JP3144591B2 - 採血器具のアダプター - Google Patents
採血器具のアダプターInfo
- Publication number
- JP3144591B2 JP3144591B2 JP13195692A JP13195692A JP3144591B2 JP 3144591 B2 JP3144591 B2 JP 3144591B2 JP 13195692 A JP13195692 A JP 13195692A JP 13195692 A JP13195692 A JP 13195692A JP 3144591 B2 JP3144591 B2 JP 3144591B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blood collection
- adapter
- syringe
- blood
- collection tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液試料を採取する採
血器具のアダプターに関する。
血器具のアダプターに関する。
【0002】
【従来の技術】臨床検査、例えば、血清検査、血球検査
等を行う際には、通常、採血筒と減圧採血管から成る採
血器具により、血液試料を採取している。減圧採血管と
しては、抗凝固剤の種類等が異なる種々のものが準備さ
れており、検査に応じた減圧採血管が選択され使用され
る。しかし、特殊な検査項目については、減圧採血管が
準備されていない場合が多く、かかる場合、シリンジに
よる採血が行われている。或いは、一般的な検査の検体
採取には減圧採血管を用い、特殊な検査の検体採取には
シリンジを用いることができるように、減圧採血管とシ
リンジとを適宜交換して用いることのできる採血筒が使
用される。
等を行う際には、通常、採血筒と減圧採血管から成る採
血器具により、血液試料を採取している。減圧採血管と
しては、抗凝固剤の種類等が異なる種々のものが準備さ
れており、検査に応じた減圧採血管が選択され使用され
る。しかし、特殊な検査項目については、減圧採血管が
準備されていない場合が多く、かかる場合、シリンジに
よる採血が行われている。或いは、一般的な検査の検体
採取には減圧採血管を用い、特殊な検査の検体採取には
シリンジを用いることができるように、減圧採血管とシ
リンジとを適宜交換して用いることのできる採血筒が使
用される。
【0003】この減圧採血管にもシリンジにも使用でき
る採血筒は、その先端部内面に基端側に突出した筒状部
を有しており、この筒状部内に、採血筒先端部を貫通す
ると共にその基端部が筒状端面より突出する採血針と、
採血針の基部に外嵌されて採血針の基端部開口を開閉可
能とする弾性鞘体とが設けられている。シリンジによる
採血時には、採血針を血管に穿刺すると共に、採血筒内
に、シリンジを挿入しする。このシリンジの挿入によ
り、シリンジの先端に突設された口部の端面が、弾性鞘
体を軸心方向に圧縮すると共に、採血針の基端部が、弾
性鞘体を貫通し、口部の内部に形成された貫通孔内に挿
入される。そして、シリンジの口部の先端部は、採血筒
の前記筒状部に嵌入され、シリンジが固定される。この
ような状態で、シリンジ内に予め挿入されているプラン
ジヤーを引き抜くことより、シリンジ内に所要量の血液
試料が採取される。
る採血筒は、その先端部内面に基端側に突出した筒状部
を有しており、この筒状部内に、採血筒先端部を貫通す
ると共にその基端部が筒状端面より突出する採血針と、
採血針の基部に外嵌されて採血針の基端部開口を開閉可
能とする弾性鞘体とが設けられている。シリンジによる
採血時には、採血針を血管に穿刺すると共に、採血筒内
に、シリンジを挿入しする。このシリンジの挿入によ
り、シリンジの先端に突設された口部の端面が、弾性鞘
体を軸心方向に圧縮すると共に、採血針の基端部が、弾
性鞘体を貫通し、口部の内部に形成された貫通孔内に挿
入される。そして、シリンジの口部の先端部は、採血筒
の前記筒状部に嵌入され、シリンジが固定される。この
ような状態で、シリンジ内に予め挿入されているプラン
ジヤーを引き抜くことより、シリンジ内に所要量の血液
試料が採取される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記従来
例では、以下のような問題がある。 シリンジの口部貫通孔内に採血針の基端側先端を挿入
する際、その位置合わせが困難である。即ち、貫通孔の
内径は、採血針の外径より僅かに大きいだけである為、
貫通孔と採血針とを同軸上に正確に一致させなければ採
血針が挿入できず、しかも、針先は、弾性鞘体により外
嵌されている為、針先の位置を肉眼で確認し難い。この
為、針先挿入の際の位置合わせに、手間と時間がかか
り、熟練を要する。 シリンジの口部を採血筒の筒状部に嵌入する際、筒状
部の内径が比較的小さい為、口部の嵌入操作がし難い。
この場合、筒状部の形状、寸法は、シリンジの口部の形
状、寸法に対応したものとしなければならず、このよう
に制約から、口部と筒状部との嵌合部分の設計に自由度
がない。尚、上記問題点を解決できる採血器具のアダプ
ターとして、特開平4−24021があるが、その手段
が採血針の弾性鞘体を覆うだけの軸心方向に長いアダプ
ターによって、達成されているために、シリンジから血
液を採血管内に分注した後、血液溜まり部が広く、アダ
プター内に多くの血液が残存する。そのために、必要血
液量よりも多少多くの量を採血しなくてはならない。そ
れを解消するための一つの方法として、採血終了時に、
アダプターを取り外すことが挙げられる。しかし、その
操作はアダプターの血液溜まり部の外面を把持し、行わ
なければならず、注意深く操作しなければ、手に血液が
付着し、血液による感染の恐れが生じる。その他、血液
溜まりを小さくすることが挙げられる。それは、例え
ば、アダプター全長を短くすることであるが、その場
合、採血筒内にシリンジを挿入すれば弾性鞘体の変形度
合いが大きくなり、それに伴って反発力が大きくなるた
めに、採血筒の内側底部に突出された固定部材内に、ア
ダプターを挿入した際の嵌合力も大きく設定しなければ
ならず、そうした場合、シリンジの挿入時の抵抗も大き
くなってしまう。その他いろんな方法によって、改良す
ることは可能と考えられるが、複雑な諸々の規制が関与
してくるものと推測される。本発明は、上記問題点を解
決し、また、比較的血液溜まりの少なく、容易に且つ血
液の付着しない状態で、アダプターをシリンジから取り
外すことができ、また、アダプターを取り付けた状態で
も、容易に分注することができ得る採血器具のアダプタ
ーを提供することを目的とする。
例では、以下のような問題がある。 シリンジの口部貫通孔内に採血針の基端側先端を挿入
する際、その位置合わせが困難である。即ち、貫通孔の
内径は、採血針の外径より僅かに大きいだけである為、
貫通孔と採血針とを同軸上に正確に一致させなければ採
血針が挿入できず、しかも、針先は、弾性鞘体により外
嵌されている為、針先の位置を肉眼で確認し難い。この
為、針先挿入の際の位置合わせに、手間と時間がかか
り、熟練を要する。 シリンジの口部を採血筒の筒状部に嵌入する際、筒状
部の内径が比較的小さい為、口部の嵌入操作がし難い。
この場合、筒状部の形状、寸法は、シリンジの口部の形
状、寸法に対応したものとしなければならず、このよう
に制約から、口部と筒状部との嵌合部分の設計に自由度
がない。尚、上記問題点を解決できる採血器具のアダプ
ターとして、特開平4−24021があるが、その手段
が採血針の弾性鞘体を覆うだけの軸心方向に長いアダプ
ターによって、達成されているために、シリンジから血
液を採血管内に分注した後、血液溜まり部が広く、アダ
プター内に多くの血液が残存する。そのために、必要血
液量よりも多少多くの量を採血しなくてはならない。そ
れを解消するための一つの方法として、採血終了時に、
アダプターを取り外すことが挙げられる。しかし、その
操作はアダプターの血液溜まり部の外面を把持し、行わ
なければならず、注意深く操作しなければ、手に血液が
付着し、血液による感染の恐れが生じる。その他、血液
溜まりを小さくすることが挙げられる。それは、例え
ば、アダプター全長を短くすることであるが、その場
合、採血筒内にシリンジを挿入すれば弾性鞘体の変形度
合いが大きくなり、それに伴って反発力が大きくなるた
めに、採血筒の内側底部に突出された固定部材内に、ア
ダプターを挿入した際の嵌合力も大きく設定しなければ
ならず、そうした場合、シリンジの挿入時の抵抗も大き
くなってしまう。その他いろんな方法によって、改良す
ることは可能と考えられるが、複雑な諸々の規制が関与
してくるものと推測される。本発明は、上記問題点を解
決し、また、比較的血液溜まりの少なく、容易に且つ血
液の付着しない状態で、アダプターをシリンジから取り
外すことができ、また、アダプターを取り付けた状態で
も、容易に分注することができ得る採血器具のアダプタ
ーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特徴とするところは、採血筒の先端部に、
該先端部を貫通する採血針が装着されて、採血針の基部
に外嵌された弾性鞘体により、採血針の基端部開口が開
閉可能とされ、採血時に、採血筒内にシリンジが挿入さ
れて、シリンジの先端に突出形成された口部により、弾
性鞘体が軸心方向に圧縮されると共に、採血針の基端部
が、弾性鞘体を貫通し、シリンジの該口部内に挿入され
て、シリンジ内に血液試料が採取される採血器具におい
て、シリンジの口部に外嵌されるアダプターであって、
アダプターの径方向中央部には、基部側において、該シ
リンジの該口部と嵌着し、且つ先端側において、該採血
針の基端部の挿入が可能な、軸心方向に貫通した貫通孔
を有し、該貫通孔は基端部から先端部に向かうに従って
その径が小さくなるテーパーを有し、且つ、径方向外方
部には、採血筒内側面に径方向内方に突出した突出部と
当接する当接面を有し、且つ、該当接面と該貫通孔を連
結する連結部を有し、該連結部と該当接面により先端部
側凹所を形成している点にある。尚、アダプターの該連
結部の先端部側の面には、径方向に対し直線上に凹部を
有していることもある。又、アダプターの当接面の内径
が、少なくとも15mm以上で、且つアダプターの該貫通
孔を形成する径方向中央部の最大外径は、10mm以下で
あることもある。更に、アダプターをシリンジに装着
し、採血針を装着された採血筒内に挿入した際、圧縮さ
れた採血針の弾性鞘体の反発力以上の保持力で、該採血
筒内に保持されていることもある。又、アダプターを保
持する採血筒の内側面に有する突出部は、開口部側より
軸心方向前方へ向かうに従って径方向内方へ移行し、且
つ、周方向に等配され且つ少なくとも3箇所以上形成さ
れていることもある。
に、本発明の特徴とするところは、採血筒の先端部に、
該先端部を貫通する採血針が装着されて、採血針の基部
に外嵌された弾性鞘体により、採血針の基端部開口が開
閉可能とされ、採血時に、採血筒内にシリンジが挿入さ
れて、シリンジの先端に突出形成された口部により、弾
性鞘体が軸心方向に圧縮されると共に、採血針の基端部
