JP3147031U - 湾曲状櫛 - Google Patents

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Abstract

【課題】頭部により密着し、櫛全体で頭部を包むように髪を梳かすことができ、かつ髪を梳かすとき被施術者にリラックス効果を与えるとともに、施術者にとっても使い勝手がよく、整形しやすい、低コストの湾曲状櫛を提供する。
【解決手段】本考案は、正面孤状に湾曲した第1支持部及び前記第1支持部に連設された第2支持部よりなるフレームと、前記第1支持部の弧内側に一列に隙間をあけ各々平行に設けられた複数の歯よりなる第1歯部と、前記第2支持部に前記第1歯部と同一側に一列に隙間をあけ各々平行に設けられた複数の歯よりなる第2歯部と、からなる湾曲状櫛の構成とした。
【選択図】図1

Description

本考案は、歯を支持する支持部が湾曲した湾曲状櫛に関する。
一般的な櫛は、板状であり、長辺(支持部)の片方の辺に等間隔に切り込みが入れられ、切り込みと切り込みの間に複数の「歯」が列設されている。切り込み(隙間)に髪を通すことで髪をとく。頭部に向く広い面に歯が複数列列設されている点ブラシとは異なる。
その他、支持部を頭の形状に湾曲させた櫛が開発され、特許文献1等に公開されている。特許文献1に記載の湾曲状の「櫛7」は、頭部に沿うような湾曲したフレーム形状であって、なおかつ、櫛歯が互いに平行に並設することで髪の毛のひっかかりをなくすことを目的に開発されたものである。
特許文献1に記載の湾曲状の櫛7の具体的形状を図7に示した。櫛7は、正面円弧状の支持部7b及び支持部7bに連設された手で持つ部分である取っ手7cよりなるフレーム7aと、前記取っ手7c及び前記フレーム7aの先端部7dで囲まれた前記支持部7bに、櫛7の長さ方向に沿った直線と直交する向きにストレートな複数の歯7fが互いに平行に並設してなる歯部7eとからなることを特徴とする。説明の便宜上、特許文献1と異なる名称、符号を付してある。
櫛を湾曲形状にすることで、頭部に沿って髪を梳かすことができ、なおかつ、複数の歯を互いに平行に並設することで髪の毛のひっかかりを防止し、よりスムーズに髪を梳かすことができるというものである。
実登3118761号公報
櫛により髪を梳かす目的は、主に整髪であるが、梳かすことが被施術者に癒し効果を与える。従って、できるだけ櫛が頭部形状に密着して沿うことが求められている。さらに、理容店、美容院の施術者にとって、櫛は整髪のみならず、カットにも使用する。施術者は、整髪、カットに際して、櫛を左右上下あらゆる方向に向ける必要があり、時として左右の手に持ち替えて使用する。
しかし、特許文献1の考案は、支持部7b、及び歯7f先端を結ぶ線が湾曲し、頭部に密着しているものの、歯部は1箇所しかなく、施術者の使い勝手がよくない。
そこで、本考案は、頭部により密着し、櫛全体で頭部を包むように髪を梳かすことができ、かつ髪を梳かすとき被施術者にリラックス効果を与えるとともに、施術者にとっても使い勝手がよく、整形しやすい、低コストの湾曲状櫛を提供することを目的とする。
本考案は、上記の課題を解決するために、正面孤状に湾曲した第1支持部及び前記第1支持部に連設された第2支持部よりなるフレームと、前記第1支持部の弧内側に一列に隙間をあけ等間隔に各々平行に設けられた複数の歯よりなる第1歯部と、前記第2支持部に前記第1歯部と同一側に一列に隙間をあけ等間隔に各々平行に設けられた複数の歯よりなる第2歯部とからなることを特徴とする湾曲状櫛の構成とし、前記第1支持部先端部が第1歯部方向に湾曲し、第1歯部を構成する歯となり、かつ、前記第2支持部末端部が第2歯部方向に屈曲し、第2歯部を構成する歯となることを特徴とする前記湾曲状櫛の構成とし、前記第2支持部が、屈曲して第1支持部に接続され、前記第1歯部の歯と前記第2歯部の歯とが平行で、かつ、前記第1支持部末端部に接続し、前記第1歯部と第2歯部との間に位置し、歯と同一面に板状の仕切りを設けたことを特徴とする前記何れかに記載の湾曲状櫛の構成とした。
