JP3147493B2 - 圧力センサ及びその製造方法 - Google Patents
圧力センサ及びその製造方法Info
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- JP3147493B2 JP3147493B2 JP14966992A JP14966992A JP3147493B2 JP 3147493 B2 JP3147493 B2 JP 3147493B2 JP 14966992 A JP14966992 A JP 14966992A JP 14966992 A JP14966992 A JP 14966992A JP 3147493 B2 JP3147493 B2 JP 3147493B2
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- silicon wafer
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、圧力基準室を有する
圧力センサに関するものである。
圧力センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧力基準室を有する絶対圧タイプの半導
体圧力センサが知られている(例えば、特開昭62−2
12539号公報)。この絶対圧測定用半導体圧力セン
サを製造するにあたり、同センサをウェハ状態で所定の
圧力を加え出力調整(トリミング)することが行われて
いる。この際、図11に示すように、台座41にシリコ
ンウェハ42を接合してダイヤフラム凹部43を圧力基
準室とする。この状態のシリコンウェハ42をチャンバ
44内に配置し、真空ポンプ45によりチャンバ44内
を所定の負圧にしてプローバ46を用いてレーザ装置4
7による抵抗体のレーザトリミングを行っていた。
体圧力センサが知られている(例えば、特開昭62−2
12539号公報)。この絶対圧測定用半導体圧力セン
サを製造するにあたり、同センサをウェハ状態で所定の
圧力を加え出力調整(トリミング)することが行われて
いる。この際、図11に示すように、台座41にシリコ
ンウェハ42を接合してダイヤフラム凹部43を圧力基
準室とする。この状態のシリコンウェハ42をチャンバ
44内に配置し、真空ポンプ45によりチャンバ44内
を所定の負圧にしてプローバ46を用いてレーザ装置4
7による抵抗体のレーザトリミングを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、レーザ装置
47やプローバ46等をチャンバ44内に配置しなけれ
ばならず、出力調整が煩雑なものとなっていた。
47やプローバ46等をチャンバ44内に配置しなけれ
ばならず、出力調整が煩雑なものとなっていた。
【0004】そこで、この発明の目的は、容易に出力調
整可能な圧力センサ及びその製造方法を提供することに
ある。
整可能な圧力センサ及びその製造方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、調整用抵
抗体を有する信号処理回路と薄肉のダイヤフラムとピエ
ゾ抵抗層とが形成された圧力センサチップと、前記圧力
センサチップに接合され、同センサチップとの間に形成
された圧力基準室と連通する台座用圧力調整通路を有す
る台座と、前記台座に接合され、前記台座用圧力調整通
路を通しての圧力印加による調整用抵抗体のトリミング
を行った後に台座用圧力調整通路の一端を封止するため
の封止部材とを備えた圧力センサをその要旨とする。
抗体を有する信号処理回路と薄肉のダイヤフラムとピエ
ゾ抵抗層とが形成された圧力センサチップと、前記圧力
センサチップに接合され、同センサチップとの間に形成
された圧力基準室と連通する台座用圧力調整通路を有す
る台座と、前記台座に接合され、前記台座用圧力調整通
路を通しての圧力印加による調整用抵抗体のトリミング
を行った後に台座用圧力調整通路の一端を封止するため
の封止部材とを備えた圧力センサをその要旨とする。
【0006】第2の発明は、シリコンウェハにチップ毎
の調整用抵抗体を有する信号処理回路とチップ毎の薄肉
のダイヤフラムとチップ毎のピエゾ抵抗層とを形成する
第1工程と、チップ毎の台座用圧力調整通路を有する台
座上に前記シリコンウェハを接合して、台座とシリコン
ウェハとの間に形成された圧力基準室と、台座用圧力調
整通路とを連通状態にする第2工程と、前記台座の台座
用圧力調整通路を通して前記ダイヤフラムに圧力を印加
しつつシリコンウェハのチップ毎の調整用抵抗体をトリ
ミングする第3工程と、前記台座に封止部材を接合して
台座用圧力調整通路の一端を封止する第4工程と、前記
シリコンウェハ及び台座をチップ毎に裁断する第5工程
とを備えた圧力センサの製造方法をその要旨とする。
の調整用抵抗体を有する信号処理回路とチップ毎の薄肉
のダイヤフラムとチップ毎のピエゾ抵抗層とを形成する
第1工程と、チップ毎の台座用圧力調整通路を有する台
