JP3145261U - 燃料改質装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成でスペース効率が良く、燃焼性を向上させることができ、安全性も高い燃料改質装置を提供する。
【解決手段】ディーゼルエンジン26等に供給する燃料を収容した燃料タンク34の壁面に、燃料中に磁界を発生させる永久磁石24を取り付ける。永久磁石24は、磁性体の燃料タンク34の外壁面に吸着させて固定する。また、空気を浄化するエアフィルタ12に、永久磁石24を取り付けても良い。
【選択図】図4

Description

この考案は、軽油やガソリンなどの石油燃料の燃焼性を改善する燃料改質装置に関する。
従来、特許文献1に開示されているように、石油燃料の燃焼性を向上させるために、燃焼用空気の配管途中の周囲に永久磁石を固定し、中を流れる空気に磁界を印加して、燃焼効率を向上させるものがあった。また、特許文献2,3に開示されているように、石油燃料の配管途中にも磁石を取り付け、燃焼効率を向上させたものも提案されている。
特開2000−297707号公報 特開2005−214188号公報 特開2005−214189号公報
上記従来の技術において、燃料や空気に磁界をかけるために配管の途中に磁石を取り付けなければならず、取付構造が複雑なものとなっていた。特に、近年の自動車のエンジンルームは電子機器の配線やその他電気機器が増加し、空間が少ないものとなっている。従って、空気や燃料の配管途中に磁石を取り付ける余裕がないものであった。さらに、配管途中に磁石を取り付けると、近くに配置された配線を介して電子機器にノイズを発生させる恐れもある。
この考案は、上記従来技術の問題点に鑑みて成されたもので、簡単な構成でスペース効率が良く、燃焼性を向上させることができ、安全性も高い燃料改質装置を提供することを目的とする。
この考案は、内燃機関に供給する燃料を収容した燃料タンクの壁面に、燃料中に磁界を発生させる永久磁石を取り付けて成る燃料改質装置である。
前記永久磁石は、磁性体の前記燃料タンクの外壁面に吸着させて成るものである。または、前記永久磁石は、非磁性体の前記燃料タンクの壁面を挟んで反対側に磁性体を配置して、前記燃料タンクの壁面に取り付けて成るものである。
さらにこの考案は、エンジン内へ供給される空気を浄化するエアフィルタに永久磁石を取り付けて、燃料を燃焼させる際の燃焼性を改質する燃料改質装置である。
前記永久磁石は、エアフィルタ内のフィルタエレメントに固定されている。また、前記永久磁石は、前記フィルタエレメントのひだを挟んで一対の永久磁石が互いに吸着しあって固定されている。さらに、前記一対の永久磁石は、板状に形成され、前記フィルタエレメントのひだの間に各々位置し、前記ひだを挟んで互いに吸着しあって固定されている。
この考案の燃料改質装置によれば、設置スペースを取らず既存の車に効率的に配置することができ、石油燃料の燃焼性を向上させ、燃費を良くし、排気ガス中の黒煙を大幅に減らすことができ、燃料コストも抑えることができる。
以下、この考案の燃料改質装置の第一実施形態について、図1、図2を基にして説明する。この実施形態の燃料改質装置10は、図2に示すようにガソリンエンジンを搭載した乗用車11に使用される。この燃料改質装置10は、図示するように、乗用車11のエアフィルタ12中に取り付けられている。
エアフィルタ12には、吸気側配管16と、エンジン18に空気を送る送気側配管20が取り付けられ、エアフィルタ12内には、蛇腹状のフィルタエレメント14が設けられている。フィルタエレメント14は、吸気側配管16と送気側配管20の間のエアフィルタ12内の空間を仕切っている。
フィルタエレメント14には、板状の矩形または円盤状の一対の永久磁石24が取り付けられている。永久磁石は、ネオジウムやサマリウムコバルト等の磁束密度の高いものである。永久磁石は、フィルタエレメント14の蛇腹状のひだの一山を挟んで互いの磁力により吸着し合い固定されている。永久磁石24は、フィルタエレメント14の吸気側または送気側の何れの側に配置しても良いが、吸気側に取り付ける方が作業性がよい。
次に、この実施形態の燃料改質装置10の作用について説明する。図1に示すように、エアフィルタ12を通過して吸気された空気は、送気側配管20を経てエンジン22のシリンダ内へ送られる。この時、エアフィルタ12内では、一対の永久磁石24により、エアフィルタ12を通過する空気に磁場がかけられ、酸素分子に振動が生じ活性化する。そして、活性化した酸素に燃料が混合されエンジン22内で点火されると、ガソリン混合空気が高速で燃焼し、燃焼効率が向上する。
この燃料改質装置10の使用方法は、エアフィルタ12内のフィルタエレメント14に、一対の永久磁石24をそのひだを挟むようにして取り付けるだけでよいものである。
この実施形態の燃料改質装置10によれば、エアフィルタ12内に永久磁石を取り付けるだけの簡単な操作で、燃焼効率を高めることができ、燃費を向上させ、排気ガスをよりクリーンなものとすることができる。
次にこの考案の燃料改質装置の第二実施形態について、図3を基にして説明する。ここで上記実施形態と同様の構成は同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態の燃料改質装置30は、図3に示すようにディーゼルエンジン26のトラック28に取り付けるものである。この燃料改質装置30も上記実施形態と同様に、エアフィルタ12内のフィルタエレメントに永久磁石24を固定するものである。
この実施形態の燃料改質装置30によれば、ディーゼルエンジン26の燃焼にも大きな効果が見込まれ、さらにディーゼルエンジン固有の問題である黒煙の量を減らすことができる。
次にこの考案の燃料改質装置の第三実施形態について、図4を基にして説明する。ここで上記実施形態と同様の構成は同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態の燃料改質装置32も、図4に示すようにディーゼルエンジン26を有したトラック28に取り付けるものである。この燃料改質装置32は、鉄等の磁性体の燃料タンク34の外側壁面に永久磁石24を吸着させて固定したものである。永久磁石24は、燃料タンク内の燃料中に磁界をかけることができる強力なものである。なお、磁性体以外の燃料タンクの場合、燃料タンク34の壁面を挟んで反対側に鉄等の磁性体や磁石を配置して、燃料タンク34の壁面に取り付けてもよい。また、永久磁石24は、燃料タンク34の内側でも外側でも良い。内側の場合、より強い磁界を燃料内に形成し、外側に付ける場合、既存の車にも容易に付けることができる。
この実施形態の燃料改質装置32によれば、ディーゼルエンジン26の燃焼効率に大きな効果が得られ、さらにディーゼルエンジン固有の問題である黒煙の量を大幅に減らすことができる。
なお、この考案の燃料改質装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、エアークリーナと燃料タンクの両方に、永久磁石を取り付けても良いものである。これにより、さらに相乗効果を得ることができる。また、永久磁石の個数や形状は適宜選択可能なものであり、取り付け位置も、適宜設計可能なものである。
この考案の燃料改質装置による燃費を測定した結果を以下に示す。表1は、4種の自動車に、第一実施形態の燃焼空気の燃料改質装置を取り付けて走行した場合の燃費を示す。実車での走行であり、走行条件はまちまちであるが、取付前の燃費に比較して、取付後の走行試験により、大きな燃費改善効果が確認された。
Figure 0003145261
表2は、ディーゼルエンジンの12t車の大型トラック3台に対して、第二実施形態の燃料改質装置を取り付けてないもの2台と取り付けたもの1台について走行した場合の燃費を示す。この場合も実車での走行であり、走行条件はまちまちであるが、取付前の燃費に比較して、取付後は大幅な燃費改善効果が確認された。
Figure 0003145261
ディーゼルエンジンの25t車の大型トラック3台のうち1台に第三実施形態の燃料改質装置を取り付け、半年の平均燃費を測定すると、取り付けない2台の場合3.10km/l、3.20km/lであるのに対して、取り付け1台は、3.46km/lであった。
さらに、近年ディーゼルエンジンの黒煙が問題となり、排ガス浄化装置がとりつけられているディーゼルエンジン車が多くなってきている。この排ガス浄化装置にこの実施形態の燃料改質装置を取り付けると、それまで150kmから200kmで排ガス浄化装置のクリーナーのクリーニングランプが点灯し、エンジンを回転させてクリーニング処理が必要になっていたものが、10000km以上クリーニングランプが点灯せず、クリーニングの必要なく走行できるようになった。
このランプが点灯すると、自動車を停止させ、15分程度のクリーニング運転を行い、浄化装置内の黒煙成分を燃焼除去しているものであるが、このような停車処理が必要でなくなり、営業運転しているトラックやバスにとっては極めて好都合であった。さらに、クリーニング運転が頻繁に行われなくなることにより、自動車の使用効率が大きく高まった。
クリーニング運転が減少する理由は、軽油がエンジン内で完全燃焼し、エンジンからの排気ガスの黒煙成分が減少しているからである。
なお、この実施例の場合も実車での走行であり、走行条件はまちまちであるが、取付前の燃費に比較して、取付後は大幅な燃費改善効果が確認され、上記の通り排気ガスもきれいなものとなった。
この考案の第一実施形態の燃料改質装置を取付状態を示す概略構成図である。 この考案の第一実施形態の燃料改質装置を示す概略断面図である。 この考案の二実施形態の燃料改質装置の取付状態を示す概略構成図である。 この考案の三実施形態の燃料改質装置の取付状態を示す概略構成図である。
符号の説明
10,30,32 燃料改質装置
12 エアフィルタ
14 フィルタエレメント
16 吸気側配管
20 送気側配管
22 エンジン
24 永久磁石
26 ディーゼルエンジン
34 燃料タンク

Claims (7)

  1. 内燃機関に供給する燃料を収容した燃料タンクの壁面に、燃料中に磁界を発生させる永久磁石を取り付けて成ることを特徴とする燃料改質装置。
  2. 前記永久磁石は、磁性体の前記燃料タンクの外壁面に吸着させて成ることを特徴とする請求項1記載の燃料改質装置。
  3. 前記永久磁石は、非磁性体の前記燃料タンクの壁面を挟んで反対側に磁性体を配置して、前記燃料タンクの壁面に取り付けて成ることを特徴とする請求項1記載の燃料改質装置。
  4. エンジン内へ供給される空気を浄化するエアフィルタに永久磁石を取り付けて、燃料を燃焼させる際の燃焼性を改質することを特徴とする請求項1記載の燃料改質装置。
  5. 前記永久磁石は、エアフィルタ内のフィルタエレメントに固定されていることを特徴とする請求項4記載の燃料改質装置。
  6. 前記永久磁石は、前記フィルタエレメントのひだを挟んで一対の永久磁石が互いに吸着しあって固定されていることを特徴とする請求項5記載の燃料改質装置。
  7. 前記一対の永久磁石は、板状に形成され、前記フィルタエレメントのひだの間に各々位置し、前記ひだを挟んで互いに吸着しあって固定されていることを特徴とする請求項6記載の燃料改質装置。
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