JP3147122U - 小型薄型の紙めくりジェル容器を取り付けた、本の栞。 - Google Patents

Abstract

【課題】冬場の乾燥する時期に、指が滑って本のページがめくりにくくなる時のために、外出先でもすぐに紙めくりジェルを使用出来るように、本にはさむ、薄くて小型の紙めくりジェル容器を取り付けた栞を提供する。
【解決手段】栞２に、紙めくりジェルを注入した容器１を取り付け、栞の一端を折り曲げて容器のフタ３とする簡単な構造を特徴とする。紙めくりジェル容器が栞と一体となったことにより、読みかけの本に挟んでいつでも持ち歩くことができる。
【選択図】図１

Description

この実用新案は、紙めくりジェルを注入した容器を、本の栞に一体化させたものに関するものである。

従来、紙めくりは、事務用の机上用品であった。

これは、外出先での使用にあたって、次のような欠点があった。
イ）容器のサイズが大きいため、持ち運びに不便であった。
ロ）フタは、本体と一体化されていないので、外出先では、落とし易く扱いにくい。
ハ）容器の厚みがありすぎて、本に挟む事ができない。
ニ）また、容器を本の栞として固定させる手段をもたなかった。
本実用新案は、外出先での使用にあたり、以上のような欠点をなくすためのものである。

栞の一端を折り曲げて、紙めくり容器のフタ（３）とする。紙めくりジェル容器（１）は、栞の本体（２）に接着されており、紙めくりジェル（５）が注入されている。
本実用新案は、以上の構成よりなる、小型薄型の紙めくりジェル容器を取り付けた、本の栞である。

紙めくりジェル容器が栞と一体となったことにより、読みかけの本に挟んで、いつでも持ち歩く事ができる。電車の中などで読書をする際、特に冬場では、指先が乾燥して滑ってしまい、ページをめくる事が難しいことがある。こんなとき、指をなめずに、指先に紙めくりジェルをつけることができる。

栞本体は、ＰＰ（ポリプロピレン）などの、薄いが丈夫な素材が良い。幅３０ｍｍ前後、長さ１５０ｍｍから２００ｍｍ程度にカットし、長さ方向の３０ｍｍほどが折り曲げられた構造体となる。
折り曲げられた先端の３０ｍｍに重なる本体に、紙めくりジェルを注入するリング状の容器を接着する。リングは、シリコンやエラストマーなどの柔らかい素材が望ましい。また、リングの直径は２０ｍｍ程度が良い。（親指をこすることのできる大きさ）また、リングの厚みは２ｍｍから３ｍｍ程度とし、薄い構造体で、本にはさみ込んだときに、気にならず、邪魔にならない程度が望ましい。
簡単なフタのため、夏場は、紙めくりジェルが染み出る可能性がある。そこで、リングの中にフェルトをいれ、ジェルをフェルトに染み込ませて利用することもできる。
本実用新案は、以上のような構造である。
これを使用すると、外出先において本のページをめくる際、簡単に紙めくりジェルを使用することができる。

本実用新案の斜視図である。 本実用新案の展開図である。

符号の説明

（１）ジェル容器の本体部分
（２）栞シートのジェル本体を接着する面（長方向）
（３）栞シートのフタ部分
（４）折込み線

Claims (1)

1. 小型薄型の紙めくりジェル容器を取り付けた、本の栞。

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