JP3144100B2 - 用紙搬送装置およびその用紙搬送装置を用いた電子写真装置ならびに電子写真方法 - Google Patents

用紙搬送装置およびその用紙搬送装置を用いた電子写真装置ならびに電子写真方法

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JP3144100B2 JP04313365A JP31336592A JP3144100B2 JP 3144100 B2 JP3144100 B2 JP 3144100B2 JP 04313365 A JP04313365 A JP 04313365A JP 31336592 A JP31336592 A JP 31336592A JP 3144100 B2 JP3144100 B2 JP 3144100B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用紙搬送装置およびそ
の用紙搬送装置を用いた電子写真装置ならびに電子写真
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置においては、用紙、特に、
トナー像が転写された転写紙の搬送手段として、複数の
開孔を設けた搬送ベルトを用いたものが知られている
(特公昭54-37827号公報)。この搬送ベルトは、転写紙
の搬送方向と直交する方向に複数設けられた無端ベルト
で、各搬送ベルトは、対向配置された搬送ローラ間に巻
き掛けられている。そして、吸気口を有する吸引ダクト
によって、各搬送ベルトの開孔を介して転写紙を吸引し
ながら搬送する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、開孔を有す
る複数の搬送ベルトで転写紙を搬送する電子写真装置に
おいては、使用する紙のサイズによっては、前記複数の
開孔のすべてが転写紙によって完全に塞がらないことが
ある。このような場合、吸引ダクトによる転写紙の吸引
力が十分でないために、用紙サイズによって吸引力が異
なり、搬送の際に用紙が搬送ベルトから離れて搬送不良
を起こすという問題があった。
【0004】一方、上記吸引ダクトに代えて帯電器によ
って前記搬送ベルトを帯電させ、用紙を静電的に吸着し
て搬送する手段も考えられるが、帯電用の高圧電源が別
途必要となり、部品点数の増加により電子写真装置が高
価になるという問題がある。本発明は上記の点に鑑みて
なされたもので、用紙の大きさが異なっても搬送不良を
生ずることなく円滑に搬送することができ、しかも安価
な用紙搬送装置およびその用紙搬送装置を用いた電子写
真装置ならびに電子写真方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の発明によ
れば上記目的を達成するため、少なくとも2個のローラ
間に掛け渡され、かつ、前記ローラで駆動されると自己
帯電して用紙を静電的に吸着し、搬送する複数本の搬送
ベルトを備えている用紙搬送装置であって、前記複数本
の搬送ベルトは多数の開孔を有する孔あきベルトで構成
され、それら複数本の搬送ベルト内にはバイアス電圧が
印加された用紙吸引手段が配置され、その用紙吸引手段
には用紙が搬送されるときに前記搬送ベルトの開孔と重
なり合うことのない吸気口が設けられている構成とした
ものである。
【0006】
【0007】さらに、本発明の第二の発明によれば、感
光媒体上に形成された静電潜像をトナー現像してトナー
像となす現像手段と、前記感光媒体上のトナー像を用紙
上に転写する転写手段と、前記トナー像を用紙上に定着
させる定着手段と、用紙を前記転写手段から前記定着手
段に搬送する用紙搬送装置とを有する電子写真装置であ
って、前記用紙搬送装置は、少なくとも2個のローラ間
に掛け渡され、かつ、前記ローラで駆動されると自己帯
電して用紙を静電的に吸着し、搬送する複数本の搬送ベ
ルトを備え、前記複数本の搬送ベルトは多数の開孔を有
する孔あきベルトで構成され、それら複数本の搬送ベル
ト内にはバイアス電圧が印加された用紙吸引手段が配置
され、その用紙吸引手段には用紙が搬送されるときに前
記搬送ベルトの開孔と重なり合うことのない吸気口が設
けられている構成としたものである。
【0008】
【0009】また、本発明の第三の発明によれば、感光
媒体上に形成した静電潜像をトナー現像してトナー像と
なす現像工程と、そのトナー像を用紙上に転写する転写
工程と、トナー像を用紙上に定着する定着工程とを有
し、かつ、前記転写工程から前記定着工程への用紙の搬
送を、トナーとは逆極性に自己帯電する多数の開孔を
有する複数本の搬送ベルトによって静電吸着しながら
かつ、搬送ベルトの下方から、バイアス電圧が印加され
ると共に前記搬送ベルトの開孔と重なり合うことのない
吸気口を備えた用紙吸引手段により吸気しながら行う電
子写真方法としたものである。
【0010】
【0011】
【作用】本発明の用紙搬送装置およびその用紙搬送装置
を用いた電子写真装置ならびに電子写真方法において
は、搬送ベルトは、ローラ駆動されることにより自己帯
電し、用紙の搬送不良を生ずることなく、トナー像が転
写された定着前の未定着状態の用紙を静電的に吸着して
搬送する。
【0012】このとき、用紙の搬送方向に対して直交す
る方向に複数本配列した搬送ベルトを用いるので、単一
の搬送ベルトとした場合に比較して用いる搬送ベルトの
素材が少なくなる。また、複数本の搬送ベルト内に用紙
吸引手段を配置するので、トナーが未定着状態の用紙
は、複数のベルトによる静電吸着力と、用紙吸引手段か
らの吸引力とにより、安定した状態で搬送される。この
とき、用紙吸引手段に用紙の有無を検出するセンサを設
けておくと、用紙の搬送不良を検知したり、用紙の有無
に応じて搬送ベルトを作動させることができる。
【0013】さらに、複数本の搬送ベルトを孔あきベル
トとし、これらの搬送ベルト内に、バイアス電圧が印加
され、用紙が搬送されるときに前記搬送ベルトの開孔と
重なり合うことのない吸気口を設けるので、搬送ベルト
の帯電電位により、搬送ベルトから各搬送ベルトに設け
た開孔を通して用紙吸引手段側に向かって、あるいはこ
の逆に、用紙吸引手段から各搬送ベルトに向かって電気
力線が作用する。このとき、搬送ベルトの下に位置する
用紙吸引手段に吸気口がある部分では、搬送ベルト上の
帯電電位が上昇し、用紙の搬送ベルトに対する静電吸着
力が増加する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の用紙搬送装置およびその用紙
搬送装置を用いた電子写真装置ならびに電子写真方法に
係る一実施例を、図1ないし図5に基づいて詳細に説明
する。電子写真装置1は、感光ドラム2の周囲に、光源
3、粉体トナーを用いた現像部4、転写・分離用の帯電
器5、ブラシを用いたクリーニング部6、除電ランプ
7、帯電器8が配置され、これらは公知のものが使用さ
れている。そして、電子写真装置1は、矢印で示した用
紙の搬送路Rに関して感光ドラム2の左方に、用紙の搬
送路Rを挟んで上部に定着器9が配置されるとともに、
下部に用紙搬送装置となる複数の搬送ベルト10が搬送
路Rの幅方向に配列され、複数の搬送ベルト10によっ
て形成される空間にはブロワハウジング20が配置され
ている。また、搬送路Rの定着器9や複数の搬送ベルト
10の下流側には、トナー像が定着された用紙を排出す
る排出ローラ13,14が配置されており、上記各構成
部材は図示しないハウジング内にコンパクトに配置され
ている。
【0015】各搬送ベルト10は、図2に示すように、
2本の回転軸11,12のそれぞれに取り付けたローラ
11a,12a間に巻き掛けられている。これらの搬送
ベルト10は、ローラ11a,12aとの摩擦や、図3
に示すように、搬送ベルト10がローラ11aやローラ
12a(図示せず)から離れる剥離部Aにおける剥離に
よって、現像部4におけるトナーの帯電極性と逆の極性
に帯電する素材、たとえば、合成樹脂素材を用いる。
【0016】このように、トナーの帯電極性と逆の極性
に帯電する合成樹脂素材は、搬送ベルト10が掛け渡さ
れる相手方のローラ11a,12aの素材によって決ま
り、たとえば、ポリカーボネート樹脂を使用した場合に
は、ポリエチレン、ポリウレタン、ナイロン、シリコー
ン、テフロン等の合成樹脂が使用できる。このうち、ト
ナーの帯電極性が負の場合には、正に帯電するポリエチ
レン、ポリウレタン、ナイロン等の合成樹脂を使用し、
トナーの帯電極性が正の場合には、負に帯電するシリコ
ーン、テフロン等の合成樹脂を使用する。本実施例にお
いては、搬送ベルト10は、トナー極性が正の場合に使
用する、ローラ11a,12aとの摩擦,剥離によっ
て、−500V〜−2000Vに自己帯電するシリコー
ンゴム製の搬送ベルトを使用した。
【0017】定着器9は、用紙上に転写されたトナー像
をキセノンランプ等のランプを点灯させることによりト
ナーを溶融させて用紙上に熱定着するものである。ブロ
ワハウジング20は、帯電器5によって感光ドラム2か
らトナー像が転写され、複数の搬送ベルト10で静電吸
着されて定着器9へ搬送される用紙を、さらに吸引圧で
吸引して搬送時の浮き上がりを防止する用紙吸引手段で
ある。このブロワハウジング20は、図1および図2に
示すように、複数の搬送ベルト10によって形成される
空間に配置されたハウジングで、搬送される用紙側に面
する上部には、複数の搬送ベルト10の間に開口する複
数の吸気口21が形成され、下部にはハウジング20内
の空気を吸引排出するブロワ22が設けられている。ま
た、図2および図3に示すように、ハウジング20の上
部には搬送されてくる用紙の有無を検出する用紙センサ
23が設けられている。
【0018】用紙センサ23は、図3に示すように、ク
ランク部材24とリミットスイッチ25を有している。
クランク部材24は、搬送されてくる用紙Pによって容
易に倒伏するように、ハウジング20に中間部分で回動
自在に吊持されている。リミットスイッチ25は、ハウ
ジング20にクランク部材24と隣接して設けられてお
り、本体25aから突出している駆動軸25bが、クラ
ンク部材24の作動アーム24aによって駆動され、搬
送されてくる用紙の有無を検出する。
【0019】以上のように構成される電子写真装置1に
おいては、まず、矢印方向に一定の速度で回転する感光
ドラム2が帯電器8で一様に帯電された後、記録情報を
有する光ビームが光源3から照射される。この光ビーム
の照射によって、感光ドラム2上には記録情報に対応す
る静電潜像が形成され、この静電潜像は感光ドラム2の
回転により、現像部4でトナーによって現像されてトナ
ー像(可視像)となる。
【0020】そして、感光ドラム2上に現像されたトナ
ー像は、矢印で示した搬送路Rを搬送されてきた用紙上
に転写・分離用の帯電器5で転写される。トナー像が転
写された用紙は、複数の搬送ベルト10に静電吸着され
るとともに、ブロワ22によって内部の空気が吸引排出
されているブロワハウジング20上に吸引されながら搬
送路Rを定着器9まで搬送され、トナー像が用紙上に定
着された後、排出ローラ13,14によって排出され
る。
【0021】このとき、用紙上に転写されずに感光ドラ
ム2上に残ったトナーは、クリーニング部6でブラシに
よって除去される。このようにしてトナーの汚れが除去
された感光ドラム2は、除電ランプ7によって除電され
た後、引き続く次の使用に供される。電子写真装置1
、用紙搬送装置として以上のような搬送ベルト10を
使用して用紙を搬送するので、現像部4で感光ドラム2
の表面上に現像され、転写・分離用の帯電器5によりト
ナー像が転写された用紙は、複数の搬送ベルト10によ
って搬送される際に、トナーの帯電極性と逆に自己帯電
した搬送ベルト10に静電吸着され、トナー像に乱れを
生ずることがない。しかも、搬送される用紙は、搬送ベ
ルト10に静電吸着されるほかに、吸気口21を設けた
ブロワハウジング20にも補助的に吸引されて浮き上が
ることがないので、搬送不良を生ずることがない。
【0022】また、電子写真装置1、以上の用紙搬送
方法によって用紙を搬送するので、定着器9としてフラ
ッシュランプを使用した場合に大きな利点がある。すな
わち、フラッシュランプが発光すると、発光時の輻射エ
ネルギをトナーが吸収して瞬間的に高熱を発生する。こ
のとき、搬送されてきた用紙中の水分が蒸発して、周辺
の搬送ベルト10に付着すると、搬送されてくる用紙と
の間でスリップが生じて搬送不良が発生する。しかし、
ブロワハウジング20を複数の搬送ベルト10の近傍に
配置したため、蒸発した用紙中の水分が吸引排出される
結果、搬送ベルト10への水分の付着が防止され、用紙
の搬送不良を効果的に防ぐことができる。
【0023】ここで、電子写真装置1は、図4に示すよ
うに、ブロワハウジング20の用紙搬送側となる上部に
長孔状の複数の吸気口20aを設けるとともに、用紙の
搬送の際にブロワハウジング20の複数の吸気口20a
と重なり合うことのない長孔状の複数の開孔10aを矢
印で示す搬送方向に形成し、図5に示すように、バイア
ス電圧を印加するので、搬送ベルト10の自己帯電性が
さらに向上する
【0024】これは、本実施例の場合には、ブロワハウ
ジング20から開孔10aを通して搬送ベルト10上に
向かって電気力線30が作用する。このとき、ブロワハ
ウジング20の吸気口20aが位置する部分では、見掛
け上の静電容量が低下することにより、下部にハウジン
グ20がある部分に比べて帯電電位が上昇するため、電
気力線30がより強く作用し、用紙の搬送ベルト10に
対する静電吸着力が増加するからである
【0025】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、搬送ベルトを、用紙を静電吸着する搬送ベルト
としたので、用紙の大きさが異なっても搬送不良を生ず
ることなく円滑に搬送することができ、しかも安価な用
紙搬送装置およびその用紙搬送装置を用いた電子写真装
置ならびに電子写真方法が提供される。
【0026】しかも、用紙搬送装置として搬送ベルトを
複数用いるので、単一の搬送ベルトとした場合に比較し
て用いる搬送ベルトの素材を少なくすることができる。
また、複数本の搬送ベルト内に用紙吸引手段を配置する
ので、トナーが未定着状態の用紙を、複数のベルトによ
る静電吸着力と、用紙吸引手段からの吸引力とにより、
安定した状態で搬送することができる。
【0027】さらに、複数本の搬送ベルトを孔あきベル
トとし、これらの搬送ベルト内に、バイアス電圧が印加
され、用紙が搬送されるときに前記搬送ベルトの開孔と
重なり合うことのない吸気口を設けるので、搬送ベルト
上の帯電電位が上昇し、用紙吸引手段から各搬送ベルト
に設けた開孔を通して搬送ベルト上に向かって電気力線
が強く作用する。この結果、用紙の搬送ベルトに対する
静電吸着力が増加して用紙の搬送ベルトに対する静電吸
着力が増加する等の種々の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の用紙搬送装置およびその用紙搬送装置
を用いた電子写真装置ならびに電子写真方法を説明する
もので、電子写真装置の概略構成図である。
【図2】用紙搬送装置の平面図である。
【図3】用紙搬送装置の要部を示す断面図である。
【図4】用紙搬送装置の変形例を示す部分平面図であ
る。
【図5】図4の用紙搬送装置を幅方向に切断した断面図
である。
【符号の説明】
1 電子写真装置 2 感光ドラム 4 現像部 5 帯電器(転写・分離用) 7 除電ランプ 9 定着器 10 搬送ベルト(用紙搬送装置) 10a 開孔 11,12 回転軸 11a,12a ローラ 20 ブロワハウジング 20a 吸気口 21 吸気口 22 ブロワ 23 用紙センサ 24 クランク部材 25 リミットスイッチ 30 電気力線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 5/00 B65H 5/22 G03G 15/00 518

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2個のローラ間に掛け渡さ
    れ、かつ、前記ローラで駆動されると自己帯電して用紙
    を静電的に吸着し、搬送する複数本の搬送ベルトを備え
    ている用紙搬送装置であって、前記複数本の搬送ベルト
    は多数の開孔を有する孔あきベルトで構成され、それら
    複数本の搬送ベルト内にはバイアス電圧が印加された用
    紙吸引手段が配置され、その用紙吸引手段には用紙が搬
    送されるときに前記搬送ベルトの開孔と重なり合うこと
    のない吸気口が設けられていることを特徴とする用紙搬
    送装置。
  2. 【請求項2】 感光媒体上に形成された静電潜像をトナ
    ー現像してトナー像となす現像手段と、前記感光媒体上
    のトナー像を用紙上に転写する転写手段と、前記トナー
    像を用紙上に定着させる定着手段と、用紙を前記転写手
    段から前記定着手段に搬送する用紙搬送装置とを有する
    電子写真装置であって、前記用紙搬送装置は、少なくと
    も2個のローラ間に掛け渡され、かつ、前記ローラで駆
    動されると自己帯電して用紙を静電的に吸着し、搬送す
    る複数本の搬送ベルトを備え、前記複数本の搬送ベルト
    は多数の開孔を有する孔あきベルトで構成され、それら
    複数本の搬送ベルト内にはバイアス電圧が印加された用
    紙吸引手段が配置され、その用紙吸引手段には用紙が搬
    送されるときに前記搬送ベルトの開孔と重なり合うこと
    のない吸気口が設けられていることを特徴とする電子写
    真装置。
  3. 【請求項3】 感光媒体上に形成した静電潜像をトナー
    現像してトナー像となす現像工程と、そのトナー像を用
    紙上に転写する転写工程と、トナー像を用紙上に定着す
    る定着工程とを有し、かつ、前記転写工程から前記定着
    工程への用紙の搬送を、トナー像とは逆極性に自己帯電
    する多数の開孔を有する複数本の搬送ベルトによって静
    電吸着しながら、かつ、搬送ベルトの下方から、バイア
    ス電圧が印加されると共に前記搬送ベルトの開孔と重な
    り合うことのない吸気口を備えた用紙吸引手段により吸
    気しながら行うことを特徴とする電子写真方法。
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