JP3145456B2 - フロアパネル - Google Patents
フロアパネルInfo
- Publication number
- JP3145456B2 JP3145456B2 JP35769191A JP35769191A JP3145456B2 JP 3145456 B2 JP3145456 B2 JP 3145456B2 JP 35769191 A JP35769191 A JP 35769191A JP 35769191 A JP35769191 A JP 35769191A JP 3145456 B2 JP3145456 B2 JP 3145456B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- floor panel
- lid
- outlet
- lids
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Floor Finish (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フリーアクセス用のフ
ロアパネルに関するものである。
ロアパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】オフィスルーム等では、床下に配線スペ
ースを確保するために基礎床面から一定高さ浮かせて敷
き詰めるフリーアクセス用のフロアパネルが多く用いら
れている。この場合、特定のフロアパネルには配線を取
り出すためのコンセントを取り付ける必要が生ずること
がある。このような場合、従来は、コンセントの大きさ
に合わせて現場でフロアパネルを切り抜く(又は切り欠
く)方法と、製作段階で予めフロアパネルに孔をあけて
おく方法とがあった。
ースを確保するために基礎床面から一定高さ浮かせて敷
き詰めるフリーアクセス用のフロアパネルが多く用いら
れている。この場合、特定のフロアパネルには配線を取
り出すためのコンセントを取り付ける必要が生ずること
がある。このような場合、従来は、コンセントの大きさ
に合わせて現場でフロアパネルを切り抜く(又は切り欠
く)方法と、製作段階で予めフロアパネルに孔をあけて
おく方法とがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の方法
をとると、切り抜くための専用工具を必要とするととも
に、粉塵を発生させて作業環境を悪化させる。又、製作
後のものに孔をあけることになって強度を低下させる
し、レイアウト替え等で孔が必要なくなったときには元
の状態に戻せない。一方、後者の方法をとっても、コン
セントの大きさ(規格)には種々のものがあるから、一
種類の孔では使用できるコンセントも限られる。このた
め、多くの種類の孔を形成しておくことも考えられる
が、このようにすると、今度は強度の低下を招く。
をとると、切り抜くための専用工具を必要とするととも
に、粉塵を発生させて作業環境を悪化させる。又、製作
後のものに孔をあけることになって強度を低下させる
し、レイアウト替え等で孔が必要なくなったときには元
の状態に戻せない。一方、後者の方法をとっても、コン
セントの大きさ(規格)には種々のものがあるから、一
種類の孔では使用できるコンセントも限られる。このた
め、多くの種類の孔を形成しておくことも考えられる
が、このようにすると、今度は強度の低下を招く。
【0004】本発明は、このような課題を解決するもの
であって、フロアパネルに一番大きなコンセントに合わ
せた孔を形成しておき、この孔を塞ぐ蓋に更に孔を形成
してこの孔に一又は二以上の蓋を取り付け、いずれかの
蓋を外すことでどの大きさのコンセントにも対応できる
ようにしたものである。
であって、フロアパネルに一番大きなコンセントに合わ
せた孔を形成しておき、この孔を塞ぐ蓋に更に孔を形成
してこの孔に一又は二以上の蓋を取り付け、いずれかの
蓋を外すことでどの大きさのコンセントにも対応できる
ようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明は、中央に孔を形成し、この孔に、大小二種
類の蓋を並べた状態で塞がれるコンセントを取り付ける
ための孔を形成した蓋を取り付けてなるフロアパネルを
提供したのである。
め、本発明は、中央に孔を形成し、この孔に、大小二種
類の蓋を並べた状態で塞がれるコンセントを取り付ける
ための孔を形成した蓋を取り付けてなるフロアパネルを
提供したのである。
【0006】
【作用】以上の手段をとることにより、取り付けようと
するコンセントの大きさに合う蓋を取り、その開口部に
コンセントを取り付ければよいことになる。又、コンセ
ントの取付けが不要になったときは、元の蓋を被せてお
くことで、フロアパネルを元の状態に復元できる。
するコンセントの大きさに合う蓋を取り、その開口部に
コンセントを取り付ければよいことになる。又、コンセ
ントの取付けが不要になったときは、元の蓋を被せてお
くことで、フロアパネルを元の状態に復元できる。
【0007】
【実施例】図1は本発明に係るフロアパネルの平面図、
図2は裏面図、図3は中央横断面図、図4は中央縦断面
図であるが、このフロアパネル10は四角形の縁付き容
器形状に成形したボトムシート12に対して同じく四角
形の平板体形状のトップシート14を重ねて一体化し、