座上に前記シリコンウェハを接合して、台座とシリコン
ウェハとの間に形成された圧力基準室と、台座用圧力調
整通路とを連通状態にする第2工程と、前記台座の台座
用圧力調整通路を通して前記ダイヤフラムに圧力を印加
しつつシリコンウェハのチップ毎の調整用抵抗体をトリ
ミングする第3工程と、前記台座に封止部材を接合して
台座用圧力調整通路の一端を封止する第4工程と、前記
シリコンウェハ及び台座をチップ毎に裁断する第5工程
とを備えた圧力センサの製造方法をその要旨とする。
【0007】第3の発明は、シリコンウェハにチップ毎
の調整用抵抗体を有する信号処理回路とチップ毎の薄肉
のダイヤフラムとチップ毎のピエゾ抵抗層とを形成する
第1工程と、チップ毎の台座用圧力調整通路を有する台
座上に前記シリコンウェハを接合して、台座とシリコン
ウェハとの間に形成された圧力基準室と、台座用圧力調
整通路とを連通状態にする第2工程と、前記台座の台座
用圧力調整通路を通して前記ダイヤフラムに圧力を印加
しつつシリコンウェハのチップ毎の調整用抵抗体をトリ
ミングする第3工程と、前記シリコンウェハ及び台座を
チップ毎に裁断する第4工程と、前記台座に封止部材を
接合して台座用圧力調整通路の一端を封止する第5工程
とを備えた圧力センサの製造方法をその要旨とする。
の調整用抵抗体を有する信号処理回路とチップ毎の薄肉
のダイヤフラムとチップ毎のピエゾ抵抗層とを形成する
第1工程と、チップ毎の台座用圧力調整通路を有する台
座上に前記シリコンウェハを接合して、台座とシリコン
ウェハとの間に形成された圧力基準室と、台座用圧力調
整通路とを連通状態にする第2工程と、前記台座の台座
用圧力調整通路を通して前記ダイヤフラムに圧力を印加
しつつシリコンウェハのチップ毎の調整用抵抗体をトリ
ミングする第3工程と、前記シリコンウェハ及び台座を
チップ毎に裁断する第4工程と、前記台座に封止部材を
接合して台座用圧力調整通路の一端を封止する第5工程
とを備えた圧力センサの製造方法をその要旨とする。
【0008】
【作用】第1の発明は、圧力センサチップと台座とが接
合されており、台座と圧力センサチップとの間に形成さ
れた圧力基準室が台座用圧力調整通路と連通している。
この状態で、台座に封止部材が接合されている。ここ
で、台座用圧力調整通路を通しての圧力印加による調整
用抵抗体のトリミングを行った後に台座用圧力調整通路
の一端が封止される。つまり、図11に示す場合におい
ては、出力調整の際に圧力基準室に圧力を加えることが
できないため、必然的に信号処理回路の形成されている
面に圧力を加えなければならず、レーザ装置やプローブ
等をチャンバ内に配置しなければならなかったが、本発
明では、圧力基準室に圧力を加えることができるため出
力調整が容易となる。
合されており、台座と圧力センサチップとの間に形成さ
れた圧力基準室が台座用圧力調整通路と連通している。
この状態で、台座に封止部材が接合されている。ここ
で、台座用圧力調整通路を通しての圧力印加による調整
用抵抗体のトリミングを行った後に台座用圧力調整通路
の一端が封止される。つまり、図11に示す場合におい
ては、出力調整の際に圧力基準室に圧力を加えることが
できないため、必然的に信号処理回路の形成されている
面に圧力を加えなければならず、レーザ装置やプローブ
等をチャンバ内に配置しなければならなかったが、本発
明では、圧力基準室に圧力を加えることができるため出
力調整が容易となる。
【0009】第2の発明は、第1工程によりシリコンウ
ェハにチップ毎の調整用抵抗体を有する信号処理回路と
チップ毎の薄肉のダイヤフラムとチップ毎のピエゾ抵抗
層とが形成され、第2工程によりチップ毎の台座用圧力
調整通路を有する台座上にシリコンウェハが接合され
て、台座とシリコンウェハとの間に形成された圧力基準
室と、台座用圧力調整通路とが連通状態となる。そし
て、第3工程により台座の台座用圧力調整通路を通して
ダイヤフラムに圧力を印加しつつシリコンウェハのチッ
プ毎の調整用抵抗体がトリミングされ、第4工程により
台座に封止部材が接合されて台座用圧力調整通路の一端
が封止される。さらに、第5工程によりシリコンウェハ
及び台座がチップ毎に裁断される。その結果、第1の発
明の圧力センサが製造される。
ェハにチップ毎の調整用抵抗体を有する信号処理回路と
チップ毎の薄肉のダイヤフラムとチップ毎のピエゾ抵抗
層とが形成され、第2工程によりチップ毎の台座用圧力
調整通路を有する台座上にシリコンウェハが接合され
て、台座とシリコンウェハとの間に形成された圧力基準
室と、台座用圧力調整通路とが連通状態となる。そし
て、第3工程により台座の台座用圧力調整通路を通して
ダイヤフラムに圧力を印加しつつシリコンウェハのチッ
プ毎の調整用抵抗体がトリミングされ、第4工程により
台座に封止部材が接合されて台座用圧力調整通路の一端
が封止される。さらに、第5工程によりシリコンウェハ
及び台座がチップ毎に裁断される。その結果、第1の発
明の圧力センサが製造される。
【0010】第3の発明は、第1工程によりシリコンウ
ェハにチップ毎の調整用抵抗体を有する信号処理回路と
チップ毎の薄肉のダイヤフラムとチップ毎のピエゾ抵抗
層とが形成され、第2工程によりチップ毎の台座用圧力
調整通路を有する台座上にシリコンウェハが接合されて
台座とシリコンウェハとの間に形成された圧力基準室
と、台座用圧力調整通路とが連通状態となる。そして、
第3工程により台座の台座用圧力調整通路を通してダイ
ヤフラムに圧力を印加しつつシリコンウェハのチップ毎
の調整用抵抗体がトリミングされ、第4工程によりシリ
コンウェハ及び台座がチップ毎に裁断される。さらに、
第5工程により台座に封止部材が接合されて台座用圧力
調整通路の一端が封止される。その結果、第1の発明の
圧力センサが製造される。
ェハにチップ毎の調整用抵抗体を有する信号処理回路と
チップ毎の薄肉のダイヤフラムとチップ毎のピエゾ抵抗
層とが形成され、第2工程によりチップ毎の台座用圧力
調整通路を有する台座上にシリコンウェハが接合されて
台座とシリコンウェハとの間に形成された圧力基準室
と、台座用圧力調整通路とが連通状態となる。そして、
第3工程により台座の台座用圧力調整通路を通してダイ
ヤフラムに圧力を印加しつつシリコンウェハのチップ毎
の調整用抵抗体がトリミングされ、第4工程によりシリ
コンウェハ及び台座がチップ毎に裁断される。さらに、
第5工程により台座に封止部材が接合されて台座用圧力
調整通路の一端が封止される。その結果、第1の発明の
圧力センサが製造される。
【0011】
(第1実施例)以下、この発明を具体化した一実施例を
図面に従って説明する。
図面に従って説明する。
【0012】図2,3にはパッケージされた集積化圧力
センサ6を示す。樹脂製の閉鎖ケース1はケース本体2
と蓋体3とからなり、蓋体3はケース本体2の上面部を
覆って外周縁がレジンボンドで密着固定されている。ケ
ース本体2は全体が厚肉となっており、その内壁面は中
心部が深い矩形の凹部4となっている。この凹部4には
底面に近い四辺の側壁に内方に突出するガイド用凸部5
が形成されている。これらガイド用凸部5に外周を接近
して凹部4の底面に集積化圧力センサ6がレジンボンド
で接合固定されている。
センサ6を示す。樹脂製の閉鎖ケース1はケース本体2
と蓋体3とからなり、蓋体3はケース本体2の上面部を
覆って外周縁がレジンボンドで密着固定されている。ケ
ース本体2は全体が厚肉となっており、その内壁面は中
心部が深い矩形の凹部4となっている。この凹部4には
底面に近い四辺の側壁に内方に突出するガイド用凸部5
が形成されている。これらガイド用凸部5に外周を接近
して凹部4の底面に集積化圧力センサ6がレジンボンド
で接合固定されている。
【0013】集積化圧力センサ6は、図1に示すよう
に、圧力センサチップ(シリコンチップ)7には、チッ
プ毎の薄肉のダイヤフラム8が形成されるとともに、チ
ップ毎のピエゾ抵抗層(ゲージ抵抗)9と、チップ毎の
調整用抵抗体(薄膜抵抗)10を有する信号処理回路1
1とが形成されている。つまり、中央部が薄く加工され
てダイヤフラム8を構成するとともに、ダイヤフラム8
にピエゾ抵抗層9が不純物拡散にて形成され、さらに、
ダイヤフラム8以外の肉厚部に調整用抵抗体10を有す
る信号処理回路11が集積化して形成されている。そし
て、信号処理回路11はピエゾ抵抗層9より生ずる信号
に対し増幅等の処理を行う。
に、圧力センサチップ(シリコンチップ)7には、チッ
プ毎の薄肉のダイヤフラム8が形成されるとともに、チ
ップ毎のピエゾ抵抗層(ゲージ抵抗)9と、チップ毎の
調整用抵抗体(薄膜抵抗)10を有する信号処理回路1
1とが形成されている。つまり、中央部が薄く加工され
てダイヤフラム8を構成するとともに、ダイヤフラム8
にピエゾ抵抗層9が不純物拡散にて形成され、さらに、
ダイヤフラム8以外の肉厚部に調整用抵抗体10を有す
る信号処理回路11が集積化して形成されている。そし
て、信号処理回路11はピエゾ抵抗層9より生ずる信号
に対し増幅等の処理を行う。
【0014】又、圧力センサチップ7はガラス台座12
上に陽極接合されている。そして、圧力センサチップ7
とガラス台座12とが接合されることによりダイヤフラ
ム8の凹部の開口部が閉じられて圧力基準室37が形成
されている。さらに、ガラス台座12には、圧力センサ
チップ7のダイヤフラム8に対応する台座用圧力調整通
路13が形成され、通路13の一端は圧力基準室37に
開口し、他端は下面に開口している。
上に陽極接合されている。そして、圧力センサチップ7
とガラス台座12とが接合されることによりダイヤフラ
ム8の凹部の開口部が閉じられて圧力基準室37が形成
されている。さらに、ガラス台座12には、圧力センサ
チップ7のダイヤフラム8に対応する台座用圧力調整通
路13が形成され、通路13の一端は圧力基準室37に
開口し、他端は下面に開口している。
【0015】さらに、ガラス台座12の下面には封止部
材としてのシリコンチップ14が接合され、このシリコ
ンチップ14によりガラス台座12の台座用圧力調整通
