案のように、接続部は、ソケットに挿入可能に突出する接続端子が導電材料で形成されて発光モジュールと電気的に接続され、さらに、接続端子を把持するように絶縁材料で形成される絶縁板を含むようにしてもよい。
請求項6の本考案によれば、接続端子から発光モジュールに発光させるための電力を供給できる。
好ましくは、請求項7に係る本考案のように、接続部は、大凹溝部における発光モジュールよりも溝奥側に設置されるようにしてもよい。
請求項7の本考案によれば、発光モジュールと接続部との電気的な接続を容易にできる。
好ましくは、請求項8に係る本考案のように、大凹溝部の長辺の両縁端部に設置される接続部のうちの一方は、発光モジュールと導電接続され、他方は発光モジュールとは導電接続されないようにしてもよい。
請求項8の本考案によれば、部品点数と製造コストを低減できる。
本考案の発光モジュールの支持装置によれば、大凹溝部の長辺の両縁端部に、直管型蛍光灯の口金部の接続ピンと同様な形状に形成される接続端子を含む接続部を設けるので、簡易な構成で、発光モジュールを照明用として直管型蛍光灯用のソケットに容易に設置でき、発光モジュールの変更及び交換を容易に実施することができる。
以下、本考案の実施の形態について、以下に図面を用いながら詳細に説明する。
<発光モジュール>
図1は、本考案に用いた発光モジュールの概略構成を示す上面図及び側面図である。
発光モジュール100は、長辺がL1で短辺がL3の所定の縦横寸法を有する略長方形の板状であり、基板101上に複数個の照明用の発光ダイオード102が等間隔L2で直列に且つ2列に配列されている。発光ダイオード102の間隔は、発光量の仕様と放熱性能により規定される。配置パターンは図示した形態に限らない。
発光ダイオード102を照明に用いる場合の長所としては、まず、白熱電球に対して発光効率が良く消費電力を少なくできることが挙げられる。蛍光灯に対しては、蛍光灯は大電力になるほど効率が上がるので一概には言えないものの、少なくとも数十ワット以下では発光ダイオードの方が効率が良く、消費電力を少なくできる。また、それに伴い、電源設備も小型化でき、電気代も削減できることが挙げられる。
また、発光ダイオードは、一般的に寿命が白熱電球や蛍光灯よりも長く、交換費用を低減できる。通常は長所であるが場合によっては短所にもなることとして、発光ダイオードから照射される光には指向性があることが挙げられる。この性質は、光の照射方向が限られている場合や一方向に照射する場合には長所になるが、光を指向性外の角度を含む多方向に照射させたい場合あるいは視認させたい場合には短所になる場合がある。また、発光ダイオードの短所としては、発光条件の電圧・電流の条件範囲が比較的狭く、その条件以上の電圧・電流では破損しやすく、照明用の高輝度のものは価格が高いことが挙げられる。
基板101には、各発光ダイオード102に発光用の電圧/電流を供給するための配線が、導体パターンの印刷又は露光後のエッチング等により形成されている。その配線は、非発光面に形成された接続部103でリード線104の一端に接続され、リード線104の他端部には外部電源等と接続するためのコネクタ105が取り付けられている。
<蛍光灯型照明装置>
図2(a)は、蛍光灯型照明装置の概略構成を示す下面図と側面図である。
蛍光灯型照明装置1には、ソケット10に直管型蛍光灯900が取り付け可能である。直管型蛍光灯900は、口金部901の接続ピンがソケット10の取付孔等に嵌合されることで固定される。蛍光灯型照明装置1は、直管型蛍光灯900から全周面方向に放出された光を前方方向(天井取付型の場合の下方向)に反射する反射板11を有している。
直管型蛍光灯900の口金部901の形状は、例えばJIS(日本工業規格)に規定されたG13口金又はG5口金である。直管型蛍光灯900の長さ方向の寸法L6もJISに規定されており、例えば、10形(10W形)で330mm、20形(20W形)が580mm、40形(40W形)が1198mm、110形(110W形)が2367mmである。直管型蛍光灯900は、一般的にワット数が大きいほど定格寿命が長いとされている。
一般的に蛍光灯は、陰極に電流を流して加熱することで電子を陽極に向けて放出(放電)させるようにして初めて点灯し、単純に蛍光灯の端子に定格電圧を印加したのみでは点灯しない。蛍光灯の点灯方式は複数有り、蛍光灯の種類も点灯方式によって分類できる。点灯方式には、大きく分けてスタータ式、磁気漏れ変圧器を用いるラピッドスタート式、及び、インバータ式がある。スタータ式の中には、さらに点灯管(グロースタータ)を用いる点灯管式、押しボタンスイッチを放す際の放電による手動スタート式、電子点灯管を用いた電子スタータ式がある。インバータ式では、インバータ回路により高周波で点灯させる。尚、蛍光灯の寿命は、点灯管方式では点灯(始動)時の負荷により1時間縮むとされている。
また、蛍光灯を点灯させるためには、上記の各点灯方式に応じた安定器が必要である。安定器にも複数の種類があり、磁気安定器は、銅鉄安定器とも称され、スタータ式とラピッドスタート式の点灯方式で用いることができる。電子安定器は、インバータとも称され、点灯管式と高周波点灯方式の点灯方式に用いることができる。
<第1実施形態>
図2(b)は、本考案の第1実施形態の支持装置の構成を示す下面図と断面図である。図2(c)は、本考案の第1実施形態の支持装置の構成を示す長辺側側面図と断面図である。図2(d)は、本考案の第1実施形態の支持装置の構成を示す上面図と断面図である。図2(e)は、本考案の第1実施形態の支持装置を蛍光灯照明装置に取り付けた場合の構成を示す下面図とA−A断面図である。図3は、図2(e)の端部を拡大して示した下面図と側面図とA−A断面図である。
本実施形態の支持装置20は、直管型蛍光灯900用のソケット10を有する蛍光灯型照明装置1に、直管型蛍光灯900に代えて、板状で所定の縦横寸法を有する略長方形の発光モジュール100を照明装置として設置するための装置である。
支持装置20は、発光モジュール100の短辺L3の寸法よりも小さい幅寸法L4(小凹溝部23部)で、直管型蛍光灯900の長さ方向の寸法L6に等しい長さ寸法の大凹溝部21を有している。長さ方向の寸法L6は、少なくとも発光モジュール100の長辺L1の寸法よりも大きい長さ寸法である。
大凹溝部21は、少なくとも後述する接続部31の短辺寸法よりも大きく奥側に凹形状に窪んで、発光モジュール100を保持するために左右内側の内壁22a、22bを有しており、発光モジュール100の照射光を前方に照射可能な開口部を有していれば、角溝、U字溝、V字溝等、任意の形状であってよい。本実施形態の支持装置20は、長さ寸法が、発光モジュール100を縦に2個取り付け可能な長さ(発光モジュール100の長辺L1の寸法×2よりも長い)である大凹溝部21を一列有している。大凹溝部21は、本実施形態では一列であるが、例えば3列等の複数列に発光モジュール100を保持可能であるように形成しても良い。大凹溝部21が3列等である場合には、後述する接続部31は、例えば中間列部分に設ければよい。
大凹溝部21の左右の各内壁(22a、22b)には、発光モジュール100の長辺の辺縁端部100aの断面形状に略等しい断面形状を有するように、大凹溝部21に平行な小凹溝部23が、左右対向する配置で各々形成される。
各小凹溝部23の対向する溝奥面部同士の間隔寸法は、発光モジュール100の短辺の寸法L3と略同一である。
大凹溝部21の左右の各内壁22a、22bにおける各小凹溝部23よりも開口部側は、開口部に近づくほど開口幅が広がる平面又は曲面からなるテーパ面となるように形成される。これにより、発光モジュール100から出射される光を前面側に反射させることができる。例えば、発光モジュール100の発光ダイオード102の照射角度が110度の場合、各内壁22a、22bにおける各小凹溝部23よりも開口部側は、その110度に開いた出射光の左右(両側の反射面側)端部部分を前方に反射できる角度に形成される。尚、蛍光灯型照明装置1の反射板11は、直管型蛍光灯900から全周面方向に放出された光を前方方向に反射するためには有効であるが、照射角度が110度等の発光モジュール100上の発光ダイオード102から照射される光に対してはあまり有効ではない。
従って大凹溝部21は、左右内壁22a及び22bの各小凹溝部23よりも開口部側が、開口部側に近づくほど広がる平面又は曲面からなるテーパ面に形成されるので、支持装置20の左右内壁22a及び22bのテーパ面により、発光モジュール100から出射される光を効率的に前面に照射することができる。
支持装置20の本体は、大凹溝部21及び各小凹溝部23に沿う方向で押し出し成型により形成可能な断面形状を有する。支持装置20の本体は、例えば、冷間圧延鋼板(SPC材)を成形して作成するか、アルミニウムを押し出し成型することにより作成できる。SPC材の加工は、一般的な機械加工に用いられるプレス装置等を用いてもよい。アルミニウム材の押し出し加工は、一般的な機械加工に用いられるプレス装置と金型(ダイス)等を用いて高圧力で押し出す熱間加工でもよい。
従って支持装置20は、大凹溝部21及び各小凹溝部23に沿う方向で押し出し成型により形成可能な断面形状を有するので、支持装置20を、金属又は樹脂等の押し出し成型により形成することができる。
また、各小凹溝部23は、大凹溝部21の左右の内壁22a、22bに、発光モジュール100の長辺の辺縁端部100aを側面から摺動させて挿入可能なレール形状(支持装置20の本体の長辺の両端間を貫通する)に形成される。発光モジュール100は、発光ダイオード102を開放部側に向けて、レール形状で対向する各小凹溝部23の間に配置される。
従って小凹溝部23は、大凹溝部21の左右内壁22a及び22bに、発光モジュール100の長辺の辺縁端部を側面から摺動させて挿入可能なレール形状に形成されるので、支持装置20における、発光モジュール100の取付と交換が発光モジュール100をレール形状の小凹溝部23に挿入するか抜き出すかのみで容易に実施できる。
発光モジュール100の基板101及びプリント配線等が十分な可撓性(湾曲時等に亀裂又は断裂等を発生させない)を有している場合は、側面から摺動させて挿入する代わりに、開口部側から発光モジュール100押し込んで各小凹溝部23の間に配置してもよい。その場合、各小凹溝部23は、支持装置20の本体の長辺の両端間を貫通するレール形状である必要性はなく、発光モジュール100の長辺の辺縁端部100aに適合する形状の凹部であればよい。
このように支持装置20では、発光モジュール100の変更が発光モジュール100をレール形状の小凹溝部23に挿入するか抜き出すかのみで容易に実施でき、内壁22a、22bに反射させることで、発光モジュール100から出射される光を効率的に前面方向に照射することができる。