間の空間部16にモルタル等の充填材を充填したもので
ある。
図2は裏面図、図3は中央横断面図、図4は中央縦断面
図であるが、このフロアパネル10は四角形の縁付き容
器形状に成形したボトムシート12に対して同じく四角
形の平板体形状のトップシート14を重ねて一体化し、
間の空間部16にモルタル等の充填材を充填したもので
ある。
【0008】以上のフロアパネル10の中央には孔18
が形成される。即ち、ボトムシート12の中央寄りを上
方に彎曲させてトップシート14に到達させて空間部1
6を閉じるとともに、強度面の低下を防ぎ、この到達し
た部分から内方を空虚にしてここを孔18とするのであ
る。尚、ここでの中央とは、フロアパネル10の縁にか
からない内方部分という意味であって、真中という意味
ではない。但し、バランスを考えると、孔18はフロア
パネル10の中央部に形成されるのがもっとも好ましい
であろう。又、トップシート14の中央横断面の内端に
は二片の下方屈曲部20を形成し、コンセントを取り付
ける際の係合体とするとともに、強度面の強化及び製作
時等に生ずる変形の抑制を図っている。
が形成される。即ち、ボトムシート12の中央寄りを上
方に彎曲させてトップシート14に到達させて空間部1
6を閉じるとともに、強度面の低下を防ぎ、この到達し
た部分から内方を空虚にしてここを孔18とするのであ
る。尚、ここでの中央とは、フロアパネル10の縁にか
からない内方部分という意味であって、真中という意味
ではない。但し、バランスを考えると、孔18はフロア
パネル10の中央部に形成されるのがもっとも好ましい
であろう。又、トップシート14の中央横断面の内端に
は二片の下方屈曲部20を形成し、コンセントを取り付
ける際の係合体とするとともに、強度面の強化及び製作
時等に生ずる変形の抑制を図っている。
【0009】次に、この孔18は蓋22で塞がれる。こ
の蓋22は平板体をしており、孔18の周囲に形成され
た凹陥部24にその縁が載せられ、ビス26等で固定さ
れるものである。尚、このとき、トップシート14と蓋
22との上面は面一に設定される。ところで、この蓋2
2にも孔28が形成されており、この孔28は大小二種
類の蓋30、32で塞がれる。
の蓋22は平板体をしており、孔18の周囲に形成され
た凹陥部24にその縁が載せられ、ビス26等で固定さ
れるものである。尚、このとき、トップシート14と蓋
22との上面は面一に設定される。ところで、この蓋2
2にも孔28が形成されており、この孔28は大小二種
類の蓋30、32で塞がれる。
【0010】各蓋30、32の取付けは前記と同様で、
孔28の周囲に形成された(但し、この場合は中央横断
面の内端側のみ)凹陥部34に各蓋30、32を並べた
状態で載せ、ビス36等で固定する。又、蓋22と、こ
の孔28に被せられる各蓋30、32との上面が面一に
設定されるのも同様である。更に、蓋22の孔28の中
央横断面の内端及びこの孔28に被せられる各蓋30、
32の中央縦断面の両端にはそれぞれコンセント取付け
の便等を考慮して下方屈曲部38、40が形成されるの
も同じである。
孔28の周囲に形成された(但し、この場合は中央横断
面の内端側のみ)凹陥部34に各蓋30、32を並べた
状態で載せ、ビス36等で固定する。又、蓋22と、こ
の孔28に被せられる各蓋30、32との上面が面一に
設定されるのも同様である。更に、蓋22の孔28の中
央横断面の内端及びこの孔28に被せられる各蓋30、
32の中央縦断面の両端にはそれぞれコンセント取付け
の便等を考慮して下方屈曲部38、40が形成されるの
も同じである。
【0011】図5はこのフロアパネル10にコンセント
42を取り付けた場合の一部断面図であるが、このフロ
アパネル10はそのコーナー部を支持脚44を用いて基
礎床面46上に支持される。そして、フロアパネル10
にコンセント42を取り付ける必要が生じたときには、
使用されるコンセント42に合う蓋22、30、32を
外し、コンセントを取り付ければよい。尚、この取付け
の際、各蓋22、30、32を固定するビス穴を利用し
てもよい。
42を取り付けた場合の一部断面図であるが、このフロ
アパネル10はそのコーナー部を支持脚44を用いて基
礎床面46上に支持される。そして、フロアパネル10
にコンセント42を取り付ける必要が生じたときには、
使用されるコンセント42に合う蓋22、30、32を
外し、コンセントを取り付ければよい。尚、この取付け
の際、各蓋22、30、32を固定するビス穴を利用し
てもよい。
【0012】ところで、コンセント42はその大きさが
種々あるから、各孔18、28及びこれに被せられる各
蓋22、30、32とも、これに合わせた大きさにして
おけばよい。具体的には、フロアパネル10に形成され
る孔18は一番大きなものに、この孔18に被せられる
蓋22の孔28は二番目のものに、この孔28に被せら
れる大きい方の蓋30は三番目のものに、小さい方の蓋
32は四番目のものにそれぞれ合わせておく等が考えら
れる(図5は蓋22を取って一番大きなコンセント42
を取り付けた例である)。
種々あるから、各孔18、28及びこれに被せられる各
蓋22、30、32とも、これに合わせた大きさにして
おけばよい。具体的には、フロアパネル10に形成され
る孔18は一番大きなものに、この孔18に被せられる
蓋22の孔28は二番目のものに、この孔28に被せら
れる大きい方の蓋30は三番目のものに、小さい方の蓋
32は四番目のものにそれぞれ合わせておく等が考えら
れる(図5は蓋22を取って一番大きなコンセント42
を取り付けた例である)。
【0013】ところで、以上における孔やこれに被せら
れる蓋の数、あるいはその形状等はすべて一例であっ
て、本発明は、これに限定されるものではない。例え
ば、孔や蓋の形状も前記した角形の他に丸形等種々のも
のがある。その他、図6に示すように、蓋22に形成さ
れた孔28に被せられる特定の蓋30の中に更に孔48
をあけ、この孔48に別の蓋50をしておくものも考え
られる。
れる蓋の数、あるいはその形状等はすべて一例であっ
て、本発明は、これに限定されるものではない。例え
ば、孔や蓋の形状も前記した角形の他に丸形等種々のも
のがある。その他、図6に示すように、蓋22に形成さ
れた孔28に被せられる特定の蓋30の中に更に孔48
をあけ、この孔48に別の蓋50をしておくものも考え
られる。
【0014】
【発明の効果】以上、本発明は前記したものであるか
ら、即ち、中央に孔を形成し、この孔に、大小二種類の
蓋を並べた状態で塞がれる孔を形成した蓋を取り付けて
なるものであるから、使用されるコンセントの大きさに
合わせた蓋だけを取れば、必要な孔のみが形成でき、余
の部分の塞ぎの問題等を考慮しなくてもよい。このこと
は、蓋及びフロアパネルの強度も低下させないし、コス
トも高くしない。更に、レイアウト替え等でそれまで使
用していた孔が必要なくなったときには、元の蓋でその
孔を塞いでおくことで、フロアパネルを元の状態に容易
に復元できる。
ら、即ち、中央に孔を形成し、この孔に、大小二種類の
蓋を並べた状態で塞がれる孔を形成した蓋を取り付けて
なるものであるから、使用されるコンセントの大きさに
合わせた蓋だけを取れば、必要な孔のみが形成でき、余
の部分の塞ぎの問題等を考慮しなくてもよい。このこと
は、蓋及びフロアパネルの強度も低下させないし、コス
トも高くしない。更に、レイアウト替え等でそれまで使
用していた孔が必要なくなったときには、元の蓋でその
孔を塞いでおくことで、フロアパネルを元の状態に容易
に復元できる。
【図1】フロアパネルの平面図である。
【図2】フロアパネルの裏面図である。
【図3】フロアパネルの中央横断面図である。
【図4】フロアパネルの中央縦断面図である。
【図5】フロアパネルにコンセントを取り付けた状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図6】フロアパネルの他の実施例を示す平面図であ
る。
る。
【符号の説明】 10 フロアパネル 18 孔 22 蓋 28 孔 30 蓋 32 蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−87956(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 15/024 601 E04F 15/18 H02G 3/28
Claims (2)
- 【請求項1】 中央に孔を形成し、この孔に、大小二種
類の蓋を並べた状態で塞がれるコンセントを取り付ける
ための孔を形成した蓋を取り付けてなるフロアパネル。 - 【請求項2】 請求項1の大小二種類の蓋のうち、少な
くともいずれか一方の蓋に更に孔を形成し、この孔に別
の蓋を取り付けてなるフロアパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35769191A JP3145456B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | フロアパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35769191A JP3145456B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | フロアパネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05171784A JPH05171784A (ja) | 1993-07-09 |
JP3145456B2 true JP3145456B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=18455415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35769191A Expired - Fee Related JP3145456B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | フロアパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3145456B2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP35769191A patent/JP3145456B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05171784A (ja) | 1993-07-09 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |