JP3147842B2 - データ転送システム及びデータ転送方法 - Google Patents

データ転送システム及びデータ転送方法

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JP3147842B2 JP35592897A JP35592897A JP3147842B2 JP 3147842 B2 JP3147842 B2 JP 3147842B2 JP 35592897 A JP35592897 A JP 35592897A JP 35592897 A JP35592897 A JP 35592897A JP 3147842 B2 JP3147842 B2 JP 3147842B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ転送システム
及びデータ転送方法に関し、特にクロック源を転送装置
間で共有するデータ転送システム及びデータ転送方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チップ間あるいはモジュール間で
の転送においては、配線長を短くでき、転送に掛かる遅
延時間をマシンサイクルに対して十分短くできる場合に
は、同期転送を行っていた。一方、チップ間距離が長
く、転送遅延がマシンサイクルに対して長い場合には、
通常非同期転送を行っていた。
【0003】このうち、同期転送を行った場合にはデー
タ転送に掛かる遅延時間は無視できるが、非同期転送を
行った場合には1クロック以上の配線遅延によるデータ
転送遅延を生じる。
【0004】さらに非同期転送を行った場合、配線遅延
のみならず転送制御を必要とするため転送制御による遅
延も発生する。図10は非同期転送を用いた場合の転送
遅延の一例を示すタイミングチャートである。
【0005】同図によれば、送信側においてデータ転送
を開始するに際し、まず送信側より受信側に対しリクエ
スト信号S11を送信する。次にこのリクエスト信号S
11を受信した受信側は受信可能であるかを調べ、可能
であれば送信側に対して送出許可信号S12を送信す
る。次にこの送出許可信号S12を受信した送信側は、
受信側にデータS13を送信する。
【0006】このように、リクエスト信号S11及び送
出許可信号S12を授受する時間だけデータ転送がさら
に遅延することとなる。このため、実質的なデータ転送
速度は転送回路そのものの物理的な帯域幅と比較して低
いものとならざるを得なかった。
【0007】しかしながら、今日では集積回路のクロッ
クの高周波数化に伴い、マシンサイクルは非常に短くな
ってきている。現在光通信等では10GHz程度のクロ
ックも使用されており、この場合マシンサイクルはわず
か0.1ns、即ち1クロック中に電気信号が伝搬でき
る距離はわずか1cm程度となる。
【0008】そのため、チップ間あるいはモジュール間
のデータ転送においては、データの転送遅延を無視でき
る同期転送を行うことは極めて難しくなり、転送遅延の
大きい非同期転送を行わざるを得なくなる。この場合、
データ転送速度の実質的な低下により、クロックを高周
波数化してもシステム性能は比例して向上しなくなる。
【0009】そのため、従来例えば特開昭61−288
256号公報に記載の通り、1クロック以上2クロック
未満の遅延時間を有する線材を用いて同期した送信レジ
スタと受信レジスタを接続することにより、1クロック
レートでのデータ転送を可能にするデータ転送方式が開
発されてきていた。上記記述はデータ転送回路の配線遅
延時間を限定して利用することにより、同期転送を可能
にしたものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においても、受信レジスタの状態を送信レジ
スタ側で判断することにより、確実なデータ転送を行お
うとする場合、転送制御に伴う双方向通信が必要とな
る。このような場合、転送制御信号もレジスタ間で2ク
ロックの遅延を生じるため、やはり実質的なデータ転送
レートは転送回路そのものの物理的な帯域幅と比較して
低いものとならざるを得なかった。
【0011】そこで本発明の目的は、配線における転送
遅延が1クロック以上ある場合であって、配線遅延に伴
うデータ転送レートの低下や転送制御に伴う双方向通信
によるデータ転送レートの低下を生じさせないデータ転
送システム及びデータ転送方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、クロック源を共有する第1装置より第2装
置へ固定長のデータ転送を行うデータ転送システムであ
って、そのデータ転送システムを前記第2装置へ転送さ
れたデータを前記第1装置へ返送する返送手段と、この
返送手段により前記第1装置へ返送されたデータを前記
第2装置へ再送する再送手段とを含み、前記データが転
送及び返送される伝送路ループは前記データの先端から
終端まで送信するに要する時間と等しい遅延時間を有す