路13の下端が封止されている。
材としてのシリコンチップ14が接合され、このシリコ
ンチップ14によりガラス台座12の台座用圧力調整通
路13の下端が封止されている。
【0016】図2,3において、ケース本体凹部4の内
壁面の外周部は圧力センサチップ7の上面とほぼ同一の
高さとなっており、内壁面の外周部上の三箇所に端子板
15が埋設されている。これら端子板15と圧力センサ
チップ7の間がボンディングワイヤ16で接続されてい
る。又、ケース本体2における端子板15に近い部位に
は圧力導入孔17がケース本体2を上下方向に貫通する
ように設けられ、この圧力導入孔17により大気圧が閉
鎖ケース1内に導入されている。この圧力導入孔17は
厚肉のケース本体2の外周部に形成されているので、充
分な長さが確保され、この圧力導入孔17を通して閉鎖
ケース1内に汚染物質や水等が侵入することが未然に防
止されるようになっている。又、たとえ侵入しても汚染
物質等は圧力導入孔17の開口部に対向する蓋体3の内
壁面に付着し、圧力センサチップ7に到達することがな
い。さらに、外光も長い圧力導入孔17で閉鎖ケース1
内への直接入射が防止されるとともに、たとえケース1
内に入射しても蓋体3の内壁面でいったん反射して弱め
られているのでセンサチップ7に到達してもセンサ機能
を損なうことはない。
壁面の外周部は圧力センサチップ7の上面とほぼ同一の
高さとなっており、内壁面の外周部上の三箇所に端子板
15が埋設されている。これら端子板15と圧力センサ
チップ7の間がボンディングワイヤ16で接続されてい
る。又、ケース本体2における端子板15に近い部位に
は圧力導入孔17がケース本体2を上下方向に貫通する
ように設けられ、この圧力導入孔17により大気圧が閉
鎖ケース1内に導入されている。この圧力導入孔17は
厚肉のケース本体2の外周部に形成されているので、充
分な長さが確保され、この圧力導入孔17を通して閉鎖
ケース1内に汚染物質や水等が侵入することが未然に防
止されるようになっている。又、たとえ侵入しても汚染
物質等は圧力導入孔17の開口部に対向する蓋体3の内
壁面に付着し、圧力センサチップ7に到達することがな
い。さらに、外光も長い圧力導入孔17で閉鎖ケース1
内への直接入射が防止されるとともに、たとえケース1
内に入射しても蓋体3の内壁面でいったん反射して弱め
られているのでセンサチップ7に到達してもセンサ機能
を損なうことはない。
【0017】圧力センサチップ7の表面はシリコンゲル
18で覆われている。又、各端子板15の端部はそれぞ
れケース本体2の外側に延設されており、外部端子(入
出力端子)19となっている。
18で覆われている。又、各端子板15の端部はそれぞ
れケース本体2の外側に延設されており、外部端子(入
出力端子)19となっている。
【0018】次に、このように構成した集積化圧力セン
サ6の製造方法を説明する。まず、図4に示すように、
シリコンウェハ20を用意する。このシリコンウェハ2
0には、図1に示すチップ毎の調整用抵抗体10を有す
る信号処理回路11とチップ毎の薄肉のダイヤフラム8
とチップ毎のピエゾ抵抗層9とが形成されている。そし
て、図5に示すように、チップ毎の台座用圧力調整通路
13を有するガラス台座21を用意し、ガラス台座21
上にシリコンウェハ20を陽極接合する。この接合によ
り、各圧力センサでのダイヤフラム8の凹部の開口部が
塞がれ圧力基準室37が形成されるとともに、この圧力
基準室37と台座用圧力調整通路13とが連通する。
サ6の製造方法を説明する。まず、図4に示すように、
シリコンウェハ20を用意する。このシリコンウェハ2
0には、図1に示すチップ毎の調整用抵抗体10を有す
る信号処理回路11とチップ毎の薄肉のダイヤフラム8
とチップ毎のピエゾ抵抗層9とが形成されている。そし
て、図5に示すように、チップ毎の台座用圧力調整通路
13を有するガラス台座21を用意し、ガラス台座21
上にシリコンウェハ20を陽極接合する。この接合によ
り、各圧力センサでのダイヤフラム8の凹部の開口部が
塞がれ圧力基準室37が形成されるとともに、この圧力
基準室37と台座用圧力調整通路13とが連通する。
【0019】引き続き、図6に示す出力調整装置を用意
する。つまり、圧力設定ステージ23にはステージ用圧
力調整通路24a,24b,24cが形成され、ステー
ジ用圧力調整通路24cの一端は下面に開口し他端は通
路24aと連通し、ステージ用圧力調整通路24aは多
数の通路24bが分岐している。ステージ用圧力調整通
路24bの他端は圧力設定ステージ23の上面に開口し
ており、各開口部は台座用圧力調整通路13の一端開口
部と対向するようになっている。ステージ用圧力調整通
路24cは真空ポンプ25と接続されるともに圧力計2
6と接続されている。そして、圧力設定ステージ23上
に、シリコンウェハ20が接合されたガラス台座21が
載置されている。
する。つまり、圧力設定ステージ23にはステージ用圧
力調整通路24a,24b,24cが形成され、ステー
