JP3143398B2 - 燃焼機の制御装置 - Google Patents

燃焼機の制御装置

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JP3143398B2 JP08200117A JP20011796A JP3143398B2 JP 3143398 B2 JP3143398 B2 JP 3143398B2 JP 08200117 A JP08200117 A JP 08200117A JP 20011796 A JP20011796 A JP 20011796A JP 3143398 B2 JP3143398 B2 JP 3143398B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石油やガスを燃料
とする燃焼機の制御装置に関し、特に交流電源の有無の
検出機構およびバックアップ時の特性改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、石油燃焼機等には機器の運転
制御用にマイクロコンピュータ(以下マイコンと呼ぶ)
が搭載されており、マイコン内のRAMに格納された種
々の可変データ(例えば時刻データ、室温データ、タイ
マー運転モード等)が参照されながら制御プログラムに
基づいて機器の運転制御が実行されている。
【0003】ところで、通常マイコンは、機器内の定電
圧電源回路から供給される制御電源によって作動してい
るが、停電時や電源コンセントのオフ時には、定電圧電
源回路からの電力供給が遮断されるため、マイコン電源
はこれに付設されているバックアップ電池からの電力供
給に切り替えられ、このバックアップ電源によって前記
可変データの記憶・保持が続行されると共に、マイコン
自身が交流電源無しの状態を察知してバックアップ処理
(マイコンの処理速度をダウンしたり、周辺回路が消費
する電力を極力少なくして長時間電力供給できるように
各入出力端子の負荷を開放状態に設定したりする)を実
行するように構成されている。
【0004】一般的に、電源有無の監視機構は図2に示
すように、整流用ダイオードブリッジDS1 の出力側に
抵抗R1 、R2 とトランジスタQ1 で構成されたパルス
発生回路1を接続し、その出力側に発生する交流電源周
波数に同期したパルス信号をマイコンIC1 の入力ポー
トP2 より入力しマイコンIC1 がこのパルス信号の有
無を監視して交流電源の有無(オン/オフ)を判断する
というものである。
【0005】図3はマイコンIC1 の電力消費量を示す
図である。交流電源オン時、マイコンIC1 の消費電流
は制御電源VDD1 から供給されるが、交流電源オフ時は
前記制御電源VDDが0Vにダウンするため、バックアッ
プ電池BT1 による補助電源VDD2 からの供給となる。
図中、t1 は交流電源がオフしてからマイコンIC1が
電源無しを判断するまでに要する処理時間であって、こ
の時マイコンIC1 が消費する電流(消費電流大)は前
記補助電源VDD2 から供給され、前記判断処理が終了す
るとマイコンIC1 は処理速度をダウンし低電力モード
に移行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記回
路構成であると、交流電源オフ中(即ち、マイコンIC
1 のバックアップ動作中)に電源コンセントや機器周辺
等から侵入する静電気ノイズや電源コンセントのオフ時
のチャタリングノイズが前記パルス信号線を介してマイ
コンIC1 の入力ポートP2より侵入し、マイコンIC
1 はこれを電源復帰信号と判断してしまう。そして、ノ
イズ消滅後、マイコンIC1 は再び電源無しを判断して
ノイズ印加時点から所定時間t2 のバックアップ処理を
実行することとなり、この間バックアップ電池の消費量
が増大する。従って、バックアップ動作中に静電気ノイ
ズ等が発生すると、その都度大電流が消費されるため、
バックアップ電池の電力消費が加速してバックアップ動
作の継続時間が短縮されてしまうといった問題が発生す
る。
【0007】本発明は、電源オフ中に侵入するノイズに
よる交流電源有/無の誤判断を無くすことでバックアッ
プ電源の不要な電力消費を防止した燃焼機の制御装置を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明では、直流
電源からパルス信号を発生させるパルス発生回路と、こ
のパルス発生回路からのパルス信号によって交流電源の
有無を判断するマイクロコンピュータと、このマイクロ
コンピュータのバックアップ電源を備えた燃焼機の制御
装置において、前記パルス信号が入力されるマイクロコ
ンピュータの入力ポートとバックアップ時にグランドレ
ベルとなる制御電源の間にダイオードを接続し、交流電
源無し時に前記パルス信号をグランドレベルにクランプ
することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態を示す
石油燃焼機の制御回路である。
【0010】図中、T1 は電源トランスで、交流入力は
この電源トランスT1 によって適切な電圧に降圧され、
整流用ダイオードブリッジDS1 で全波整流された後、
ダイオードD1 を介して接続された電解コンデンサC1
によって平滑される。平滑された直流電源は定電圧電源
回路IC2 で安定化され、制御電源VDD1 としてマイコ
ンIC1 の電源端子P1 や他の周辺回路に供給される。
C2 は交流電源が無くなった時(電源コンセントのオフ
時や停電時)、上記制御電源VDD1 を一定時間保持する
ための電解コンデンサで、定電圧電源回路IC2 の出力
側にダイオードD3 を介して接続されている。又、定電
圧電源回路IC2 の出力側には、別のダイオードD4 お
よびダイオードD5 を介し、電源オフ時の補助電源VDD
2 となるバックアップ電池BT1 が接続されており、そ
の+極側がマイコンIC1 の補助電源端子P3 に接続さ
れている。
【0011】ところで、図中、1は直流電源からパルス
信号を発生させるパルス発生回路であって、その動作は
以下のようになる。
【0012】電源オン時、このパルス発生回路1を構成
するトランジスタQ1 のベースにダイオードブリッジD
S1 で全波整流された交流出力が抵抗R1 を介して入力
され、トランジスタQ1 のコレクタにこの交流入力と同
期したパルス信号を発生させる。このパルス信号がマイ
コンIC1 の入力ポートP2 に入力されると、マイコン
IC1 はこのパルス信号を検知して交流電源のオンを判
断する。そして、停電や電源コンセントのオフ等で交流
電源が無くなると、前記パルス信号が停止するため、マ
イコンIC1 はこれを電源オフと判断すると共に、バッ
クアッ処理を実行する。同時に、定電圧電源回路IC2
の出力ダウンによってダイオードD3 がオフし、制御電
源VDD1 の供給経路が遮断されてバックアップ電池BT
1 からの補助電源VDD2 がダイオードD5 を介してマイ
コンIC1 の補助電源端子P3 に供給されるようになる
(通常VDD1 ≧VDD2 に設定されているため、ダイオー
ドD5 はオフ状態にある)。又、交流電源が再投入され
ると制御電源VDD1 の供給経路が復帰し、前記パルス発
生回路1よりパルス信号が出力されてマイコンIC1 は
電源オンを判断する。
【0013】上記構成は、従来回路と略同様であるが、
本実施形態では前記パルス発生回路1の出力側であるト
ランジスタQ1のコレクタと制御電源VDD1 との間にク
ランプ用のダイオードD6 が接続されている点が相違し
ている。
【0014】このように、パルス発生回路1の出力側に
ダイオードD6 を接続しすることによって、電源オフ時
にパルス信号出力がグランドレベルにクランプされ、侵
入した静電気ノイズやチャタリングノイズ等を前記ダイ
オードD6 を通して前記電解コンデンサC1に吸収させ
ることが可能となる。従って、印加ノイズは除去され、
マイコンIC1 側には入力されないため、マイコンIC
1 がこのノイズを電源復帰信号と誤判断して電力消費の
大きいバックアップ処理を実行することは無くなる。そ
の結果、バックアップ電池BT1 の不要な電力消費が防
止され、バックアップ動作の継続時間を長くすることが
できる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
交流電源からパルス信号を発生させるパルス発生回路
と、このパルス発生回路からのパルス信号によって前記
交流電源の有無を判断するマイクロコンピュータと、こ
のマイクロコンピュータのバックアップ電源を備えた燃
焼機の制御装置において、電源オフ時、前記パルス信号
をグランドレベルにクランプするようにしたので、バッ
クアップ動作中に侵入する静電気ノイズやチャッタリン
グノイズが除去され、マイクロコンピュータがノイズを
電源復帰信号と誤判断し、電力消費の大きいバックアッ
プ処理を実行するといったトラブルは防止される。その
結果、バックアップ電池の不要な電力消費が無くなり、
バックアップ継続時間の短縮が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す石油燃焼機の制御回
路図である。
【図2】従来の石油燃焼機の制御回路図である。
【図3】マイクロコンピュータの電力消費量を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 パルス発生回路 D6 クランプ用のダイオード IC1 マイクロコンピュータ P2 パルス信号の入力ポート VDD1 制御電源 VDD2 バックアップ電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 5/24 110

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源からパルス信号を発生させるパ
    ルス発生回路と、このパルス発生回路からのパルス信号
    によって交流電源の有無を判断するマイクロコンピュー
    タと、このマイクロコンピュータのバックアップ電源を
    備えた燃焼機の制御装置において、前記パルス信号が入
    力されるマイクロコンピュータの入力ポートとバックア
    ップ時にグランドレベルとなる制御電源の間にダイオー
    ドを接続し、交流電源無し時に前記パルス信号をグラン
    ドレベルにクランプすることを特徴とする燃焼機の制御
    装置。
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