また、前記第2支持部の末端に、前記第2支持部と略同方向に延設され、先端にいくほど細くなる第1末端を設けたことを特徴とする前記いずれかに記載の湾曲状櫛の構成とし、前記第2支持部が、前記第1支持部と正面同一方向に凸の弧状、又は反対方向に凸に弧状で、湾曲櫛正面全体として、それぞれ略M字形状、略S字形状に湾曲したことを特徴とする前記何れかに記載の湾曲状櫛の構成とし、前記第1支持部及び第1支持部の歯と、前記第2支持部及び第2支持部の歯の形状が、それぞれ同一形状であることを特徴とする前記湾曲状櫛の構成とし、前記第1支持部と前記第2支持部の間に第3支持部を設け、前記第3支持部に、隙間をあけ各々平行に複数のストレート形状の歯を、前記フレームの弧状の頂点の接線に対して垂直に設けたことを特徴とする前記湾曲状櫛の構成とした。
正面孤状に湾曲した第1支持部及び前記第1支持部に連設され、前記第1支持部と逆方向に凸に湾曲した第2支持部よりなる平面略S字形状のフレームと、前記第1支持部の弧内側に一列に隙間をあけ等間隔に各々平行に設けられた複数の歯よりなる第1歯部と、前記第2支持部の弧内側で、前記第1歯部と逆方向に一列に隙間をあけ等間隔に各々平行に設けられた複数の歯よりなる第2歯部とからなることを特徴とする湾曲状櫛の構成とした。前記湾曲状櫛の長手方向に対して中央方向の前記第1歯部の一端部と前記第2歯部の一端部が重なった連結部に、平面逆方向にそれぞれの歯が設けられていることを特徴とする前記湾曲状櫛の構成とした。前記湾曲状櫛が、湾曲状櫛平面全体として略S字形状であり、前記第1歯部と第2歯部の歯もそれぞれ平行に設けられたことを特徴とする前段記載の湾曲状櫛の構成とした。
前記第1支持部と前記第2支持部の連結部を、連結方向に略直線状に長く形成し、歯を設けない手で握る把持部としたことを特徴とする前記湾曲状櫛の構成とし、前記把持部の側面に波状の凹凸を形成したことを特徴とする前記湾曲状櫛の構成とした。
また、前記第1歯部の歯の先端を結ぶ線が、前記第1支持部と同一方向に凸の弧状になるような歯の長さを端から中央にいくにしたがい長い歯としたことを特徴とする前記何れかに記載の湾曲状櫛の構成とし、さらに、前記第2歯部の歯の先端を結ぶ線が、前記第1支持部と同一方向に凸の弧状になるような歯の長さを端から中央にいくにしたがい長い歯としたことを特徴とする前記湾曲状櫛の構成とした。
さらに、前記歯が、湾曲状櫛の第1又は第2支持部の弧状の頂点の接線に対して、平面垂直方向にストレートな形状であることを特徴とする前記何れかに記載の湾曲状櫛の構成とし、前記歯が、湾曲状櫛の弧状の頂点の接線に対して、前記第1支持部と前記第2支持部の連結部方向に平面傾けて設けられたことを特徴とする前記何れか1項に記載の湾曲状櫛の構成とした。
加えて、前記歯の略中央部が、前記第1支持部と前記第2支持部の連結部方向と反対方向に凸状に平面湾曲したことを特徴とする前段湾曲状櫛の構成とした。
前記フレームが、平面弧状又は略S字状に湾曲したことを特徴とする前記何れかに記載の湾曲状櫛の構成とし、前記歯の先端が、前記支持部の平面垂直下方向の前後一方に位置するよう前記歯が傾いて前記支持部に連結したことを特徴とする前記何れかに記載の湾曲状櫛の構成とした。
本考案の湾曲状櫛は、上記構成であるから、次の効果を発揮する。頭部により密着し、櫛全体で頭部を包むように髪を梳かすことができ、かつ髪を梳かすとき被施術者にリラックス効果を与えるとともに、施術者にとっても使い勝手がよく、整形しやすい。また低コストで製造可能である。
