JP3147423U - 手動/電動式モデルガンの制御構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】手動/電動式モデルガンの制御構造の提供。
【解決手段】手動/電動式モデルガンの制御構造は、第一複合ギア52内に弾性アーム524を設置し、弾性アーム524の自由端上に連動凸ピン526を設置することで、第一複合ギア52の回転時に、連動凸ピン526は発射装置を連動し確実に作動させることができる。一方、反転時には、弾性アーム524の弾力により、連動凸ピン526は係合を離れ、第一複合ギア52の半ギア522は、ピストン62の下ラック625との噛み合い状態を確実に保持することができる。このようにして、公知の手動/電動式モデルガンの制御構造において、弾がつまり易いという問題を改善することができる。
【選択図】図1

Description

本考案は手動/電動式モデルガンの制御構造に関し、特に手動、或いは電動モーター連動等の異なる方式により駆動可能な手動/電動式モデルガンの制御構造に関する。
プラスチック材質の弾丸を発射することができるモデルガン製品において、現在一般的には、気圧式と機械式の2種の構造が見受けられる。該気圧式は、外付けのエアボトルによりモデルガンに高圧空気を供給し、該高圧空気が生じる圧力を利用し、プラスチック弾丸を外へ発射するものである。該機械式は、圧縮を受けたバネが伸張する時に生じる弾力を利用し、ピストンを押し、高圧空気を発生し、プラスチック弾丸を外へ発射するものである。上記した両者は、動力のソースが異なるため、その構造も全く違う。
機械式モデルガンの構造において、比較的簡易なものは、手で引く方式により、ピストンを連動し、バネを圧縮するが、この種の構造は、単発射撃の機能しか備えず、使用における面白みに欠ける。一方、電動モーターにより、伝動機構を経由し、ピストンを連動しバネを圧縮する方式は、切り替え構造により、手動単発射撃と電動連続射撃の機能を同時に備え、使用においてより高い面白みを備える。しかし、現在市販されている製品では、手動式或いは電動モーター方式共に、その駆動方式は単一形態により、各モデルガン製品中に個別に存在し、手動と電動モーター駆動と、を兼ね備える構造は極めて少ない。そのため、電動モーター駆動のモデルガンにおいては、電力を使い切ってしまえば使用不能となり、これが市場における競争力向上のネックとなっている。
特許文献1(同案は、特許文献2、特許文献3、特許文献4を同時に申請)は、本発明人が以前開発した構造である。該構造は手動と電動モーター駆動をモデルガン構造中に併用する。モデルガンが電動モーター駆動制御である時に、電動モーターの回転が、その第三複合ギアの回転を連動する場合には、第三複合ギアの側凸ピンは、ガンロックスリーブのL型プルバーを押し、これによりガンロックスリーブのエアノズルは内側へと収縮し、弾倉内のプラスチック弾はエアノズル前方に予め設置する位置に落ちる。次に、第三複合ギアのラフギアとピストンの下ラックは相互に噛み合い、第三複合ギアの連動を利用し、第三複合ギアのラフギアが下ラックを離れるまで、ピストンはピストンバネへの圧縮を継続する。並びに、貫通欠口により下ラックに対応し、ピストンがピストンバネの弾力を受け、ガンスリーブの収容設置空間内に迅速に押し入れられ、このようにして収容設置空間内の空気は圧縮され、エアノズルより急速に噴出し、プラスチック弾丸に衝撃を与え、外へと飛び出させる。
台湾特許第I264518号明細書 米国特許第7,100,592号明細書 中華人民共和国実用新案第200520136485.3号明細書 日本実用新案第2005−9770号明細書
しかし、第三複合ギアのラフギアとピストンの下ラックが噛み合う時には、しばしば以下のような状況が発生する。一つは、側凸ピンがガンロックスリーブのL型プルバーを押すため、電源切断時にも電動モーターは慣性により、第三複合ギアの連動を持続し、第三複合ギアは回転を継続し、予定の回復位置を離脱してしまう。或いは、第三複合ギアの側凸ピンは、引き金のフック部に衝突し、反転を生じ、予定の回復位置を離脱してしまう。これらにより電動モーターの再起動時に、ラフギアと下ラックは、噛み合いが不完全になり引っ掛かりの状態が発生し易い。これによりガンロックスリーブは完全には位置を回復することができず、モデルガンは弾詰まり、或いは一度の射撃で2個の弾丸を発射する状況が発生する。