る長さに設定したことを特徴とする。
【0013】本発明による他の発明は、クロック源を共
有する第1装置より第2装置へ固定長のデータ転送を行
うデータ転送方法であって、前記第2装置へ転送された
データを前記第1装置へ返送する第1処理と、この第1
処理により前記第1装置へ返送されたデータを前記第2
装置へ再送する第2処理とを含み、前記データが転送及
び返送される伝送路ループは前記データの先端から終端
まで送信するに要する時間と等しい遅延時間を有する長
さに設定したことを特徴とする。
【0014】本発明及び他の発明によれば、伝送路ルー
プはデータの先端から終端まで送信するに要する時間と
等しい遅延時間を有するため、再送手段ではデータを第
2装置へ転送した直後に前段装置からのデータを第2装
置へ転送したり、第2装置からの返送データが存在する
場合はその返送データを第2装置へ再送することが可能
となる。
【0015】即ち、固定のデータ長で同期したフレーム
同期通信を行うことにより、受信側がデータを取込める
状態である限り、データ転送レートはデータ送信レート
と一致し、転送レートの低下を生じない。
【0016】又、受信側でデータを取込めなかった場合
でも、送信側は直前のデータを送り終わった次のクロッ
クでデータが転送回路に存在することを確認できるた
め、送出許可や再送要求等の双方向通信に伴う遅延も生
じない。
【0017】従って、配線による転送遅延が1クロック
以上ある場合の固定長ディジタルデータの転送におい
て、配線遅延に伴うデータ転送レートの低下や転送制御
に伴う双方向通信によるデータ転送レートの低下を防止
することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係
るデータ転送システムの最良の実施の形態の構成図であ
る。
【0019】データ転送システムは送受信チップあるい
はモジュール(図1には図示しない)間をループ状に結
び、固定長のデータS1を転送するデータ信号配線10
1と、その配線101と等長で並行にデータ信号配線1
01中にデータS1が存在するか否かを示す制御信号S
2を転送するための制御信号配線102と、送受信チッ
プあるいはモジュール内に設けた三路スイッチ103,
104とからなる。
【0020】そして、これら配線101,102の配線
ループはデータS1又は制御信号S2の先端から終端ま
で送信するに要する時間と等しい遅延時間を有する長さ
に設定する。
【0021】より具体的には、一周の遅延時間が固定の
データ長を送信する時間と1クロック未満の適当な時間
とを加算した時間に等しくなるよう配線ループの長さを
設定する。
【0022】このうち、適当な時間とは、送受信の三路
スイッチ103,104内に含めるリタイミング回路
(後述するフリップフロップからなる回路)によりスキ
ューとジッタとを吸収でき、クロックで同期可能な遅延
時間をいう。このループ型データ転送回路を使用して固
定のデータ長で同期したフレーム同期転送を行う。
【0023】次に、三路スイッチ103,104の構成
について説明する。図2はデータ転送システムの具体的
な構成図、図3,4は三路スイッチ103,104の構
成図である。
【0024】図2を参照して、送信側チップ111はF
IFOバッファ113と送信側三路スイッチ103とか
らなり、FIFOバッファ113からのデータが送信側
三路スイッチ103に入力される。
【0025】受信側チップ112はFIFOバッファ1
14と受信側三路スイッチ104とからなり、受信側三
路スイッチ104からのデータがFIFOバッファ11
4に入力される。
【0026】なお、前段チップからのデータがFIFO
バッファ113へ入力され、FIFOバッファ114内
のデータが後段チップへ出力される。
【0027】又、データ信号配線101のうち送信側チ
ップ111から受信側チップ112へデータを転送する
ための配線はデータ信号配線108で示され、制御信号
配線102のうち送信側チップ111から受信側チップ
112へ制御信号を転送するための配線は制御信号配線
107で示されている。
【0028】一方、データ信号配線101のうち受信側
チップ112から送信側チップ111へデータを転送す
るための配線はデータ信号配線109で示され、制御信
号配線102のうち受信側チップ112から送信側チッ
プ111へ制御信号を転送するための配線は制御信号配
線110で示されている。
【0029】又、送信側チップ111から受信側チップ
112へのデータ信号を118、制御信号を117で示
し、受信側チップ112から送信側チップ111へのデ
ータ信号を119、制御信号を120で示している。
【0030】図3を参照して、送信側三路スイッチ10
3はデータ119、制御信号120及びクロックが入力
されるDフリップフロップ(以下、D・FFという)1
21,122と、D・FF121及び122の出力が入
力されるアンド回路151と、FIFOバッファ113
エンプティ信号114とD・FF122の出力が入力さ
れるアンド回路152と、アンド回路151の出力が入
力されるD・FF124と、アンド回路152の出力が
入力されるD・FF123と、D・FF123の出力と
FIFOバッファ113からの送信用データ115が入
力されるアンド回路153と、アンド回路153の出力
とD・FF124の出力とが入力されるオア回路154
と、アンド回路152の出力とD・FF122の出力と
が入力されるオア回路155と、オア回路154の出力
が入力されるD・FF126と、オア回路155の出力
が入力されるD・FF125と、D・FF125の出力
が入力されるD・FF127とからなる。
【0031】又、各D・FFには共通のクロック140
が入力される。
【0032】図4を参照して、受信側三路スイッチ10
4はデータ118、制御信号117が入力されるD・F
F128,129と、D・FF128の出力とFIFO
バッファ114のフル信号142が入力されるアンド回
路161と、D・FF128の出力とFIFOバッファ
114のフル信号142の反転信号が入力されるアンド
回路162と、D・FF129の出力とアンド回路16
2の出力とが入力されるアンド回路163と、アンド回
路161の出力とD・FF129の出力とが入力される
アンド回路164と、アンド回路161の出力が入力さ
れるD・FF130と、アンド回路164の出力が入力
されるD・FF131とからなる。
【0033】又、各D・FFには共通のクロック140
が入力される。
【0034】いま、固定長データがnビット長(本実施
形態の場合は一例としてnは6以上の正の整数)あり、
図3及び図4より送受信両側の三路スイッチにおける遅
延が5クロック、また、両三路スイッチ中の初段のD・
FF121,122,128,129で同期可能なクロ
ックのずれが±δクロック(δ<1)とすると、ループ
を成す信号配線により生じる配線遅延Dクロックは、
(n−5−δ)<D<(n−5+δ)の条件を満たせば
良い。なお、n>(三路スイッチにおける遅延クロック
数)の条件を満足する必要がある。
【0035】なお、三路スイッチにおける遅延5クロッ
クとは、送信側三路スイッチ103の初段目D・FF1
21,122で1クロック、2段目D・FF123,1
24で1クロック、3段目D・FF126,127で1
クロック、受信側三路スイッチ106の初段目D・FF
128,129で1クロック、2段目D・FF130,
131で1クロック、合計5クロック遅延することをい
う。従って、クロックの段数に応じてクロックの遅延数
は変化することになる。
【0036】即ち、ループ1周の遅延時間がデータ長n
ビットを送信する時間±δクロックとなるようにループ
1周の長さを設定するということである。
【0037】次に、動作の詳細について説明する。図5
〜図9は動作の詳細を示す信号の流れ図である。
【0038】初期状態として、ループ型データ転送線路
中にデータが存在せず、制御信号がデータが介在してい
ないことを示す信号オフ(低レベル、以下(L)で表示
する)の状態にあるものとする。この初期状態におい
て、送信側チップあるいはモジュールにより、受信側チ
ップあるいはモジュールに固定長データを送信する場
合、図5〜図9に示す通りループ型データ転送回路が以
下のように動作する。
【0039】図5及び図3を参照して、送信側チップ1
11は制御信号配線110より送信側チップ111に送
出された制御信号120を初段のD・FF122で同期
化する。次のクロックで制御信号120がオフ(L)で
あることを確認し、同時にFIFOバッファ113のエ
ンプティ信号141がオフ(L)、即ちFIFOバッフ
ァ113中にデータが存在することを確認して、FIF
Oバッファ113へデータ要求信号を出す。
【0040】このデータ要求信号を受けたFIFOバッ
ファ113は送信すべき固定長データ115を次のクロ
ックから三路スイッチ105に順次送り出す。FIFO
バッファ113より送信側三路スイッチ105に届いた
データはアンド回路153,オア回路154,D・FF
126を経てデータ118としてデータ信号配線108
に送出される。同時に制御信号117をデータがデータ
信号配線中に存在していることを示す信号オンの状態
(H)にして、制御信号配線107に送出する。
【0041】図6及び図4を参照して、先に送り出され
た制御信号117(H)とデータ信号118は配線中で
ある固定の遅延を受けて受信側チップ112に到達す
る。この際、仮に受信側チップ112のFIFOバッフ
ァ114が全て詰まっておりデータを取り込めない状態
であった場合、受信側ではデータを取り込まず、送信側
チップ111に向けてデータとオン状態(H)の制御信
号を夫々データ信号配線109と制御信号配線110に
送り出す。
【0042】即ち、制御信号配線107とデータ信号配
線108を通して受信側チップ112に到達した制御信
号117とデータ信号118は、受信側三路スイッチ1
06中の初段のD・FF128及び129により同期化
される。
【0043】次のクロックにおいて、受信側チップ11
2は制御信号117がオン(H)状態であることを確認
し、同時にFIFOバッファ114がフル信号142
(H)によりデータが取り込めないことを確認する。そ
こで、受信側三路スイッチ106は受信した制御信号1
17とデータ信号118をそのまま制御信号120とデ
ータ信号119として制御信号配線110とデータ信号
配線109に送出する。
【0044】図7及び図3を参照して、先ず、データ信
号配線109と制御信号配線110である遅延を受けた
データ信号119と制御信号120は、送信側三路スイ
ッチ105の初段のD・FF121及び122により同
期化される。このD・FF121及び122で同期化さ
れ出力された時点で、固定のデータ長と同一の遅延を受
けたことになる。
【0045】従って、送信側チップ111は固定長デー
タを送り終えた次のクロックにおいて直ぐに次のフレー
ムの状態、即ち制御信号120がオン(高レベル、以下
(H)で表示する)の状態に変化したことを確認し、受
信側より送り返されたデータとオン状態の制御信号を受
信側に向けて再度送り出す。
【0046】図8及び図4を参照して、受信側チップ1
12は受信したデータ118と制御信号117を同期化
した後、制御信号117がオン(H)でFIFOバッフ
ァ114,フル信号142がオフ(L)であることを確
認する。即ち、この時点でFIFOバッファ114から
データは全て次段のチップに送出済であったとする。そ
して、データ118をFIFOバッファ114へ送り出
す。
【0047】その際FIFOバッファ114へ書込みの
ための制御信号116を(H)にして同時に送り出す。
また、送信側に向けてデータがデータ信号線中に存在し
ていないことを示すオフ状態(L)の制御信号120を
送り出す。
【0048】図9及び図3を参照して、送信側チップ1
11は固定長データを送り出した次のクロックにおいて
制御信号120がオフ(L)の状態になったことを確認
して、送出すべきデータがFIFOバッファ113中に
存在する場合(エンプティ信号141がL)は、引き続
いてそのデータ115をアンド回路153,オア回路1
54,D・FF126を介してデータ118として送出
する。
【0049】
【発明の効果】本発明及び他の発明によれば、伝送路ル
ープはデータの先端から終端まで送信するに要する時間
と等しい遅延時間を有するため、再送手段ではデータを
第2装置へ転送した直後に前段装置からのデータを第2
装置へ転送したり、第2装置からの返送データが存在す
る場合はその返送データを第2装置へ再送することが可
能となる。
【0050】即ち、固定のデータ長で同期したフレーム
同期通信を行うことにより、受信側がデータを取込める
状態である限り、データ転送レートはデータ送信レート
と一致し、転送レートの低下を生じない。
【0051】又、受信側でデータを取込めなかった場合
でも、送信側は直前のデータを送り終わった次のクロッ
クでデータが転送回路に存在することを確認できるた
め、送出許可や再送要求等の双方向通信に伴う遅延も生
じない。
【0052】従って、配線による転送遅延が1クロック
以上ある場合の固定長ディジタルデータの転送におい
て、配線遅延に伴うデータ転送レートの低下や転送制御
に伴う双方向通信によるデータ転送レートの低下を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ転送システムの最良の実施
の形態の構成図である。
【図2】同システムの具体的な構成図である。
【図3】同システムの三路スイッチの構成図である。
【図4】同システムの三路スイッチの構成図である。
【図5】同システムの動作の詳細を示す信号の流れ図で
ある。
【図6】同システムの動作の詳細を示す信号の流れ図で
ある。
【図7】同システムの動作の詳細を示す信号の流れ図で
ある。
【図8】同システムの動作の詳細を示す信号の流れ図で
ある。
【図9】同システムの動作の詳細を示す信号の流れ図で
ある。
【図10】従来の非同期転送を用いた場合の転送遅延の
一例を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
101 データ信号配線 102 制御信号配線 103,104 三路スイッチ 111 送信側チップ 112 受信側チップ 113,114 FIFOバッファ 118,119 データ信号配線 117,120 制御信号配線

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック源を共有する第1装置より第2
    装置へ固定長のデータ転送を行うデータ転送システムで
    あって、 前記第2装置へ転送されたデータを前記第1装置へ返送
    する返送手段と、この返送手段により前記第1装置へ返
    送されたデータを前記第2装置へ再送する再送手段とを
    含み、 前記データが転送及び返送される伝送路ループは前記デ
    ータの先端から終端まで送信するに要する時間と等しい
    遅延時間を有する長さに設定されることを特徴とするデ
    ータ転送システム。
  2. 【請求項2】 前記再送手段は、前記第1装置から前記
    第2装置へのデータ転送が終了した直後に前記第2装置
    からの返送データが存在するか否かを調べることを特徴
    とする請求項1記載のデータ転送システム。
  3. 【請求項3】 前記再送手段は、前記第2装置からの返
    送データが存在する場合にその返送データを前記第2装
    置へ再送することを特徴とする請求項2記載のデータ転
    送システム。
  4. 【請求項4】 前記再送手段は、前記第2装置からの返
    送データが存在しない場合、前段装置からのデータを前
    記第2装置へ転送することを特徴とする請求項2記載の
    データ転送システム。
  5. 【請求項5】 前記返送手段は前記第2装置が後段装置
    へ他のデータを転送中の場合は前記第2装置へ転送され
    たデータを前記第1装置へ返送することを特徴とする請
    求項1〜4いずれかに記載のデータ転送システム。
  6. 【請求項6】 前記返送手段は前記第2装置が後段装置
    へ他のデータを転送中でない場合は前記第2装置へ転送
    されたデータを前記後段装置へ転送することを特徴とす
    る請求項1〜4いずれかに記載のデータ転送システム。
  7. 【請求項7】 前記返送手段及び再送手段は前記転送及
    び返送データとともに送出され前記転送及び返送データ
    が伝送線路上に存在するか否かを示す制御信号に基づき
    前記転送及び返送データの有無を検出することを特徴と
    する請求項1〜6いずれかに記載のデータ転送システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記伝送路ループは複数本で構成される
    ことを特徴とする請求項1〜7いずれかに記載のデータ
    転送システム。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2装置は半導体チップ又
    はモジュールであることを特徴とする請求項1〜8いず
    れかに記載のデータ転送システム。
  10. 【請求項10】 クロック源を共有する第1装置より第
    2装置へ固定長のデータ転送を行うデータ転送方法であ
    って、 前記第2装置へ転送されたデータを前記第1装置へ返送
    する第1処理と、この第1処理により前記第1装置へ返
    送されたデータを前記第2装置へ再送する第2処理とを
    含み、 前記データが転送及び返送される伝送路ループは前記デ
    ータの先端から終端まで送信するに要する時間と等しい
    遅延時間を有する長さに設定されることを特徴とするデ
    ータ転送方法。
  11. 【請求項11】 前記第2処理は、前記第1装置から前
    記第2装置へのデータ転送が終了した直後に前記第2装
    置からの返送データが存在するか否かを調べることを特
    徴とする請求項10記載のデータ転送方法。
  12. 【請求項12】 前記第2処理は、前記第2装置からの
    返送データが存在する場合にその返送データを前記第2
    装置へ再送することを特徴とする請求項11記載のデー
    タ転送方法。
  13. 【請求項13】 前記第2処理は、前記第2装置からの
    返送データが存在しない場合、前段装置からのデータを
    前記第2装置へ転送することを特徴とする請求項11記
    載のデータ転送方法。
  14. 【請求項14】 前記第1処理は前記第2装置が後段装
    置へ他のデータを転送中の場合は前記第2装置へ転送さ
    れたデータを前記第1装置へ返送することを特徴とする
    請求項10〜13いずれかに記載のデータ転送方法。
  15. 【請求項15】 前記第1処理は前記第2装置が後段装
    置へ他のデータを転送中でない場合は前記第2装置へ転
    送されたデータを前記後段装置へ転送することを特徴と
    する請求項10〜13いずれかに記載のデータ転送方
    法。
  16. 【請求項16】 前記第1処理及び第2処理は前記転送
    及び返送データとともに送出され前記転送及び返送デー
    タが伝送線路上に存在するか否かを示す制御信号に基づ
    き前記転送及び返送データの有無を検出することを特徴
    とする請求項10〜15いずれかに記載のデータ転送方
    法。
  17. 【請求項17】 前記伝送路ループは複数本で構成され
    ることを特徴とする請求項10〜16いずれかに記載の
    データ転送方法。
  18. 【請求項18】 前記第1及び第2装置は半導体チップ
    又はモジュールであることを特徴とする請求項10〜1
    7いずれかに記載のデータ転送方法。
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