以下、添付図面に基づき、本考案である湾曲状櫛について詳細に説明する。
図1は、本考案である湾曲状櫛の第1の実施形態を示す図である。図1(A)は本考案である湾曲状櫛1の正面図、(B)は平面図、(C)は左側面図、(D)はA−A線断面図である。
湾曲状櫛1は、正面孤状に湾曲した第1支持部1b及び第1支持部1bに連設された第2支持部1cよりなるフレーム1aと、第1支持部1bの弧内側に一列に隙間1kをあけ等間隔に各々平行に設けられた複数の同一形状の歯1fよりなる第1歯部1eと、第2支持部1cに第1歯部1eと同一側に一列に隙間1lをあけ等間隔に各々平行に設けられた複数の同一形状の歯1hよりなる第2歯部1gとからなる。
湾曲状櫛1の素材としては樹脂が好ましく、金型による一体成型が低コストで望ましい。以下、本考案の湾曲状櫛の素材、成型についても同じ。
第1支持部1bと、第2支持部1cは、約150度の角度θ2をもって接続される。角度θ2は、120度〜160度の範囲が、施術者にとって使い勝手がよい。
第1支持部1bは、頂点を略中心に略左右対称に湾曲している。第1支持部1bは、頂点の接線(破線β)と平行な第1支持部1b末端を通る破線αに対して約15度の角度θ1をもっている。
歯1fは、第1支持部1bの頂点の接線(破線β)に対して、正面垂直方向(点線γ)の第1支持部1bの弧の内側に隙間1kを有し列設される。その形状は、ストレートかつ同じ長さで、それぞれ同一形状である。その結果、歯1fの先端を結ぶ線(点線)は、第1支持部1bとほぼ同形状の弧を描く。従って、第1支持部1b、第1歯部1eは全体として弧状に湾曲する。
第2支持部1cは、上述のように屈曲して第1支持部1bに接続され、第1支持部1bとは正面反対方向に凸に湾曲している。その結果湾曲状櫛1は、正面全体として略S字形状をしている。
第2支持部1cに設けられる第2歯部1gを構成する歯1hは、歯1f同様破線βに対して正面垂直方向(点線δ)に等間隔の隙間1lを有し、歯1fと同一面で弧内に列設されている。その結果、歯1fと歯1hは正面視、平行になる。第2支持部1cと歯1hとは、約70度の角度θ3になる。また、隙間1lは、隙間1kより狭くすると使い勝手がよい。
歯1f、1hが接続する第1、第2支持部1b、1c部分は、薄く肉薄部1nを形成し、歯1f、1h強度、形状を維持する。
また、図1(B)平面図で明らかなように、湾曲状櫛1は平面直線である。なお、前記フレーム1aが、平面弧状又は略S字状に湾曲してもよい。さらに、歯1fの先端が、第1支持部1bの平面垂直下方向の前後一方に位置するよう前記歯1fが傾いて、或いは湾曲してもよい。
第1支持部1bの先端部1dは、第1歯部1e方向に湾曲し、第1歯部1eを構成する歯となる。また第2支持部2cの末端部1iは第2歯部1g方向に屈曲し、第2歯部1gを構成する歯となる。これにより、被施術者に違和感を与えることなく、癒し効果を与える。また、その形状は金型により容易に成型することができる。
さらに、第1支持部1bと第2支持部1cの連結部1mに方向の第1支持部1b末端部に接続し、第1歯部1eと第2歯部1gとの間に位置し、歯1f、1hと同一面に板状の仕切り1jがある。仕切り1jは、指を掛ける部分、模様を描く部分として使用できる。先端部1dの先端と、第1支持部1b末端に位置する仕切り1jとを結んだ線(破線)は、破線βと平行で、正面全体として第1支持部は湾曲している。
図2は、本考案である湾曲状櫛の第2の実施形態を示す図である。図2(A)は本考案である湾曲状櫛2の正面図、(B)は平面図、(C)は左側面図、(D)はB−B線断面図である。