接続部31は、大凹溝部21の長辺の両縁端部で、発光モジュール100の背面側(非発光側)に設置される。この大凹溝部21内の接続部31を設置するための空間は、発光モジュール100の上では、リード線104等を、大凹溝部21の背面側との間で押圧されないで配線できる空間となっている。接続部31は、導電材料で形成される接続端子41と絶縁材料で形成される絶縁板42を含む。接続端子41は、例えば真鍮等の材料でソケット10に挿入可能に突出するパイプ形状であり、発光モジュール100のリード線104の一端と電気的に接続される。絶縁板42は、複数の接続端子41間の絶縁距離を維持できるように各接続端子41を挟み込んで把持するように形成される。
従って接続部31は、大凹溝部21における発光モジュール100よりも溝奥側に設置されるので、発光モジュール100と接続部31との電気的な接続を容易にできる。又、接続部31は、ソケット10に挿入可能に突出する接続端子41が導電材料で形成されて発光モジュール100と電気的に接続され、さらに、接続端子41を把持するように絶縁材料で形成される絶縁板31を含むので、接続端子41から発光モジュール100に発光させるための電力を供給できる。
絶縁板42には、各接続端子41と干渉しない位置にネジ固定用に貫通させた取付孔が設けられている。各接続端子41を挟み込んだ絶縁板42は、取付孔を貫通させた固定用ネジ51により支持装置20の本体に固定される。尚、接続部31の固定は、ネジ止めに限らず、例えば接着剤等で支持装置20の本体に固定してもよい。
大凹溝部21の長辺の両縁端部に設けられる接続部31は、一端側のみが電源と発光モジュール100に接続され、他端側は電源と発光モジュール100に接続する必要はない。電源と発光モジュール100に接続されない他端側は、例えば発光モジュール100の複数のリード線104を短絡するのみでよい。又、本実施形態では、接続部31の接続端子41に発光モジュール100のリード線104を直接に半田付け等で接続するが、発光モジュール100のコネクタ105を利用して接続してもよい。本実施形態では、直列に配置される2枚の発光モジュール100同士を接続するためには、発光モジュール100のコネクタ105を用いている。
従って大凹溝部21の長辺の両縁端部に設置される接続部31は、一方は、発光モジュール100と導電接続され、他方は発光モジュール100とは導電接続されないようにしてもよい。この場合、部品点数と製造コストを低減できる。
このように本実施形態の支持装置20は、大凹溝部21の長辺の両縁端部に、直管型蛍光灯900の口金部901の接続ピンと同様な形状に形成される接続端子41を含む接続部31が設けられているので、発光モジュール100を保持した状態で、ソケット10に容易に設置できる。
つまり発光モジュール100の支持装置20は、直管型蛍光灯900を両端で保持可能であると共に点灯用の電力を供給可能であるソケット10に、板状で所定の縦横寸法を有する略長方形の発光モジュール100を照明装置として設置するための支持装置20である。本実施形態の支持装置20は、発光モジュール100の短辺の寸法L3よりも小さい幅寸法で、直管型蛍光灯900の長辺寸法L6と略同一の長さ寸法の大凹溝部21と、直管型蛍光灯900の口金部901の接続ピンと同様な形状に形成される接続端子41を含み、大凹溝部21の長辺の両縁端部に設置される接続部31と、を有する。大凹溝部21の左右内壁22a及び22bには、発光モジュール100の長辺の辺縁端部の断面形状に略等しい断面形状で、大凹溝部21に平行な小凹溝部23が、左右対向する配置で各々形成される。又、各小凹溝部23の対向する溝奥面部同士の間隔寸法は、発光モジュール100の短辺の寸法L3と略同一である。
これにより、発光モジュールを照明用として既存の直管型蛍光灯900用のソケット10に容易に設置でき、簡易な構成にすることができ、発光モジュールの変更及び交換を容易に実施することができる。
間隔保持板60及び61は、発光モジュール100と同様な厚み寸法と短辺寸法を有し、レール形状の各小凹溝部23に、発光モジュール100と同様に側面から摺動させて挿入される。間隔保持板60及び61の長辺寸法は、蛍光灯型照明装置1における両端に位置するソケット10の間隔に対して、必要数量の発光モジュール100の長辺の和では不足する寸法を補償する寸法である。間隔保持板60を複数の発光モジュール100の間に配置し、間隔保持板61を発光モジュール100とソケット10との間に配置する。間隔保持板60及び61は、本実施形態では、例えば支持装置20の本体との素材的な統一感が得られ、放熱性を良好にできるアルミの板を用いているが、それに限られるものではなく、任意の導電材料又は任意の絶縁材料で形成してよい。
本実施形態の蛍光灯型照明装置1は、取付天井面200に取付部70により固定される。取付部70は、例えば支持フレーム形状又はボックス形状であってよい。取付部70は、例えば取付ネジにより取付天井面200に取付られる。
取付部70の内部には、本実施形態では発光モジュール100専用の電源部350が設けられ、この電源部350と、少なくとも片側のソケット10の配線を接続する。例えば両側のソケット10の配線を電源部350に接続する場合には、両側の接続部31の接続端子41を発光モジュール100のリード線104の一端と電気的に接続すればよい。例えば片側のソケット10の配線のみを電源部350に接続する場合には、片側の接続部31の接続端子41のみを発光モジュール100のリード線104の一端と電気的に接続し、他端側の接続部31の接続端子41又は他端側のリード線104をショートさせればよい。
本実施形態で発光モジュール100専用の電源部350を設ける理由は以下のようになる。既存の各方式の安定器の中には、安定器からの出力を変換用付加回路でLED照明装置に対応させることが不可能なものがあった。つまり、蛍光灯型照明装置1に既存の全ての安定器がLED照明装置用に電源として流用できるわけではなく、流用できない場合には、最終的に別途のLED照明装置用の専用電源が必要であった。
また、既存の安定器を流用できる場合も、安定器は蛍光灯の点灯方式に対応しており、定格電圧も通常は異なることから、LED照明装置にとっては余分又は過剰な機能を有し、点灯方式対応部分及び定格電圧変換部分等で、点灯用電力のロス及び変換ロス等が発生するため消費電力が高くなる。さらに、多様な方式の安定器に対応可能な変換装置等は、複雑で回路規模が大きくなることから消費電力も高くなり、製造コスト及びランニングコスト共に高くなる。
以上から、例えば、蛍光灯900を本実施形態のLED照明に切り替える現場作業において、蛍光灯型照明装置1の安定器の方式を判別後、流用不可能な場合に別途の電源を用意する工数及びコスト、判別後の流用可能な場合にそれに合わせた変換器を用意する工数及びコスト、判別後の流用可能な全方式に対応可能な変換器を用意する工数及びコスト、等を考慮した場合、既存の安定器の流用を考慮せずに、発光モジュール100専用の電源部350を用いるように作業を限定することで、トータルの工数及びコストを削減できる。さらに、光モジュール100専用の電源部350を用いることで、点灯用電力ロスや変換ロス等の余分な消費電力も発生しないようにできる。
本実施形態の支持装置20を用いる場合で、直管型蛍光灯900を発光モジュール100を交換する場合には、例えば、直管型蛍光灯900を外し、蛍光灯型照明装置1の安定器に入力されていた商用電源の配線を専用の電源部350に入力させ、安定器とソケット10とを接続する配線を外し、電源部350からの出力配線をソケット10に接続する。
一方、支持装置20には、例えば元の直管型蛍光灯900が20Wの場合は2枚、元の直管型蛍光灯900が40Wの場合は4枚の発光モジュール100をレール形状の小凹溝部23に挿入する。その際に、発光モジュール100間と両端には、間隔保持板60及び61を挿入しておく。
元の直管型蛍光灯900のワット数に応じた必要枚数の発光モジュール100が挿入された支持装置20は、両端の接続部31の接続端子41がソケット10に挿入されることで、直管型蛍光灯900と同様にソケット10に取り付けられる。
支持装置20内発光モジュール100を交換する場合は、支持装置20を上記と逆の手順で蛍光灯型照明装置1から外した後、交換する発光モジュール100を、各小凹溝部23(又は長辺)に沿う方向にスライドさせて支持装置20の長辺の端部から取り出し、新しい発光モジュール100を代わりに挿入して支持装置20の所定位置に配置する。その後、新しい発光モジュール100を他の発光モジュール100又は接続端子41と接続して、再度、蛍光灯型照明装置1に取り付ける。
このように本実施形態の蛍光灯型照明装置1用の発光モジュール100の支持装置20によれば、発光モジュール100を、直管型蛍光灯900用のソケット10に、その発光モジュール100の数を任意に可変して、容易に設置することができる。より具体的には、本実施形態の支持装置20の本体は、押し出し成形等による簡易な構成であり、蛍光灯型照明装置1の蛍光灯900の代替えとして、蛍光灯900のワット数に応じた数又はそれ以下の10W単位の任意のワット数の発光モジュール100を、左右の小凹溝部23間に挿入して簡単な接続をするだけで設置でき、発光モジュール100の変更及び交換が容易である。
<第2実施形態>
上記した第1実施形態は、直管蛍光灯900を1灯設置する形式の蛍光灯型照明装置であるが、複数の直管蛍光灯900を並列に設置する形式の蛍光灯型照明装置もある。そして、直管蛍光灯900を2灯、並列に設置する形式の照明装置の中には、背面反射部が2灯の中間をピークとして下側へ山形に突出する形態のものがある。その場合、ソケット10は、その下側突出山形の各反射面に対して垂直方向に立設される。ここでは、例えばソケット10が取付天井面200に対する垂直方向から30度だけ取付天井面200側に傾いていることとする。
この場合、発光源が蛍光灯900である場合は全周面方向に発光するので発光角度を調整する必要はないが、指向性のあるLEDの発光モジュール100を蛍光灯900に代えて用いる場合は、そのままでは照明効率が低下するため、照射方向が真下を向くように発光モジュールの基板の向きを30度下向きにすることで、照明方向が取付天井面200に対して垂直方向になるように補正する必要がある。
ところで、従来の蛍光灯置換型LED照明装置の中には、LEDと基板との間のリードピンを基板面から少し浮かせた状態で取付けておき、そのピンの曲げ角度を調節することでLEDの照射角度を調整できるものがある。角度の調節方法としては、例えば、発光モジュールの基板面から少し浮かせた状態で取付けられた複数のLEDの上に、LEDのガイド穴を有する外装材を被せ、ガイド穴からLEDを突出させることでLEDの取付角度を調整するものがある。ガイド穴は、例えば、複数列のLEDを長辺方向の列毎で、LED面の中心線から位置がずれる毎に少しずつ角度を外側に向けるように設けられている。この構成にすることでLEDの照射範囲を広げている。
従って、従来の蛍光灯置換型LED照明装置は、基板上のリード付きLEDを、リード部分が折り曲げ可能であるように少し基板から浮かせて立設しておき、そのリードを曲げることで個々又は列ごとのLEDの取付角度又は照射角度を調節しているが、発光モジュール基板自体の向きを調整しているわけではない。リードを曲げてLEDの取付角度又は照射角度を調節する場合、発光モジュール基板自体の角度を変えて照射角度を調整する場合と比べて、個々のLED毎のリード曲げ角の精度が低いため、照射角度のばらつきも大きくなる。
図4は、本考案の第2実施形態の支持装置を蛍光灯照明装置に取り付けた場合の構成を示す下面図と側面図とA−A断面図の端部拡大図である。
本実施形態の蛍光灯型照明装置1における、図2及び図3に示した第1実施形態と比較した場合の主な相違点としては、背面反射部300の形態が挙げられる。蛍光灯型照明装置1のその他の構成は、第1実施形態と同様であるので重複する記載を省略する。
背面反射部300は、第1実施形態における取付部70及び反射板11の機能を有するが、形態は大きく異なり、並列2灯の直管蛍光灯900の中間をピークとして下側へ山形に突出している。そのため、ソケット10は、その下側に山形突出した各反射面に対しては垂直方向になるものの、取付天井面200に対しては垂直方向から30度だけ取付天井面200側に傾いて立設されている。従って、第1実施形態の支持装置をそのまま用いると、指向性を有するLED発光モジュールは30度外側を向いて照射されることになり、照明効率が低下する。
そこで、本実施形態の支持装置20では、大凹溝部21の左右の各内壁22a、22bにおける一方の各小凹溝部23よりも奥側、即ち発光モジュール100の背面側(非発光側)に支持角度調整部26を設けている。支持角度調整部26は、発光モジュール100が取付天井面200に対して垂直に下方向を向いて取付できる寸法だけ、内壁22a、22bの一方を延伸させて形成する。
このように本実施形態の蛍光灯型照明装置用の発光モジュールの支持装置によれば、大凹溝部21に、発光モジュール100を取付天井面200に対して垂直方向を向くように取付できる支持角度調整部26を備える。従って、直管蛍光灯900用のソケット10が蛍光灯型照明装置1の取付天井面200に対する垂直方向から所定角度(30度等)傾けて設置されている場合でも、発光モジュール100が真下を向くようにソケット10に取付できる。
つまり本実施形態では、大凹溝部21がソケット10が照明装置の取付天井面200に対する垂直方向から所定角度傾けて設置されている場合、発光モジュール100を取付天井面200に対して垂直方向を向くように取付できる支持角度調整部26を備えるので、直管型蛍光灯900用のソケット10が照明装置の取付天井面200に対する垂直方向から所定角度傾いて設置されていても、発光モジュールが真下を向くようにソケット10に取付できる。
<その他の実施形態>
図5(a)〜(c)は、本考案のその他の実施形態の支持装置の構成を示す拡大断面図である。
図5(a)の支持装置1は、半透明カバー400を有している。半透明カバー400は、例えば磨りガラスのように、発光モジュール100の光は透過させるが、被照射面側(半透明カバー400の外側)からは見え辛い半透明に形成することが好ましい。透明なアクリル板等の高分子材料の板を利用する場合には、薄い乳白色等に着色してもよい。
半透明カバー400の寸法は、例えば大凹溝部21の左右の内壁22a、22bの開口端部に略同一の寸法で形成する。
そして、大凹溝部21の左右の内壁22a、22bの開口端部近傍には、半透明カバー400を支持できるように、半透明カバー400の短辺寸法よりも大きい奥端部同士の間隔寸法になるように形成された凹部24を設ける。又は、凹部24に代えて、両側の大凹溝部21の左右の内壁22a、22bに、半透明カバー400の短辺寸法よりも小さい先端部同士の間隔寸法になるように形成された凸部を設けてもよい。
このように半透明カバー400を用いることで、発光モジュール100の発光面が見えなくなるので、本実施形態の照明に間接照明的な上質感を与えることができる。
図5(b)の支持装置1は、ルーバ500を有している。ルーバ500は、発光モジュール100の照射面側に、その長辺方向に直交する向きの複数枚の遮光板を、長辺方向の所定間隔毎に設置したものである。又、長辺方向の所定間隔を維持するために、長辺方向に沿ってスペーサを設置してもよい。
大凹溝部21の左右の内壁22a、22bの開口端部近傍には、ルーバ500を支持できるように、ルーバ500の開口部側寸法よりも大きく、奥端部同士の間隔寸法になるように形成された凹部24を設ける。又は、凹部24に代えて、両側の大凹溝部21の左右の内壁22a、22bに、ルーバ500の開口部側寸法よりも小さい先端部同士の間隔寸法になるように形成された凸部を設けてもよい。
このようにルーバ500を用いることで、発光モジュール100の長辺方向の直接光の照射範囲を限定し、発光モジュール100の発光面を直接光の照射範囲外から見え辛くすることができるので、本実施形態の照明に間接照明的な上質感を与えることができる。
図5(c)の支持装置1は、大凹溝部21の長辺の両端部に、その断面開口を閉じることができる形状の端版600を有している。端版600には、端版600を大凹溝部21へ螺子止めするため、螺子が螺子頭部を残して貫通する螺子穴601と、接続部31の接続端子41が周囲の端版600と絶縁距離を維持しつつ貫通する接続端子穴602とが設けられる。一方、大凹溝部21の外周には、端板600を貫通した取付ネジ80を支持できるように、取付凹部25が設けられる。尚、取付凹部25は、大凹溝部21の内周に設けられても良い。
このように大凹溝部21の両端部に端版600を設けることで、大凹溝部21の端部の断面が見えなくなるので、本実施形態の蛍光灯型照明装置1に上質感を与えることができる。
以上、本考案に係る発光モジュールの支持装置を実施形態を用いて説明したが、本考案の技術的範囲は上記実施の形態に記載された支持装置の範囲には限定されない。例えば、直管蛍光灯900を3灯以上設置する形式の蛍光灯型照明装置にも適用することができ、第2実施形態とは異なる角度の反射板を備える蛍光灯型照明装置にも適用することができる。
本考案に用いた発光モジュールの概略構成を示す上面図及び側面図である。 (a)は蛍光灯型照明装置の概略構成を示す下面図と側面図であり、(b)は本考案の第1実施形態の支持装置の構成を示す下面図と断面図であり、(c)は本考案の第1実施形態の支持装置の構成を示す長辺側側面図と断面図であり、(d)は本考案の第1実施形態の支持装置の構成を示す上面図と断面図であり、(e)は本考案の第1実施形態の支持装置を蛍光灯照明装置に取り付けた場合の構成を示す下面図とA−A断面図である。 図2(e)の端部を拡大して示した下面図と側面図とA−A断面図である。 本考案の第2実施形態の支持装置を蛍光灯照明装置に取り付けた場合の構成を示す下面図と側面図とA−A断面図の端部拡大図である。 (a)〜(c)は本考案のその他の実施形態の支持装置の構成を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 蛍光灯型照明装置、
10 ソケット、
11 反射板、
20 支持装置、
21 大凹溝部、
22a、22b 内壁、
23 小凹溝部、
24 凹部、
25 取付凹部、
26 支持角度調整部、
31 接続部、
41 接続端子、
42 絶縁板、
51 固定用ネジ、
60、61 間隔保持板、
70 取付部、
80 取付ネジ、
100 発光モジュール、
100a 長辺の辺縁端部、
101 基板、
102 発光ダイオード、
103 接続部、
104 リード線、
105 コネクタ、
200 取付天井面、
300 背面反射部、
350 電源部、
400 半透明カバー、
500 ルーバ、
600 端版、
601 螺子穴、
602 接続端子穴、
900 直管型蛍光灯、
L1 発光モジュール100の長辺、
L3 発光モジュール100の短辺、
L4 大凹溝部21における両小凹溝部23間の幅寸法、
L6 直管型蛍光灯900の長さ方向の寸法。

Claims (8)

  1. 直管型蛍光灯を両端で保持可能であると共に点灯用の電力を供給可能であるソケットに、板状で所定の縦横寸法を有する略長方形の発光モジュールを照明装置として設置するための支持装置であって、
    前記支持装置は、
    前記発光モジュールの短辺の寸法よりも小さい幅寸法で、前記直管型蛍光灯の長辺寸法と略同一の長さ寸法の大凹溝部と、
    前記直管型蛍光灯の口金部の接続ピンと同様な形状に形成される接続端子を含み、前記大凹溝部の長辺の両縁端部に設置される接続部と、
    を有し、
    前記大凹溝部の左右内壁には、前記発光モジュールの長辺の辺縁端部の断面形状に略等しい断面形状で、前記大凹溝部に平行な小凹溝部が、左右対向する配置で各々形成され、
    前記各小凹溝部の対向する溝奥面部同士の間隔寸法は、前記発光モジュールの短辺の寸法と略同一である
    ことを特徴とする発光モジュールの支持装置。
  2. 前記大凹溝部は、
    前記ソケットが照明装置の取付天井面に対する垂直方向から所定角度傾けて設置されている場合、前記発光モジュールを前記取付天井面に対して垂直方向を向くように取付できる支持角度調整部
    を備えることを特徴とする発光モジュールの支持装置。
  3. 前記小凹溝部は、前記大凹溝部の左右内壁に、前記発光モジュールの長辺の辺縁端部を側面から摺動させて挿入可能なレール形状に形成される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の発光モジュールの支持装置。
  4. 前記大凹溝部は、左右内壁の少なくとも前記各小凹溝部よりも開口部側が、開口部側に近づくほど広がる平面又は曲面からなるテーパ面に形成される
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の発光モジュールの支持装置。
  5. 前記支持装置は、前記大凹溝部及び前記各小凹溝部に沿う方向で押し出し成型により形成可能な断面形状を有する
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の発光モジュールの支持装置。
  6. 前記接続部は、前記ソケットに挿入可能に突出する接続端子が導電材料で形成されて前記発光モジュールと電気的に接続され、
    さらに、前記接続端子を把持するように絶縁材料で形成される絶縁板を含む
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の発光モジュールの支持装置。
  7. 前記接続部は、
    前記大凹溝部における前記発光モジュールよりも溝奥側に設置される
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の発光モジュールの支持装置。
  8. 前記大凹溝部の長辺の両縁端部に設置される接続部のうちの一方は、前記発光モジュールと導電接続され、他方は前記発光モジュールとは導電接続されない
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の発光モジュールの支持装置。
JP2008008435U 2008-12-02 2008-12-02 発光モジュールの支持装置 Expired - Lifetime JP3149047U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008008435U JP3149047U (ja) 2008-12-02 2008-12-02 発光モジュールの支持装置
PCT/JP2009/069948 WO2010064573A1 (ja) 2008-12-02 2009-11-26 発光モジュールの支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008008435U JP3149047U (ja) 2008-12-02 2008-12-02 発光モジュールの支持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3149047U true JP3149047U (ja) 2009-03-12

Family

ID=42233224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008008435U Expired - Lifetime JP3149047U (ja) 2008-12-02 2008-12-02 発光モジュールの支持装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3149047U (ja)
WO (1) WO2010064573A1 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011029187A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Lg Innotek Co Ltd 照明装置
JP2011243588A (ja) * 2011-08-25 2011-12-01 Panasonic Electric Works Co Ltd 光源及びそれを用いた照明装置
JP2012084367A (ja) * 2010-10-12 2012-04-26 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
JP2013055068A (ja) * 2012-12-17 2013-03-21 Panasonic Corp 照明装置
JP2013254753A (ja) * 2013-09-26 2013-12-19 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
JP2014089989A (ja) * 2014-02-19 2014-05-15 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
US8870407B2 (en) 2009-07-28 2014-10-28 Lg Innotek Co., Ltd. Lighting device with louvers
JP2017212058A (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 サンケン電気株式会社 照明器具

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5523218B2 (ja) * 2010-06-25 2014-06-18 ワールド電子株式会社 Led照明灯
CN104024730A (zh) * 2011-12-29 2014-09-03 普司科Led股份有限公司 光学半导体照明设备
JP5562383B2 (ja) * 2012-07-19 2014-07-30 パナソニック株式会社 ランプ及び照明装置
JP6414259B2 (ja) * 2017-03-22 2018-10-31 東芝ライテック株式会社 照明装置
CN109210441A (zh) * 2018-08-01 2019-01-15 厦门阳光恩耐照明有限公司 能调节发光角度的线槽灯

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001351402A (ja) * 2000-06-06 2001-12-21 Hiroshi Noji 蛍光灯型led照明装置
JP4153870B2 (ja) * 2001-07-02 2008-09-24 森山産業株式会社 表示・照明装置及び表示・照明システム
JP4352973B2 (ja) * 2004-04-09 2009-10-28 パナソニック電工株式会社 Led照明ユニット及びこれを用いた照明器具

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011029187A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Lg Innotek Co Ltd 照明装置
US8870407B2 (en) 2009-07-28 2014-10-28 Lg Innotek Co., Ltd. Lighting device with louvers
JP2012084367A (ja) * 2010-10-12 2012-04-26 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
JP2011243588A (ja) * 2011-08-25 2011-12-01 Panasonic Electric Works Co Ltd 光源及びそれを用いた照明装置
JP2013055068A (ja) * 2012-12-17 2013-03-21 Panasonic Corp 照明装置
JP2013254753A (ja) * 2013-09-26 2013-12-19 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
JP2014089989A (ja) * 2014-02-19 2014-05-15 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
JP2017212058A (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 サンケン電気株式会社 照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
WO2010064573A1 (ja) 2010-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3149047U (ja) 発光モジュールの支持装置
JP3144725U (ja) 発光モジュールの支持装置
CN203615157U (zh) 灯以及照明装置
CN102418889B (zh) 平面照明组件和包括该平面照明组件的平面照明组合装置
CN204879985U (zh) 照明用光源以及照明装置
US20120243227A1 (en) Light-emitting module, light-emitting module unit, and luminaire
JP2012244018A (ja) 発光モジュール及び照明器具
US20070247852A1 (en) Multi chip LED lamp
JP2007324137A (ja) 照明装置
CN103415738B (zh) 光源模块
US20190003659A1 (en) Led lighting apparatus
JP2012243390A (ja) 発光装置、口金付ランプおよび照明器具
CN102893080A (zh) 照明装置
JP2016015336A (ja) ランプ及び照明装置
CN102893077A (zh) 照明装置
JP3150891U (ja) Led照明装置
KR20180089345A (ko) 엘이디조명장치
US10364970B2 (en) LED lighting assembly having electrically conductive heat sink for providing power directly to an LED light source
JP3183224U (ja) Ledモジュール支持装置
KR101999723B1 (ko) Led 모듈
JP4812828B2 (ja) Led照明装置
JP2012238502A (ja) 発光装置、照明装置および照明器具
JP3144727U (ja) 発光モジュールの支持装置
CN203703691U (zh) 照明用光源以及照明装置
JP5896125B2 (ja) 発光装置及び照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120218

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120218

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130218

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term