JP3146721U - 掻き毟り防止バンド - Google Patents

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Abstract

【課題】患者の手足を直接締付け又は縛付けることなく皮膚の掻き毟りを抑止することができる掻き毟り防止バンドを提供する。
【解決手段】掻き毟り防止バンド1は、適宜の長さを有する伸縮自在な帯材Gと、その一端側に配設された釦Bと、他端に設けられた挟持手段Pとで構成する。該帯材Gには釦Bに対応する大きさの釦穴Sが穿設されており、釦Bと釦穴Sとを掛止することによって該帯材Gの一端側においてリングを形成することができる。このリングは、ベビーカーやベビーベッド等の適宜の位置に係留するときに用いる。挟持手段Pは、下部挟持板Pb、上部挟持板Paおよびそれらの操作片を備え、各挟持板先端部がこの操作片の回動操作により開閉するようなピンチ材であり、バンド1の使用者の被服等の袖口(又はズボン裾口など)を挟持する。
【選択図】図1

Description

本考案は、特にアトピーなど痒みを伴う皮膚症状を有する乳幼児が自己の皮膚を掻き毟って傷つけてしまうのを防止する掻き毟り防止バンドに関する。
アトピー性皮膚炎は直射日光、空気汚染、ハウスダストなどの生活環境、食物、ストレス等の外的要因、あるいは皮膚の抵抗力低下などの内的要因をはじめ様々な原因により発症するアレルギー性皮膚疾患の一であり、皮膚に極めて強い痒みを感じることからその患者は、特に入眠時にあっては皮膚温度の上昇に因る痒みの増大から、これを掻き毟って患部の治癒が遅れあるいは掻き破った傷口から侵入した皮膚常在細菌ないしアレルゲン等がさらに痒みを増長させて症状を悪化することがある。
これについては、患部を掻き毟らないことが最も肝要であり、患者の手が患部に直接触れないよう拘束衣や拘束具、又はミトンなど着用して対処するのが従来のやり方である。しかし、これでは拘束衣などきちんと装着されているかどうか目を離すことなく監視する必要があり、また何よりも拘束衣に束縛されることによる不自由と不安、特に乳幼児には親をはじめヒトに対する不信感など心身の発育に悪影響が懸念されることもあって、かかるやり方が患者にとって好ましいものでないことは明白である。
上記の問題に対しては、患者の腰部および股部に締着した帯紐に係留して用いる腕バンドや、乳幼児の手足をベビーカーなどに係留固定するベルトなどの技術がすでに提案されている。
ところが、上記の各バンドないしベルトは、いずれもその端部に形成したリング部に患者の手を通しあるいは更にベルト状に巻き付けて固定するものであるため、これが患者の皮膚に食込んで更に苦痛の原因となることがわかった。
そこで本考案は、患者の手足を直接締付け又は縛付けることなく皮膚の掻き毟りを抑止することができる掻き毟り防止バンドの提供をその課題とする。
上記の課題を解決することを目的としてなされた本考案掻き毟り防止バンドの構成は、適宜の長さを有するゴムなどの伸縮自在な紐材ないし帯材の一端側において、当該端をリング状に形成するためのリング形成手段と、他端にはピンチ材などの挟持手段を備え、前記リングをベビーカーの肘掛けなどに係留すると共に前記挟持手段によって使用者着衣の袖口ないし裾口を挟持することを特徴とするものである。
また本考案バンドのリング形成手段は、前記リング形成手段は、前記帯材の一端側に釦を配設すると共にこの釦に適合する釦穴を帯材の適宜の位置に設け、釦を釦穴に掛止してリングを形成するのが望ましい。
さらに本考案バンドの前記ピンチ材は、下部挟持板と上部挟持板の先端部が操作片の回動操作により開閉するように構成することができる。
本考案掻き毟り防止バンドによれば、紐材ないし帯材自体が伸縮自在なゴムなどの部材により構成されるため、従来より使用者が感じていた拘束感を大きく軽減することができる。
