JP3144377U - スピーカー装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】音波及び振動を減衰する材質である吸音材シートを重層構造に巻き上げてなる渦巻状円筒形筒体をピン又はバンドで固定したエンクロージャー上にスピーカーユニット2のフランジ8を設置し、スピーカーユニット2からの出力音声を吸音材に吸収して、出力音声を高忠実度再生音声にする。重層構造に巻き上げられた該吸音シート1,10,11は、絨毯を連結したシートを渦巻き状に構成してなり、汚損等に対応して別のシートと交換容易とし、その表面若しくは裏面に衣装を施してデザイン性の向上を図ることもできる。
【選択図】図1
Description
実用のスピーカー装置は、出力部から再生された音声を拡声器で再生され、この拡声器を囲うエンクロージャーはスピーカーボックスの材質によって音波を発し及び振動して生じる雑音を吸収することを考慮して吸音材を内張りしてあった。エンクロージャーの内面に極力音波及び振動を減衰する効果のある材質を張って、スピーカーボックスのエンクロージャー内側で反響音を吸収して音声を高忠実度再生することができる実用上の目的があった。
スピーカー装置は、合成樹脂製エンクロージャーや木製エンクロージャーでは振動による雑音波発生を防ぐため、それぞれの部品同士は強固に固定されていて解体することが難しく、スピーカーユニットのサイズ変更が容易でない等の構造的な欠点があった。
連結される複数のシートは、原則的に絨毯である。そのシートは音波及び振動を減衰する材質であることが必要であり、絨毯には限らず、タオル製マット、樹脂マット、ポリ塩化ビニルシート、不織布マット、スポンジシートであっても良い。これらの材料を用いてエンクロージャーを構成することにより、自然のままの音声を再生するスピーカー装置において障害となる再生の際にスピーカーボックスの材質に発生する振動による雑音波発生により高忠実度再生を妨げられる点である。
図2は、実施例1のA,B,Cそれぞれに斜線によって示す意匠デザインを施してあるシートの平面図であって、3種類の絨毯シートを連結して巻き上げてなるエンクロージャーを用いたスピーカー装置の実施方法を示した平面図である。
図1に示すスピーカー装置のエンクロージャーは、図2に示す絨毯A1,絨毯B10,絨毯C11の3種類の絨毯を絨毯C11下端より巻き上げたものである。これにより、完成品のスピーカーを横から見た場合、絨毯A1のみが見え、絨毯B10,絨毯C11が中に巻き込まれ、絨毯B10,絨毯C11は横から見えない状態になる。絨毯C11を見えるようにするためには、エンクロージャーを分解し、図2に示す絨毯A1上端より巻き上げる。絨毯B10を見えるようにするためには、絨毯A1,絨毯B10,絨毯C11の連結を外し、絨毯A1,絨毯B10の位置を逆にして絨毯B10上端より巻き上げることにより行うことができる。
絨毯D12を表面とするエンクロージャーを製作するときには絨毯G15下端より絨毯G15が内側になるように巻き上げる。
絨毯E13を表面とするエンクロージャーを製作するときには絨毯F14下端より絨毯F14が内側になるように巻き上げる。
絨毯F14を表面とするエンクロージャーを製作するときには絨毯E13上端より絨毯E13が内側になるように巻き上げる。
絨毯G15を表面とするエンクロージャーを製作するときには絨毯D12上端より絨毯D12が内側になるように巻き上げる。
使用者は、再生される音声が低音域から高音域まで聴くことが可能な出力を得られる。設置方法により据置き使用方法や天井吊り下げ使用方法を必要としている室内においては、スピーカー装置の据え置き、若しくは天井に吊り下げて使用する場合にも適用できる。
2 スピーカーユニット
3 吸音材
4 支持部材
5 吸音シート
6 グランド
7 空洞部
8 フランジ
9 開口部
10 絨毯B
11 絨毯C
12 絨毯D
13 絨毯E
14 絨毯F
15 絨毯G
16 吊り下げ紐
17 天井
Claims (7)
- 音波及び振動を減衰する材質である複数シートを連結して該シートを複数層に巻き上げ、シートの巻き上げが解けるのを防止するためにシートにピンを差込み又はバンドを巻いて渦巻状に固定してなる円筒形状筒体に構成したエンクロージャーの概筒体の上面又は下面にスピーカーユニットを設置することを特徴とするスピーカー装置。
- 請求項1に記載の音波及び振動を減衰する材質である複数シートはA,B,Cからなる絨毯を連結したシートを渦巻状筒体に構成したエンクロージャーであることを特徴とするスピーカー装置。
- 請求項1に記載の音波及び振動を減衰する材質である複数シートはD,E,F,Gからなる絨毯を背中合わせにして連結したシートを渦巻状筒体に構成したエンクロージャーであることを特徴とするスピーカー装置。
- 請求項1に記載のエンクロジャーの下面に設けたスピーカーユニット2を吊り下げ紐16で天井17に吊り下げ、スピーカー装置を天井に設置して吊り下げて使用できるようにしたことを特徴とするスピーカー装置。
- 請求項1に記載の音波及び振動を減衰する材質である複数シートを連結したシートの表面若しくは裏面に意匠のデザインを施したことを特徴とするスピーカー装置。
- 請求項1に記載の音波及び振動を減衰する材質である複数シートを連結したシートの表面及び裏面に意匠のデザインを施したことを特徴とするスピーカー装置。
- 請求項1乃至3、請求項5乃至6のいずれかに記載の音波及び振動を減衰する材質である複数シートを連結したシートは、絨毯、タオル製マット、樹脂マット、ポリ塩化ビニルシート、不織布マット、スポンジシートのいずれか一の材質で製作されたシートの表面若しくは裏面に意匠のデザインを施してあるものであることを特徴とするスピーカー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008003840U JP3144377U (ja) | 2008-06-06 | 2008-06-06 | スピーカー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008003840U JP3144377U (ja) | 2008-06-06 | 2008-06-06 | スピーカー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3144377U true JP3144377U (ja) | 2008-08-28 |
Family
ID=43294245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008003840U Expired - Fee Related JP3144377U (ja) | 2008-06-06 | 2008-06-06 | スピーカー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3144377U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6393861B1 (ja) * | 2017-08-18 | 2018-09-19 | 信安 牧 | スピーカーユニットの支持構造および音響装置 |
-
2008
- 2008-06-06 JP JP2008003840U patent/JP3144377U/ja not_active Expired - Fee Related
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