JP3144573B2 - 映像信号伝送装置 - Google Patents

映像信号伝送装置

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JP3144573B2 JP29847391A JP29847391A JP3144573B2 JP 3144573 B2 JP3144573 B2 JP 3144573B2 JP 29847391 A JP29847391 A JP 29847391A JP 29847391 A JP29847391 A JP 29847391A JP 3144573 B2 JP3144573 B2 JP 3144573B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図5〜図8) 発明が解決しようとする課題(図5〜図8) 課題を解決するための手段(図1〜図4) 作用 実施例(図1〜図4) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は映像信号伝送装置に関
し、デイスクリートコサイン変換等の直交変換によつ
て、例えば放送のように一対多の伝送形態で高画質の映
像を伝送する映像信号伝送装置に適用して好適なもので
ある。
【0003】
【従来の技術】従来、例えばテレビ会議システム、テレ
ビ電話システムなどのように動画映像でなる映像信号を
遠隔地に伝送するいわゆる映像信号伝送システムにおい
ては、伝送路を効率良く利用するため、映像信号の相関
を利用して映像信号を符号化し、これにより有意情報の
伝送効率を高めるようになされている。
【0004】例えばフレーム内符号化処理は、図5に示
すように、時点t=t1、t2、t3……において動画
を構成する各画像PC1、PC2、PC3……を伝送し
ようとする場合、伝送処理すべき画像データを同一走査
線内で一次元符号化して伝送するものである。またフレ
ーム間符号化処理は、時間軸に対する映像信号の自己相
関を利用して順次隣合う画像PC1及びPC2、PC2
及びPC3……間の画素データの差分でなる画像データ
PC12、PC23……を求めることにより圧縮率を向
上させるものである。
【0005】これにより映像信号伝送システムは、画像
PC1、PC2、PC3……をその全ての画像データを
伝送する場合と比較して格段的にデータ量が少ないデイ
ジタルデータに高能率符号化して伝送路に送出すること
ができるようになされている。
【0006】すなわち図6に示すように、画像データ伝
送装置1は、デイジタル化された入力映像信号VDにつ
いて前処理回路2によつて帯域制限及び送出順序変換等
を行い、入力画像データS1として出力する。ここで入
力画像データS1として順次送出される画像データは、
図7に示すような手法でフレーム画像データFRMから
抽出される。
【0007】一枚のフレーム画像データFRMは、例え
ば図7(A)に示すように2個(水平方向)×6個(垂
直方向)のブロツクグループGOBに分割され、各ブロ
ツクグループGOBが図7(B)に示すように11個
(水平方向)×3個(垂直方向)のマクロブロツクMB
を含むようにになされ、各マクロブロツクMBは図7
(C)に示すように8×8画素分の輝度信号データY1
〜Y4の全画素データに対応する色差信号データでなる
色差信号データCb及びCrを含んでなる。
【0008】このときブロツクグループGOB内の画像
データの配列は、マクロブロツクMB単位で画像データ
が連続するようになされており、マクロブロツクMB内
ではラスタ走査の順で微小ブロツク単位で画像データが
連続するようになされている。
【0009】なおここでマクロブロツクMBは、輝度信
号に対して、水平及び垂直走査方向に連続する16×16画
素の画像データ(Y1 〜Y4 )を1つの単位とするのに
対し、これに対応する2つの色差信号においては、デー
タ量が低減処理された後時間軸多重化処理され、それぞ
れ1つの微小ブロツクCr 、Cb に16×16画素分のデー
タが割り当てられる。
【0010】差データ生成回路3は、入力画像データS
1と共に前フレームメモリ4に格納されている前フレー
ムの前フレームデータS2を入力すると、入力画像デー
タS1との差分を求めてフレーム間符号化データを発生
し(以下これをフレーム間符号化モードという)、当該
差分データS3を切換回路5を介してデイスクリートコ
サイン変換(DCT:discrete cosine transform )回
路6及び切換制御回路7に上記入力画像データS1と共
に出力するようになされている。
【0011】切換回路5は、切換制御回路7から出力さ
れる制御信号S4により制御され、フイールド内符号化
