JP3143836U - 天井用掲示物吊り下げ具 - Google Patents

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光明 小河原
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【課題】高所で作業することなく、掲示物を簡単に天井から吊り下げ、取外すことができ、交換が容易な天井用掲示物吊り下げ具を提供する。
【解決手段】天井面に固定される基盤2と、基盤2の下面に接離自在に配置されると共に、接近方向へ付勢された一対の把持爪3と、掲示物の上端部を着脱自在に係止する掲示物支持体4とを備え、掲示物支持体4の上端部両側に張り出し部19を形成し、把持爪3の下端部の対向面に係止突起15を設け、係止突起15と張り出し部19とを弾性係合することにより把持爪3が掲示物支持体4を吊持し、掲示物支持体4を側方へ傾けることにより張り出し部19が把持爪3を押し広げる。
【選択図】図1

Description

本考案は、店舗、公共機関等において、ポスター、商品案内、タペストリー等の掲示物を天井から吊り下げるのに使用する天井用掲示物吊り下げ具に関する。
店舗、公共機関等においては、ポスター、商品案内等の多数の掲示物を天井から吊り下げることが多い。これらの掲示物は、通常、天井面にホッチキス、画鋲等の固定具を用いて直接止めてあり、季節やイベント期間に合わせて交換するのが一般的である。
しかし、天井から吊り下げた掲示物の交換には、脚立を用いて高所に上り、多数の固定具を一つ一つ手で外して行なわなければならず、特に天井の高い大型店舗では、多数の掲示物の交換に多大な労力を要した。しかも、このような方法で掲示物を吊り下げると、天井面に画鋲等の固定具やその痕が残り、体裁が悪かった。
そこで、天井面に予め取り付けておき、掲示物を直接天井面に固定する必要のない吊り下げ具が種々提案されている。
例えば、特許文献1には、本体の下面にフックを設け、本体を位置決めピン及び差込ピンにより天井面に固定し、フックに掲示物の隅を紐で吊り下げるようにした天井用吊り下げ具が記載されている。
しかし、この吊り下げ具は、フックに紐を引っ掛けたり、フックから紐を外すために、高所での作業が必要であり、掲示物の交換に手間がかかる。
また、特許文献2に記載の吊付けクリップは、クリップに半球形突起を形成し、その突起に弾性係合するキャップを設け、突起又はキャップに紐を通す溝を形成して成る。
そして、所定数のクリップの溝に紐を通し、この紐の両端を緊張させて適宜箇所に張り、クリップで掲示物を挟んで吊り下げることができる。
しかし、このクリップで天井から掲示物を吊り下げると、掲示物を交換するためには、高所でクリップを開閉させるか、クリップをキャップに着脱しければならず、多数の掲示物の交換に手間がかかるのを改善するものではなかった。
実用新案登録第3070879号公報 特開平6−48084号公報
本考案が解決しようとする課題は、高所で作業することなく、掲示物を簡単に天井から吊り下げ、取外すことができ、交換が容易な天井用掲示物吊り下げ具を提供することにある。
本考案の天井用掲示物吊り下げ具は、天井面に固定される基盤と、該基盤の下面に接離自在に配置されると共に、接近方向へ付勢された一対の把持爪と、掲示物の上端部を着脱自在に係止する掲示物支持体とを備え、該掲示物支持体の上端両側に張り出し部を形成し、前記把持爪の下端部の対向面に係止突起を設け、前記係止突起と前記張り出し部とが弾性係合され、前記掲示物支持体の側方への傾けにより、前記張り出し部が前記把持爪を押し広げるべく構成されている。
前記張り出し部は先端側が下方を向くよう傾斜し、前記係止突起は、上下面が先細状に傾斜していると良い。
前記基盤の下面に回転盤を設け、該回転盤の下面に前記把持爪を配置しても良い。
前記掲示物支持体の下部に掲示物の上端部を係止可能な掲示物取付部を設け、該掲示物取付部と張り出し部との間において、前記掲示物支持体に薄肉の揺動部を形成することもある。
請求項1に係る考案によれば、基盤を天井面に固定しておき、掲示物を掲示物支持体に取り付け、掲示物支持体を下方から押し上げてその張り出し部を係止突起と弾性係合させるだけで、簡単に天井面から吊り下げることができ、また、下から掲示物の下端部を掴んで傾斜させるだけで、係止突起を押し広げて掲示物支持体を外すことができるので、高所に上ることなく、短時間で容易に掲示物を交換することが可能である。
請求項2に係る考案によれば、張り出し部の傾斜面と係止突起の上下面が案内面となるので、張り出し部を係止突起に係脱しやすい。
請求項3に係る考案によれば、掲示物を店外、通路等のさまざまな方向に向けることができる。
請求項4に係る考案によれば、掲示物の角度を変えることが可能となる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図5は、石膏ボード等の天井板に装着するのに好適な実施例1を示す。
図1〜3に示すように、本実施例の天井用掲示物吊り下げ具1は、天井面に固定される基盤2と、基盤2の下面に配置された一対の把持爪3と、掲示物を着脱自在に吊持する掲示物支持体4とを備える。
基盤2は、平たい略円筒形の本体部5と、本体部5の下面に設けられた回転盤6とから成る。
本体部5の両側部からは取付片7が張り出し、取付片7に取付ピン8が挿通される。取付片7の下面は凸に湾曲しており、取付片7に挿通した取付ピン8が、その先端を円の中心に向けて、垂直方向に対して約45度の角度で傾斜するようになっている。
回転盤6は、上面が開口した平たい円筒体より成り、その円心を中心として回転可能に本体部5に取り付けられている。なお、回転盤6は、所定の方向を向けて停止できるように、任意の角度(例えば、15°程度)ごとにクリック回転するのが望ましい。