また、本考案のバンドは、その端部においてはピンチ材等の挟持手段を備えているので、これにより着衣の袖口や裾口を挟持し使用者の手足を椅子の肘掛けやベッドの手摺等に間接的に固定することができるので、従来のように手首などを直接締め付けて苦痛を与えることもない。
次に、本考案の実施の形態例を図により説明する。図1は本考案に係る掻き毟り防止バンドの一例を示す斜視図、図2は一端側をリング状に形成した状態の本考案掻き毟り防止バンドの斜視図、図3は本考案掻き毟り防止バンドの使用態様の一例を示した図、図4は挟持手段の一例を示した断面図である。
図1において、1は本考案の掻き毟りバンドであって、適宜の長さを有する伸縮自在な帯材Gと、その一端側に配設された釦Bと、他端に設けられた挟持手段Pとを備えてなる。
帯材Gには釦Bに対応する大きさの釦穴Sが穿設されており、図2に示すように、釦Bと釦穴Sとを掛止することによって該帯材Gの一端側においてリングRを形成することができる。このリングRは、ベビーカーやベビーベッドC等の適宜の位置に係留するときに用いる。
挟持手段Pは、たとえば図4に示すように、下部挟持板Pb、上部挟持板Paおよびそれらの操作片Pcを備え、各挟持板先端部がこの操作片Pcの回動操作により開閉するようなピンチ材Pであり、図3で例示するように、本考案バンド1の使用者の被服等の袖口L(又はズボン裾口Lなど)を挟持する。
本考案バンド1は、帯材G自体の素材が伸縮自在に構成されているため使用者に対しては抵抗不能な拘束感ではなく段階的な抵抗感として作用し、かつその手足は帯材Gが直接触れて固定保持されるのでなく袖口Lの挟持によってなされるため、使用者が患部を掻き破ってしまうのを抑止しながらも従来型バンドのように帯材が手首等に食込んで苦痛を増すとの不具合を生じることがない。また、本考案バンド1は直接皮膚に触れるものでないため汚れにくく衛生面において優れ、洗濯するのも容易である。
釦穴Sは、本実施例において示すように、帯材Gの長さ方向に適宜の間隔で複数穿設することで係留箇所の形状に合わせて適宜にリングRの大きさを調整することができる。
なお、リング形成手段は、釦Bおよび釦穴Sによる掛止に限られるものではなく、面ファスナによる貼着、リベットによる鋲着、ホック等による係止などその方式は問わない。
本考案は以上の通りであって、紐材ないし帯材が伸縮自在なゴムなどにより構成されるため、従来より使用者が感じていた拘束感を大きく軽減することができ、またその端部においてはピンチ材等の挟持手段を備えているので、これにより着衣の袖口や裾口を挟持し使用者の手足を椅子の肘掛けやベッドの手摺等に間接的に固定することができるので、従来のように手首などを直接締め付けて苦痛を与えることもないとの効果を有するから掻き毟り防止バンドに適用してきわめて有用である。
本考案に係る掻き毟り防止バンドの一例を示す斜視図 一端側をリング状に形成した状態の本考案掻き毟り防止バンドの斜視図 本考案掻き毟り防止バンドの使用態様の一例を示した図 本考案に係る挟持手段の一例を示した断面図
符号の説明
1 掻き毟り防止バンド
G 帯材
S 釦穴
B 釦
R リング
P 挟持手段
Pa 上部挟持板
Pb 下部挟持板
Pc 操作片
L 袖口
C ベビーベッド

Claims (3)

  1. 適宜の長さを有するゴムなどの伸縮自在な紐材ないし帯材と、その一端側においては当該端をリング状に形成するためのリング形成手段と、他端にはピンチ材などの挟持手段とを備え、前記リングをベビーカーの肘掛けなど適宜の箇所に係留すると共に前記挟持手段によって使用者着衣の袖口ないし裾口を挟持できるようにしたことを特徴とする掻き毟り防止バンド。
  2. 前記リング形成手段は、前記帯材の一端側に釦を配設すると共にこの釦に適合する釦穴を帯材の適宜の位置に設け、釦を釦穴に掛止してリングを形成する請求項1のバンド。
  3. 前記ピンチ材は、下部挟持板と上部挟持板の先端部が操作片の回動操作により開閉する請求項1または2のバンド。
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