本考案が解決しようとする第一の課題は、第一複合ギア上に弾性アームを設置し、しかも弾性アームの自由端には連動凸ピンを設置し、弾性アームの連動凸ピンを利用し、正回転時に発射装置を連動し確実に位置を回復させ、反転時には係合を離脱させ、電動モーター回転時に、第一複合ギアと発射装置中のピストンの下ラックに完全に位置を回復させ、噛み合わせることができる手動/電動式モデルガンの制御構造を提供することである。本考案が解決しようとする第二の課題は、第二押動部品のスライドブロック底部に粘着性を備える濃密オイルを塗布し、並びに第四復位バネの作用を受け、フック部を利用し、電源スイッチのプッシュターンバーを連動し、延伸方向xに沿って後方へとゆっくりとスライド移動させ、これにより電源が直ちにオフにならないようにし、連動凸ピンが電源切断後に直ちに作動を停止することで、第一複合ギアの半歯部とピストンの下ラックが相互に引っ掛かり、元の位置を回復できないという現象の発生を、このようにして回避することができる手動/電動式モデルガンの制御構造を提供することである。
上記課題を解決するため、本考案は下記の手動/電動式モデルガンの制御構造を提供する。
手動/電動式モデルガンの制御構造は、ガンハウジング、引き金、ガンロックスリーブ、ピストン等の構成部材を備える。
該制御構造はさらに第一連動棒、第一押動部品、第二連動棒、第二押動部品、伝動ユニット、発射装置、ガンハウジング、押し上げブロックを備える。
該第一連動棒は一端に連接ピンを備え、第一押動部品を連動し、該第一連動棒反対端の連接孔と該引き金は連接し、しかも該引き金は該第一連動棒を連動し、延伸方向に沿ってスライド移動させる。
該第一押動部品の孔と該第一連動棒の連接端は連接し、しかもスイッチのプッシュターンバーと接触する。
該第一押動部品が第一連動棒により連動され、プッシュターンバーを押し動かすと、電動モーターの電源を通電する。
該第二連動棒のプルバーの弧状面と該伝動ユニットの第一複合ギアの連動凸ピンは対応し作動する。
電動モーターの電源が通電されると、該伝動ユニットの第一複合ギアの弾性アームの連動凸ピンは作動し、該発射装置のピストンは後方へと連動され、しかも該連動凸ピンは発射装置のガンロックスリーブを連動し後方へと移動させ、該弾倉内の弾丸は予定の位置に落ちる。
該ピストン下方の下ラックが第一複合ギアと分離すると、該ピストンは元の位置を回復し、圧縮空気を押し出し、弾丸を発射する。
該電動モーターの電源が切断され、第一複合ギアが慣性運動により反転を生じると、該弾性アームの弾力により、該連動凸ピンはプルバーと離れ、このようにして該第一複合ギアと該下ラックは確実に噛み合う。
本考案一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造は、第一複合ギア内に弾性アームを設置し、弾性アームの自由端上に連動凸ピンを設置することで、第一複合ギアの回転時に、連動凸ピンは発射装置を連動し確実に作動させることができる。
一方、反転時には、弾性アームの弾力により、連動凸ピンは係合を離れ、第一複合ギアの半歯部は、ピストンの下ラックとの噛み合い状態を確実に保持することができる。
このようにして、公知の手動/電動式モデルガンの制御構造において、弾がつまり易いという問題を改善することができる。
以下に図面を参照しながら本考案を実施するための最良の形態について詳細に説明する。図1は、本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、分解状態を示す立体概略図で、図2は、本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、組合せ状態を示す立体概略図である。図1に示す本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造と、特許文献1(特許文献2、特許文献3、特許文献4)」は、大部分において相同である。両構造は共に、ガンハウジング7、引き金63、ガンロックスリーブ61、ピストン62等の構成部材を備える。本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造は、さらに第一連動棒1、第一押動部品2、第二連動棒3、第二押動部品4、伝動ユニット5、発射装置6、ガンハウジング7、押し上げブロック8により構成する。第一連動棒1は、連接孔11、第一凸ピン12、連接ピン13を備える。連接孔11と引き金63の連接柱632は相互に連接し、第一凸ピン12と可動回転ブロック64の斜面642は相互に接触する。
第一押動部品2は、連接スライドブロック21、プッシュターン部品22、第一復位バネ23を備える。連接スライドブロック21前方部には、孔211を備え、第一連動棒1の連接ピン13と相互に連接する。プッシュターン部品22は、連接スライドブロック21上に可動接続し、第一復位バネ23は、連接スライドブロック21とプッシュターン部品22のフック部212、221に掛け、設置する。
第二連動棒3は、プルバー31、押棒32、連接棒33を備える。プルバー31は、フック部311と弧状面312を備え、しかもフック部311は弧状面312後方部に位置する。連接棒33は、ガンハウジング7上に可動設置し、しかもその両端はそれぞれプルバー31と押棒32で、連接棒33によりプルバー31と押棒32は反対方向に移動する。
第二押動部品4は、連動スライドブロック41、プッシュターンブロック42、第二復位バネ43、スライドブロック44、第四復位バネ45を備える。連動スライドブロック41は、収容設置槽411と凸柱412を備える。プッシュターンブロック42は、レバー421を備え、しかもプッシュターンブロック42は、収容設置槽411内に位置する。さらに、レバー421は、連動スライドブロック41外まで延伸し、第二復位バネ43の一端は、凸柱412に嵌設し、反対端は、ガンハウジング7の対応する位置において突っ張り接触する。第三復位バネ422両端は、それぞれプッシュターンブロック42と連動スライドブロック41の間にそれぞれ突っ張り接触する。スライドブロック44は、階段状を呈し、上端へ向かうフック部441を設置し、中央部分には第四復位バネ45を設置する。
伝動ユニット5は、電動モーター51、第一複合ギア52、第二複合ギア53、第三複合ギア54を備える。電動モーター51前方部には、伝動ギア511を設置し、挿合部512によりガンハウジング7のモーター連接端72位置に設置する。第三複合ギア54は、直角ギア541と前ギア542を備え、しかも直角ギア541と電動モーター51の伝動ギア511は相互に噛み合い、前ギア542は直角ギア541の片側に同軸で設置する。第二複合ギア53は、大ギア531と小ギア532を備え、しかも大ギア531と第三複合ギア54の前ギア542は相互に噛み合い、小ギア532は大ギア531の片側に同軸で設置する。第一複合ギア52は、細ギア521、半ギア522、強化ブロック523、弾性アーム524、連動凸ピン526を備える。細ギア521は片側には、貫通部525を備える。貫通部525と弾性アーム524は対置し、しかも細ギア521と第二複合ギア53の小ギア532は相互に噛み合う。貫通部525に隣接する半ギア522の片側は歯部で、反対側は、平滑円弧で、その中間には凹槽を形成する。弾性アーム524はこの凹槽に位置し、しかも連動凸ピン526は弾性アーム524の自由端に位置する。第一複合ギア52が回転すると、半ギア522の歯部は、ピストン62の下ラック625と噛み合い、強化ブロック523は、貫通部525内に設置され、細ギア521の強度を増強する。
発射装置6は、ガンロックスリーブ61、ピストン62、引き金63、可動回転ブロック64、ピストンバネ65、内挿棒66を備える。ガンロックスリーブ61は、ピストン収容設置空間611、エアノズル612、凸部613、L型プルバー614を備える。ガンロックスリーブ61は、ガンハウジング7の貫通部71位置に収容設置される。ガンロックスリーブ61は一端は開口を備えるピストン収容設置空間611で、反対端は貫通し、しかもガンハウジング7外にまで延伸するエアノズル612である。しかも、ガンロックスリーブ61の開口部の外周縁には凸部613とL型プルバー614を設置する。凸部613をガンハウジング7の前導槽73に設置することで、可動の制限を形成する。
ピストン62は挿棒収容設置空間621、ピストンワッシャ622、ストッパー凸部623、少なくとも1個の凸リブ624、下ラック625を備える。ピストン62の前方部とピストンワッシャ622は結合し、結合した状態でガンロックスリーブ61のピストン収容設置空間611中に挿入される。ピストン62後方部には、開口部を備える挿棒収容設置空間621を設置する。ストッパー凸部623は、ピストン62の開口部の外周縁に位置する。凸リブ624と下ラック625は、ピストン62外周縁に設置し、しかもピストン62の軸に沿って延伸方向に設置する。内挿棒66一端には環状フランジ661を設置し、反対端はピストンバネ65を貫通し、ピストン62の挿棒収容設置空間621中に進入する。しかも環状フランジ661は、ガンハウジング7の定位槽75に嵌り、定位を形成することができる。
引き金63は、回転軸631と第一ツイストバネ633により、ガンハウジング7上に可動設置され、しかも引き金63上方には連接柱632を備え、第一ツイストバネ633により、引き金63は回転の弾力を保持する。可動回転ブロック64は、係合歯部641、斜面642、第二ツイストバネ643を備える。可動回転ブロック64は、ガンハウジング7内に可動設置し、しかもピストン62下方に位置する。
ガンハウジング7は、貫通部71、モーター連接端72、前導槽73、内導槽74、定位槽75、制御導槽76、スイッチ収容設置室77、スイッチ78を備える。ガンハウジング7は、一対の半身状のハウジングが結合し構成し、貫通部71はガンハウジング7前方部に位置し、内導槽74はガンハウジング7内に位置し、しかも貫通部71と隣接する。貫通部71と内導槽74間の上方位置には前導槽73を有し、定位槽75は、内導槽74末端に設置する。モーター連接端72は、ガンハウジング7底部に位置し、スイッチ収容設置室77は、定位槽75下方に設置する。スイッチ収容設置室77とモーター連接端72間には、制御導槽76を有し、スイッチ78は、スイッチ収容設置室77内に設置し、しかもプッシュターンバー781を備える。
押し上げブロック8は、プッシュターン凸ブロック81、ストッパー部82、圧縮ばね83を備える。プッシュターン凸ブロック81は、押し上げブロック8底部の片側に位置する。プッシュターン凸ブロック81は、ガンハウジング7の制御導槽76位置から外へ伸び、しかも押し上げブロック8頂点部のストッパー部82は、第一押動部品2及び第二押動部品4と相互に隣接する。
図3から図5は、本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、手動制御構造を示す右側平面断面動作概略図(一)、(二)、(三)である。図3、図4に示すように、上記した構成部材を組合せ後に、ストッパー凸部623を手で引くと、ピストン62は、その軸方向の延伸方向xに沿って、ガンハウジング7の定位槽75に接触するまで移動させられる。この時、ピストン62はピストンバネ65を圧縮し、しかもその下方の係合槽と可動回転ブロック64の係合歯部641は相互に係合する。これによりピストン62は、後方に固定され、図4に示す状態となる。引き金63を引くと、引き金63の連接柱632と第一連動棒1の連接孔11は連動し、連動棒1は延伸方向xの反対方向に沿ってスライド移動する。しかも第一連動棒1上の第一凸ピン12は、可動回転ブロック64の斜面642を押さえ付け、これにより可動回転ブロック64係合歯部641と係合槽は分離する。さらに、ピストンバネ65の弾力により、ピストン62を押し動かし、ガンロックスリーブ61内の圧縮された空気は急速に押し出され噴出する。これによりガンロックスリーブ61エアノズル612前方の弾倉79内に位置する弾丸791は、外に向かって発射される。
図6から図11は、本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、電動制御構造を示す左側平面断面動作概略図であり、図9、図10は、本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、電動制御構造の第一複合ギア52と第二連動棒3の作用を示す俯瞰図であり、図11は、本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、電動制御構造を示す左側平面断面動作概略図である。図6に示すように、引き金63を引くと、引き金63は第一連動棒1を連動し、連動棒1は延伸方向xの反対方向に沿ってスライド移動する。