して伝送した方が少ないデータ量で伝送できる可能性が
高いと判断される場合には、入力画像データS1をその
まま出力し、またフレーム間符号化して伝送した方が少
ないデータ量で伝送できる可能性が高いと判断される場
合には差分データS3を出力するようになされている。
デイスクリートコサイン変換回路6は映像信号の2次元
相関を利用するべく、入力画像データS1又は差分デー
タS3を微小ブロツク単位でデイスクリートコサイン変
換し、その結果得られる係数データS5を量子化回路8
に出力するようになされている。
【0012】量子化回路8は、ブロツクグループGOB
毎に定まる量子化ステツプサイズで変換データS5を量
子化し、その結果出力端に得られる量子化データS6を
可変長符号化回路(VLC:variable length code)9
及び逆量子化回路12に供給する。ここで可変長符号化
回路9は、量子化データS6を可変長符号化処理し、伝
送データS7として伝送バツフアメモリBM10に供給
する。
【0013】伝送バツフアメモリ10は、伝送データS
7を一旦メモリに格納した後、所定のタイミングで出力
データS8として伝送路11に出力すると共に、メモリ
に残留している残留データ量に応じてブロツクグループ
GOB単位の量子化制御信号S9を量子化回路8にフイ
ードバツクして量子化ステツプサイズを制御するように
なされている。これにより伝送バツフアメモリ10は、
出力データS8として発生されるデータ量を調整し、メ
モリ内に適正な残量(オーバーフロー又はアンダーフロ
ーを生じさせないようなデータ量)のデータを維持する
ようになされている。
【0014】因に伝送バツフアメモリ10のデータ残量
が許容上限にまで増量すると、伝送バツフアメモリ10
は量子化制御信号S9によつて量子化回路8の量子化ス
テツプサイズSTPS(図8)のステツプサイズを大き
くすることにより、量子化データS6のデータ量を低下
させる。またこれとは逆に伝送バツフアメモリ10のデ
ータ残量が許容下限値まで減量すると、伝送バツフアメ
モリ10は量子化制御信号S9によつて量子化回路8の
量子化ステツプサイズSTPSのステツプサイズを小さ
くすることにより、量子化データS6のデータ量を増大
させる。
【0015】逆量子化回路12は、量子化回路8から送
出される量子化データS6を代表値に逆量子化して逆量
子化データS10に変換し、出力データS8の量子化回
路8における変換前の変換データを復号し、逆量子化デ
ータS10をデイスクリートコサイン逆変換(IDC
T:inverse discrete cosine trasform)回路13に供
給するようになされている。デイスクリートコサイン逆
変換回路13は、逆量子化回路12で復号された逆量子
化データS10をデイスクリートコサイン変換回路6と
は逆の変換処理で復号画像データS11に変換し、前フ
レームデータ生成回路14及び切換回路15に出力する
ようになされている。
【0016】これによりデイスクリートコサイン逆変換
回路13は、伝送路11を介して出力され、受信側で再
現される出力データS8のデイスクリートコサイン変換
回路6での変換前の入力画像データS1又は差分データ
S3を伝送側で復号することができるようになされてい
る。すなわちデイスクリートコサイン逆変換回路13
は、映像信号VDがフイールド内符号化処理されて伝送
される場合には入力画像データS1を再現するのに対
し、映像信号VDがフレーム間符号化処理されて伝送さ
れる場合には差分データS3を復元するようになされて
いる。
【0017】前フレームデータ生成回路14は、前フレ
ームメモリ4からフイードバツクされる前フレームデー
タS2と復号画像データS11を加算して出力データS
8として出力された前フレームの画像データを復元し、
切換回路15を介して前フレームメモリ4に出力するこ
とにより、前フレームメモリ4に受信側に伝送される画
像を順次再現して格納するようになされている。ここで
切換回路15は、遅延回路16を介することにより映像
信号VDがデイスクリートコサイン変換されてからデイ
スクリートコサイン逆変換されるまでに要する時間遅延
された制御信号S4により切り換え制御されるようにな
されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の画像デ
ータ伝送装置1においては、伝送バツフアメモリ10の
データ残量に基づいて量子化回路8で発生されるブロツ
クグループGOBごとの発生情報データ量を平均化する
ようになされているため、ブロツクグループGOB内に
歪みの生じやすい絵柄と歪みの生じ難い絵柄が混在する
場合には、歪みの生じやすい絵柄の部分で画質の劣化が
視覚されやすく画質が一定しないという問題があつた。
【0019】例えば回転する水車の映像のように、局所
的かつ急激に伝送情報量が増減する絵柄の場合、ブロツ
クグループGOBを構成する複数のブロツクMBのうち
の1ブロツク内に画像情報量の平坦な部分と精細な部分
が含まれているため、平均的に量子化ステツプサイズを
設定したのでは水車のはねが含まれるブロツクに局所的
に歪みが集中し、はねの部分がぼやけて見えたり、周辺
の平坦部にブロツク状の歪みが視覚されるおそれがあつ
た。デイスクリートコサイン変換方式は、歪みがブロツ
ク全体に拡散される特徴があり、伝送される画像の画柄
によつて歪みの生じかたが異なりやすく、歪みが不均一
になりやすいが、特に高画質伝送装置においては伝送画
像の性質にかかわらず画質が均一になることが重要であ
るので、この歪みは大きな問題となる。
【0020】また輝度信号の視覚特性は線形でないた
め、例えば歪み量としては同じであつても、輝度レベル
の高低により歪みが知覚され易い場合や知覚され難い場
合があつた。この視感度によつて生じる歪みは、伝送画
像の性質にかかわらず画質が均一であることが望ましい
高画質伝送装置においては特に重要な問題である。
【0021】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、歪みの発生しやすい画像と歪みの発生し難い画像が
混在する変化の激しい入力画像が入力される場合にも、
入力される画像に直接対応して発生情報量を調整するこ
とにより、画像全体としての画質を一段と向上して伝送
することができる。
【0022】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、単位ブロツクMB複数個で単位ブ
ロツク群GOBを形成する映像信号VDを直交変換して
係数データS5に変換し、当該係数データS5を量子化
して量子化データS6に変換し、当該量子化データS6
を記憶部10に一旦記憶した後所定のタイミングで伝送
する映像信号伝送装置20において、記憶部10に一旦
記憶した量子化データS6の蓄積残量に応じて単位ブロ
ツク群GOBごとに定められた第1の量子化情報S9に
基づいて、係数データS5の量子化及び逆量子化を行う
とともに逆直交変換を行う局部復号手段23、24、2
5と、当該局部復号手段23、24、25で復号された
局部復号データS22と当該局部復号データS22に対
応する原映像信号S1との差を求めることにより実際の
歪データS23を検出する歪データ検出手段28と、第
1の量子化情報S9に基づいて係数データS5の量子化
が行われた場合に生じると予測される平均的な歪の絶対
値和を標準歪データS33として推定する標準歪データ
推定手段33と、歪データS23と標準歪データS33
との差分データS34に基づいて、第1の量子化情報S
9に基づいて推定された標準歪データS33の標準歪量
に対する単位ブロツクMB当たりのブロツク歪量の増大
又は減少を予め判別するブロツク歪量判別手段34と、
当該ブロツク歪量判別手段34による判別結果に応じて
単位ブロツクMBごとの第2の量子化情報S24を決定
する制御手段34と、単位ブロツクMB当たりのブロツ
ク歪量に応じて第1の量子化情報S9又は第2の量子化
情報S24に基づく量子化サイズを設定する量子化手段
8と、当該量子化手段8における量子化サイズの設定処
理が終了するまでは係数データS5を量子化手段8へ供
給することなく保持し、設定処理が終了した後に係数デ
ータS5を量子化手段8へ供給する遅延手段36とを備
えるようにする。
【0023】
【0024】
【0025】
【作用】同一単位ブロツク群GOB内に画質劣化の生じ
やすい映像信号VDと、画質劣化の生じ難い映像信号V
Dが混在している場合、映像信号VDを直交変換してな
る係数データS5を局部復号して原映像信号S1との差
を求めることにより実際の歪データS23を検出し、第
1の量子化情報S9に基づいて係数データS5の量子化
が行われた場合に生じる平均的な歪の絶対値和を標準歪
データS33として推定し、歪データS23と標準歪デ
ータS33との差分データS34に基づいて、標準歪デ
ータS33の標準歪量に対する単位ブロツクMB当たり
のブロツク歪量の増大又は減少を予め判別し、その判別
結果に応じて単位ブロツクMBごとの第2の量子化情報
S24を決定し、単位ブロツクMB当たりのブロツク歪
量に応じて第1の量子化情報S9又は第2の量子化情報
S24に基づく量子化サイズSTPSを設定し、当該設
定処理が終了するまでは係数データS5を保持して量子
化せず、当該設定処理が終了した後に係数データS5を