湾曲状櫛2は、正面孤状に湾曲した第1支持部2b及び第1支持部2bに連設され、第1支持部2bと逆方向に凸に湾曲した第2支持部2cよりなる平面略S字形状のフレーム2aと、第1支持部2bの弧内側に一列に隙間2hをあけ等間隔に各々平行に設けられた複数の歯2gよりなる第1歯部2fと、第2支持部2cの弧内側で、第1歯部2fと逆方向に一列に隙間2jをあけ等間隔に各々平行、且つ第1歯部2iの歯2gとも平行に設けられた複数の歯2kよりなる第2歯部2iとからなる。
また、湾曲状櫛2は、長手方向に対する中央方向の第1歯部2fの一端部と第2歯部2iの一端部が重なった連結部2lを有し、その連結部2lには、平面逆方向にそれぞれの歯2g、2kが設けられている。
ストレート形状な歯2g、2kは、それぞれ第1支持部2b、第2支持部2cの弧の頂点の接線(破線α)に対して平面垂直方向に、接続する。また、第1歯部2f及び第2歯部2iの歯2g、2eの先端(先端部2d、末端部2eを含む)を結ぶ線(点線)が、それぞれ第1、第2支持部2b、2cと同一方向に凸の弧状になるように、歯2g、2kの長さをそれぞれ端から中央にいくにしたがい長い歯にしている。このようにしてなる湾曲状櫛2は、湾曲状櫛2正面全体として略S字形状である。
また、図2(B)平面図で明らかなように、湾曲状櫛2は平面直線である。なお、前記フレーム2aが、全体として平面弧状、又は第1支持部2bと第2支持部2cが逆方向に凸の略S字状、或いは第1支持部2bと第2支持部2cが同一方向に凸の略M字形状に湾曲してもよい。さらに、歯2g、2kの先端が、第1、第2支持部2b、2cの平面垂直下方向の前後それぞれ同一方向に位置するよう前記歯2g、2kが傾いて、或いは湾曲してもよい。
なお、先端部2d、末端部2eは、それぞれ歯として機能するとともに、落下等による歯の破損を防止する機能も有する。また、図2(C)で明らかなように、先端部2d、真端部2eは、第1支持部2b、第2支持部2cのそれぞれの頂点を越えないよう整形されている。
図3は、本考案である湾曲状櫛の第3の実施形態を示す図である。図3(A)は本考案である湾曲状櫛3の正面図、(B)は平面図、(C)は左側面図、(D)はC−C線断面図である。
湾曲状櫛3は、正面孤状に湾曲した第1支持部3b及び第1支持部3bに連結部3jで連設された第2支持部3cよりなるフレーム3aと、第1支持部3bの弧内側に一列に隙間3lをあけ等間隔に各々平行に設けられた複数の歯3fよりなる第1歯部3eと、第2支持部3cに第1歯部3eと同一側に一列に隙間3mをあけ等間隔に各々平行に設けられた複数の歯3hよりなる第2歯部3gとからなる。
前記第2支持部3が、屈曲して第1支持部3に接続され、角度θ1は約30度、角度θ2は約130度、角度θ3は約20度である。
第2支持部3cの末端に、第2支持部3cと略同方向に延設され、先端にいくほど細くなる第1末端部3iを設けた。また、第2支持部3cには、歯3hと略平行に第2歯部3gの歯を構成する第2末端部3kを形成する。第1支持部3bの先端部3d及び第2支持部3cの第2末端部3kともに歯3f、3hの欠けを防止する。
実施例1同様に、歯3fは、第1支持部3bの頂点の接線(破線α)に対して平面垂直方向(点線β)に延設され、第1歯部3eの歯3fの先端を結ぶ線(点線)が、第1支持部3bと同一方向に凸の弧状になるような歯の長さを第1支持部3bの両端から中央にいくにしたがい長い歯とした。
第2支持部3cの歯3hは、第1支持部3bの頂点の接線(破線α)に対して平面垂直方向(点線β)に延設され、第1支持部3bの歯3fとも平行である。第2歯部3gの歯3hの先端を結ぶ線(一点鎖線)も弧状で、歯3hは、第2末端部3kに向かうにしたがい長い。なお、第1末端部3iと第2末端部3kの間には、歯は無く、第1末端部3iは髪をかき分けることに利用できる。
また、図3(B)平面図で明らかなように、湾曲状櫛3は平面直線である。なお、前記フレーム3aが、全体として平面弧状、又は第1支持部3bと第2支持部3cが逆方向に凸の略S字状、或いは第1支持部3bと第2支持部4cが同一方向に凸のW形状に湾曲してもよい。さらに、歯3f、3hの先端が、第1、第2支持部3b、3cの平面垂直下方向の前後それぞれ同一方向に位置するよう前記歯3f、3hが傾いて、或いは湾曲してもよい。
図4は、本考案である湾曲状櫛の第4の実施形態を示す図である。図4(A)は本考案である湾曲状櫛4の正面図、(B)は平面図、(C)はD−D線断面図、(D)は歯4hの形状を説明する平面図である。
湾曲状櫛4は、正面孤状に湾曲した第1支持部4b及び第1支持部4bに連設され、第1支持部4bと同一方向に凸の弧状に湾曲した第2支持部4cよりなるフレーム4aと、第1支持部4bの弧内側に一列に隙間4nをあけ等間隔に各々平行に設けられた複数の歯4fよりなる第1歯部4eと、第2支持部4cの弧内側に一列に隙間4nをあけ等間隔に各々平行に設けられた複数の歯4hよりなる第2歯部4gとからなる。
また、第1支持部4bと第2支持部4cとは、同一方向に凸の弧状に湾曲した同形状で、第1歯部4eの歯4fと、第2歯部4gの歯4hも湾曲の向きは異なるが、連結部4jを挟み対応するそれぞれの歯4f、4hは同一形状である。即ち、第1、第2支持部4b、4c及び第1、第2歯部4gは、連結部4jの位置で左右対象である。
第1、第2歯部4gの歯4f、4hの先端4kを結ぶ線(点線)も、第1、第2支持部4b、4cと同一方向に凸の弧状になっている。従って、それぞれの歯4f、4hの長さは、両端から中央にいくにしたがい長い歯となる。
また、第1支持部4bの先端部4dと、第2支持部4cの末端部4iは、それぞれ歯としての機能、第1、第2歯部4e、4gの歯4f、4hの破損防止機能も発揮する。先端部4d、連結部4j、末端部4iの先端は、一直線(一点破線δ)上にある。
また、歯4f、4hは、図4(D)に示したように、第1、第2支持部4b、4cの頂点の接線(破線α)に対して、平面垂直方向(点線β)から歯4f、4hの先端4kが連結部4j方向に傾いて位置し、かつ中央部4mが反連結部4j方向に凸の弧状に湾曲している。即ち、歯4f、4hの付け根4lと先端4kを結ぶ線(点線γ)と点線βとの内角θ1分だけ、先端4kは連結部4jによっている。角θは、約10度である。これら歯の傾き、形状は他の実施例に採用することもできる。
また、図4(B)平面図で明らかなように、湾曲状櫛4は平面直線である。なお、前記フレーム4aが、全体として平面弧状、又は第1支持部4bと第2支持部4cが逆方向に凸の略S字状、或いは第1支持部4bと第2支持部4cが同一方向に凸のW形状に湾曲してもよい。さらに、歯4f、4hの先端が、第1、第2支持部3b、3cの平面垂直下方向の前後それぞれ同一方向に位置するよう前記歯4f、4hが傾いて、或いは湾曲してもよい。
図5は、本考案である湾曲状櫛の第5の実施形態を示す図である。図5(A)は本考案である湾曲状櫛5の正面図、(B)は平面図、(C)はF−F線断面図、(D)は歯4hの形状を説明する平面図である。
湾曲状櫛5は、実施例4の湾曲状櫛4の連結部4jを第1、第2支持部4b、4cの凸方向に向け窪んだ形状で、その部分にも歯を設けたのものであり、中心(一点鎖線β)において左右対称である。
即ち、湾曲状櫛5は、正面孤状に湾曲した第1支持部5b、第1支持部5bと同形状の第2支持部5c、第1支持部5bと第2支持部5cを連結する反第1、第2支持部5b、5c方向
に凸に湾曲した第3支持部5jよりなるフレーム5aと、第1支持部5bの弧内側に一列に隙間5mをあけ等間隔に各々平行に設けられた複数の歯5fよりなる第1歯部5eと、第2支持部5cの弧内側に一列に隙間5nをあけ等間隔に各々平行に設けられた複数の歯5hよりなる第2歯部5gと、第3支持部5jの弧外であって、第1歯部5eと第2歯部5g側と同一方向に一列に隙間5oをあけ等間隔に各々平行に設けられた複数の歯5lよりなる第3歯部5kとからなる。
図5(D)に示したように、第1歯部5e及び第2歯部5gの歯5f、5hは、第1、第2支持部5b、5cの頂点の接線(破線α)に対して、歯の付け根5qから平面垂直方向(点線γ)に歯5f、5hの先端5pが位置する。そして、歯5f、5hの中央部5rは、反第3歯部5kの方向に凸の弧状に湾曲している。これら歯5f、5hの形状は他の実施例に採用することもできる。
他方、第3歯部5kの歯は、第1、第2支持部5b、5cの頂点の接線(破線α)に対して、歯の付け根5qから平面垂直方向(点線γ)に歯5f、5hの先端5p及び中心部5rが位置するストレート形状である。
フレーム5aの先端部5d、末端部5iは、それぞれ歯としての機能、第1、第2歯部4e、4gの歯4f、4hの破損防止機能も発揮する。
また、第1歯部5e及び第3歯部5kの歯5f、5lの先端を結んだ線(点線)が、先端部5d側から中心線(破線β)まで第1支持部5bと同一方向に凸の湾曲になるよう、
歯5f、5lの長さが調節されている。第2歯部5g及び第3歯部5kの歯5h、5oも同様である。さらに、歯5f、5h、5oの先端5pは、先端部5dと末端部5i結んだ線(点線)より内側に位置する。
また、図5(B)平面図で明らかなように、湾曲状櫛5は平面直線である。なお、前記フレーム5aが、全体として平面弧状、又は第1支持部5bと第2支持部5cが逆方向に凸の略S字状、或いは第1支持部5bと第2支持部5cが同一方向に凸のW形状に湾曲してもよい。さらに、歯5f、5hの先端が、第1、第2支持部5b、5cの平面垂直下方向の前後それぞれ同一方向に位置するよう前記歯5f、5hが傾いて、或いは湾曲してもよい。
図6は、本考案である湾曲状櫛の第6の実施形態を示す図である。図6(A)は本考案である湾曲状櫛6の正面図、(B)は平面図、(C)はG−G線断面図である。
湾曲状櫛6は、実施例2の第1支持部2bと第2支持部2cの連結部2lを、連結方向に略直線(破線γ)状に長く形成し、歯を設けない手で握る把持部6jとしたものである。さらに、湾曲状櫛6は、破線γと第1、第2支持部6b、6cの等距離にある破線δの交点Pにおいて点対称である。
即ち、湾曲状櫛6は、正面孤状に湾曲した第1支持部6b、第1支持部6bと逆方向に凸に湾曲した第2支持部6c、第1支持部6b及び第2支持部6cを連結する歯を設けない手で握る部分である把持部6jよりなる平面略S字形状のフレーム6aと、第1支持部6bの弧内側に一列に隙間6kをあけ等間隔に各々平行に設けられた複数の歯6fよりなる第1歯部6eと、第2支持部6cの弧内側で、第1歯部6eと逆方向に一列に隙間6kをあけ等間隔に各々平行に設けられた複数の歯6hよりなる第2歯部6gとからなる。
歯6f、6hは、実施例5の形態と同様で、第1支持部、第2支持部6cの頂点の接線(破線α)に対して、平面垂直方向(点線β)に、歯の付け根、歯の先端が位置し、反把持部6j方向に凸の平面湾曲形状である。
また、第1歯部6eと第2歯部6gの歯6f、6hの先端(先端部6d、末端部6iを含む)を結ぶそれぞれの線(点線)は、それぞれ第1、第2支持部6b、6cと同一方向に凸の弧状になるように、歯6f、6hの長さをそれぞれ端から中央にいくにしたがい長い歯にしている。
歯6f、6hの先端を結ぶ線と、第1支持部6b、第2支持部6cの湾曲度を比較すると、歯の先端を結ぶ線(点線)の湾曲が緩やかであり、中央ほど隙間6kの溝が深い。
なお、角θ1は、115度である。また、把持部6jは、側面に波状の凹凸を形成し、手で握りやすくしている。フレーム6aの先端部6d、末端部6iは、それぞれ歯としての機能、第1、第2歯部6e、6gの歯6f、6hの破損防止機能も発揮する。
また、図6(B)平面図で明らかなように、湾曲状櫛6は平面直線である。なお、第1支持部6e、第2支持部6gが、全体として平面弧状、又は第1支持部2bと第2支持部2cが逆方向に弧状、或いは第1支持部2bと第2支持部2cが同一方向に凸の弧状に湾曲してもよい。さらに、歯6f、6eの先端が、第1、第2支持部2b、2cの平面図において、上下それぞれ同一方向にずれて位置するよう前記歯6f、6eが傾いて、或いは湾曲してもよい。
本考案である湾曲状櫛の第1の実施形態を示す図である。 本考案である湾曲状櫛の第2の実施形態を示す図である。 本考案である湾曲状櫛の第3の実施形態を示す図である。 本考案である湾曲状櫛の第4の実施形態を示す図である。 本考案である湾曲状櫛の第5の実施形態を示す図である。 本考案である湾曲状櫛の第6の実施形態を示す図である。 特許文献1の櫛を示す図である。
符号の説明
1 湾曲状櫛
1a フレーム
1b 第1支持部
1c 第2支持部
1d 先端部
1e 第1歯部
1f 歯
1g 第2歯部
1h 歯
1i 末端部
1j 仕切り
1k 隙間
1l 隙間
1m 連結部
1n 肉薄部
2 湾曲状櫛
2a フレーム
2b 第1支持部
2c 第2支持部
2d 先端部
2e 末端部
2f 第1歯部
2g 歯
2h 隙間
2i 第2歯部
2j 隙間
2k 歯
2l 連結部
3 湾曲状櫛
3a フレーム
3b 第1支持部
3c 第2支持部
3d 先端部
3e 第1歯部
3f 歯
3g 第2歯部
3h 歯
3i 第1末端部
3j 連結部
3k 第2末端部
3l 隙間
3m 隙間
4 湾曲状櫛
4a フレーム
4b 第1支持部
4c 第2支持部
4d 先端部
4e 第1歯部
4f 歯
4g 第2歯部
4h 歯
4i 末端部
4j 連結部
4k 先端
4l 付け根
4m 中央部
4n 隙間
5 湾曲状櫛
5a フレーム
5b 第1支持部
5c 第2支持部
5d 先端部
5e 第1歯部
5f 歯
5g 第2歯部
5h 歯
5i 末端部
5j 第3支持部
5k 第3歯部
5l 歯
5m 隙間
5n 隙間
5o 隙間
5p 先端
5q 付け根
5r 中央部
6 湾曲状櫛
6a フレーム
6b 第1支持部
6c 第2支持部
6d 先端部
6e 第1歯部
6f 歯
6g 第2歯部
6h 歯
6i 末端部
6j 把持部
6k 隙間
7 櫛
7a フレーム
7b 支持部
7c 取っ手
7d 先端部
7e 歯部
7f 歯

Claims (19)

  1. 正面孤状に湾曲した第1支持部及び前記第1支持部に連設された第2支持部よりなるフレームと、前記第1支持部の弧内側に一列に隙間をあけ等間隔に各々平行に設けられた複数の歯よりなる第1歯部と、前記第2支持部に前記第1歯部と同一側に一列に隙間をあけ等間隔に各々平行に設けられた複数の歯よりなる第2歯部と、からなることを特徴とする湾曲状櫛。
  2. 前記第1支持部先端部が第1歯部方向に湾曲し、第1歯部を構成する歯となり、かつ、前記第2支持部末端部が第2歯部方向に屈曲し、第2歯部を構成する歯となることを特徴とする請求項1に記載の湾曲状櫛。
  3. 前記第2支持部が、屈曲して第1支持部に接続され、前記第1歯部の歯と前記第2歯部の歯とが平行で、かつ、前記第1支持部末端部に接続し、前記第1歯部と第2歯部との間に位置し、歯と同一面に板状の仕切りを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の湾曲状櫛。
  4. 前記第2支持部の末端に、前記第2支持部と略同方向に延設され、先端にいくほど細くなる第1末端を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の湾曲状櫛。
  5. 前記第2支持部が、前記第1支持部と正面同一方向に凸の弧状、又は反対方向に凸に弧状で、湾曲櫛正面全体として、それぞれ略M字形状、略S字形状に湾曲したことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の湾曲状櫛。
  6. 前記第1支持部及び第1支持部の歯と、前記第2支持部及び第2支持部の歯の形状が、それぞれ同一形状であることを特徴とする請求項5に記載の湾曲状櫛。
  7. 前記第1支持部と前記第2支持部の間に第3支持部を設け、前記第3支持部に、隙間をあけ各々平行に複数のストレート形状の歯を、前記フレームの弧状の頂点の接線に対して垂直に設けたことを特徴とする請求項6に記載の湾曲状櫛。
  8. 正面孤状に湾曲した第1支持部及び前記第1支持部に連設され、前記第1支持部と逆方向に凸に湾曲した第2支持部よりなる平面略S字形状のフレームと、前記第1支持部の弧内側に一列に隙間をあけ等間隔に各々平行に設けられた複数の歯よりなる第1歯部と、前記第2支持部の弧内側で、前記第1歯部と逆方向に一列に隙間をあけ等間隔に各々平行に設けられた複数の歯よりなる第2歯部と、からなることを特徴とする湾曲状櫛。
  9. 前記湾曲状櫛の長手方向に対して中央方向の前記第1歯部の一端部と前記第2歯部の一端部が重なった連結部に、平面逆方向にそれぞれの歯が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の湾曲状櫛。
  10. 前記湾曲状櫛が、湾曲状櫛平面全体として略S字形状であり、前記第1歯部と第2歯部の歯もそれぞれ平行に設けられたことを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の湾曲状櫛。
  11. 前記第1支持部と前記第2支持部の連結部を、連結方向に略直線状に長く形成し、歯を設けない手で握る把持部としたことを特徴とする請求項8に記載の湾曲状櫛。
  12. 前記把持部の側面に波状の凹凸を形成したことを特徴とする請求項11に記載の湾曲状櫛。
  13. 前記第1歯部の歯の先端を結ぶ線が、前記第1支持部と同一方向に凸の弧状になるような歯の長さを端から中央にいくにしたがい長い歯としたことを特徴とする請求項1〜請求項12の何れか1項に記載の湾曲状櫛。
  14. さらに、前記第2歯部の歯の先端を結ぶ線が、前記第1支持部と同一方向に凸の弧状になるような歯の長さを端から中央にいくにしたがい長い歯としたことを特徴とする請求項13に記載の湾曲状櫛。
  15. 前記歯が、湾曲状櫛の第1又は第2支持部の弧状の頂点の接線に対して、平面垂直方向にストレートな形状であることを特徴とする請求項1〜請求項14の何れか1項に記載の湾曲状櫛。
  16. 前記歯が、湾曲状櫛の弧状の頂点の接線に対して、前記第1支持部と前記第2支持部の連結部方向に平面傾けて設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項14の何れか1項に記載の湾曲状櫛。
  17. 前記歯の略中央部が、前記第1支持部と前記第2支持部の連結部方向と反対方向に凸状に平面湾曲したことを特徴とする請求項14又は請求項15に記載の湾曲状櫛。
  18. 前記フレームが、平面弧状又は略S字状に湾曲したことを特徴とする請求項1〜請求項17の何れか1項に記載の湾曲状櫛。
  19. 前記歯の先端が、前記各支持部の平面垂直下方向の前後一方に位置するよう前記歯が傾いて、或いは湾曲して前記各支持部に連結したことを特徴とする請求項1〜請求項18の何れか1項に記載の湾曲状櫛。
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