が、弾性鞘体を貫通し、シリンジの該口部内に挿入され
て、シリンジ内に血液試料が採取される採血器具におい
て、シリンジの口部に外嵌されるアダプターであって、
アダプターの径方向中央部には、基部側において、該シ
リンジの該口部と嵌着し、且つ先端側において、該採血
針の基端部の挿入が可能な、軸心方向に貫通した貫通孔
を有し、該貫通孔は基端部から先端部に向かうに従って
その径が小さくなるテーパーを有し、且つ、径方向外方
部には、採血筒内側面に径方向内方に突出した突出部と
当接する当接面を有し、且つ、該当接面と該貫通孔を連
結する連結部を有し、該連結部と該当接面により先端部
側凹所を形成している点にある。尚、アダプターの該連
結部の先端部側の面には、径方向に対し直線上に凹部を
有していることもある。又、アダプターの当接面の内径
が、少なくとも15mm以上で、且つアダプターの該貫通
孔を形成する径方向中央部の最大外径は、10mm以下で
あることもある。更に、アダプターをシリンジに装着
し、採血針を装着された採血筒内に挿入した際、圧縮さ
れた採血針の弾性鞘体の反発力以上の保持力で、該採血
筒内に保持されていることもある。又、アダプターを保
持する採血筒の内側面に有する突出部は、開口部側より
軸心方向前方へ向かうに従って径方向内方へ移行し、且
つ、周方向に等配され且つ少なくとも3箇所以上形成さ
れていることもある。
【0006】
【作用】血液試料を採取するに際し、予め、シリンジの
口部にアダプターを装着する。径方向内方に突出した突
出部を内側面に有する採血筒に、採血針を取り付け、採
血針の先端を血管に穿刺する。この状態では、採血針の
基端部開口は弾性鞘体で閉塞されているので、血液が採
血筒内に漏出することはない。次に、採血筒内にアダプ
ターを装着したシリンジをアダプターを前にして挿入す
る。この際、採血筒内側面に径方向内方に向かって突出
した突出部にアダプターの当接面を当接させながら挿入
していく。このとき、採血筒の内側面に有する突出部が
軸心方向前方へ向かうに従って、径方向内方へ移行して
いるために、採血筒の中央部にアダプターが誘導され、
突出部と当接面の摩擦力によって保持される。
口部にアダプターを装着する。径方向内方に突出した突
出部を内側面に有する採血筒に、採血針を取り付け、採
血針の先端を血管に穿刺する。この状態では、採血針の
基端部開口は弾性鞘体で閉塞されているので、血液が採
血筒内に漏出することはない。次に、採血筒内にアダプ
ターを装着したシリンジをアダプターを前にして挿入す
る。この際、採血筒内側面に径方向内方に向かって突出
した突出部にアダプターの当接面を当接させながら挿入
していく。このとき、採血筒の内側面に有する突出部が
軸心方向前方へ向かうに従って、径方向内方へ移行して
いるために、採血筒の中央部にアダプターが誘導され、
突出部と当接面の摩擦力によって保持される。
【0007】又、これと共に、弾性鞘体がアダプターの
径方向中央部の先端面に当接する。この状態で更に、シ
リンジを挿入すると、アダプターの径方向中央部の先端
面が弾性鞘体を圧縮し、採血針の基部が弾性鞘体及びア
ダプターの貫通孔を貫通し、シリンジの貫通孔内に挿入
される。このとき、上記のように、アダプターが採血筒
の中央部に位置決めされた状態で挿入されるので、採血
針の基部は、アダプターの貫通孔を通って、シリンジの
貫通孔内に確実に挿入される。従って、シリンジの貫通
孔と採血針の位置合わせを行う必要がない。こうして、
シリンジが採血筒内に装着された後、シリンジの本体を
把持しつつ、シリンジ内に予め挿入されているプランジ
ャーを引き戻す。これにより、採血針を介して、シリン
ジ内に所要量の血液試料が流入する。
径方向中央部の先端面に当接する。この状態で更に、シ
リンジを挿入すると、アダプターの径方向中央部の先端
面が弾性鞘体を圧縮し、採血針の基部が弾性鞘体及びア
ダプターの貫通孔を貫通し、シリンジの貫通孔内に挿入
される。このとき、上記のように、アダプターが採血筒
の中央部に位置決めされた状態で挿入されるので、採血
針の基部は、アダプターの貫通孔を通って、シリンジの
貫通孔内に確実に挿入される。従って、シリンジの貫通
孔と採血針の位置合わせを行う必要がない。こうして、
シリンジが採血筒内に装着された後、シリンジの本体を
把持しつつ、シリンジ内に予め挿入されているプランジ
ャーを引き戻す。これにより、採血針を介して、シリン
ジ内に所要量の血液試料が流入する。
【0008】尚、採血筒の内側面に有した突出部と、ア
ダプターの当接面の当接による保持力が、シリンジの挿
入によって圧縮された弾性鞘体の反発力よりも、大きく
設定することによって、シリンジが後方へバックし採血
針がシリンジの口部の貫通孔から離れる現象(キックバ
ック現象)を防止される。採血が終了すれば、シリンジ
を採血筒から強制的に引き抜く。これにより、採血針の
基部が弾性鞘体から引き抜かれると共に、弾性鞘体も、
原体勢に復帰して、採血針の基端部開口は弾性鞘体で閉
塞されるので、血液が採血筒内等に漏出することはな
い。採血操作が終了し、検査を行うために、採取した血
液を採血管に分注を行う。その操作において、アダプタ
ーをシリンジに装着したまま行うことができ、この場
合、アダプターの当接面と連結部によって形成された凹
所を採血管の開口部に装着することで、血液が洩れるこ
となく行うことができる。又、アダプターの凹所を採血
管の開口部に装着した際、連結部と採血管の開口部端面
が当接するが、連結部に形成された凹部によって、密封
性が緩和されるために容易な操作となる。又、アダプタ
ーの当接面の内径が、少なくとも15mm以上、且つアダ