実際に量子化するようにしたことにより、局所的かつ急
激に歪みが発生しやすい映像信号VDが入力された場合
でも、実際の量子化前に単位ブロツクMBごとのブロツ
ク歪量の増大又は減少を予め判別し、その判別結果に応
じて予めフイードフオワード制御により単位ブロツクM
Bごとの最適な量子化サイズSTPSを設定した後に実
際に量子化を行うことができるので、同一単位ブロツク
群GOB内での局所的な歪みを除去して画質を一定に保
持することができる。
【0026】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0027】図4との対応部分に同一符号を付して示す
図1において、20は全体として画像データ伝送装置を
示し、逆量子化回路12、デイスクリートコサイン逆変
換回路13、前フレームデータ生成回路14でなる第1
の局部復号回路系21Aに加えて第2の局部復号回路系
21Bを有すると共に、当該第1及び第2の局部復号回
路系21A及び21Bから出力される出力結果に基づい
て伝送画像の各ブロツクごとの量子化パラメータを制御
する量子化パラメータ制御回路22を有することを除い
て同様の構成を有している。
【0028】第2局部復号回路系21Bは、量子化回路
8が係数データS5を量子化して出力する前に、デイス
クリートコサイン変換回路6から出力される係数データ
S5の復号値を求めることにより、原画像データに対す
る歪を検出するようになされている。
【0029】ここで第2局部復号回路系21Bは、デイ
スクリートコサイン変換回路6から出力された係数デー
タS5をリードオンリメモリ等でなる量子化/逆量子化
回路(QQ)23に入力する。量子化/逆量子化回路
(QQ)23は、伝送バツフアメモリ10からフイー
ドバツクされるブロツクグループGOB毎の量子化制御
信号S9で定まる量子化特性に基づいて、デイスクリー
トコサイン変換後の係数を量子化(すなわちクラス分
け)及び逆量子化(すなわち代表値化)し、デイスクリ
ートコサイン逆変換回路24に出力するようになされて
いる。
【0030】デイスクリートコサイン逆変換回路24
は、代表値を逆変換した逆変換データS21を加算回路
25及び切換回路26に出力するようになされている。
ここで加算回路25は、前フレームメモリ4に蓄積され
ている前フレームの局部復号データS2に逆変換データ
S21を加算することにより、量子化制御信号S9で定
まる量子化ステツプサイズで伝送されるであろう画像デ
ータを局部復号し、切換回路26に出力するようになさ
れている。
【0031】ここで切換回路26は、第2局部復号回路
系21Bが画像データをデイスクリートコサイン変換回
路6からデイスクリートコサイン逆変換回路24まで信
号処理するのに要する時間分遅延された制御信号S4を
遅延回路27を介して入力し、伝送路11を介して伝送
される現画像データがフイールド内符号化処理されたデ
ータか、フレーム間符号化処理されたデータかに応じて
歪み量算出回路28に出力される局部復号データS22
を切り換えるようになされている。
【0032】歪み量算出回路28は、遅延回路29を介
して入力される原画像としての入力画像データS1と切
換回路26を介して入力される局部復号データS22と
の差を算出することにより同一サンプルに対する歪量を
算出し、当該歪量を歪データS23として量子化パラメ
ータ制御回路22に出力する。ここで遅延回路29は、
FIFO(first in first out)メモリ構成等でなり、
入力画像データS1をデイスクリートコサイン変換回路
6を介して局部復号回路25で信号処理するのに要する
時間分、制御信号S4の出力を遅延するようになされて
いる。
【0033】量子化パラメータ制御回路22は、歪み量
算出回路28より入力される歪データS23及び伝送バ
ツフアメモリ10より入力されるブロツクグループGO
B毎の量子化制御信号S9に基づいて、伝送される画像
データの各ブロツク毎の量子化ステツプサイズを制御す
る量子化制御信号S24を量子化回路8に出力する。こ
の結果量子化パラメータ制御回路22は、画像データの
発生情報量の平滑化に影響を及ぼさない範囲で伝送に先
立つてブロツク毎の量子化ステツプサイズを局部的に制
御することができる。これにより同一ブロツクグループ
GOB内でも大きな歪みの生ずるブロツクは量子化ステ
ツプサイズを細かくし、一方歪みの小さいブロツクは量
子化ステツプサイズを大きくすることができ、伝送され
る画像の画質を一定に保つようになされている。
【0034】すなわち量子化パラメータ制御回路22
は、図2に示すように、歪み量算出回路28から入力さ
れる歪データS23を絶対値回路30に入力し、原画像
データに対する歪みの絶対値を求め、これを絶対差分デ
ータS31として出力するようになされている。積分回
路31は、絶対値回路30より入力される絶対差分デー
タS31の総和を各ブロツク毎に求めると、歪総和デー
タS32として減算回路32に供給する。
【0035】減算回路32は、ROM等で構成される標
準歪発生回路33から入力される各ブロツク毎の標準歪
データS33との差分を算出し、当該差分データS34
を量子化パラメータ設定回路34に出力するようになさ
れている。ここで標準歪発生回路33は、伝送バツフア
メモリ10から量子化制御信号S9として入力されるブ
ロツクグループGOB毎の制御パラメータに基づいて、
各ブロツク毎に生じるであろう標準的又は平均的な歪の
絶対値和を予め推定し、当該推定値を標準歪データS3
3として出力するようになされている。
【0036】ここで量子化パラメータ設定回路34は、
歪総和データS32と標準歪データS33との差分デー
タS34が小さくなるように各ブロツクの量子化ステツ
プサイズを決定するブロツク単位の制御パラメータを制
御データS24として量子化回路8及び逆量子化回路1
2に出力することにより、第2の局部復号回路系21B
で処理されるブロツクグループGOBに対応する画像デ
ータが伝送路11を介して出力される際画質がほぼ一定
になるように制御する。また第1局部復号回路系21A
の逆量子化回路12は、ブロツクグループGOBごとの
量子化パラメータである量子化制御信号S9及び各ブロ
ツクごとの量子化パラメータである量子化制御信号S2
4に基づいて量子化データS6を逆量子化するようにな
されている。
【0037】因に画像データ伝送装置20は、デイスク
リートコサイン変換回路6から出力された変換データS
5をFIFOメモリでなる遅延回路36で所定時間遅延
させた後、量子化回路8に供給するようになされてい
る。ここで遅延回路36は、画像データを第2局部復号
回路系21B及び量子化パラメータ制御回路22が信号
処理するのに要する時間、すなわち量子化/逆量子化回
路23から量子化パラメータ設定回路34が信号処理を
終了するまでに必要な時間、変換データS5を遅延して
量子化回路8に供給するようになされており、これによ
り画像データ発生回路20が、現に伝送される画像の性
質に基づいたフイードフオワード処理ができるようにな
されている。
【0038】また画像データ発生回路20は、第1の局
部復号回路系21Aの前フレームデータ生成回路14に
前フレームメモリ4から供給される前フレームデータS
2をFIFOメモリでなる遅延回路37を介して入力す
るようになされている。ここで遅延回路37は、第2局
部復号回路系21Bと量子化パラメータ制御回路22の
処理時間に要する時間分、前フレームデータを遅延して
出力するようになされており、これにより伝送路11を
介して実際に出力された前フレームデータを復号できる
ようになされている。
【0039】以上の構成において、空を背景とする水車
の映像のように、画質の劣化の生じ難い背景部分と画質
の劣化の生じ易い水車のはねの部分が混在する境界部分
に対応するブロツクグループGOBの映像信号VDが前
処理回路2に入力された場合、前処理回路2は当該映像
信号VDを8ビツトの入力画像データS1に変換し、差
データ作成回路3及び遅延回路29に供給する。差デー
タ作成回路3は、前処理回路2から入力される現入力画
像データS1と前フレームメモリ4から供給される前フ
レームの対応ブロツクグループGOBとのフレーム間差
分データS3を求め、デイスクリートコサイン変換回路
6において各ブロツク毎に2次元デイスクリートコサイ
ン変換する。
【0040】ここでデイスクリートコサイン変換回路6
は、遅延回路36を介することにより第2の局部復号回
路系21B及び量子化パラメータ制御回路22が変換デ
ータS5を処理するのに要する時間分、変換データS5
を遅延して量子化回路8に供給する。このように遅延回
路36が変換データS5を遅延して当該変換データの量
子化を遅延させている間、第2局部復号回路系21B及
び量子化パラメータ制御回路22は、現在伝送しようと
しているブロツクグループGOBの構成単位であるブロ
ツク毎に背景部分に対応する画質劣化の生じ難いブロツ
クであるか、背景と水車のはねとの境界部分に対応する
画質劣化の生じ易いブロツクであるかに応じて各ブロツ
ク毎の量子化ステツプサイズを決定する。
【0041】すなわち第2局部復号回路系21Bは、量
子化/逆量子化回路23を介して変換データS5をブロ
ツクグループGOBの量子化ステツプサイズを決定する
量子化制御信号S9により量子化し、量子化後の変換デ
ータS5を再度逆量子化処理した後、さらに逆量子化後
の代表値をデイスクリートコサイン逆変換回路24で逆
変換する。このとき第2局部復号回路系21Bは、局部
復号回路25で前フレームの局部復号値から現フレーム
のブロツクグループGOB毎の量子化精度による局部復
号値を得ると、切換回路26を介して歪量算出回路28
に供給し、復号された現ブロツク群の画像データS22
と原画像である入力画像データS1との差分を求め、量
子化パラメータ制御回路22に歪データS23を出力す
る。
【0042】このとき量子化パラメータ制御回路22
は、絶対値回路30で各ブロツク毎に歪データS23の
絶対値を求めると、積分回路31で各ブロツク毎の歪の
総和を算出し、現在の量子化ステツプサイズでは各ブロ
ツクの復調値が原画像のデータに対して実際にどれだけ
ずれが生じることになるか算出する。これと同時に量子
化パラメータ制御回路22は、伝送バツフアメモリ10
のデータ蓄積量がオーバーフロー又はアンダーフローし
ないように量子化サイズを決定するブロツクグループG
OB毎の制御パラメータを量子化制御信号S9として入
力すると各ブロツク毎に生じるであろう歪量を推定し、
標準歪発生回路33より減算回路32に出力する。
【0043】この後量子化パラメータ制御回路22は、
減算回路32で標準歪データS33に対する実際の歪量
の差を求めると、量子化パラメータ設定回路34に差分
データS34を供給する。ここで量子化パラメータ設定
回路34は、差分データS34の増減からブロツクグル
ープGOB単位の平均的な量子化ステツプサイズで予測
される歪量に対して各ブロツク単位の歪量が局所的に増
加しているか否かを判別する。
【0044】例えば背景領域画像に対応するブロツクが
多いブロツクグループGOBでは、歪量が少ないため伝
送バツフアメモリ10で量子化ステツプサイズが大きく
設定されるが、水車と背景領域との境界部分に対応する
ブロツクでは、現在の量子化ステツプサイズで推定され
る歪量に比べて多くの歪が発生する。このような場合、
量子化パラメータ設定回路34は、伝送バツフアメモリ
10がオーバーフロー又はアンダーフローを生じない範
囲で、該当するブロツクの量子化ステツプサイズを小さ
くして歪量を減少させ、水車と背景との境界部分で画質
の劣化が生じないように量子化制御信号S24を量子化
回路8及び逆量子化回路12に出力し、ブロツク毎の制
御パラメータを所定の値に設定する。
【0045】この後量子化回路8は、遅延回路36で遅
延されているブロツクグループGOBの画像データに先
立つて算出されたブロツク毎の量子化パラメータ及びブ
ロツクグループGOB毎の量子化パラメータに基づい
て、ブロツクグループGOBを構成する各ブロツク毎の
量子化ステツプサイズを制御して可変長符号化回路9に
供給し、可変長符号化処理後伝送バツフアメモリ10を
介して伝送路11に出力する。またこのとき第1の局部
復号回路系21Aの逆量子化回路12は、量子化制御信
号S9及びS24で設定された実際の量子化ステツプサ
イズで量子化データS6を逆量子化すると、前フレーム
メモリ4に実際に伝送された画像データを伝送側で復号
して格納し、以下同様の動作を繰り返す。
【0046】以上の構成によれば、伝送する画像データ
の量子化に先立つて、実際に伝送される画像データの局
部復号値を前もつて求め、この局部復号値の原画像デー
タに対する歪量を各ブロツク毎に求めた後、当該歪量に
基づいて各ブロツク毎の量子化ステツプサイズを局所的
に制御することにより、同一ブロツクグループ内で局所
的かつ急激に歪量が増減しやすい画像が入力された場合
にも、一段と容易にブロツクグループGOB全体の発生
歪報量の平均化とをはかり、局所的な画質の劣化を防止
することができる。
【0047】またこの場合同一ブロツクグループGOB
内ではブロツク毎に生じる歪の総量を予め推定された標
準歪に近づけることができることにより、ブロツクグル
ープGOB内で歪の分布が不均一になるおそれを有効に
回避することができる。
【0048】なお上述の実施例においては、量子化パラ
メータ制御回路22で原画像データとしての入力画像信
号S1と局部復号画像データS22との同一サンプルに
対する差データS23の絶対値を求める場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、各差データS23の二
乗和を求めても良く、また非線型に重み付けた値を求め
る等種々の場合に適用し得る。
【0049】また上述の実施例においては、量子化パラ
メータ制御回路22でブロツクグループGOB毎の量子
化制御パラメータを示す量子化制御信号S9に基づいて
各ブロツク毎に標準的歪量の絶対値和を推定する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、標準的歪量の
二乗和等を推定するようにしても良い。
【0050】さらに上述の実施例においては、量子化パ
ラメータ制御回路22として図2に示す構成の処理回路
を用いる場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、原画像データでなる入力画像信号S1と局部復号画
像データS22との同一サンプルに対する差データS2
2及びブロツクグループGOB毎の制御パラメータS9
でなる量子化制御信号に基づいてブロツク単位の量子化
パラメータを制御する種々の処理回路に広く適用し得
る。
【0051】さらに上述の実施例においては、空を背景
として水車の映像を信号処理して伝送する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、変化の激しい入力画
像を伝送する場合に好適である。
【0052】さらに上述の実施例においては、入力映像
信号S1と局部復号画像データS22との差データS2
2及びブロツクグループGOB毎の制御パラメータでな
る量子化制御信号S9に基づいてブロツク単位の量子化
パラメータを制御する場合について述べたが、本発明は
これに限らず、フイルタ特性等を制御するようにしても
良い。
【0053】さらに上述の実施例においては、入力映像
信号S1と局部復号画像データS22との差データS2
2及びブロツクグループGOB毎の制御パラメータでな
る量子化制御信号S9に基づいてブロツク単位の量子化
パラメータを制御する場合について述べたが、本発明は
これに限らず、伝送画像データを信号処理してなる他の
処理信号を用いる場合にも広く適用し得る。
【0054】さらに上述の実施例においては、図1及び
図2に示す画像伝送装置20及び量子化パラメータ制御
回路22を用いて画像データを重み付ける場合について
述べたが本発明はこれに限らず、図1及び図2との対応
部分に同一符号を付して示す図3及び図4に示す画像伝
送装置40及び量子化パラメータ制御回路41を用いて
も良い。
【0055】ここで量子化パラメータ制御回路41は、
歪量算出回路28から歪データS23を入力すると共
に、遅延回路29より原信号のうち輝度信号S41を入
力するようになされている。量子化パラメータ制御回路
41は、ROM等で構成される重付け回路42を有し、
歪データS23を輝度信号S41に基づいて重み付け、
重み付け後の歪みデータの絶対値を重付け差分データS
42として積分回路31に出力するようになされてい
る。
【0056】このとき重付け回路42は、人間の視覚特
性に適合するように歪データS23を非線形に重み付け
るようになされている。この実施例の場合、標準歪発生
回路33は伝送バツフアメモリ10から量子化制御信号
S9として入力されるブロツクグループGOB毎の制御
パラメータに基づいて、平均的な輝度信号レベルにおけ
る各ブロツクに生じるであろう標準的又は平均的な歪の
絶対値和を推定し、標準歪データS33として出力する
ようになされている。
【0057】またこのとき量子化パラメータ設定回路3
4は、歪総和データS32が標準歪データS33より大
きい場合には、量子化精度を向上させるように制御デー
タS24を出力し、歪総和データS32が標準歪データ
S33より小さい場合には、量子化精度を劣化させるよ
うに制御データS24を出力するようになされている。
これにより画像伝送装置40は、人間の視知覚特性まで
含めた歪の均一化をはかることができ、より一層情報量
の有効活用並びに高画質伝送を実現することができる。
【0058】さらに上述の実施例においては、重付け回
路42は、歪データS23を非線形に重み付ける場合に
ついて述べたが、本発明はこれに代え、線形に重み付け
ても良い。
【0059】さらに上述の実施例においては、輝度信号
を全ビツト分入力する場合について述べたが、本発明は
これに限らず、最上位ビツト側の3〜5ビツトの信号を
入力するようにしても良い。
【0060】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、同一単位
ブロツク群内に画質劣化の生じやすい映像信号と、画質
劣化の生じ難い映像信号が混在している場合、映像信号
を直交変換してなる係数データを局部復号して原映像信
号との差を求めることにより実際の歪データを検出し、
第1の量子化情報に基づいて係数データの量子化が行わ
れた場合に生じる平均的な歪の絶対値和を標準歪データ
として推定し、歪データと標準歪データとの差分データ
