JP3145906B2 - 調理用玩具 - Google Patents

調理用玩具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理音を発生する
調理用玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】調理音を発生する玩具としては、調理容
器を2重にし、外側の調理容器の内側面にタッチスイッ
チを配置し、この調理容器をあたかも調理するように動
かすことによって、内側の調理容器が移動し、この内側
の調理容器がタッチスイッチに当たって音声発生装置が
作動し、調理音を発生するように設けられているもの
や、調理容器の底部を導電盤と可撓性導電シートとで構
成し、導電盤の上に間隔をおいて可撓性導電シートを配
置し、食品玩具の重量で可撓性導電シートを撓ませて、
該導電シートが導電盤に接触した時に音声発生手段が作
動するように設けられているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の玩具はタッチスイッチが押されたり、導電シートが撓
むことにより音声を発生するもので、このタッチスイッ
チを作動させたり、導電シートを撓ませる為には玩具を
必要以上に動かしたり、食品玩具の大きさや重量に条件
が必要となるためリアル感に欠けるとともに、スイッチ
を作動させる為の構造が複雑になり効果対コストの効率
が芳しくなかった。
【0004】本発明は上記問題点を解消し、簡単な構造
でリアル感のある調理音を出力することができるととも
に、効果対コストの比率を向上させた調理用玩具を提供
することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る調理用玩具は、玩具本体に食品を模し
た物品を載置し、該物品を動かすことによって調理音を
発生する調理用玩具であって、以下の要件を備えたこと
を特徴とする。 (イ) 上記玩具本体の上面には光を取り入れる開口部を形
成し、該開口部の下方には入射光量の変化を検出するセ
ンサを配置したこと (ロ) 玩具本体内部には上記センサの検出結果に基づいて
調理音を出力する音声出力手段を配置したこと (ハ) 上記音声出力手段は入射光量の大きさに比例して調
理音をリニアに変化させるように設けられていること なお、上記物品を透光性部材で形成するとともに、透明
度を変えて形成しても構わない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について説明する。
【0007】図1において符号Aは調理用玩具を示し、
この調理用玩具Aはフライパンを模して形成された玩具
本体1に食品を模した物品2を載置したもので、玩具本
体1の底部は図2に示すように、上底板3と下底板4と
で二重底が形成され、上底板3の略中央には開口部5が
形成され、該開口部5の下方には開口部5から入射する
入射光の光量の変化を検出するセンサ6が配置されると
ともに、音声出力手段Bが配置されている。上記開口部
5には、透明なプラスチック等の蓋部材7が嵌め込まれ
異物が内部に侵入しないように設けられているととも
に、この開口部5には下方に向かって筒部材8が連設さ
れ、この筒部材8の先端はセンサ6の近傍に位置し、開
口部5からの入射光が拡散せずにセンサ6に到達するよ
うに設けられている。
【0008】物品2は野菜や肉を模して上記開口部5よ
りも大きく形成され、開口部5を遮蔽して光を遮断する
ように設けられている。
【0009】なお、図1において、符号9は玩具本体1
に入れた物品2を攪拌するフライがえし、符号10は電
源スイッチを示している。
【0010】上記センサ6は、光の入射光量によって抵
抗値の変化する光導電セル(CdS)で構成され、この
センサ6は図3に示すようにダーリントン接続されたト
ランジスタQ1のベース電流を制御するように設けられ
ている。
【0011】音声出力手段Bは音声合成IC11と、増
幅回路12と、スピーカ13と、電源電池14とで構成
され、上述の上底板3と下底板4との間に配置されてい
る。
【0012】音声合成IC11は、トリガ入力が常時エ
ネーブルに設定され、電源をONにすると予め記憶して
ある音声情報を音声信号AUDに変えて出力するように
設けられているもので、この音声合成IC11には調理
音(例えば、野菜や肉を炒める際に発するジャージャー
音)が記憶されている。
【0013】増幅回路12はダーリントン接続された2
つのトランジスタQ1、Q2で構成され、上記音声合成
IC11の出力する音声信号AUDを増幅し、スピーカ
13から調理音として出力するように設けられている。
【0014】なお、この増幅回路12のバイアス電流は
センサ6の抵抗値によりリニアに変化するように設けら
れている。
【0015】上述のように構成された調理用玩具の作動
態様について説明する。
【0016】フライパンを模した玩具本体1を持って電
源スイッチ10を入れると音声合成IC11から音声信
号AUDが出力される。玩具本体1に野菜や肉を模した
物品2を入れる前の状態では開口部5の下に配置された
センサ6への入射光を遮るものがないので、センサ6の
抵抗値が小くなりトランジスタQ1のバイアス電流が小
さくなって入力信号がカットされ、調理音が全く出力さ
れない、もしくは一部が出力されて、恰もフライパンに
ひいた油が焼けるような調理音(例えばジッ、ジッ、・
・・)が出力される。
【0017】玩具本体1の中に野菜や肉を模した物品2
を入れて、恰も調理をしているように玩具本体1を前後
左右に動かすか、フライがえし9で物品2を攪拌するよ
うに動かすと、この物品2が開口部5の上を通過する度
にセンサ6の入射光が遮られるので、センサ6の抵抗値
が大きくなり、バイアス電流が大きくなって音声信号A
UDが歪むことなく増幅されて大きな調理音が出力され
る。
【0018】上述のように、物品2がセンサ6の入射光
を遮らない状態から、物品がセンサ6の入射光を完全に
遮断する状態まで入射光の光量の変化に対応してセンサ
6の抵抗がリニアに変化し、増幅回路12のトランジス
タQ1のバイアス電流を制御するので、音声合成IC1
1から出力される1種類の音声信号AUDをセンサ6に
対する入射光の変化に比例して調理音の大きさをリニア
に変化させて出力するので(図4参照)、簡単な構造で
リアル感のある調理用玩具を実現することができるとと
もに、メカニカルな部分の作動機構を必要としないた
め、製造コストを大幅に低減することができる。
【0019】図5は、調理用玩具の他の例を示し、この
調理用玩具Cはガスレンジを模して形成され、コンロ2
0の上面には開口部21が形成され、前面には電源スイ
ッチ22が配置されている。このコンロ20の内部には
センサ6が配置され、音声出力手段である音声合成IC
11と、増幅回路12と、スピーカ13と、電源電池1
4とが玩具本体23の内部に配置されている。
【0020】この玩具本体23に、底部24aがプラス
チック等の透光性部材で形成されフライパンを摸した調
理容器24を載置し、該調理容器24に野菜や肉を模し
た物品2を入れ、これらの物品2を動かして、調理容器
24の底部24aを透過する光を物品2で遮るようにし
てもよい。
【0021】上述のように構成された調理用玩具は、電
源スイッチ22を回して電源を入れ、食品を模した物品
2を入れた調理容器24をコンロ20の上に置き、調理
容器24を前後左右に動かすか、フライがえし(図示せ
ず)で物品2を攪拌するように動かすことにより、物品
2が開口部21の上方を通過する度に調理容器24の底
部24aを透過したセンサ6に対する入射光を遮ぎるの
で、増幅回路12が作動して調理音をスピーカ13から
出力することができる。
【0022】なお、音声合成IC11に複数の調理音を
記憶させておき、上記電源スイッチ22を左に捻った時
は炒め音(ジャージャー)、右に捻った時は煮物音(グ
ツグツ)の音声信号を選択して出力するようにし、フラ
イパンを模した調理容器をコンロに載せた時は電源スイ
ッチを左に捻り、鍋を模した調理容器をコンロに載せた
時は電源スイッチを右に捻ることにより、調理容器に関
連した調理音を出力するようにしてもよい。
【0023】また、上述の物品をプラスチック等の合成
樹脂やガラス等の透光性部材で形成するとともに、顔料
を加えて透明度の異なる物品を形成しても構わない。透
明度の異なる物品を複数組み合わせることにより物品が
開口部の上を通過しても入射光が完全に遮断されること
がなく、物品の透明度により入射光が異なるので、セン
サ6の抵抗値が微妙に変化して調理音をさらに微妙に変
化させることができ、よりリアル感のある調理用玩具を
実現することができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、玩具本体に載
置した物品を動かすことによりセンサに対する入射光量
を変化させて調理音を出力させるので、複雑なメカニズ
ムを必要とせず、簡単な構造で製造コストの低減を図る
ことができ、効果対コストの効率を著しく向上させるこ
とができる。
【0025】さらに、入射光量の大きさに応じて調理音
の大きさをリニアに変化させることができるので、単に
調理音が出る、出ない、あるいは調理音が変わる、変わ
らないという従来の玩具に比べて、よりリアル感のある
調理音を発生させることができる。
【0026】請求項2の発明によれば、物品が透光性の
部材で形成され、しかも物品毎に透明度が異なっている
ので、物品が開口部を遮蔽した時の入射光が微妙に異な
り、調理音をさらに微妙に変化させることができ、より
リアル感のある調理用玩具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る調理用玩具の斜視図
【図2】上記調理用玩具の構成を示す要部断面図
【図3】音声出力手段の回路図
【図4】音声信号とバイアス電流によって出力される調
理音とを示す説明する波形図
【図5】他の例の調理用玩具の斜視図
【符号の説明】
1 玩具本体 2 物品 5 開口部 6 センサ A 調理用玩具 B 音声出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−34700(JP,U) 実開 平5−78296(JP,U) 実開 昭62−139597(JP,U) 実開 昭62−87700(JP,U) 実開 平3−60994(JP,U) 実開 平2−131491(JP,U) 実開 平5−29798(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63H 1/00 - 37/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玩具本体に食品を模した物品を載置し、
    該物品を動かすことによって調理音を発生する調理用玩
    具であって、以下の要件を備えたことを特徴とする調理
    用玩具。 (イ) 上記玩具本体の上面には光を取り入れる開口部を形
    成し、該開口部の下方には入射光量の変化を検出するセ
    ンサを配置したこと (ロ) 玩具本体内部には上記センサの検出結果に基づいて
    調理音を出力する音声出力手段を配置したこと (ハ) 上記音声出力手段は入射光量の大きさに比例して調
    理音をリニアに変化させるように設けられていること
  2. 【請求項2】 前記物品を透光性部材で形成するととも
    に、透明度を変えて形成したことを特徴とする請求項1
    記載の調理用玩具。
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