JP3148376U - スーツケースに利用されるキャスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】輪体の回転をスムーズにして摩耗を低減し、耐用寿命の向上が図れるとともに、輪体に制動機能を付与するキャスタを提供する。【解決手段】キャスタフレーム12と中空枢軸14及びスリーブ30が、一体成型であり、中空枢軸14内に位置するスリーブ30の両端が輪体32に連結され、リベット36が輪体32を貫通してスリーブの内径に結合される。押さえブロック22の一端が、キャスタフレーム12の貫通穴20に挿通された押し棒16の下端に連結され、押さえブロック22の他端がキャスタフレーム12上に枢支され、輪体32のキャスタフレーム12の近い一側に摩擦部34が設けられ、押し棒16により、押さえブロック22が連動されて摩擦部34と摩擦して制動を行う。【選択図】図2

Description

本考案はスーツケースに利用されるキャスタに関し、特に制動機能付きのキャスタに関する。
既存のスーツケースは、殆ど底部にキャスタが設けられていて、これによりスーツケースを気軽に引いたり押すことができる。
従来、スーツケースの車輪(キャスタ)として主として2種類ある。
その一つは「後輪式」であり、箱体の底部の先端に支持脚があり、また後端の両側に直線式で、360度回転できないローラが設けられている。
もう一つは「四輪式」であり、箱体の底部の四隅に360度回転可能のローラが設けられる。
車輪が付けられたスーツケースは極普通であるが、その大部分は、前記のような車輪付きのスーツケースである。
そのキャスタには、制動機能がないため、四輪式のスーツケースは、立てて静止固定することが難しい。
また、後輪式のスーツケースは、先端にある支持脚により、後輪に合わせ立てて固定することができるが、後輪が回転して固定が不安定になる恐れがある。
上記の問題により使用する上で不便であり、ユーザーが任意にスーツケースを停止することができなくなる。
本考案は上記の欠点を改善するために成されたもので、上記の欠点を改善できるスーツケースに利用されるキャスタを提供するものである。
本考案の主な目的は、制動機能を有し、従来技術の問題を解消できるスーツケースに利用されるキャスタを提供する。
本考案の他の目的は、摩耗を低減でき、耐用寿命を向上できるスーツケースに利用されるキャスタを提供する。
本考案は、両側に、それぞれ、収納部が設けられるキャスタフレームと、両端が、前記収納部から外へ伸びる中空枢軸と、中空枢軸内に位置し、内径が滑らか面で、両端が、前記中空枢軸の両端から突出するスリーブと、一端が、キャスタフレーム上の貫通穴により、押さえブロックの一端に連結され、もう一端が、キャスタフレーム上に螺着される押し棒と、スリーブの両端に連結され、収納部に合わせる形状を有し、キャスタフレームの近い片側に、摩擦部が設けられ、押し棒により、前記押さえブロックが連動されて前記摩擦部と摩擦制動を行う二つの輪体と、それぞれ、前記輪体を貫通して、スリーブの両端の内径に結合される二つのリベットと、が含有され、また、キャスタフレームと中空枢軸及びスリーブが、一体成型であるスーツケースに利用されるキャスタである。
スリーブが、金属スリーブであり、構成がより良くなり、リベットとスリーブが、軸方向に結合され、また、スリーブの内径が滑らか面であるため、輪体の回転がスムーズになって、摩耗を低減でき、耐用寿命を向上でき、また、干渉等の問題が解消される。
また、本考案は、押し棒により、押さえブロックが連動され、押さえブロックと摩擦部が摩擦する時、輪体において、制動の効果が得られ、制動機能が実現される。
以下に図面を参照しながら、具体的な実施例を挙げて詳しく説明する。
図1と図2を参照すると、本考案に係るスーツケースに利用されるキャスタは、キャスタフレーム12を有する。キャスタフレーム12はその両側に設けられた二つの収納部28と、貫通穴42を有する。
中空枢軸14はキャスタフレーム12上に設けられ、両端が収納部28から水平に外へ伸びる。
中空枢軸14内にスリーブ30が埋め込まれ、スリーブ30の両端が中空枢軸14の両端から突出する。
スリーブ30は、金属スリーブである。
また、キャスタフレーム12と中空枢軸14及びスリーブ30は、一体成型(スリーブ30を射出モールドに入れ込んで、キャスタフレーム12と一緒に射出成型する)により形成してもよい。
これにより、キャスタフレーム12と中空枢軸14及びスリーブ30の三者の連結がより安定的になる。
一つの押し棒16は、一端が、貫通穴42を通して押さえブロック22の一端に連結される。押さえブロック22のもう一端が、キャスタフレーム12に螺着される。
押し棒16の両端の間に、横方向に伸びる側縁18があり、側縁18に貫通穴20がある。
貫通穴20にキャスタフレーム12上のコラム40が嵌設される。
また、コラム40上に、圧縮ばね26が設けられる。
圧縮ばね26により、押し棒16と押さえブロック22を元に付勢する弾力を提供する。
押し棒16の他の一端が、キャスタフレーム12から突出して、操縦機構と連結される。
操縦機構はボタンのように設計され、ボタンがスーツケースハンドルに設置される。
ユーザーは、操縦機構で押し棒16と押さえブロック22を作動する。
二つの輪体32は、スリーブ30の両端に二つの輪体32が排泄される。
二つの輪体32は収納部28に合った形状を有し、キャスタフレーム12の近い一側に、摩擦部34が設けられる。
摩擦部34はギザギザの形状を呈する。
ギザギザの形状は、ギアや他の図柄を有するものである。
操縦機構を駆動して前記押し棒で摩擦制動を行う時、押し棒16により押さえブロック22が連動して、摩擦部34と摩擦制動する。
押さえブロック22は、摩擦部34と摩擦する片側にフレキシブルグル面24が設けられる。
フレキシブルグル面24は、嵌設や被覆等により押さえブロック22に結合される。フレキシブルグルの変形しやすい特性により、押さえブロック22と摩擦部34の摩擦効果と耐用度が向上する。
これにより、全体の制動効果が向上される。
パッド38が、リベット36と輪体32の間に位置し、リベット36は、輪体32を貫通して、両端が、スリーブ30の内径に結合される。
スリーブ30は例えば金属スリーブであり、剛性がより良くなる。
リベット36とスリーブ30は軸方向に結合される。
またスリーブ30の内径が滑らか面であるため、輪体32の回転がスムーズになって、摩耗を低減できて、耐用寿命を向上できる。また、干渉等の問題が解消される。
つぎに上記のスーツケースに適用したキャスタの走行状態から制動状態に至る時の作動について説明する。
ユーザーが、操縦機構でコンロッド16を駆動すると、押さえブロック22が連動して下へ変位して制動を行う。
押さえブロック22は、押さえブロック22上のもう一端(キャスタフレーム12に螺着される箇所)を支点として、回転する。
フレキシブルグル面24と摩擦部34が摩擦接触すると、フレキシブルグル面24と摩擦部34の両者間の摩擦により、輪体32が減速や停止する。これにより制動効果が得られる。
図5と図6を参照しながら、制動状態から走行状態に変化する時の状態を説明する。
ユーザーが、操縦機構でコンロッド16を駆動して押さえブロック22を連動させて上へ運動すると、制動が解除される。
押さえブロック22は、押さえブロック22上のもう一端(キャスタフレーム12に螺着される箇所)を支点として、逆方向に回転する。これにより、フレキシブルグル面24と摩擦部34が脱離して、輪体32が走行できるようになる。
以上の記載は、本考案の実施例の説明であって、本考案はこれらの実施例に限定されるものではなく、当業者が適宜行なう等価の変更や修正も本考案に含まれるものである。
本考案に係るキャスタの立体構造図 本考案に係るキャスタの構造分解図 本考案に係るキャスタの走行状態から制動状態に変化する時の一部断面概念図 本考案に係るキャスタの走行状態から制動状態に変化する時の断面概念図 本考案に係るキャスタの制動状態から走行状態に変化する時の一部断面概念図 本考案に係るキャスタの制動状態から走行状態に変化する時の断面概念図
符号の説明
12 キャスタフレーム
14 中空枢軸
16 押し棒
18 側縁
20 貫通穴
22 押さえブロック
24 フレキシブルグル面
26 圧縮ばね
28 収納部
30 スリーブ
32 輪体
34 摩擦部
36 リベット
38 パッド
40 コラム
42 貫通穴

Claims (10)

  1. 両側にそれぞれ収納部が設けられるキャスタフレームと、
    前記キャスタフレームの中に位置する貫通穴と、
    一端が前記貫通穴内に位置する押し棒と、
    一端が前記押し棒に連結され、もう一端が前記キャスタフレームに螺着される押さえブロックと、
    前記キャスタフレーム上に位置し、両端が前記収納部から外へ伸びる中空枢軸と、
    前記中空枢軸内に位置し、両端が、前記中空枢軸の両端から突出するスリーブと、
    前記スリーブの両端に連結され、前記収納部に合わせる形状を有し、前記キャスタフレームの近い片側に、摩擦部が設けられ、前記押し棒により、前記押さえブロックが連動されて、前記摩擦部と摩擦して、制動する二つの輪体と、
    それぞれ、前記輪体を貫通して、前記スリーブと結合する二つのリベットとが含むことを特徴とする、
    スーツケースに利用されるキャスタ。
  2. 前記押し棒は、もう一端が、キャスタフレームから突出し、操縦機構が連結され、前記操縦機構により前記押し棒が作動されて摩擦制動を行うことを特徴とする、請求項1に記載のスーツケースに利用されるキャスタ。
  3. 前記操縦機構は、スーツケースのハンドルに設けられることを特徴とする、請求項2に記載のスーツケースに利用されるキャスタ。
  4. 前記押し棒の両端の間に、横方向に伸ばす側縁があり、前記側縁に、前記キャスタフレーム上のコラムに嵌設するための貫通穴があることを特徴とする、請求項1に記載のスーツケースに利用されるキャスタ。
  5. 前記コラム上に、圧縮ばねが設けられることを特徴とする、請求項4に記載のスーツケースに利用されるキャスタ。
  6. 前記押さえブロックは、前記摩擦部と摩擦する一側に、フレキシブルグル面が設けられることを特徴とする、請求項1に記載のスーツケースに利用されるキャスタ。
  7. 前記スリーブは、金属スリーブであることを特徴とする、請求項1に記載のスーツケースに利用されるキャスタ。
  8. 前記摩擦部は、ギザギザの形状を呈することを特徴とする、請求項1に記載のスーツケースに利用されるキャスタ。
  9. 前記ギザギザの形状は、ギアであることを特徴とする、請求項8に記載のスーツケースに利用されるキャスタ。
  10. 前記キャスタフレームと前記中空枢軸及び前記スリーブは、一体成型であることを特徴とする、請求項1に記載のスーツケースに利用されるキャスタ。
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