JP3146855U - リード式逆止弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】弁箱1と、上記弁箱に設けられた流体流入ポート9と、上記弁箱に設けられた流体流出ポート11と、上記弁箱に設けられ上記流体流入ポートと流体流出ポートを連通する流体流通路と、上記流体流通路の途中に設けられた弁部と、上記弁部を開閉するように設置され上記流体流入ポート側から流体流出ポート側への流体の正規の流れを許容すると共に逆流を規制するリード型弁体35と、を設置する。
【選択図】図2
Description
まず、リフト型弁体117が上下方向に繰り返し往復動する構成になっているので、長期間動作させるとリフト型弁体117と弁室113のガイド部との摩擦、摩耗による動作不良、固着が発生してしまうことがあった。特に、脈動が大きなラインで使用した場合には作動不良が顕著なものとなり、又、弁体の着座時衝突音が著しく増大することもあった。
又、弁箱101及びリフト型弁体117の材質としては様々なものがあるが、例えば、黄銅製とした場合には、周囲環境によっては緑青が発生し、この緑青が原因して、動作不良、固着が発生することもあった。
又、請求項2によるリード式逆止弁は、請求項1記載のリード式逆止弁において、上記弁部における上記リード型弁体によるシート部にはOリングが設置されていることを特徴とするものである。
又、請求項3によるリード式逆止弁は、請求項2記載のリード式逆止弁において、上記流体流通路は上記流体流入ポート側の流体流入路と上記流体流出ポート側の流体流出路とこれら流体流入路と流体流出路を結ぶ弁室とから構成されていて、上記リード型弁体は上記弁室内に設置されていてその基端側には上記流体流出路に連通する貫通穴が形成されていることを特徴とするものである。
又、請求項4によるリード式逆止弁は、請求項3記載のリード式逆止弁において、上記リード型弁体の背面側には上記貫通穴に連通する貫通穴を備えた弁受けが設置されていることを特徴とするものである。
又、請求項5によるリード式逆止弁は、請求項2記載のリード式逆止弁において、上記シート部にはその開口の幅が底部の幅よりも狭くなるように形成された環状溝が設けられていて、上記Oリングはこの環状溝内に内装されていることを特徴とするものである。
又、請求項6によるリード式逆止弁は、請求項5記載のリード式逆止弁において、上記環状溝の一部は外周側に拡開されていて、Oリング着脱時に使用する保守用開口部になっていることを特徴とするものである。
又、請求項7によるリード式逆止弁は、請求項4記載のリード式逆止弁において、上記リード型弁体の基端部の下には高さ調整用のスぺーサが設置されていることを特徴とするものである。
又、請求項8によるによるリード式逆止弁は、請求項3記載のリード式逆止弁において、上記弁箱は弁箱本体と蓋から構成されていて、上記弁室は上記弁箱本体と上記蓋との間に設けられていることを特徴とするものである。
又、請求項9によるリード式逆止弁は、請求項1〜請求項8の何れかに記載のリード式逆止弁において、コンプレッサの吐出口に取り付けられるものであることを特徴とするものである。
又、請求項2によるリード式逆止弁は、請求項1記載のリード式逆止弁において、 上記弁部における上記リード型弁体によるシート部にはOリングが設置されている構成になっているので、シート部の封止性能が向上することは勿論のこと、低騒音化を図ることができる。又、保守・点検に際してはOリングのみの交換で済み保守・点検に要する費用を軽減させることができる。
又、請求項3によるリード式逆止弁は、請求項2記載のリード式逆止弁において、上記流体流通路は上記流体流入ポート側の流体流入路と上記流体流出ポート側の流体流出路とこれら流体流入路と流体流出路を結ぶ弁室とから構成されていて、上記リード型弁体は上記弁室内に設置されていてその基端側には上記流体流出路に連通する貫通穴が形成されている構成になっているので、リード式逆止弁自体を小型化することができる。
又、請求項4によるリード式逆止弁は、請求項3記載のリード式逆止弁において、上記リード型弁体の背面側には上記貫通穴に連通する貫通穴を備えた弁受けが設置されている構成になっているので、リード型弁体の動作を安定したものとすることができる。