しかも第一連動棒1上と連接する第一押動部品2は第一連動棒1に連動され、これにより第一押動部品2の連接スライドブロック21はスライド移動し、プッシュターン部品22によりスイッチ78のプッシュターンバー781を押し動かす。このようにして、スイッチ78は電動モーター51の電源を通電する(図7参照)。電動モーター51の電源が通電後、電動モーター51軸端の伝動ギア511は回転を開始し、第三複合ギア54と第二複合ギア53を連動する。次に、第一複合ギア52が回転を開始すると、第一複合ギア52凹槽内の弾性アーム524自由端の連動凸ピン526は、ガンロックスリーブ61のL型プルバー614を連動する。これにより、ガンロックスリーブ61は延伸方向xに沿って移動し、ガンロックスリーブ61のエアノズル612先端弾倉79に位置する弾丸791は、エアノズル612前の予定の位置に落ちる。しかも、第一複合ギア52の半ギア522とピストン62下方の下ラック625は相互に噛み合い、ピストン62を連動し、延伸方向xに沿って、ガンハウジング7の定位槽75位置に突き当たるまで移動させる。この時、さらに、ピストンバネ65の弾力により、ピストン62を押し、ガンロックスリーブ61内の圧縮を受けた空気は急速に噴出する。これによりガンロックスリーブ61エアノズル612前方の弾倉79内に位置する弾丸791は、外に向かって発射される。半ギア522と下ラック625が離れると、連動凸ピン526は、弾性アーム524自由端に位置する弾力に押され、L型プルバー614を離れる(図9、図10参照)。第一複合ギア52は回転を持続し、これにより連動凸ピン526と第二連動棒3プルバー31の弧状面312とは相互に接触し、弧状面312に沿って、フック部311と係合し、プルバー31を連動し、延伸方向xの反対方向に沿って移動させる。これにより、押棒32は延伸方向xに沿ってスライドし、第二押動部品4を押し動かす。この時、スライドブロック44底部には、粘着性を備える濃密オイルを塗布し、並びに第四復位バネ45の作用を受け、フック部441を利用し、電源スイッチ78のプッシュターンバー781を連動し、延伸方向xに沿って後方へとゆっくりとスライド移動させる。これにより、電源が直ちにオフにならないようにし、連動凸ピン526が電源切断後に直ちに作動を停止することで、第一複合ギア52の半ギア522とピストン62の下ラック625が相互に引っ掛かり、元の位置を回復できないという現象の発生を、回避することができる(図11参照)。このようにして、第二押動部品4プッシュターンブロック42のレバー421とスイッチ78のプッシュターンバー781は、相互に接触し、電動モーター51の電源を切断する。
この後、電動モーター51は慣性により連動されるため、連動凸ピン526が再度L型プルバー614に衝突し反転を生じる時まで、第一複合ギア52は回転を持続する。弾性アーム524が備える弾力により、第一複合ギア52は引っ掛かることがなく、ガンロックスリーブ61は確実に復位することができる。しかも、電動モーター51の再度の起動時に、第一複合ギア52の半ギア522とピストン62下方の下ラック625は、噛み合いが不完全であるため相互に引っ掛かることはなく、さらには、ガンロックスリーブ61局部が後退し、弾が詰まり、或いは一度に2個の弾丸791が発射される等の問題の発生を回避することができる。
図12、図13は、本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、押し上げブロック8が第一位置に在る状態を示す立体動作概略図であり、図13は、本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、押し上げブロック8が第二位置に在る状態を示す立体動作概略図である。図12に示すように、押し上げブロック8は第一位置91に位置する時に、引き金63を引き、第一連動棒1と第一押動部品2を連動すると、第一押動部品2のプッシュターン部品22は前方部は、前方へとスライドし、押し上げブロック8のストッパー部82下に進入する。第二連動棒3が第二押動部品4を押す時には、押し上げブロック8のストッパー部82が第一押動部品2のプッシュターン部品22を押し付け、しかもプッシュターン部品22がスイッチ78のプッシュターンバー781を係合するため、第二押動部品4のプッシュターンブロック42のレバー421は、プッシュターンバー781を押し動かすことができない。これにより、第二押動部品4内の第三復位バネ422は圧縮され、スイッチ78への通電を持続し、制御構造は連続射撃の状態を呈する。押し上げブロック8のプッシュターン凸ブロック81が、使用者の手により下方へと動かされ、押し上げブロック8が下方へと移動し第二位置92に在る時(図13参照)、押し上げブロック8のストッパー部82は、第一押動部品2のプッシュターン部品22への制限を解除する。これにより第二押動部品4のプッシュターンブロック42のレバー421が、プッシュターンバー781を押す時、プッシュターン部品22はプッシュターンバー781を後方へと移動させ、スイッチ78の電源を切断する。このようにして、制御構造は単発射撃の状態を呈する。
上記したように、本考案一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造は、第一複合ギア52内に弾性アーム524を設置し、弾性アーム524の自由端上に連動凸ピン526を設置することで、第一複合ギア52の回転時に、連動凸ピン526は発射装置を連動し確実に作動させることができる。一方、反転時には、弾性アーム524の弾力により、連動凸ピン526は係合を離れ、第一複合ギア52の半ギア522は、ピストン62の下ラック625との噛み合い状態を確実に保持することができる。このようにして、公知の手動/電動式モデルガンの制御構造において、弾がつまり易いという問題を改善することができる。
本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、分解状態を示す立体概略図である。 本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、組合せ状態を示す立体概略図である。 本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、手動制御構造を示す右側平面断面動作概略図(一)である。 本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、手動制御構造を示す右側平面断面動作概略図(二)である。 本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、手動制御構造を示す右側平面断面動作概略図(三)である。 本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、電動制御構造を示す左側平面断面動作概略図(一)である。 本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、電動制御構造を示す平面断面動作の俯瞰図である。 本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、電動制御構造を示す左側平面断面動作概略図(二)である。 本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、電動制御構造の第一複合ギアと第二連動棒の作用を示す俯瞰図(一)である。 本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、電動制御構造の第一複合ギアと第二連動棒の作用を示す俯瞰図(二)である。 本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、電動制御構造を示す左側平面断面動作概略図(三)である。 本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、押し上げブロックが第一位置に在る状態を示す立体動作概略図である。 本考案の一実施形態による手動/電動式モデルガンの制御構造において、押し上げブロックが第二位置に在る状態を示す立体動作概略図である。
符号の説明
1 第一連動棒
11 連接孔
12 第一凸ピン
13連接ピン
2 第一押動部品
21連接スライドブロック
211 孔
212 フック部
22 プッシュターン部品
221 フック部
23 第一復位バネ
3 第二連動棒
31 プルバー
311 フック部
312 弧状面
32 押棒
33 連接棒
4 第二押動部品
41 連動スライドブロック
411 収容設置槽
412 凸柱
42 プッシュターンブロック
421 レバー
422 第三復位バネ
43 第二復位バネ
44 スライドブロック
441 フック部
45 第四復位バネ
5 伝動ユニット
51 電動モーター
511 伝動ギア
512 挿合部
52 第一複合ギア
521 細ギア
522 半ギア
523 強化ブロック
524 弾性アーム
525 貫通部
526 連動凸ピン
53 第二複合ギア
531 大ギア
532 小ギア
54 第三複合ギア
541 直角ギア
542 前ギア
6 発射装置
61 ガンロックスリーブ
611 ピストン収容設置空間
612 エアノズル
613 凸部
614 L型プルバー
62 ピストン
621 挿棒収容設置空間
622 ピストンワッシャ
623 ストッパー凸部
624 凸リブ
625 下ラック
63 引き金
631 回転軸
632 連接柱
633 第一ツイストバネ
64 可動回転ブロック
641 係合歯部
642 斜面
643 第二ツイストバネ
65 ピストンバネ
66 内挿棒
661 環状フランジ
7 ガンハウジング
71 貫通部
72 モーター連接端
73 前導槽
74 内導槽
75 定位槽
76 制御導槽
77 スイッチ収容設置室
78 スイッチ
781 プッシュターンバー
79 弾倉
791 弾丸
8 押し上げブロック
81 プッシュターン凸ブロック
82 ストッパー部
83 圧縮バネ
x 延伸方向
91 第一位置
92 第二位置

Claims (11)

  1. ガンハウジング、引き金、ガンロックスリーブ、ピストン等の構成部材を備え、
    しかも前記制御構造はさらに第一連動棒、第一押動部品、第二連動棒、第二押動部品、伝動ユニット、発射装置、ガンハウジング、押し上げブロックを備え、
    前記第一連動棒は、一端に連接ピンを備え、反対端の連接孔と前記引き金は相互に連接し、しかも前記引き金は前記第一連動棒を連動し、延伸方向xに沿って横方向のスライド移動を行わせ、
    前記第一押動部品は、前記第一連動棒と連接し、しかも前記第一押動部品と電源スイッチのプッシュターンバーは接触し、前記第一連動棒が延伸方向xに沿って横方向にスライド移動すると、前記第一押動部品は前記第一連動棒により連動され横方向のスライド移動を行い、これにより第一押動棒はプッシュターンバーを押し動かし、スイッチは電動モーターの電源を通電し、
    前記第二連動棒は、プルバーと押棒を備え、前記伝動ユニットの第一複合ギアが回転すると、前記第一複合ギア凹槽内の連動凸ピンは、プルバーを連動し、延伸方向xに沿ってスライド移動させ、これにより押棒は延伸方向xの反対方向に沿ってスライド移動し、
    前記押動部品は、連動スライドブロック、プッシュターンブロック、第二復位バネ、スライドブロック、第四復位バネを備え、
    前記伝動ユニットは、電動モーター、第一複合ギア、第二複合ギア、第三複合ギアを備え、
    前記発射装置は、ガンロックスリーブ、ピストン、引き金、可動回転ブロック、ピストンバネ、内挿棒を備え、
    前記ガンハウジングは、貫通部、モーター連接端、前導槽、内導槽、定位槽、制御導槽、スイッチ収容設置室、スイッチを備え、
    前記押し上げブロックは、プッシュターン凸ブロック、ストッパー部、圧縮ばねを備え、前記電動モーターの電源が切断され、伝動ユニットの第一複合ギアが反転を生じると、前記第一複合ギアは前記ガンロックスリーブと係合を解除し、前記第一複合ギアと前記発射装置のピストンは噛み合い作動することを特徴とする手動/電動式モデルガンの制御構造。
  2. 前記第二押動部品と前記押棒は連接し、しかも前記第二押動部品はスイッチに隣接し、前記押棒が延伸方向xの反対方向に沿ってスライド移動する時、前記押棒は第二押動部品を押し、延伸方向xの反対方向に沿ってスライド移動させ、これにより第二押動部品は前記プッシュターンバーを押し動かし、電動モータースイッチの電源を切断することを特徴とする請求項1に記載の手動/電動式モデルガンの制御構造。
  3. 前記伝動ユニットの第一複合ギアは、弾性アームと連動凸ピンを備え、前記連動凸ピンは弾性アームの自由端に位置し、しかも前記伝動ユニットと前記電動モーター、及び前記発射装置のピストンは対応し連動することを特徴とする請求項1に記載の手動/電動式モデルガンの制御構造。
  4. 前記電動モーターの電源が通電すると、前記第一複合ギアは回転運動を行い、これにより前記発射装置のピストンは、第一複合ギアにより後方へと連動され、しかも第一複合ギアの弾性アームの連動凸ピンは、ガンロックスリーブのプルバーを連動し後方へと作動させ、このようにして弾倉内の弾丸は予定の位置に落ち、前記ピストンの下ラックと前記第一複合ギアが分離する時、ピストンは元の位置を回復し、並びにガンロックスリーブ内の圧縮された空気を利用し、弾丸を発射することを特徴とする請求項3に記載の手動/電動式モデルガンの制御構造。
  5. 前記発射装置の可動回転ブロックは、係合歯部、斜面を備え、前記斜面と前記第一凸ピンは接触し、前記ピストンが引かれ、延伸方向xの反対方向に沿って移動する時、前記係合歯部と前記ピストンの係合槽は係合し、前記引き金が引かれると、前記第一凸ピンは前記斜面を押し動かし、前記係合歯部と係合槽は分離し、このようにして、ピストンは延伸方向xに沿って移動することを特徴とする請求項1に記載の手動/電動式モデルガンの制御構造。
  6. 前記第一押動部品はさらに、連接スライドブロック、プッシュターン部品、第一復位バネを備え、
    前記連接スライドブロックは、ガンハウジング内において、延伸方向xに沿って横方向にスライド移動し、
    前記プッシュターン部品は、前記連接スライドブロック上に可動接続し、前記連接スライドブロックがスライド移動すると、前記押動部品前方部は接触し、プッシュターンバーを押し動かし、
    前記第一復位バネは、前記連接スライドブロックと前記押動部品に連接し、これにより前記押動部品と前記プッシュターンバーは接触を持続することを特徴とする請求項1に記載の手動/電動式モデルガンの制御構造。
  7. 前記連動棒のプルバーはフック部と弧状面を備え、前記第一複合ギアが回転すると、前記連動凸ピンは弧状面に沿って前記フック部まで回転動し、前記フック部と係合し、前記プルバーを連動することを特徴とする請求項1に記載の手動/電動式モデルガンの制御構造。
  8. 前記第二押動棒の連接棒両端は、前記プルバー及び前記押棒とそれぞれ連接することを特徴とする請求項1に記載の手動/電動式モデルガンの制御構造。
  9. 前記伝動ユニットの第一複合ギアは、さらに細ギア、半ギア、強化ブロックを備え、
    前記細ギアは貫通部を備え、しかも前記貫通部と前記弾性アームは対置し、
    前記貫通部に隣接する半ギアの片側は歯部で、反対側は平滑円弧で、その中間には凹槽を形成し、前記弾性アームは凹槽内に位置し、前記第一複合ギアが回転すると、前記歯部は前記下ラックと噛み合い、
    前記強化ブロックは、前記貫通部位置に設置され、前記細ギアの強度を増強することを特徴とする請求項1に記載の手動/電動式モデルガンの制御構造。
  10. 前記押し上げブロックは、第一押動部品及び第二押動部品と相互に隣接し、前記押し上げブロックの電源スイッチの制御を調整することを特徴とする請求項1に記載の手動/電動式モデルガンの制御構造。
  11. 前記スライドブロックは、階段状を呈し、上端へ向かうフック部を設置し、中央部分には第四復位バネを設置し、
    しかも、前記スライドブロック底部には、粘着性を備える濃密オイルを塗布し、並びに前記第四復位バネの作用を受け、前記フック部を利用し、前記電源スイッチのプッシュターンバーを連動し、延伸方向xに沿って後方へとゆっくりとスライド移動させ、
    これにより、前記第一複合ギアの半歯部と前記ピストンの下ラックが相互に引っ掛かり、元の位置を回復できないという現象の発生を回避することを特徴とする請求項1に記載の手動/電動式モデルガンの制御構造。
JP2008007276U 2008-10-16 手動/電動式モデルガンの制御構造 Expired - Lifetime JP3147423U (ja)

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CN108775835A (zh) * 2018-08-24 2018-11-09 浙江新华体育器材制造有限公司 一种气枪自动上弹机构
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