に基づいて、標準歪データの標準歪量に対する単位ブロ
ツク当たりのブロツク歪量の増大又は減少を予め判別
し、その判別結果に応じて単位ブロツクごとの第2の量
子化情報を決定し、単位ブロツク当たりのブロツク歪量
に応じて第1の量子化情報又は第2の量子化情報に基づ
く量子化サイズを設定し、当該設定処理が終了するまで
は係数データを保持して量子化せず、当該設定処理が終
了した後に係数データを実際に量子化するようにしたこ
とにより、局所的かつ急激に歪みが発生しやすい映像信
号が入力された場合でも、実際の量子化前に単位ブロツ
クごとのブロツク歪量の増大又は減少を予め判別し、そ
の判別結果に応じて予めフイードフオワード制御により
単位ブロツクごとの最適な量子化サイズを設定した後に
実際に量子化を行うことができるので、同一単位ブロツ
ク群内での局所的な歪みを除去して画質を一定に保持す
ることができ、かくして入力画像の絵柄に係わらず伝送
画質の向上及び均一化を図り得る映像信号伝送装置を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像データ伝送装置の一実施例を
示すブロツク図である。
【図2】その量子化パラメータ制御回路の説明に供する
ブロツク図である。
【図3】他の実施例による画像データ伝送装置を示すブ
ロツク図である。
【図4】その量子化パラメータ制御回路の説明に供する
ブロツク図である。
【図5】フレーム内/フレーム間符号化処理の説明に供
する略線図である。
【図6】従来の画像データ伝送装置の説明に供するブロ
ツク図である。
【図7】フレーム画像データの構成を示す略線図であ
る。
【図8】量子化ステツプの説明に供する略線図である。
【符号の説明】
20、40……画像データ伝送装置、21A、21B…
…局部復号回路系、22、41……量子化パラメータ制
御回路、23……量子化/逆量子化回路、24……デイ
スクリートコサイン逆変換回路、25……局部復号回
路、28……歪量算出回路、33……標準歪発生回路、
34……量子化パラメータ設定回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単位ブロツク複数個で単位ブロツク群を形
    成する映像信号を直交変換して係数データに変換し、当
    該係数データを量子化して量子化データに変換し、当該
    量子化データを記憶部に一旦記憶した後所定のタイミン
    グで伝送する映像信号伝送装置において、上記記憶部に一旦記憶した上記量子化データの蓄積残量
    に応じて 上記単位ブロツク群ごとに定められた第1の量
    子化情報に基づいて、上記係数データの量子化及び逆量
    子化を行うとともに、逆直交変換を行う局部復号手段
    と、 上記局部復号手段で復号された局部復号データと当該局
    部復号データに対応する原映像信号との差を求めること
    により実際の歪データを検出する歪データ検出手段と、上記第1の量子化情報に基づいて上記係数データの量子
    化が行われた場合に生じると予測される平均的な歪の絶
    対値和を標準歪データとして推定する標準歪データ推定
    手段と、 上記歪データと上記標準歪データとの差分データに基づ
    いて、上記第1の量子化情報に基づいて推定された上記
    標準歪データの標準歪量に対する上記単位ブロツク当た
    りのブロツク歪量の増大又は減少を予め判別するブロツ
    ク歪量判別手段と、 上記ブロツク歪量判別手段による判別結果に応じて 上記
    単位ブロツクごと第2の量子化情報を決定する制御手
    段と、上記単位ブロツク当たりのブロツク歪量に応じて上記第
    1の量子化情報又は上記第2の量子化情報に基づく 量子
    化サイズを設定する量子化手段と、上記量子化手段における上記量子化サイズの設定処理が
    終了するまでは上記係数データを上記量子化手段へ供給
    することなく保持し、上記設定処理が終了した後に上記
    係数データを上記量子化手段へ供給する遅延手段と を具
    えることを特徴とする映像信号伝送装置。
  2. 【請求項2】上記制御手段は、上記ブロツク歪量判別手
    段による判別結果と、上記記憶部に 一旦記憶した上記量
    子化データの蓄積残量とに基づいて、上記記憶部に蓄積
    されている上記量子化データのオーバフロー又はアンダ
    ーフローが生じない範囲で上記単位ブロツクごとに上記
    第2の量子化情報を制御することを特徴とする請求項1
    に記載の映像信号伝送装置。
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