又、請求項5によるリード式逆止弁は、請求項2記載のリード式逆止弁において、上記シート部にはその開口の幅が底部の幅よりも狭くなるように形成された環状溝が設けられていて、上記Oリングはこの環状溝内に内装されている構成になっているので、Oリングが不用意に脱落してしまうようなことを防止することができる。
又、請求項6によるリード式逆止弁は、請求項5記載のリード式逆止弁において、上記環状溝の一部は外周側に拡開されていてOリング着脱時に使用する保守用開口部になっている構成になっているので、Oリングの交換作業が容易化されるものである。
又、請求項7によるリード式逆止弁は、請求項4記載のリード式逆止弁において、上記リード型弁体の基端の下には高さ調整用のスぺーサが設置されている構成になっているので、リード型弁体の高さを適正に調整してセットすることができ、それによって、安定した動作が得られるものである。
又、請求項8によるリード式逆止弁は、請求項3記載のリード式逆止弁において、上記弁箱は弁箱本体と蓋から構成されていて、上記弁室は上記弁箱本体と上記蓋との間に設けられているので、蓋を開くことにより保守・点検を容易に行うことができる。
又、請求項9によるリード式逆止弁は、請求項1〜請求項8の何れかに記載のリード式逆止弁において、コンプレッサの吐出口に取り付けられるものであるので、コンプレッサの吐出口における流体の逆流を長期間防止することができる。
尚、この実施の形態の場合には上記流体流入口19が弁部の一部として機能することになる。
尚、上記リード型弁体35の材質としては様々なものが想定されるが、この実施の形態の場合には特殊鋼製となっている。
尚、上記弁受け41の材質としては様々なものが想定されるが、この実施の形態の場合にはSUS304製となっている。
まず、図2に示すように、流体が流体流入ポート9側から流体流出ポート11側に流通しようとすると、リード型弁体35は流体の圧力によって弁室7側に弾性変形する。その結果、上記流体流入口19は開放され、流体は弁室7内に流入し、さらに、上記弁受け41の貫通孔43及び上記リード型弁体35の貫通孔37及び流体流出口23及び流体流出路21を経て、流体流出ポート11側へ流出していく。
まず、リード型弁体35を使用したガイドレス構造であり、よって、従来のリフト式弁体の場合に懸念された摩擦、摩耗に起因した各種問題を一掃することができる。
又、リード型弁体35の場合には質量も小さくて済むので、上記ガイドレス構造と相まって応答性が大幅に向上し、脈動に対しても強くなる。
又、上記リード型弁体35による弁シート部にはOリング27が設置されている構成になっているので、弁シート部の封止性能が向上することは勿論のこと、低騒音化を図ることができる。
又、保守・点検に際してはOリング27のみの交換で済み保守・点検に要する費用を軽減させることができる。
又、リード型弁体35の基端側及び弁受け41の基端側には流体流出口23に連通する貫通孔37、43が形成されているので、リード式逆止弁自体を小型化することができる。すなわち、リード型弁体35と弁受け41を流体流出口23に対して重ならないように配置しようとするとその分全体が大きくなってしまう。これに対して、この実施の形態の場合には、リード型弁体35と弁受け41を流体流出口23に対して重なるように配置しているので、その分全体を小型化させることができるものである。
又、リード型弁体35の背面側には弁受け41が設置されている構成になっているので、リード型弁体35の動作を安定したものとすることができる。
又、開口の幅が底部の幅よりも狭くなるように形成された環状溝25内にOリング27を内装するように構成しているので、Oリング27が不用意に脱落してしまうようなことを防止することができる。
又、Oリング27の着脱時に使用する保守用開口部25aが形成されているので、Oリング27の交換作業が容易化されるものである。
又、リード型弁体35の基端の下には高さ調整用のスぺーサ36が設置されているので、リード型弁体35の高さを適正に調整してセットすることができ、それによって、安定した動作が得られるものである。
又、弁箱1は弁箱本体3と蓋5から構成されているので、蓋5を開くことにより保守・点検を容易に行うことができる。
例えば、弁箱を弁箱本体と蓋とからなる構成とするのではなく、これらが一体となった構成も考えられる。