プターの貫通孔を形成する径方向中央部の外径の最大外
径が10mm以下とすることによって、従来より市販され
ている多くの採血管に対し、採血管の開口部に装着する
ことができる。尚、開口部にフランジを有した特別な採
血管に血液を分注する際においては、アダプター4の連
結部より先端側に突出している長さを、径方向中央部よ
りも径方向外方の保持部を短くすることによって、支障
なく使用することができる。そして、アダプターの径方
向中央部の貫通孔が基端部側から先端部側に向かうに従
って径方向内方側にテ−パーを有しているために、血液
を採血管に分注した後、アダプターの貫通孔内に残存す
る血液の量は非常に少なくなる。又、分注操作前に、ア
ダプターをシリンジから取り外す場合において、その操
作は、径方向外方の当接面を把持することによって血液
に触れる恐れなく容易に行うことができる。
ダプターの当接面の当接による保持力が、シリンジの挿
入によって圧縮された弾性鞘体の反発力よりも、大きく
設定することによって、シリンジが後方へバックし採血
針がシリンジの口部の貫通孔から離れる現象(キックバ
ック現象)を防止される。採血が終了すれば、シリンジ
を採血筒から強制的に引き抜く。これにより、採血針の
基部が弾性鞘体から引き抜かれると共に、弾性鞘体も、
原体勢に復帰して、採血針の基端部開口は弾性鞘体で閉
塞されるので、血液が採血筒内等に漏出することはな
い。採血操作が終了し、検査を行うために、採取した血
液を採血管に分注を行う。その操作において、アダプタ
ーをシリンジに装着したまま行うことができ、この場
合、アダプターの当接面と連結部によって形成された凹
所を採血管の開口部に装着することで、血液が洩れるこ
となく行うことができる。又、アダプターの凹所を採血
管の開口部に装着した際、連結部と採血管の開口部端面
が当接するが、連結部に形成された凹部によって、密封
性が緩和されるために容易な操作となる。又、アダプタ
ーの当接面の内径が、少なくとも15mm以上、且つアダ
プターの貫通孔を形成する径方向中央部の外径の最大外
径が10mm以下とすることによって、従来より市販され
ている多くの採血管に対し、採血管の開口部に装着する
ことができる。尚、開口部にフランジを有した特別な採
血管に血液を分注する際においては、アダプター4の連
結部より先端側に突出している長さを、径方向中央部よ
りも径方向外方の保持部を短くすることによって、支障
なく使用することができる。そして、アダプターの径方
向中央部の貫通孔が基端部側から先端部側に向かうに従
って径方向内方側にテ−パーを有しているために、血液
を採血管に分注した後、アダプターの貫通孔内に残存す
る血液の量は非常に少なくなる。又、分注操作前に、ア
ダプターをシリンジから取り外す場合において、その操
作は、径方向外方の当接面を把持することによって血液
に触れる恐れなく容易に行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図面に基づき説
明すると、図1及び図2は採血器具を示し、採血器具
は、採血筒1と、採血針2と、シリンジ3と、シリンジ
3の先端に外嵌されるアダプター4とから成る。採血筒
1はポリプロピレン等のプラスチックにより一体成形さ
れており、一定径の円筒状とされた本体6と、本体6の
先端部から先細状に突設される先細部7と、本体6の基
端部から径方向外方に突設されたフランジ部8とから成
る。又、採血筒1の内側面には、図4にも示すように、
径方向内方に突出した突出部9を有し、突出部9は、例
えば、軸心方向前方に向かうに従って径方向内方に移行
し、且つ、3箇所以上に周方向に等配された形態(本実
施例では4箇所)を有している。
明すると、図1及び図2は採血器具を示し、採血器具
は、採血筒1と、採血針2と、シリンジ3と、シリンジ
3の先端に外嵌されるアダプター4とから成る。採血筒
1はポリプロピレン等のプラスチックにより一体成形さ
れており、一定径の円筒状とされた本体6と、本体6の
先端部から先細状に突設される先細部7と、本体6の基
端部から径方向外方に突設されたフランジ部8とから成
る。又、採血筒1の内側面には、図4にも示すように、
径方向内方に突出した突出部9を有し、突出部9は、例
えば、軸心方向前方に向かうに従って径方向内方に移行
し、且つ、3箇所以上に周方向に等配された形態(本実
施例では4箇所)を有している。
【0010】採血針2は、採血筒1の先細部7に装着さ
れるもので、採血針2の長手方向中央部に位置し且つ採
血筒1の先細部7の中央部に螺結されたハブ10と、ハ
ブ10に挿通され且つ中空状とされて両端が開口する針
本体11とから成る。針本体11のハブ10よりも基部
側には、針本体11の基端部開口を開閉し且つゴムから
なる弾性鞘体12が外嵌されて、該弾性鞘体12がハブ
10に固着されている。
れるもので、採血針2の長手方向中央部に位置し且つ採
血筒1の先細部7の中央部に螺結されたハブ10と、ハ
ブ10に挿通され且つ中空状とされて両端が開口する針
本体11とから成る。針本体11のハブ10よりも基部
側には、針本体11の基端部開口を開閉し且つゴムから
なる弾性鞘体12が外嵌されて、該弾性鞘体12がハブ
10に固着されている。
【0011】シリンジ3は、基端側が開口し且つ先端側
が先細状とされた円筒状本体15と、本体15の先端部
に突設された口部16と、本体15の基端側開口から挿
入されその先端に本体15の内周面に密着しつつ摺動す
るガスケット17を有するプランジャー18とを備え、
前記口部16には、本体15内腔に連通する貫通孔19
が形成されている。