ジ用圧力調整通路24cの一端は下面に開口し他端は通
路24aと連通し、ステージ用圧力調整通路24aは多
数の通路24bが分岐している。ステージ用圧力調整通
路24bの他端は圧力設定ステージ23の上面に開口し
ており、各開口部は台座用圧力調整通路13の一端開口
部と対向するようになっている。ステージ用圧力調整通
路24cは真空ポンプ25と接続されるともに圧力計2
6と接続されている。そして、圧力設定ステージ23上
に、シリコンウェハ20が接合されたガラス台座21が
載置されている。
【0020】又、圧力設定ステージ23の上面において
押さえ部材27がビス28にて圧力設定ステージ23に
固定できるようになっている。押さえ部材27はガラス
台座21及びシリコンウェハ20の外周部とシリコンウ
ェハ20の上面外周部を囲う形状となっている。
押さえ部材27がビス28にて圧力設定ステージ23に
固定できるようになっている。押さえ部材27はガラス
台座21及びシリコンウェハ20の外周部とシリコンウ
ェハ20の上面外周部を囲う形状となっている。
【0021】この押さえ部材27におけるシリコンウェ
ハ20の上面と対向する部位には環状凹部29が形成さ
れ、その凹部29内にOリング30が配置され押さえ部
材27とシリコンウェハ20とで圧縮された状態となっ
ている。又、押さえ部材27における圧力設定ステージ
23と対向する部位には環状凹部31が形成され、その
凹部31内にOリング32が配置され圧力設定ステージ
23と押さえ部材27とで圧縮された状態となってい
る。
ハ20の上面と対向する部位には環状凹部29が形成さ
れ、その凹部29内にOリング30が配置され押さえ部
材27とシリコンウェハ20とで圧縮された状態となっ
ている。又、押さえ部材27における圧力設定ステージ
23と対向する部位には環状凹部31が形成され、その
凹部31内にOリング32が配置され圧力設定ステージ
23と押さえ部材27とで圧縮された状態となってい
る。
【0022】そして、チップ毎に圧力感度調整を行う際
には、圧力設定ステージ23から押さえ部材27を取り
外した状態で、圧力設定ステージ23上に、シリコンウ
ェハ20を接合したガラス台座21を載置する。そし
て、シリコンウェハ20の上側から押さえ部材27を配
置し、ビス28により圧力設定ステージ23に固定す
る。このとき、Oリング30により押さえ部材27とシ
リコンウェハ20の上面との気密が保持されるととも
に、Oリング32により押さえ部材27と圧力設定ステ
ージ23の上面との気密が保持される。
には、圧力設定ステージ23から押さえ部材27を取り
外した状態で、圧力設定ステージ23上に、シリコンウ
ェハ20を接合したガラス台座21を載置する。そし
て、シリコンウェハ20の上側から押さえ部材27を配
置し、ビス28により圧力設定ステージ23に固定す
る。このとき、Oリング30により押さえ部材27とシ
リコンウェハ20の上面との気密が保持されるととも
に、Oリング32により押さえ部材27と圧力設定ステ
ージ23の上面との気密が保持される。
【0023】そして、プローバ(針)33をプロービン
グ用パッド34(図1に示す)に当てながらレーザ装置
35からのレーザビームを調整用抵抗体10に照射して
抵抗値を調整する。この調整は、真空ポンプ25及び圧
力計26を用いてダイヤフラム8に対し大気圧(760
mmHg)と負圧(2mmHg)とを印加して行う。
グ用パッド34(図1に示す)に当てながらレーザ装置
35からのレーザビームを調整用抵抗体10に照射して
抵抗値を調整する。この調整は、真空ポンプ25及び圧
力計26を用いてダイヤフラム8に対し大気圧(760
mmHg)と負圧(2mmHg)とを印加して行う。
【0024】このように圧力感度調整を終えた後、図7
に示すように、規定圧力下においてガラス台座21の裏
面側に封止部材としてのシリコンウェハ39を陽極接合
して台座用圧力調整通路13の一端を封止する。その結
果、圧力基準室37は基準圧力状態で密閉される。
に示すように、規定圧力下においてガラス台座21の裏
面側に封止部材としてのシリコンウェハ39を陽極接合
して台座用圧力調整通路13の一端を封止する。その結
果、圧力基準室37は基準圧力状態で密閉される。
【0025】その後、図8に示すように、シリコンウェ
ハ20、ガラス台座21及びシリコンウェハ39を、チ
ップ毎にダイシングして裁断する。その結果、図1の集
積化圧力センサ6が製造される。
ハ20、ガラス台座21及びシリコンウェハ39を、チ
ップ毎にダイシングして裁断する。その結果、図1の集
積化圧力センサ6が製造される。
【0026】このように本実施例では、シリコンウェハ
20にチップ毎の調整用抵抗体10を有する信号処理回
路11とチップ毎の薄肉のダイヤフラム8とチップ毎の
ピエゾ抵抗層9とを形成し(第1工程)、チップ毎の台
座用圧力調整通路13を有するガラス台座21上にシリ
コンウェハ20を接合して、ガラス台座21とシリコン
ウェハ20との間に形成された圧力基準室37と、台座
用圧力調整通路13とを連通状態にし(第2工程)、ガ
ラス台座21の台座用圧力調整通路13を通してダイヤ
フラム8に圧力を印加しつつシリコンウェハ20のチッ
プ毎の調整用抵抗体10をトリミングし(第3工程)、
ガラス台座21に封止部材としてのシリコンウェハ39
を接合して台座用圧力調整通路13の一端を封止し(第
4工程)、シリコンウェハ20、ガラス台座21及びシ
リコンウェハ39をチップ毎に裁断した(第5工程)。
20にチップ毎の調整用抵抗体10を有する信号処理回
路11とチップ毎の薄肉のダイヤフラム8とチップ毎の
ピエゾ抵抗層9とを形成し(第1工程)、チップ毎の台
座用圧力調整通路13を有するガラス台座21上にシリ
コンウェハ20を接合して、ガラス台座21とシリコン
ウェハ20との間に形成された圧力基準室37と、台座
用圧力調整通路13とを連通状態にし(第2工程)、ガ
ラス台座21の台座用圧力調整通路13を通してダイヤ
フラム8に圧力を印加しつつシリコンウェハ20のチッ
プ毎の調整用抵抗体10をトリミングし(第3工程)、
ガラス台座21に封止部材としてのシリコンウェハ39
を接合して台座用圧力調整通路13の一端を封止し(第
4工程)、シリコンウェハ20、ガラス台座21及びシ
リコンウェハ39をチップ毎に裁断した(第5工程)。
【0027】その結果、図1に示すように、調整用抵抗
体10を有する信号処理回路11と薄肉のダイヤフラム
8とピエゾ抵抗層9とが形成された圧力センサチップ7
と、圧力センサチップ7に接合され、同センサチップ7
との間に形成された圧力基準室37と連通する台座用圧
力調整通路13を有するガラス台座12と、ガラス台座
12に接合され、台座用圧力調整通路13を通しての圧
力印加による調整用抵抗体10のトリミングを行った後
に台座用圧力調整通路13の一端を封止するためのシリ
コンチップ14とを備えた集積化圧力センサとなる。
体10を有する信号処理回路11と薄肉のダイヤフラム
8とピエゾ抵抗層9とが形成された圧力センサチップ7
と、圧力センサチップ7に接合され、同センサチップ7
との間に形成された圧力基準室37と連通する台座用圧
力調整通路13を有するガラス台座12と、ガラス台座
12に接合され、台座用圧力調整通路13を通しての圧
力印加による調整用抵抗体10のトリミングを行った後
に台座用圧力調整通路13の一端を封止するためのシリ
コンチップ14とを備えた集積化圧力センサとなる。
【0028】この集積化圧力センサにおいては、圧力セ
ンサチップ7とガラス台座12とが接合されており、圧
力センサチップ7とガラス台座12の間に形成された圧
力基準室37が台座用圧力調整通路13と連通してい
る。この状態で、ガラス台座12にシリコンチップ14
が接合されている。ここで、台座用圧力調整通路13を
通しての圧力印加による調整用抵抗体10のトリミング
を行った後に台座用圧力調整通路13の一端が封止され
る。よって、図11に示す場合においては、圧力感度調
整の際に圧力基準室に圧力を加えることができないた
め、必然的に信号処理回路の形成されている面に圧力を
加えなければならず、レーザ装置やプローブ等をチャン
バ内に配置しなければならなかったが、本実施例では、
圧力基準室37に圧力を加えることができるため圧力感
度調整が容易となる。 (第2実施例)次に、第2実施例を第1実施例と異なる
点について説明する。
ンサチップ7とガラス台座12とが接合されており、圧
力センサチップ7とガラス台座12の間に形成された圧
力基準室37が台座用圧力調整通路13と連通してい
る。この状態で、ガラス台座12にシリコンチップ14
が接合されている。ここで、台座用圧力調整通路13を
通しての圧力印加による調整用抵抗体10のトリミング
を行った後に台座用圧力調整通路13の一端が封止され
る。よって、図11に示す場合においては、圧力感度調
整の際に圧力基準室に圧力を加えることができないた
め、必然的に信号処理回路の形成されている面に圧力を
加えなければならず、レーザ装置やプローブ等をチャン
バ内に配置しなければならなかったが、本実施例では、
圧力基準室37に圧力を加えることができるため圧力感
度調整が容易となる。 (第2実施例)次に、第2実施例を第1実施例と異なる
点について説明する。
【0029】前記第1実施例では封止部材としてシリコ
ンチップ14を用いたが、本実施例では図10に示すよ
うに片面に金属薄膜を形成したベース材36を用いてい
る。以下に、製造方法を説明する。
ンチップ14を用いたが、本実施例では図10に示すよ
うに片面に金属薄膜を形成したベース材36を用いてい
る。以下に、製造方法を説明する。
【0030】図5に示すシリコンウェハ20を接合した
ガラス台座21に対し、ガラス台座21の下面に金属蒸
着膜を形成する。そして、図6に示したように圧力感度
調整を行う。引き続き、図9に示すように、シリコンウ
ェハ20及びガラス台座21をチップ毎にダイシングし
て裁断する。さらに、図10に示すように、片面に金属
薄膜を形成したベース材36を用意する。この金属薄膜
は、蒸着あるいはスパッタリングにより形成したもので
ある。このベース材36を用いて、規定圧力下でベース
材36の金属薄膜上にガラス台座12をハンダ付けして
台座用圧力調整通路13の下端を封止する。
ガラス台座21に対し、ガラス台座21の下面に金属蒸
着膜を形成する。そして、図6に示したように圧力感度
調整を行う。引き続き、図9に示すように、シリコンウ
ェハ20及びガラス台座21をチップ毎にダイシングし
て裁断する。さらに、図10に示すように、片面に金属
薄膜を形成したベース材36を用意する。この金属薄膜
は、蒸着あるいはスパッタリングにより形成したもので
ある。このベース材36を用いて、規定圧力下でベース
材36の金属薄膜上にガラス台座12をハンダ付けして
台座用圧力調整通路13の下端を封止する。
【0031】尚、ベース材36は金属板でも、ハンダ付
け部に導体ペーストを焼結した厚膜回路基板等でもよ
く、要はハンダ付けにてガラス台座と接合できるもので
あればよい。
け部に導体ペーストを焼結した厚膜回路基板等でもよ
く、要はハンダ付けにてガラス台座と接合できるもので
あればよい。
【0032】このように本実施例では、シリコンウェハ
20にチップ毎の調整用抵抗体10を有する信号処理回
路11とチップ毎の薄肉のダイヤフラム8とチップ毎の
ピエゾ抵抗層9とを形成し(第1工程)、チップ毎の台
座用圧力調整通路13を有するガラス台座21上にシリ
コンウェハ20を接合して、ガラス台座21とシリコン
ウェハ20との間に形成された圧力基準室37と、台座
用圧力調整通路13とを連通状態にし(第2工程)、ガ
ラス台座21の台座用圧力調整通路13を通してダイヤ
フラム8に圧力を印加しつつシリコンウェハ20のチッ
プ毎の調整用抵抗体10をトリミングし(第3工程)、
シリコンウェハ20及びガラス台座21をチップ毎に裁
断し(第4工程)、ガラス台座12に封止部材としての
ベース材36を接合して台座用圧力調整通路13の一端
を封止した(第5工程)。その結果、第1実施例と同様
な集積化圧力センサが製造される。
20にチップ毎の調整用抵抗体10を有する信号処理回
路11とチップ毎の薄肉のダイヤフラム8とチップ毎の
ピエゾ抵抗層9とを形成し(第1工程)、チップ毎の台
座用圧力調整通路13を有するガラス台座21上にシリ
コンウェハ20を接合して、ガラス台座21とシリコン
ウェハ20との間に形成された圧力基準室37と、台座
用圧力調整通路13とを連通状態にし(第2工程)、ガ
ラス台座21の台座用圧力調整通路13を通してダイヤ
フラム8に圧力を印加しつつシリコンウェハ20のチッ
プ毎の調整用抵抗体10をトリミングし(第3工程)、
シリコンウェハ20及びガラス台座21をチップ毎に裁
断し(第4工程)、ガラス台座12に封止部材としての
ベース材36を接合して台座用圧力調整通路13の一端
を封止した(第5工程)。その結果、第1実施例と同様
な集積化圧力センサが製造される。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
容易に出力調整を行うことができる圧力センサ及びその
製造方法を提供できる優れた効果を発揮する。
容易に出力調整を行うことができる圧力センサ及びその
製造方法を提供できる優れた効果を発揮する。
【図1】実施例の集積化圧力センサの斜視図である。
【図2】パッケージされた集積化圧力センサの平面図で
ある。
ある。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】集積化圧力センサの製造工程を示す図である。
【図5】集積化圧力センサの製造工程を示す図である。
【図6】集積化圧力センサの製造工程を示す図である。
【図7】集積化圧力センサの製造工程を示す図である。
【図8】第1実施例の集積化圧力センサの製造工程を示
す図である。
す図である。
【図9】第2実施例の集積化圧力センサの製造工程を示
す図である。
す図である。
【図10】第2実施例の集積化圧力センサの製造工程を
示す図である。
示す図である。
【図11】従来の集積化圧力センサの製造工程を説明す
るための図である。
るための図である。
7 圧力センサチップ 8 ダイヤフラム 9 ピエゾ抵抗層 10 調整用抵抗体 11 信号処理回路 12 ガラス台座 13 台座用圧力調整通路 14 封止部材としてのシリコンチップ 20 シリコンウェハ 21 ガラス台座 36 封止部材としてのベース材 37 圧力基準室 39 封止部材としてのシリコンウェハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−221826(JP,A) 特開 昭61−276379(JP,A) 特開 昭55−22838(JP,A) 特開 昭62−212539(JP,A) 特開 平5−206483(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01L 9/04 H01L 29/84
