JP3148348U - 化粧容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】内容物の排出が均一で、気密性が極めて良く、且つ混合して保存することができず、混合して使用する必要がある二種類の内容物を収容可能である化粧容器を提供する。【解決手段】内フレキシブル容器10と、外フレキシブル容器20と、バルブ30と、排出装置40と、キャップ50とを含み、前記内フレキシブル容器10は、内部には第一液体が充填され、その一端には第一開口12が設けられ、前記外フレキシブル容器20は、その内部には、第二液体と、前記内フレキシブル容器10と、が設けられ、その一端には第二開口22が設けられ、前記バルブ30は、ブッシュ31と、分流装置32と、ピストンロッド33と、を含み、前記排出装置40は、前記ピストンロッド33のロッドヘッド部331と連接し、前記キャップ50は、収容空間と、圧迫縁と、を有し、前記外フレキシブル容器20の結合部23に結合されている。【選択図】図2
Description
本考案は化粧容器に係り、特に、内容物の排出が均一であり、気密性が極めて良く、且つ混合して保存することができなく、混合して使用することが必要である二種類の内容物を収容するための化粧容器に関するものである。
内外フレキシブル容器から構成された従来の化粧容器は、図10及び図11に示すように、内フレキシブル容器70と、外フレキシブル容器80と、排出チューブ90と、キャップと、を含む。しかし、このような化粧容器によれば、気密性が良くなく、キャップを被っても、外フレキシブル容器80が圧迫されると、内容物が漏れ出し易く、且つその内容物が固化すると、排出穴が塞がれる。
また、このような従来の化粧容器によれば、キャップを被っても、外フレキシブル容器80が圧迫されると、内容物が漏れ出してブラシなどに流し易く、且つその内容物が固化すると、ブラシなどが使用不能になる問題があった。さらに、このような従来の化粧容器によれば、気密性が良くないので、内容物がそのまま固化し、又は変質し易い。
本考案の主な目的は、気密性が良く、キャップを破り、外フレキシブル容器が圧迫されても、内容物が漏れ出さなく、排出穴が塞がれない化粧容器を提供することにある。
本考案の次の目的は、気密性が良く、キャップを破り、外フレキシブル容器が圧迫されても、内容物が漏れ出してブラシなどに流れることがなく、ブラシなどの使用が可能になる化粧容器を提供することにある。
本考案のもう一つの目的は、内容物の排出が均一であり、内容物が逆流しなく、気密性が極めて良く、内容物がそのまま固化し、又は変質しない化粧容器を提供することにある。
本考案の請求項1に記載の化粧容器によると、内フレキシブル容器と、外フレキシブル容器と、バルブと、排出装置と、キャップと、を含む化粧容器において、前記内フレキシブル容器は、内部には第一液体が充填されており、その一端には第一開口が設けられており、前記外フレキシブル容器は、その内部には、第二液体と、前記内フレキシブル容器と、が設けられており、その一端には第二開口が設けられており、前記第一開口が前記第二開口の近傍に設けられており、前記第二開口の外縁には結合部が設けられており、前記バルブは、ブッシュと、分流装置と、ピストンロッドと、を含み、前記ブッシュには排出穴が少なくとも一つ開設されており、前記外フレキシブル容器の前記第二開口の内縁には前記ブッシュが嵌め設けられており、前記ピストンロッドは、中空なものであり、ロッドヘッド部と、ロッド本体部と、を有し、前記ロッド本体部が前記ブッシュの内部に摺動自在であり、前記分流装置は、前記ロッド本体部の内部に固定されており、内流路と、外流路と、塞ぎブロックと、を含み、前記塞ぎブロックは前記内フレキシブル容器の前記第一開口を塞ぎ可能であり、前記排出装置は、前記ピストンロッドの前記ロッドヘッド部と連接しており、前記キャップは、収容空間と、圧迫縁と、を有し、前記外フレキシブル容器の結合部に結合されていることを特徴とする化粧容器である。
本考案の請求項2に記載の化粧容器によると、更に、前記バルブはバネを含み、前記ピストンロッドの前記ロッド本体部には前記バネが嵌め設けられており、前記ブッシュには、その軸方向に沿って収容空間が開設されており、前記収容空間の内部には押付面が形成されており、前記ロッド本体部の外周面には係合部が凸設されており、前記バネの両端がそれぞれ前記押付面と前記係合部とに押し付けられている。
本考案の請求項3に記載の化粧容器によると、前記排出容器は、排出チューブと、台座と、を含み、前記台座は、前記排出チューブを挿通して前記ピストンロッドの前記ロッドヘッド部と結合しており、前記第一開口には円錐形状空間が形成されており、前記塞ぎブロックは、前記円錐形状空間に合い可能の円錐面を有し、前記第一開口を塞ぎ可能である。
本考案の化粧容器によれば、次のような効果がある。
(1)気密性が良く、キャップを破り、外フレキシブル容器が圧迫されても、内容物が漏れ出されず、排出穴が塞がれない。
(1)気密性が良く、キャップを破り、外フレキシブル容器が圧迫されても、内容物が漏れ出されず、排出穴が塞がれない。
(2)気密性が良く、キャップを破り、外フレキシブル容器が圧迫されても、内容物が漏れ出してブラシなどに流れることがなく、ブラシなどの使用が可能になる。
(3)内容物の排出が均一であり、内容物が逆流せず、気密性が極めて良く、内容物がそのまま固化し、又は変質しない。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1乃至図4を参照する。本考案に係る化粧容器は、内フレキシブル容器10と、外フレキシブル容器20と、バルブ30と、排出装置40と、キャップ50と、を含む。内フレキシブル容器10は、内部には第一液体11が充填されており、その一端には円錐形状空間が形成された第一開口12が設けられており、外フレキシブル容器20は、その内部には、第二液体21と、内フレキシブル容器10と、が設けられており、その一端には第二開口22が設けられており、第一開口12が第二開口22の近傍に設けられており、第二開口22の外縁には結合部23が設けられており、結合部23は螺合部であってもよい。
バルブ30は、ブッシュ31と、分流装置32と、ピストンロッド33と、を含み、ブッシュ31には排出穴311が少なくとも一つ開設されており、外フレキシブル容器20の第二開口22の内縁にはブッシュ31が嵌め設けられており、ピストンロッド33は、中空なものであり、ロッドヘッド部331と、ロッド本体部332と、を有し、ロッド本体部332がブッシュ31の内部に摺動自在であり、分流装置32は、ロッド本体部332の内部に固定されており、内流路と、外流路と、塞ぎブロック323と、を含み、塞ぎブロック323は内フレキシブル容器10の第一開口12を塞ぎ可能である。更に、バルブ30はバネ34を含み、ピストンロッド33のロッド本体部332にはバネ34が嵌め設けられており、ブッシュ31は、その軸方向に沿って収容空間が開設されており、前記収容空間の内部には押付面が形成されており、ロッド本体部332の外周面には係合部が凸設されており、バネ34の両端がそれぞれ前記押付面と前記係合部とに押し付けられている。
排出装置40は、ピストンロッド33のロッドヘッド部331と連接しており、排出チューブ41と、台座42と、を含み、台座42は、排出チューブ41を挿通してピストンロッド33のロッドヘッド部331と結合している。
キャップ50は、収容空間51と、圧迫縁52と、を有し、外フレキシブル容器20の結合部23に結合されており、キャップ50を緩めてピストンロッド33を引出して外フレキシブル容器20及び内フレキシブル容器10を圧迫すると、内フレキシブル容器10の第一開口12が外フレキシブル容器20の第二開口22と連通するようになり、そしてキャップ50を締めると、内フレキシブル容器10の第一開口12が外フレキシブル容器20の第二開口22と連通しないようになる。
次に、本考案の使用状態を説明する。まず、キャップ50を緩めると、バネ34の弾力によりピストンロッド33が付勢されて移動し、これにより、外フレキシブル容器20が排出穴311及び前記外流路と連通すると共に、内フレキシブル容器10の塞ぎブロック323が第一開口12から離れ、更に、内フレキシブル容器10が分流装置32の前記内流路と連通するようになり、このように、内フレキシブル容器10と外フレキシブル容器20とから内容物が同時に排出可能である。
また、化粧容器を使用しない場合には、キャップ50を締めると、ブッシュ31の排出穴311がピストンロッド33のロッド本体部332に塞がれ、且つ塞ぎブロック323が第一開口12を塞ぎ、そうすると、内容物の逆流を防止することができ、気密性を向上することができる。なお、本考案に係る化粧容器は、混合して保存することができなく、混合して使用することが必要である二種類の内容物を収容するためのものである。
本考案に係る化粧容器は、図5に示すように、排出装置がブラシ43を含む。
本考案に係る化粧容器は、図6に示すように、排出装置がゼリー排出ヘッド44を含み、ゼリー排出ヘッド44には穴が一つ開設されている。
本考案に係る化粧容器は、図7に示すように、排出装置はゼリー排出ヘッド45を含み、ゼリー排出ヘッド45には穴が複数に開設されている。
本考案に係る化粧容器は、図8に示すように、排出装置はシリコン(Silicone)製のブラシ46を含む。
本考案に係る化粧容器は、図9に示すように、排出装置は玉式排出構造47を含む。
10 内フレキシブル容器
11 第一液体
12 第一開口
20 外フレキシブル容器
21 第二液体
22 第二開口
23 結合部
30 バルブ
31 ブッシュ
311 排出穴
32 分流装置
323 塞ぎブロック
33 ピストンロッド
331 ロッドヘッド部
332 ロッド本体部
34 バネ
40 排出装置
41 排出チューブ
42 台座
43 ブラシ
44 ゼリー排出ヘッド
45 ゼリー排出ヘッド
46 ブラシ
47 玉式排出構造
50 キャップ
51 収容空間
52 圧迫縁
70 内フレキシブル容器
80 外フレキシブル容器
90 排出チューブ
11 第一液体
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70 内フレキシブル容器
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90 排出チューブ
Claims (3)
- 内フレキシブル容器と、外フレキシブル容器と、バルブと、排出装置と、キャップと、を含む化粧容器において、
前記内フレキシブル容器は、内部には第一液体が充填されており、その一端には第一開口が設けられており、
前記外フレキシブル容器は、その内部には、第二液体と、前記内フレキシブル容器と、が設けられており、その一端には第二開口が設けられており、前記第一開口が前記第二開口の近傍に設けられており、前記第二開口の外縁には結合部が設けられており、
前記バルブは、ブッシュと、分流装置と、ピストンロッドと、を含み、前記ブッシュには排出穴が少なくとも一つ開設されており、前記外フレキシブル容器の前記第二開口の内縁には前記ブッシュが嵌め設けられており、前記ピストンロッドは、中空なものであり、ロッドヘッド部と、ロッド本体部と、を有し、前記ロッド本体部が前記ブッシュの内部に摺動自在であり、前記分流装置は、前記ロッド本体部の内部に固定されており、内流路と、外流路と、塞ぎブロックと、を含み、前記塞ぎブロックは前記内フレキシブル容器の前記第一開口を塞ぎ可能であり、
前記排出装置は、前記ピストンロッドの前記ロッドヘッド部と連接しており、
前記キャップは、収容空間と、圧迫縁と、を有し、前記外フレキシブル容器の結合部に結合されていることを特徴とする、化粧容器。 - 更に、前記バルブはバネを含み、前記ピストンロッドの前記ロッド本体部には前記バネが嵌め設けられており、前記ブッシュには、その軸方向に沿って収容空間が開設されており、前記収容空間の内部には押付面が形成されており、前記ロッド本体部の外周面には係合部が凸設されており、前記バネの両端がそれぞれ前記押付面と前記係合部とに押し付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の化粧容器。
- 前記排出容器は、排出チューブと、台座と、を含み、前記台座は、前記排出チューブを挿通して前記ピストンロッドの前記ロッドヘッド部と結合しており、前記第一開口には円錐形状空間が形成されており、前記塞ぎブロックは、前記円錐形状空間に合い可能の円錐面を有し、前記第一開口を塞ぎ可能であることを特徴とする、請求項1に記載の化粧容器。
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JP2008008272U JP3148348U (ja) | 2008-11-26 | 2008-11-26 | 化粧容器 |
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JP2008008272U JP3148348U (ja) | 2008-11-26 | 2008-11-26 | 化粧容器 |
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JP3148348U true JP3148348U (ja) | 2009-02-12 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3148348U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102009787B (zh) * | 2009-09-08 | 2012-02-29 | 友德塑胶(深圳)有限公司 | 复阀门双软管容器 |
-
2008
- 2008-11-26 JP JP2008008272U patent/JP3148348U/ja not_active Expired - Fee Related
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