が先細状とされた円筒状本体15と、本体15の先端部
に突設された口部16と、本体15の基端側開口から挿
入されその先端に本体15の内周面に密着しつつ摺動す
るガスケット17を有するプランジャー18とを備え、
前記口部16には、本体15内腔に連通する貫通孔19
が形成されている。
【0012】アダプター4は、図3にも示すように、シ
リンジ3の口部16に装着され且つ採血針2の基部が貫
通可能な、径方向中央部の基端部より先端部にかけてそ
の径が小さくなるテーパーを有した貫通孔20を有し、
そして、径方向外方部には、当接面21を有している。
また、アダプター4の当接面21と径方向中央部の貫通
孔20と連結する連結部22を軸心方向中央部付近に有
し、当接面21は連結部22から先端側に向かって円周
状に突設されている。従って、連結部22と径方向外方
部に位置する当接面21によって、連結部22より先端
側は凹所23を有することになり、また連結部の先端側
面には凹部24が径方向に対し直線状に形成されてい
る。尚、アダプター4の当接面21の内径は15mm以上
に、且つ貫通孔20を形成する径方向中央部の最大外径
は10mm以下に設定されている。このアダプター4はポ
リプロピレン、ポリエチレン等の汎用プラスチックを用
い、容易に射出成形法によって成形できる。
リンジ3の口部16に装着され且つ採血針2の基部が貫
通可能な、径方向中央部の基端部より先端部にかけてそ
の径が小さくなるテーパーを有した貫通孔20を有し、
そして、径方向外方部には、当接面21を有している。
また、アダプター4の当接面21と径方向中央部の貫通
孔20と連結する連結部22を軸心方向中央部付近に有
し、当接面21は連結部22から先端側に向かって円周
状に突設されている。従って、連結部22と径方向外方
部に位置する当接面21によって、連結部22より先端
側は凹所23を有することになり、また連結部の先端側
面には凹部24が径方向に対し直線状に形成されてい
る。尚、アダプター4の当接面21の内径は15mm以上
に、且つ貫通孔20を形成する径方向中央部の最大外径
は10mm以下に設定されている。このアダプター4はポ
リプロピレン、ポリエチレン等の汎用プラスチックを用
い、容易に射出成形法によって成形できる。
【0013】上記のように構成した採血器具を用いて、
シリンジ3に血液試料を採取する場合には、予め、図1
に示すように、シリンジ3にアダプター4を装着してお
く。そして、採血筒1内に採血針2を装着し、採血針2
を血管に穿刺する。この状態では、採血針2の基端部開
口は弾性鞘体12で閉塞されているので、血液が採血筒
1内等に漏出して、採血筒1を汚染することはない。次
に、図2に示すように、採血筒1内に、アダプター4が
装着されたシリンジ3を、アダプター4を前にして挿入
する。
シリンジ3に血液試料を採取する場合には、予め、図1
に示すように、シリンジ3にアダプター4を装着してお
く。そして、採血筒1内に採血針2を装着し、採血針2
を血管に穿刺する。この状態では、採血針2の基端部開
口は弾性鞘体12で閉塞されているので、血液が採血筒
1内等に漏出して、採血筒1を汚染することはない。次
に、図2に示すように、採血筒1内に、アダプター4が
装着されたシリンジ3を、アダプター4を前にして挿入
する。
【0014】これにより、採血筒1の内側面に存在する
周方向に対し4箇所の径方向内方に突出形成された突出
部9は、アダプター4の当接面21と当接し、シリンジ
3が採血筒1内へ挿入されていくに従って、突出部9も
径方向内方へと移行しているために、アダプター4の軸
心と採血筒1の軸心が一致するよう、アダプター4を採
血筒1の中央部へと誘導する。又、これと共に、弾性鞘
体12がアダプター4の径方向中央部の先端面に当接す
る。この状態で更に、シリンジ3を挿入すると、アダプ
ター4の径方向中央部の先端面が弾性鞘体12を圧縮
し、採血針2の基部は、弾性鞘体12及びアダプター4
の貫通孔内20を貫通し、シリンジ3の口部16の貫通
孔19内に挿入される。このとき、上記のように、アダ
プター4は採血筒1の中央部に位置決めされた状態で挿
入されるので、採血針2の基部はアダプター4の貫通孔
20を通って、シリンジ3の口部16の貫通孔19内に
確実に挿入される。従って、シリンジ3の貫通孔19と
採血針2の位置合わせを行う必要がない。
周方向に対し4箇所の径方向内方に突出形成された突出
部9は、アダプター4の当接面21と当接し、シリンジ
3が採血筒1内へ挿入されていくに従って、突出部9も
径方向内方へと移行しているために、アダプター4の軸
心と採血筒1の軸心が一致するよう、アダプター4を採
血筒1の中央部へと誘導する。又、これと共に、弾性鞘
体12がアダプター4の径方向中央部の先端面に当接す
る。この状態で更に、シリンジ3を挿入すると、アダプ
ター4の径方向中央部の先端面が弾性鞘体12を圧縮
し、採血針2の基部は、弾性鞘体12及びアダプター4
の貫通孔内20を貫通し、シリンジ3の口部16の貫通
孔19内に挿入される。このとき、上記のように、アダ
プター4は採血筒1の中央部に位置決めされた状態で挿
入されるので、採血針2の基部はアダプター4の貫通孔
20を通って、シリンジ3の口部16の貫通孔19内に
確実に挿入される。従って、シリンジ3の貫通孔19と
採血針2の位置合わせを行う必要がない。
【0015】そして、上記のように、採血針2の基部が
口部16の貫通孔19内に挿入された後、シリンジ3の
本体15を把持しつつ、プランジャー18を引き戻す。
これにより、採血針2を介して、シリンジ3内に所要量
の血液試料が流入する。ところで、シリンジ3の口部1
6に採血針2を挿入させた状態では、弾性鞘体12が軸
心方向に圧縮されているので、弾性鞘体12の反発力に
より、アダプター4、従ってシリンジ3が後退して、シ
リンジ3の口部16から採血針2が抜けるというキック
バック現象が生じ易い。
口部16の貫通孔19内に挿入された後、シリンジ3の
本体15を把持しつつ、プランジャー18を引き戻す。
これにより、採血針2を介して、シリンジ3内に所要量
の血液試料が流入する。ところで、シリンジ3の口部1
6に採血針2を挿入させた状態では、弾性鞘体12が軸
心方向に圧縮されているので、弾性鞘体12の反発力に
より、アダプター4、従ってシリンジ3が後退して、シ
リンジ3の口部16から採血針2が抜けるというキック
バック現象が生じ易い。
【0016】然しながら、実施例では、アダプター4と
採血筒1内側面に有する突出部9間に生じる当接による
保持力が、アダプター4の径方向中央部の先端面によっ
て、圧縮された採血針2の基部側に外嵌された弾性鞘体
12の反発力よりも大きくなり、アダプター4は、採血
筒1内で、採血針2の基部が弾性鞘体12及びアダプタ
ー4の貫通孔20を貫通し、シリンジ3の貫通孔19内
に挿入された状態で固定され、キックバック現象が防止
される。
採血筒1内側面に有する突出部9間に生じる当接による
保持力が、アダプター4の径方向中央部の先端面によっ
て、圧縮された採血針2の基部側に外嵌された弾性鞘体
12の反発力よりも大きくなり、アダプター4は、採血
筒1内で、採血針2の基部が弾性鞘体12及びアダプタ
ー4の貫通孔20を貫通し、シリンジ3の貫通孔19内
に挿入された状態で固定され、キックバック現象が防止
される。
【0017】そして、シリンジ3に所要量の血液試料が
採取されると、採血が終了する。採血が終了すれば、図
1に示すように、シリンジ3を採血筒1から強制的に引
き抜く。これにより、採血針2の基部がアダプター4及
び弾性鞘体12から引き抜かれると共に、弾性鞘体12
も、図1に示す原体勢に復帰して、採血針2の基端部開
口は弾性鞘体12で閉塞されるので、血液が採血筒1内
に漏出することはない。尚、アダプター4とシリンジ3
との嵌合力は、採血筒1の突出部9とアダプター4の当
接面21の当接による保持力よりも大となるように設定
されており、この為、シリンジ3を抜く際、アダプター
4が採血筒1内に残るという問題はない。
採取されると、採血が終了する。採血が終了すれば、図
1に示すように、シリンジ3を採血筒1から強制的に引
き抜く。これにより、採血針2の基部がアダプター4及
び弾性鞘体12から引き抜かれると共に、弾性鞘体12
も、図1に示す原体勢に復帰して、採血針2の基端部開
口は弾性鞘体12で閉塞されるので、血液が採血筒1内
に漏出することはない。尚、アダプター4とシリンジ3
との嵌合力は、採血筒1の突出部9とアダプター4の当
接面21の当接による保持力よりも大となるように設定
されており、この為、シリンジ3を抜く際、アダプター
4が採血筒1内に残るという問題はない。
【0018】前述の実施例では、採血筒として、突出部
を側面に有している構成としたが、通常の突出部を有し
ていない採血筒に、採血筒とアダプターを接続し得る第
2のアダプターを採血筒内に備えた構成としてもよい。
第2のアダプターは、前述の実施例の突出部の作用を生
じさせ得る機構を有していればよい。
を側面に有している構成としたが、通常の突出部を有し
ていない採血筒に、採血筒とアダプターを接続し得る第
2のアダプターを採血筒内に備えた構成としてもよい。
第2のアダプターは、前述の実施例の突出部の作用を生
じさせ得る機構を有していればよい。
【0019】次に、シリンジ3によって採血された血液
を採血管5に分注する際には、図5にも示すように、ア
ダプター4をシリンジ3の口部16に装着した状態のま
ま、アダプター4の当接面21と連結部22によって形
成された凹所23を採血管5の開口部25に装着させ、
シリンジ3のプランジャー18を押すことによって行
う。尚、アダプター4は、当接面21の内径が15mm以
上で、且つ貫通孔を形成する径方向中央部の最大外径が
10mm以下に設定されているために、多くの採血管5に
対して、連結部22の先端側面に、採血管5の開口部2
5端面が当接し、貫通孔20の先端側が採血管開口部2
5内に挿入される。
を採血管5に分注する際には、図5にも示すように、ア
ダプター4をシリンジ3の口部16に装着した状態のま
ま、アダプター4の当接面21と連結部22によって形
成された凹所23を採血管5の開口部25に装着させ、
シリンジ3のプランジャー18を押すことによって行
う。尚、アダプター4は、当接面21の内径が15mm以
上で、且つ貫通孔を形成する径方向中央部の最大外径が
10mm以下に設定されているために、多くの採血管5に
対して、連結部22の先端側面に、採血管5の開口部2
5端面が当接し、貫通孔20の先端側が採血管開口部2
5内に挿入される。
【0020】このとき、採血管5の開口部25はアダプ
ター4の凹所23によって、密封される為に、血液が採
血管5から洩れる恐れがない。そしてアダプターの連結
部22の先端側面に形成されている凹部24によって採
血管内部の気密性が緩和されるために、容易にその操作
を行うことができる。尚、採血管5への分注操作は、ア
ダプター4を取り外した後に行うことも可能で、その際
は、アダプター4の当接面21を把持して取り外す。こ
のとき、アダプター4内の血液が手に付着する心配もな
い。
ター4の凹所23によって、密封される為に、血液が採
血管5から洩れる恐れがない。そしてアダプターの連結