Claims (3)
- 【請求項1】 調整用抵抗体を有する信号処理回路と薄
肉のダイヤフラムとピエゾ抵抗層とが形成された圧力セ
ンサチップと、 前記圧力センサチップに接合され、同センサチップとの
間に形成された圧力基準室と連通する台座用圧力調整通
路を有する台座と、 前記台座に接合され、前記台座用圧力調整通路を通して
の圧力印加による調整用抵抗体のトリミングを行った後
に台座用圧力調整通路の一端を封止するための封止部材
とを備えたことを特徴とする圧力センサ - 【請求項2】 シリコンウェハにチップ毎の調整用抵抗
体を有する信号処理回路とチップ毎の薄肉のダイヤフラ
ムとチップ毎のピエゾ抵抗層とを形成する第1工程と、 チップ毎の台座用圧力調整通路を有する台座上に前記シ
リコンウェハを接合して、台座とシリコンウェハとの間
に形成された圧力基準室と、台座用圧力調整通路とを連
通状態にする第2工程と、 前記台座の台座用圧力調整通路を通して前記ダイヤフラ
ムに圧力を印加しつつシリコンウェハのチップ毎の調整
用抵抗体をトリミングする第3工程と、 前記台座に封止部材を接合して台座用圧力調整通路の一
端を封止する第4工程と、 前記シリコンウェハ及び台座をチップ毎に裁断する第5
工程とを備えたことを特徴とする圧力センサの製造方
法。 - 【請求項3】 シリコンウェハにチップ毎の調整用抵抗
体を有する信号処理回路とチップ毎の薄肉のダイヤフラ
ムとチップ毎のピエゾ抵抗層とを形成する第1工程と、 チップ毎の台座用圧力調整通路を有する台座上に前記シ
リコンウェハを接合して、台座とシリコンウェハとの間
に形成された圧力基準室と、台座用圧力調整通路とを連
通状態にする第2工程と、 前記台座の台座用圧力調整通路を通して前記ダイヤフラ
ムに圧力を印加しつつシリコンウェハのチップ毎の調整
用抵抗体をトリミングする第3工程と、 前記シリコンウェハ及び台座をチップ毎に裁断する第4
工程と、 前記台座に封止部材を接合して台座用圧力調整通路の一
端を封止する第5工程とを備えたことを特徴とする圧力
センサの製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14966992A JP3147493B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 圧力センサ及びその製造方法 |
US08/072,758 US5421956A (en) | 1991-11-20 | 1993-06-07 | Method of fabricating an integrated pressure sensor |
US08/364,993 US5528214A (en) | 1991-11-20 | 1994-12-28 | Pressure-adjusting device for adjusting output of integrated pressure sensor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14966992A JP3147493B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 圧力センサ及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05340830A JPH05340830A (ja) | 1993-12-24 |
JP3147493B2 true JP3147493B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=15480249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14966992A Expired - Lifetime JP3147493B2 (ja) | 1991-11-20 | 1992-06-09 | 圧力センサ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3147493B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109572649B (zh) * | 2018-12-30 | 2023-10-24 | 吉林东光奥威汽车制动系统有限公司 | 一种适应高原和平原地区的电动真空泵控制装置 |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP14966992A patent/JP3147493B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05340830A (ja) | 1993-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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