図4に示すように、回転盤6の上面の両側部にはそれぞれコイル収納溝9が径方向に沿って形成され、回転盤6の下面両側部において、コイル収納溝9の内側部分に臨む位置には、径方向に沿ってガイド孔11が形成される。各コイル収納溝9には、コイルバネ12が収納され、コイルバネ12の外側端部がコイル収納溝9の外側端部の内面に当接して位置決めされている。
図3に示すように、把持爪3は、その平面形状が回転盤6の半分程度の半円形とされ、回転盤6の下面の両側に設置される。
図4に示すように、把持爪3の上面にはガイド孔11を通してコイル収納溝9内に挿入されるスライダー13が設けられ、このスライダー13がガイド孔11に沿って摺動することにより、把持爪3が基盤2の径方向に摺動するようになっている。
スライダー13の上端部はガイド孔11から脱出しないよう幅広く形成され、ガイド孔11の上方において、スライダー13の上端部がコイルバネ12の内側端部に係合している。この結果、一対の把持爪3はコイルバネ12によって互いに接近する方向に付勢されている。
図1に示すように、把持爪3の下面の内側縁は下方に屈曲し、屈曲部分の下端部の互いに対向する面にはそれぞれ係止突起15を形成する。係止突起15の上下面は先細状となるよう傾斜している。
そして、常態においては、把持爪3の係止突起15の先端は近接し、係止突起15の上方において一対の把持爪3の間には、掲示物支持体4の上部を収容できる空間が形成される。
掲示物支持体4は、樹脂を押し出し成形して形成され、図5に示すように、起立板16の下端に、揺動部17を介して掲示物取付部18を一体に連設して成る。
起立板16の上端両側には張り出し部19を設け、張り出し部19の下方において、起立板16の両側には、操作棒係止片20を張り出してある。
張り出し部19は、先端側が下を向くよう傾斜した傾斜片の先端を下向きに屈曲してなる。操作棒係止片20の構造は張り出し部19とほぼ同様である。
掲示物取付部18は、下端がきわめて狭い隙間(約0.2mm)を開けて対向する一対のリップ部21を有する。
リップ部21はやや弾性を有するので、手でリップ部21の先端間を押し開けて、掲示物の上端部を側方からスライドさせて挿入することができ、手を放すと掲示物の上端部をリップ部21の先端が挟持する。また、掲示物を側方へスライドさせると、リップ部21の先端間から外すことができる。
揺動部17は、掲示物支持体4の他の部分よりも薄肉に形成され、起立板16に対して掲示物取付部18が15°程度の小さい角度で揺動するのを許容するが、それ以上大きい角度に傾斜することはできないようになっている。
この天井用掲示物吊り下げ具1は次のように使用する。
予め、石膏ボード等の天井面に取付ピン8を打ち込んで基盤2を固定しておく。把持爪3間の空間が掲示物の表示面を向けたい方向と交差するように、回転盤6を回転させておく。
掲示物を吊り下げる際には、掲示物支持体4のリップ部21で掲示物の上端部を挟む。なお、リップ部21で挟持した帯片から掲示物を紐で吊り下げても良い。
次いで、掲示物支持体4の操作棒係止片20の下面に操作棒の先端を係止し、操作棒を押し上げて、掲示物支持体4の上端部を把持爪3の係止突起15間に押込む。すると、掲示物支持体4の上端に設けた張り出し部19が把持爪3を押し開き、張り出し部19が係止突起15を通過すると把持爪3が元に位置に復帰して、係止突起15と張り出し部19とが弾性係合する。
この結果、把持爪3が、張り出し部19と操作棒係止片20との間において起立板16の両側を挟み、掲示物支持体4を吊持する。そして、掲示物支持体4に取り付けた掲示物が天井面から吊り下がる。
掲示物を外すときは、掲示物の下端部を持って下方へ引っ張りながら側方へ傾斜させる。揺動部17の構造により、掲示物取付部18は起立板16に対して15°程度しか傾斜することができないので、掲示物取付部18をそれ以上大きく傾けると起立板16も傾斜し、張り出し部19が回転して係止突起15を押し開く。
掲示物には下方への引っ張り力が働いているので、係止突起15が開くと掲示物と共に掲示物支持体4が落下する。
なお、このようにすると、掲示物を垂直方向下方へ引っ張って係止突起15を押し開く場合のように、強く引く必要はないので、掲示物のみが落下して掲示物支持体4が残る心配はない。
掲示物を交換するには、掲示物取付部18から掲示物を抜き取り、新たな掲示物を取り付けて、上記と同様にして掲示物支持体4を把持爪3で吊持する。
図6は、鉄骨剥き出し、或いは、金属格子や金属ネットを張った天井面に装着するのに好適な実施例2を示す。
基盤2には取付片7を設けず、基盤2の上面に磁石22を装着してある。この磁石22を金属より成る天井面に吸着して、基盤2を固定する。
その他の構成及び使用方法は、実施例1とほぼ同様なので、同一部分に共通の符号を付して、詳細な説明を省略する。
なお、掲示物取付部の構造、把持爪3の付勢機構等は上記実施例に限定されない。また、回転盤6を設けず、把持爪3を直接本体部5の下面に接離自在に取り付けても良い。
本考案の実施例1を示す天井用掲示物吊り下げ具の正面図。 本考案の実施例1を示す天井用掲示物吊り下げ具の側面図。 本考案の実施例1を示す天井用掲示物吊り下げ具の下面図。 本考案の実施例1に係る把持爪の付勢構造を示す図。 本考案の実施例1に係る掲示物支持体の正面図。 本考案の実施例2を示す天井用掲示物吊り下げ具の上面図。
符号の説明
1 天井用掲示物吊り下げ具
2 基盤
3 把持爪
4 掲示物支持体
5 本体部
6 回転盤
7 取付片
8 取付ピン
9 コイル収納溝
11 ガイド孔
12 コイルバネ
13 スライダー
15 係止突起
16 起立板
17 揺動部
18 掲示物取付部
19 張り出し部
20 操作棒係止片
21 リップ部
22 磁石