部22の先端側面に形成されている凹部24によって採
血管内部の気密性が緩和されるために、容易にその操作
を行うことができる。尚、採血管5への分注操作は、ア
ダプター4を取り外した後に行うことも可能で、その際
は、アダプター4の当接面21を把持して取り外す。こ
のとき、アダプター4内の血液が手に付着する心配もな
い。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
シリンジの口部と採血針との位置合わせを行うことな
く、採血針の基端側先端をシリンジの口部内に、容易且
つ正確に挿入することができる。又、本発明では、シリ
ンジは、アダプターを介して採血筒内に固定されるもの
であり、従来のようにシリンジの口部を採血筒の筒状部
に嵌入するという方式でない為、シリンジの口部の形
状、寸法につき、特に制約を受けることはない。
シリンジの口部と採血針との位置合わせを行うことな
く、採血針の基端側先端をシリンジの口部内に、容易且
つ正確に挿入することができる。又、本発明では、シリ
ンジは、アダプターを介して採血筒内に固定されるもの
であり、従来のようにシリンジの口部を採血筒の筒状部
に嵌入するという方式でない為、シリンジの口部の形
状、寸法につき、特に制約を受けることはない。
【0022】更に、採血筒の内側面に突出部を設けるこ
とにより、採血時に、弾性鞘体の反発力により、アダプ
ターを介してシリンジが後退して、シリンジから採血針
が抜けるというキックバック現象を確実に防止できる。
そして、シリンジにより採血した血液を採血管へ分注す
る際には、アダプターを取り外しても、取り付けたまま
でも操作可能であり、取り外す際は血液が付着する恐れ
がない状態で操作でき、取り付けたまま分注する際に
は、血液が採血管から洩れる恐れなく容易に操作でき
る。
とにより、採血時に、弾性鞘体の反発力により、アダプ
ターを介してシリンジが後退して、シリンジから採血針
が抜けるというキックバック現象を確実に防止できる。
そして、シリンジにより採血した血液を採血管へ分注す
る際には、アダプターを取り外しても、取り付けたまま
でも操作可能であり、取り外す際は血液が付着する恐れ
がない状態で操作でき、取り付けたまま分注する際に
は、血液が採血管から洩れる恐れなく容易に操作でき
る。
【図1】本発明の一実施例を示す縦側断面図である。
【図2】同縦側断面図である。
【図3】同アダプターの斜視図である。
【図4】図1の採血筒のA−A線矢視断面図である。
【図5】本発明の一実施例を示すアダプターとシリンジ
と採血管の縦側断面図である。
と採血管の縦側断面図である。
1 採血筒 2 採血針 3 減圧採血管 4 アダプター 5 採血管 9 採血筒の突出部 12 弾性鞘体 16 シリンジの口部 19 シリンジの口部の貫通孔 20 アダプターの貫通孔 21 アダプターの当接面 22 アダプターの連結部 23 アダプターの凹所 24 アダプターの凹部 25 採血管の開口部
Claims (5)
- 【請求項1】採血筒の先端部に、該先端部を貫通する採
血針が装着されて、採血針の基部に外嵌された弾性鞘体
により、採血針の基端部開口が開閉可能とされ、採血時
に、採血筒内にシリンジが挿入されて、シリンジの先端
に突出形成された口部により、弾性鞘体が軸心方向に圧
縮されると共に、採血針の基端部が、弾性鞘体を貫通
し、シリンジの該口部内に挿入されて、シリンジ内に血
液試料が採取される採血器具において、 シリンジの口部に外嵌されるアダプターであって、 アダプターの径方向中央部には、基部側において、該シ
リンジの該口部と嵌着し、且つ先端側において、該採血
針の基端部の挿入が可能な、軸心方向に貫通した貫通孔
を有し、該貫通孔は基端部から先端部に向かうに従って
その径が小さくなるテーパーを有し、且つ、径方向外方
部には、採血筒内側面に径方向内方に突出した突出部と
当接する当接面を有し、且つ、該当接面と該貫通孔を連
結する連結部を有し、該連結部と該当接面により先端部
側凹所を形成していることを特徴とする採血器具のアダ
プター。 - 【請求項2】アダプターの該連結部の先端部側の面に
は、径方向に対し直線上に凹部を有している請求項1記
載の採血器具のアダプター。 - 【請求項3】アダプターの当接面の内径が、少なくとも
15mm以上で、且つアダプターの該貫通孔を形成する径
方向中央部の最大外径は、10mm以下である請求項1又
は2記載の採血器具のアダプター。 - 【請求項4】アダプターをシリンジに装着し、採血針を
装着された採血筒内に挿入した際、圧縮された採血針の
弾性鞘体の反発力以上の保持力で、該採血筒内に保持さ
れている請求項1乃至3のいずれかに記載の採血器具の
アダプター。 - 【請求項5】アダプターを保持する採血筒の内側面に有
する突出部は、開口部側より軸心方向前方へ向かうに従
って径方向内方へ移行し、且つ、周方向に等配され且つ
少なくとも3箇所以上形成されている請求項1乃至4の
いずれかに記載の採血器具のアダプター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13195692A JP3144591B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 採血器具のアダプター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13195692A JP3144591B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 採血器具のアダプター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05300898A JPH05300898A (ja) | 1993-11-16 |