又、流体流入ポートと流体流出ポートの位置関係も向かい合った面に存在するものに限らず、同じ面に存在してもよいし、互いに直交する面に存在してもよい。
又、リード型弁体の形状や大きさは図示したものに限定されない。
又、各部品の材質についてはこれを特に限定するものではない。
3 弁箱本体
5 蓋
7 弁室
9 流体流入ポート
11 流体流出ポート
17 流体流入路
19 流体流入口
21 流体流出路
23 流体流出口
25 環状溝
25a 保守用開口部
27 Oリング
35 リード型弁体
37 貫通孔
41 弁受け
43 貫通孔
Claims (9)
- 弁箱と、上記弁箱に設けられた流体流入ポートと、上記弁箱に設けられた流体流出ポートと、上記弁箱に設けられ上記流体流入ポートと上記流体流出ポートを連通する流体流通路と、上記流体流通路の途中に設けられた弁部と、上記弁部を開閉するように設置され上記流体流入ポート側から上記流体流出ポート側への流体の正規の流れを許容すると共に逆流を規制するリード型弁体と、を具備したことを特徴とするリード式逆止弁。
- 請求項1記載のリード式逆止弁において、
上記弁部における上記リード型弁体によるシート部にはOリングが設置されていることを特徴とするリード式逆止弁。 - 請求項2記載のリード式逆止弁において、
上記流体流通路は上記流体流入ポート側の流体流入路と上記流体流出ポート側の流体流出路とこれら流体流入路と流体流出路を結ぶ弁室とから構成されていて、上記リード型弁体は上記弁室内に設置されていてその基端側には上記流体流出路に連通する貫通穴が形成されていることを特徴とするリード式逆止弁。 - 請求項3記載のリード式逆止弁において、
上記リード型弁体の背面側には上記貫通穴に連通する貫通穴を備えた弁受けが設置されていることを特徴とするリード式逆止弁。 - 請求項2記載のリード式逆止弁において、
上記シート部にはその開口の幅が底部の幅よりも狭くなるように形成された環状溝が設けられていて、上記Oリングはこの環状溝内に内装されていることを特徴とするリード式逆止弁。 - 請求項5記載のリード式逆止弁において、
上記環状溝の一部は外周側に拡開されていて、Oリング着脱時に使用する保守用開口部になっていることを特徴とするリード式逆止弁。 - 請求項4記載のリード式逆止弁において、
上記リード型弁体の基端部の下には高さ調整用のスぺーサが設置されていることを特徴とするリード式逆止弁。 - 請求項3記載のリード式逆止弁において、
上記弁箱は弁箱本体と蓋から構成されていて、上記弁室は上記弁箱本体と上記蓋との間に設けられていることを特徴とするリード式逆止弁。 - 請求項1〜請求項8の何れかに記載のリード式逆止弁において、
コンプレッサの吐出口に取り付けられるものであることを特徴とするリード式逆止弁。
Priority Applications (1)
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JP2008006656U JP3146855U (ja) | 2008-09-22 | 2008-09-22 | リード式逆止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP3146855U true JP3146855U (ja) | 2008-12-04 |
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Family Applications (1)
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JP2008006656U Expired - Lifetime JP3146855U (ja) | 2008-09-22 | 2008-09-22 | リード式逆止弁 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3146855U (ja) |
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2008
- 2008-09-22 JP JP2008006656U patent/JP3146855U/ja not_active Expired - Lifetime
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