Claims (4)

  1. 天井面に固定される基盤と、該基盤の下面に接離自在に配置されると共に、接近方向へ付勢された一対の把持爪と、掲示物の上端部を着脱自在に係止する掲示物支持体とを備え、該掲示物支持体の上端両側に張り出し部を形成し、前記把持爪の下端部の対向面に係止突起を設け、前記係止突起と前記張り出し部とが弾性係合され、前記掲示物支持体の側方への傾けにより、前記張り出し部が前記把持爪を押し広げるべく構成されたことを特徴とした天井用掲示物吊り下げ具。
  2. 前記張り出し部は先端側が下方を向くよう傾斜し、前記係止突起は上下面が先細状に傾斜している請求項1に記載の天井用掲示物吊り下げ具。
  3. 前記基盤の下面に回転盤を設け、該回転盤の下面に前記把持爪を設置した請求項1又は2に記載の天井用掲示物吊り下げ具。
  4. 前記掲示物支持体の下部に掲示物の上端部を係止可能な掲示物取付部を設け、該掲示物取付部と張り出し部との間において、前記掲示物支持体に薄肉の揺動部を形成してある請求項1〜3のいずれかに記載の天井用掲示物吊り下げ具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010101484A (ja) * 2008-09-29 2010-05-06 Wayo Co Ltd 吊下げ装置

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