| JP3144591B2 true JP3144591B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=15070144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13195692A Expired - Fee Related JP3144591B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 採血器具のアダプター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3144591B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007236541A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Seigo Murakawa | 採血針 |
| JP7545628B2 (ja) * | 2019-06-13 | 2024-09-05 | 株式会社トップ | 採血管ホルダー及び採血キット |
| CN111407289B (zh) * | 2020-04-23 | 2025-06-03 | 郑州大学第一附属医院 | 一种医用采血针 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP13195692A patent/JP3144591B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05300898A (ja) | 1993-11-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0638945A (ja) | 採血器具のアダプター | |
| US7063673B2 (en) | Coupling device for blood collection assembly | |
| US4320769A (en) | Universal holder for blood collecting tubes | |
| US5505721A (en) | Multiple tube perfusion sampler | |
| US5360011A (en) | Blood sample collection | |
| US4378812A (en) | Devices for sampling blood | |
| KR100572505B1 (ko) | 자체 철수형 정맥 카테터 도입기 | |
| US6540732B1 (en) | Fluid collection device with captured retractable needle | |
| US5755701A (en) | Blood withdrawal device | |
| US6183445B1 (en) | Syringe with retractable needle guard | |
| EP1447072A1 (en) | Method and device for transferring fluids between collection tube holders | |
| EP0750882B1 (en) | Needle holder assembly including sleeve of thermoplastic elastomer and method for its manufacture | |
| US4212309A (en) | Blood gas sampler | |
| US6155991A (en) | Apparatus and method for collecting blood samples | |
| US4392499A (en) | Adaptor for facilitating blood sampling procedures | |
| SK287079B6 (sk) | Skladovacia nádobka na najmenej jednu hypodermickú ihlu | |
| CA2205831A1 (en) | Self-retracting medical needle apparatus and methods | |
| JP3179889U (ja) | 採血ライン構造体 | |
| JP3144591B2 (ja) | 採血器具のアダプター | |
| JPH07204180A (ja) | 採血管ホルダー | |
| WO1996031154A1 (en) | Phlebotomy system having retractable needle cannula | |
| JPH05300899A (ja) | 採血器具のアダプター装置 | |
| EP1782732B1 (en) | Blood-collecting needle set | |
| JP2767648B2 (ja) | アダプターおよび採血器具 | |
| JPH0576404U (ja) | 採血器具のアダプター |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |