JP3148753B2 - コーヒー沸し器 - Google Patents
コーヒー沸し器Info
- Publication number
- JP3148753B2 JP3148753B2 JP35776299A JP35776299A JP3148753B2 JP 3148753 B2 JP3148753 B2 JP 3148753B2 JP 35776299 A JP35776299 A JP 35776299A JP 35776299 A JP35776299 A JP 35776299A JP 3148753 B2 JP3148753 B2 JP 3148753B2
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- JP
- Japan
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- water
- water tank
- flow path
- filter
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Apparatus For Making Beverages (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、コーヒー沸し器に関
する。
する。
【０００２】
【従来の技術】コーヒー沸し器では、水タンクからの水
を出湯部に導く循環流路が設けられ、その循環流路途中
にヒータが巻回され、水タンク内の水がヒータで加熱さ
れて出湯部から吐出されるようになっている。循環流路
の水タンクからヒータの設けられる加熱部との間位置に
は、加熱部から水タンクへの水の流れを防止する逆止弁
が備えられている。
を出湯部に導く循環流路が設けられ、その循環流路途中
にヒータが巻回され、水タンク内の水がヒータで加熱さ
れて出湯部から吐出されるようになっている。循環流路
の水タンクからヒータの設けられる加熱部との間位置に
は、加熱部から水タンクへの水の流れを防止する逆止弁
が備えられている。
【０００３】そして、最近では、加熱部のヒータとして
高出力のものを用い（６５０Ｗ?８５０Ｗ）、短時間に
おいて出湯部から湯を吐出できるようにし、コーヒーメ
ークのスピードアップを図っている。
高出力のものを用い（６５０Ｗ?８５０Ｗ）、短時間に
おいて出湯部から湯を吐出できるようにし、コーヒーメ
ークのスピードアップを図っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】コーヒー沸し器で用い
る紅茶用のバスケット内にフィルターが装着され、紅茶
の葉が収められた後湯が注がれて紅茶の抽出が行われ
る。その際、フィルターの上縁を紅茶がオーバーフロー
する状態となり葉が流れ出したり、また、フィルターの
上縁がへたり状態となって取り外し時の取扱いが困難と
なる問題があった。
る紅茶用のバスケット内にフィルターが装着され、紅茶
の葉が収められた後湯が注がれて紅茶の抽出が行われ
る。その際、フィルターの上縁を紅茶がオーバーフロー
する状態となり葉が流れ出したり、また、フィルターの
上縁がへたり状態となって取り外し時の取扱いが困難と
なる問題があった。
【０００５】この発明は、上記の問題点を解消するコー
ヒー沸し器を提供することを目的とする。
ヒー沸し器を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項１記載
の発明では、水タンクと、その水タンクからの水を出湯
部に導く流路と、その流路途中に付設されて流路内の水
を加熱する加熱部と、前記出湯部から湯が注がれるフィ
ルターケースとを備えるコーヒー沸し器において、紅茶
用のバスケットを有し、このバスケットは底部に小さな
抽出穴が設けられると共に、側壁には大形の流出穴が複
数個設けられて、紅茶は下部の抽出穴、上部の流出穴そ
れぞれから抽出される構成とした。
の発明では、水タンクと、その水タンクからの水を出湯
部に導く流路と、その流路途中に付設されて流路内の水
を加熱する加熱部と、前記出湯部から湯が注がれるフィ
ルターケースとを備えるコーヒー沸し器において、紅茶
用のバスケットを有し、このバスケットは底部に小さな
抽出穴が設けられると共に、側壁には大形の流出穴が複
数個設けられて、紅茶は下部の抽出穴、上部の流出穴そ
れぞれから抽出される構成とした。
【０００７】上記構成によれば、抽出穴が小さいことで
フィルター内に湯がたまり状態となってその中に紅茶の
葉が浸される。そして、紅茶はフィルターを通して下部
の抽出穴から、また、上部の流出穴それぞれから抽出さ
れる。
フィルター内に湯がたまり状態となってその中に紅茶の
葉が浸される。そして、紅茶はフィルターを通して下部
の抽出穴から、また、上部の流出穴それぞれから抽出さ
れる。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１はこの発明のコーヒー沸し器
の全体構成を示し、図２は回路構成を示す。
の全体構成を示し、図２は回路構成を示す。
【０００９】１は水タンクで、水タンク１からの水を出
湯部３に導く循環流路５が設けられ、その循環流路５途
中には加熱部６が設けられている。加熱部６内では、循
環流路５に高出力（８００Ｗ）ヒータ９が巻回され循環
流路５内の水が加熱される。また、加熱部６の上面は加
熱面となり、カップ７が載置される。
湯部３に導く循環流路５が設けられ、その循環流路５途
中には加熱部６が設けられている。加熱部６内では、循
環流路５に高出力（８００Ｗ）ヒータ９が巻回され循環
流路５内の水が加熱される。また、加熱部６の上面は加
熱面となり、カップ７が載置される。
【００１０】循環流路５の水タンク１から加熱部６との
間位置には、加熱部６から水タンク１への水の逆流を防
止する逆止弁１０が備えられている。
間位置には、加熱部６から水タンク１への水の逆流を防
止する逆止弁１０が備えられている。
【００１１】上記循環流路５は金属パイプよりなり、逆
止弁１０部分が樹脂製となっている。すなわち、逆止弁
１０は樹脂パイプ内に弁が組み込まれて構成され、金属
パイプを接続するように用いられている。
止弁１０部分が樹脂製となっている。すなわち、逆止弁
１０は樹脂パイプ内に弁が組み込まれて構成され、金属
パイプを接続するように用いられている。
【００１２】１２はコーヒーミル、１３はミルモータ、
１４はスイッチ部、１５はフィルターケースである。
１４はスイッチ部、１５はフィルターケースである。
【００１３】次に、この発明の特徴構成の説明を行う。
【００１４】循環流路５の水タンク１から逆止弁１０に
至る金属パイプ部分に、水タンク１側の水の温度を検出
する検出部としての水管用サーモスタット２０が取り付
けられている。この水管用サーモスタット２０は電気的
にはヒータ９に直列に接続され、さらに、ヒータ９に直
列に、かつ、水管用サーモスタット２０に並列に出力切
り替え部としての半波整流用ダイオード２１が接続され
て設けられている。
至る金属パイプ部分に、水タンク１側の水の温度を検出
する検出部としての水管用サーモスタット２０が取り付
けられている。この水管用サーモスタット２０は電気的
にはヒータ９に直列に接続され、さらに、ヒータ９に直
列に、かつ、水管用サーモスタット２０に並列に出力切
り替え部としての半波整流用ダイオード２１が接続され
て設けられている。
【００１５】上記のような構成により、まず、水タンク
１に水が入れられて、図２に示すように、水管用サーモ
スタット２０が動作せず導通状態を維持する場合は、ヒ
ータ９はフルパワーである８５０Ｗで加熱動作を行う。
これにより、６５０Ｗのヒータを用いたものに比して、
短時間において水の加熱が行われてコーヒーメークがス
ピードアップされる。
１に水が入れられて、図２に示すように、水管用サーモ
スタット２０が動作せず導通状態を維持する場合は、ヒ
ータ９はフルパワーである８５０Ｗで加熱動作を行う。
これにより、６５０Ｗのヒータを用いたものに比して、
短時間において水の加熱が行われてコーヒーメークがス
ピードアップされる。
【００１６】これに対し、水タンク１に湯が入れられ
て、水管用サーモスタット２０が動作して非導通となる
と、半波整流用ダイオード２１において電流は半波整流
され、ヒータ９は半分のパワーである４２５Ｗで加熱動
作を行う。これにより、湯が入れられた場合も加熱部６
の循環流路５において沸騰が起こらず、したがって、逆
止弁１０に加熱部６側から圧力がかかることがなく、そ
の結果、支障なく循環流路５における水の加熱循環動作
が行われる。その場合も、湯が用いられたことで、コー
ヒーメークがスピードアップされる。
て、水管用サーモスタット２０が動作して非導通となる
と、半波整流用ダイオード２１において電流は半波整流
され、ヒータ９は半分のパワーである４２５Ｗで加熱動
作を行う。これにより、湯が入れられた場合も加熱部６
の循環流路５において沸騰が起こらず、したがって、逆
止弁１０に加熱部６側から圧力がかかることがなく、そ
の結果、支障なく循環流路５における水の加熱循環動作
が行われる。その場合も、湯が用いられたことで、コー
ヒーメークがスピードアップされる。
【００１７】そして、水管用サーモスタット２０は樹脂
製の逆止弁１０の上流側に設けられたことで、加熱部６
からの熱はその逆止弁１０部分で遮断され、これにより
熱の影響を受けることなく安定動作を行う。また、水タ
ンク１は通常樹脂製でその外面より温度を検出しにくい
が、金属パイプ部分に水管用サーモスタット２０を設け
ることで、水温の検出が容易に精度良くなされる。
製の逆止弁１０の上流側に設けられたことで、加熱部６
からの熱はその逆止弁１０部分で遮断され、これにより
熱の影響を受けることなく安定動作を行う。また、水タ
ンク１は通常樹脂製でその外面より温度を検出しにくい
が、金属パイプ部分に水管用サーモスタット２０を設け
ることで、水温の検出が容易に精度良くなされる。
【００１８】図３、図４、図５はこのコーヒー沸し器で
用いる紅茶用のバスケット３０を示し、上記したフィル
ターケース１５と取り替えられて用いられるものであ
る。
用いる紅茶用のバスケット３０を示し、上記したフィル
ターケース１５と取り替えられて用いられるものであ
る。
【００１９】バスケット３０の底部には２個の小さな抽
出穴３１が設けられ、さらに、側壁３２の上部位置には
その全周にわたって大形の流出穴３３が複数個設けられ
ている。
出穴３１が設けられ、さらに、側壁３２の上部位置には
その全周にわたって大形の流出穴３３が複数個設けられ
ている。
【００２０】そして、バスケット３０内にフィルターが
その上縁をＡで示す位置となるように装着され、紅茶の
葉が納められた後湯が注がれて紅茶の抽出が行われる。
その際には、抽出穴３１が小さいことでフィルター内に
湯がたまり状態となってその中に紅茶の葉が浸される。
そして、紅茶はフィルターを通して下部の抽出穴３１か
ら、また、上部の流出穴３３それぞれから抽出される。
その上縁をＡで示す位置となるように装着され、紅茶の
葉が納められた後湯が注がれて紅茶の抽出が行われる。
その際には、抽出穴３１が小さいことでフィルター内に
湯がたまり状態となってその中に紅茶の葉が浸される。
そして、紅茶はフィルターを通して下部の抽出穴３１か
ら、また、上部の流出穴３３それぞれから抽出される。
【００２１】流出穴３３のないものでは、フィルターの
上縁を紅茶がオーバーフローする状態となり葉が流れ出
したり、またフィルターの上縁がへたり状態となって取
り外し時の取扱いが困難となる問題があるが、流出穴３
３が設けられたことでそのような問題は全て解消され
る。
上縁を紅茶がオーバーフローする状態となり葉が流れ出
したり、またフィルターの上縁がへたり状態となって取
り外し時の取扱いが困難となる問題があるが、流出穴３
３が設けられたことでそのような問題は全て解消され
る。
【００２２】
【発明の効果】この発明によれば、抽出穴が小さいこと
でフィルター内に湯がたまり状態となってその中に紅茶
の葉が浸される。そして、紅茶はフィルターを通して下
部の抽出穴から、また、上部の流出穴それぞれから抽出
される。
でフィルター内に湯がたまり状態となってその中に紅茶
の葉が浸される。そして、紅茶はフィルターを通して下
部の抽出穴から、また、上部の流出穴それぞれから抽出
される。
【００２３】流出穴のないものでは、フィルターの上縁
を紅茶がオーバーフローする状態となり葉が流れ出した
り、またフィルターの上縁がへたり状態となって取り外
し時の取扱いが困難となる問題があるが、流出穴が設け
られたことでそのような問題は全て解消される。
を紅茶がオーバーフローする状態となり葉が流れ出した
り、またフィルターの上縁がへたり状態となって取り外
し時の取扱いが困難となる問題があるが、流出穴が設け
られたことでそのような問題は全て解消される。
【図１】コーヒー沸し器の切欠断面構成を含む実施形態
の全体構成図
の全体構成図
【図２】コーヒー沸し器の実施形態の回路構成図
【図３】紅茶用バスケットの正面図
【図４】紅茶用バスケットの平面図
【図５】紅茶用バスケットの断面図
１ 水タンク ３ 出湯部 ５ 循環流路 ６ 加熱部 １０ 逆止弁 ２０ 水管用サーモスタット（検出部） ２１ 半波整流用ダイオード（出力切り替え部）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−295545（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−69513（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−158020（ＪＰ，Ａ) 実開 昭57−135320（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−179322（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭62−11550（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A47J 31/00 - 31/60
Claims (1)
- 【請求項１】水タンクと、その水タンクからの水を出湯
部に導く流路と、その流路途中に付設されて流路内の水
を加熱する加熱部と、前記出湯部から湯が注がれるフィ
ルターケースとを備えるコーヒー沸し器において、 紅茶用のバスケットを有し、このバスケットは底部に小
さな抽出穴が設けられると共に、側壁には大形の流出穴
が複数個設けられて、紅茶は下部の抽出穴、上部の流出
穴それぞれから抽出されることを特徴とするコーヒー沸
し器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35776299A JP3148753B2 (ja) | 1997-04-24 | 1999-12-16 | コーヒー沸し器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35776299A JP3148753B2 (ja) | 1997-04-24 | 1999-12-16 | コーヒー沸し器 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09107871A Division JP3133700B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | コーヒー沸し器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000157420A JP2000157420A (ja) | 2000-06-13 |
| JP3148753B2 true JP3148753B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=18455804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35776299A Expired - Fee Related JP3148753B2 (ja) | 1997-04-24 | 1999-12-16 | コーヒー沸し器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3148753B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015038809A1 (en) * | 2013-09-11 | 2015-03-19 | Remington Designs, Llc | Tea brew basket |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4961758B2 (ja) * | 2006-02-03 | 2012-06-27 | パナソニック株式会社 | コーヒー沸かし器 |
-
1999
- 1999-12-16 JP JP35776299A patent/JP3148753B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015038809A1 (en) * | 2013-09-11 | 2015-03-19 | Remington Designs, Llc | Tea brew basket |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000157420A (ja) | 2000-06-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |