JP6399724B2 - 鞄 - Google Patents
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Description
図10に示されるように、鞄100は、物品を収納するケース101にキャスター102が設けられている。キャスター102は、ケース101の底に取り付けられたベース103に支軸104を介してキャスターヘッド105が旋回可能に設けられ、このキャスターヘッド105には、支軸104から離れた位置に衝撃を緩和する緩衝手段106が設けられている。
前記キャスターは、前記ケースから延びているキャスターヘッドと、このキャスターヘッドに設けられ車輪の衝撃を緩和する緩衝機構と、この緩衝機構に付勢方向へ移動可能に設けられ前記車輪の内径側を支持する内径支持機構と、この内径支持機構に回転可能に支持される前記車輪とを備え、
前記キャスターは、前記ケースの底から垂直に延びる旋回軸に旋回可能に設けられており、
前記緩衝機構には、前記内径支持機構を初期位置に付勢する第1の弾性部材と第2の弾性部材とが並列に設けられており、
前記緩衝機構は、
前記キャスターヘッドに形成されるとともに前記旋回軸上に配置される第1のシリンダ部と、この第1のシリンダ部に摺動可能に設けられる第1のピストンと、この第1のピストンの下端に設けられるピストンベースと、
前記キャスターヘッドに形成されるとともに前記第1のシリンダ部に並列に配置される第2のシリンダ部と、この第2のシリンダ部に摺動可能に設けられる第2のピストンと、この第2のピストンの下端に設けられる前記ピストンベースとを備え、
前記第1の弾性部材は、一部が前記第1のシリンダ部に収納され、前記キャスターヘッドと前記ピストンベースとの間に設けられるとともに前記第1のピストンが挿通され、
前記第2の弾性部材は、前記第2のシリンダ部に収納され、前記第2のシリンダ部の上壁と前記第2のピストンの上端部との間に設けられ、
前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材によって1つの前記ピストンベースが下方に付勢されていることを特徴とする。
前記キャスターは、前記ケースから延びているキャスターヘッドと、このキャスターヘッドに設けられ車輪に加わる衝撃を緩和する緩衝機構とを備え、
前記キャスターは、前記ケースの底から垂直に延びる旋回軸に旋回可能に設けられており、
前記緩衝機構には、前記車輪を初期位置に付勢する第1の弾性部材と第2の弾性部材とが並列に設けられており、
前記緩衝機構は、
前記キャスターヘッドに形成されるとともに前記旋回軸上に配置される第1のシリンダ部と、この第1のシリンダ部に摺動可能に設けられる第1のピストンと、この第1のピストンの下端に設けられるピストンベースと、
前記キャスターヘッドに形成されるとともに前記第1のシリンダ部に並列に配置される第2のシリンダ部と、この第2のシリンダ部に摺動可能に設けられる第2のピストンと、この第2のピストンの下端に設けられる前記ピストンベースとを備え、
前記第1の弾性部材は、一部が前記第1のシリンダ部に収納され、前記キャスターヘッドと前記ピストンベースとの間に設けられるとともに前記第1のピストンが挿通され、
前記第2の弾性部材は、前記第2のシリンダ部に収納され、前記第2のシリンダ部の上壁と前記第2のピストンの上端部との間に設けられ、
前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材によって1つの前記ピストンベースが下方に付勢されていることを特徴とする。
加えて、請求項1に係る発明では、キャスターは、ケースの底から垂直に延びる旋回軸に旋回可能に設けられているので、鞄の進行方向に応じてキャスターの向きを変えることができる。
さらに加えて、請求項1に係る発明では、緩衝機構は、第1のシリンダ部と、第2のシリンダ部とを備え、第1の弾性部材は一部が第1のシリンダ部に収納され、第2の弾性部材は第2のシリンダ部に収納される。第1の弾性部材と第2の弾性部材によって1つのピストンベースが下方に付勢されているので、車輪からの衝撃を1つピストンベースを介して2つの弾性部材で分散させて吸収することができる。さらに2つのピストンが摺動することになるので、斜め方向から加わった衝撃に対しても1つのピストンに比較して2つピストンを円滑に摺動させることができる。
加えて、請求項10に係る発明では、キャスターは、ケースの底から垂直に延びる旋回軸に旋回可能に設けられているので、鞄の進行方向に応じてキャスターの向きを変えることができる。
さらに加えて、請求項10に係る発明では、緩衝機構は、第1のシリンダ部と、第2のシリンダ部とを備え、第1の弾性部材は一部が第1のシリンダ部に収納され、第2の弾性部材は第2のシリンダ部に収納される。第1の弾性部材と第2の弾性部材によって1つのピストンベースが下方に付勢されているので、車輪からの衝撃を1つピストンベースを介して2つの弾性部材で分散させて吸収することができる。さらに2つのピストンが摺動することになるので、斜め方向から加わった衝撃に対しても1つのピストンに比較して2つピストンを円滑に摺動させることができる。
図1に示されるように、鞄10は、物品を収納する本体側のケース21と、この本体側のケース21にヒンジを介して開閉可能に取り付けられた蓋側のケース22と、本体側のケース21に引出可能に設けられた伸縮取っ手11とを備えている。
図7(a)はピストンベース65の位置が下端にある状態の図であり、第2のピストン68の長孔68bの上端部が第2締結部材43によって下方への移動が規制されている。第2のピストン68の上方及び第1のピストン64の上方には隙間が形成されている。路面91を移動中に車輪52が凸部92に乗り上げると、ピストンベース65が矢印(1)のように上昇する。
図8に示されるように、内径支持機構71は、緩衝機構61のピストンベース65から延びている左右のアーム73と、これらの左右のアーム73の先端に設けられ車輪52の内径側に環状に形成される環状支持部75と、この環状支持部75の外径側に設けられ車輪52を回転可能に支持する軸受83とを備えている。
図9(a)に示されるように、貫通孔72の奥側において、内径支持機構71には切り欠き84が設けられている。また、キャスター71とは別体のホイールカバー85には、爪86が設けられている。ホイールカバー85は、貫通部85を塞ぐ大きさであり、爪86は貫通部85に挿通可能な位置に設けられている。爪86を切り欠き84に係止することで、ホイールカバー85をキャスター71に取り付けることができる。
21… 本体側のケース
22… 蓋側のケース
23… 底
50… キャスター
51… キャスターヘッド
52… 車輪
53… 旋回軸
57… 内径部
61… 緩衝機構
62… 第1の弾性部材
63… 第1のシリンダ部
64… 第1のピストン
65… ピストンベース
66… 第2の弾性部材
67… 第2のシリンダ部
68… 第2のピストン
71… 内径支持機構
72… 貫通部
73… 左右のアーム
74… タイヤ
75… 環状支持部
76… 転動体
82… 補強部材
83… 軸受
85… ホイールカバー
D1… 貫通部の寸法
D2… 車輪の外径
Claims (10)
- 物品を収納するケースと、このケースに取り付けられるキャスターとからなる鞄であって、
前記キャスターは、前記ケースから延びているキャスターヘッドと、このキャスターヘッドに設けられ車輪の衝撃を緩和する緩衝機構と、この緩衝機構に付勢方向へ移動可能に設けられ前記車輪の内径側を支持する内径支持機構と、この内径支持機構に回転可能に支持される前記車輪とを備え、
前記キャスターは、前記ケースの底から垂直に延びる旋回軸に旋回可能に設けられており、
前記緩衝機構には、前記内径支持機構を初期位置に付勢する第1の弾性部材と第2の弾性部材とが並列に設けられており、
前記緩衝機構は、
前記キャスターヘッドに形成されるとともに前記旋回軸上に配置される第1のシリンダ部と、この第1のシリンダ部に摺動可能に設けられる第1のピストンと、この第1のピストンの下端に設けられるピストンベースと、
前記キャスターヘッドに形成されるとともに前記第1のシリンダ部に並列に配置される第2のシリンダ部と、この第2のシリンダ部に摺動可能に設けられる第2のピストンと、この第2のピストンの下端に設けられる前記ピストンベースとを備え、
前記第1の弾性部材は、一部が前記第1のシリンダ部に収納され、前記キャスターヘッドと前記ピストンベースとの間に設けられるとともに前記第1のピストンが挿通され、
前記第2の弾性部材は、前記第2のシリンダ部に収納され、前記第2のシリンダ部の上壁と前記第2のピストンの上端部との間に設けられ、
前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材によって1つの前記ピストンベースが下方に付勢されていることを特徴とする鞄。 - 前記内径支持機構の回転中心側は回転軸方向に貫通する貫通部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の鞄。
- 車輪側面視における前記貫通部の最大寸法は、前記車輪の外径の1/3以上であることを特徴とする請求項2記載の鞄。
- 前記旋回軸は、下端に開放するように筒状に形成され、
前記第1のシリンダ部は、前記キャスターヘッドに貫通して形成されるとともに前記旋回軸を通す旋回軸孔の一部と、筒状に形成された前記旋回軸の内径部とからなり、
前記第1のピストンは、前記内径部に摺動可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載の鞄。 - 前記内径支持機構は、前記緩衝機構から延びるアームと、このアームに設けられ前記車輪の内径側に環状に形成される環状支持部と、この環状支持部の外径側に設けられ前記車輪を回転可能に支持する転動体とを備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の鞄。
- 前記内径支持機構は、前記緩衝機構から延びるアームと、このアームに設けられ前記車輪の内径側に環状に形成される環状支持部と、この環状支持部の外径側に設けられ前記車輪を回転可能に支持する軸受とを備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の鞄。
- 前記緩衝機構は、左に延びる左の前記アーム及び右に延びる右の前記アームと、左の前記アームに設けられる左の前記内径支持機構及び右の前記アームに設けられる右の前記内径支持機構とを備え、
左の前記内径支持機構から右の前記内径支持機構まで掛け渡す補強部材が設けられていることを特徴とする請求項5又は請求項6記載の鞄。 - 前記貫通部には、着脱可能なホイールカバーが設けられていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の鞄。
- 前記車輪は、柔軟性のタイヤを備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の鞄。
- 物品を収納するケースと、このケースに取り付けられるキャスターとからなる鞄であって、
前記キャスターは、前記ケースから延びているキャスターヘッドと、このキャスターヘッドに設けられ車輪に加わる衝撃を緩和する緩衝機構とを備え、
前記キャスターは、前記ケースの底から垂直に延びる旋回軸に旋回可能に設けられており、
前記緩衝機構には、前記車輪を初期位置に付勢する第1の弾性部材と第2の弾性部材とが並列に設けられており、
前記緩衝機構は、
前記キャスターヘッドに形成されるとともに前記旋回軸上に配置される第1のシリンダ部と、この第1のシリンダ部に摺動可能に設けられる第1のピストンと、この第1のピストンの下端に設けられるピストンベースと、
前記キャスターヘッドに形成されるとともに前記第1のシリンダ部に並列に配置される第2のシリンダ部と、この第2のシリンダ部に摺動可能に設けられる第2のピストンと、この第2のピストンの下端に設けられる前記ピストンベースとを備え、
前記第1の弾性部材は、一部が前記第1のシリンダ部に収納され、前記キャスターヘッドと前記ピストンベースとの間に設けられるとともに前記第1のピストンが挿通され、
前記第2の弾性部材は、前記第2のシリンダ部に収納され、前記第2のシリンダ部の上壁と前記第2のピストンの上端部との間に設けられ、
前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材によって1つの前記ピストンベースが下方に付勢されていることを特徴とする鞄。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2018047540A JP6399724B2 (ja) | 2018-03-15 | 2018-03-15 | 鞄 |
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