JP3143336U - 筆型のリップ化粧容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】刷毛に送り込む口紅の量の微調整を容易に行うことができると共に、刷毛が人の肌に触れて雑菌が付着し、この雑菌が増殖してしまう事態の発生を未然に防止することができる筆型のリップ化粧容器を提供する。
【解決手段】液状の口紅が収容されている筆容器と、筆容器の先端に取り付けている刷毛を備え、筆容器の中から適量の口紅を送り出して刷毛に浸透させ、唇に口紅を塗ることを可能にした筆型のリップ化粧容器であって、筆容器内に一対の逆流防止弁を離隔した状態で配置し、両逆流防止弁の間の容積を変化させる構成を備え、この構成により両逆流防止弁の間に存在する適量の口紅を送り出して刷毛に浸透させると共に、両逆流防止弁の間に適量の口紅を吸い込む。
【選択図】図5

Description

本考案は、液状の口紅が収容されている筆容器と、筆容器の先端に取り付けている刷毛を備え、筆容器の中から適量の口紅を送り出して刷毛に浸透させ、唇に口紅を塗ることを可能にした筆型のリップ化粧容器に関するものである。
従来から、この種の筆容器としては、例えば、図11に示す構成のものがある。この筆容器は、ピストン型の押し出し機構100により、筆容器101の中から液状の口紅Pを適量だけ押し出し、先端の刷毛102に当該口紅Pを浸透させて唇に塗るものである。
このピストン型の押し出し機構100は、筆容器101内の後部に回転式の操作部103を設け、該操作部103先端面中央には、筆容器101の内部空間の長さに対応した長尺な棒ネジ105の基端側が固着され、該棒ネジ105には圧力弁104が螺着されている。この圧力弁104自体は、筆容器101の中では回転せず、進退スライドのみが行えるように筆容器101内壁にガイド状に支持されている。
そして、操作部103の回転により棒ネジ105に沿って圧力弁104を螺進出させ、口紅Pを刷毛102側に押し出すのである。
特になし
しかしながら、図11に示す構成の筆容器101においては、筆容器101内の圧力弁104を、操作部103の回転により棒ネジ105に沿って螺進出させていることから、当該操作部103の回転量の調整が非常に困難である。
従って、操作部103の過剰な回転に伴い、圧力弁104による口紅の押し出し量が多過ぎたり、また、操作部103の回転不足により圧力弁104による口紅の押し出し量が少な過ぎたりして、押し出し量の微調整が困難なものとなっていた。
また、従来においては、刷毛自体に今後厳しい規制の対象となる獣毛を使用しているため、人の肌に触れた際に雑菌が付着し、菌が増殖してしまう虞もある。
そこで、本考案は如上のような従来存した諸事情に鑑み創案されたもので、筆容器内に一対の逆流防止弁を離隔した状態で配置し、両逆流防止弁の間に存在する液状の口紅について、両逆流防止弁の間の容積を変化させて、刷毛に送り込む口紅の量の微調整を容易に行うことができると共に、刷毛が人の肌に触れて雑菌が付着し、この雑菌が増殖してしまう事態の発生を未然に防止することができる筆型のリップ化粧容器を提供することを目的とする。
本考案は、液状の口紅が収容されている筆容器と、筆容器の先端に取り付けている刷毛を備え、筆容器の中から適量の口紅を送り出して刷毛に浸透させ、唇に口紅を塗ることを可能にした筆型のリップ化粧容器であって、筆容器内に一対の逆流防止弁を離隔した状態で配置し、両逆流防止弁の間の容積を変化させる構成を備え、この構成により両逆流防止弁の間に存在する適量の口紅を送り出して刷毛に浸透させると共に、両逆流防止弁の間に適量の口紅を吸い込むことで、上述した課題を解決した。
また、両逆流防止弁の間の容積を変化させる構成は、両逆流防止弁の間に、側面を摘んで押圧できる筒状部分を介在させていることで、同じく上述した課題を解決した。
さらに、両逆流防止弁の間の容積を変化させる構成は、一方の逆流防止弁の設置位置を前後に移動させ、両逆流防止弁の離隔距離を変える筒状部分を介在させていることで、同じく上述した課題を解決した。
また、両逆流防止弁の離隔距離を変える筒状部分は、伸縮部材と、伸縮部材を伸長方向に付勢する発条部材により形成されていることで、同じく上述した課題を解決した。
加えて、両逆流防止弁の離隔距離を変える筒状部分は、回転機構を介して進退する逆流防止弁の台座を有することで、同じく上述した課題を解決した。
この他、刷毛として、抗菌対策を施した化学繊維を使用していることで、同じく上述した課題を解決した。
本考案は、液状の口紅が収容されている筆容器と、筆容器の先端に取り付けている刷毛を備え、筆容器の中から適量の口紅を送り出して刷毛に浸透させ、唇に口紅を塗ることを可能にした筆型のリップ化粧容器であって、筆容器内に一対の逆流防止弁を離隔した状態で配置し、両逆流防止弁の間の容積を変化させる構成を備え、この構成により両逆流防止弁の間に存在する適量の口紅を送り出して刷毛に浸透させると共に、両逆流防止弁の間に適量の口紅を吸い込むことができる。
また、両逆流防止弁の間の容積を変化させる構成は、両逆流防止弁の間に、側面を押圧できる筒状部分を介在させていることから、この筒状部分を、例えば、親指と人差し指により摘んで、両逆流防止弁の間の容積を一時的に小さくすることができる。
このとき、後側の逆流防止弁は閉止した状態となり、また、刷毛の近傍に存在する前側の逆流防止弁は開放された状態となる。そのため、両逆流防止弁の間に収容されている口紅が、前側の逆流防止弁から送り出されて刷毛に浸透する。
そして、筒状部分から親指と人差し指を離すと、押圧している筒状部分が元の状態に戻り、両逆流防止弁の間の容積も元の状態に復帰する。
このとき、前側の逆流防止弁は閉止した状態となり、また、後側の逆流防止弁は開放された状態となる。そのため、筆容器に収容されている口紅が、後側の逆流防止弁を介して吸い込まれ、両逆流防止弁の間に口紅が収容される。
さらに、両逆流防止弁の間の容積を変化させる構成は、一方の逆流防止弁の設置位置を前後に移動させ、両逆流防止弁の離隔距離を変える筒状部分を介在させていることから、一方の逆流防止弁の移動により、口紅の送り出しと吸い込みを円滑に行うことができる。
具体的には、両逆流防止弁の離隔距離を変える筒状部分は、伸縮部材と、伸縮部材を伸長方向に付勢する発条部材により形成されていることから、伸縮部材を縮める方向に作動させて、両逆流防止弁の間の容積を一時的に小さくすることができる。
このとき、後側の逆流防止弁は閉止した状態となり、また、刷毛の近傍に存在する前側の逆流防止弁は開放された状態となる。そのため、両逆流防止弁の間に収容されている口紅が、前側の逆流防止弁から送り出されて刷毛に浸透する。
そして、筒状部分は、伸縮部材を伸長方向に付勢する発条部材を有することから、筒状部分から手を離すと、縮んでいる伸縮部材が伸びて元の状態に復帰する。
このとき、前側の逆流防止弁は閉止した状態となり、また、後側の逆流防止弁は開放された状態となる。そのため、筆容器に収容されている口紅が、後側の逆流防止弁を介して吸い込まれ、両逆流防止弁の間に口紅が収容される。
この他、両逆流防止弁の離隔距離を変える筒状部分は、回転機構を介して進退する逆流防止弁の台座を有することから、回転機構を回転させるという簡単な操作により、例えば、後側の逆流防止弁を取り付けている台座を前方に移動させて、両逆流防止弁の間に収容されている口紅を、前側の逆流防止弁から送り出して刷毛に浸透させることができる。
また、回転機構を逆回転させたときは、後側の逆流防止弁を元の位置に復帰させ、後側の逆流防止弁を介して、両逆流防止弁の間に口紅が吸い込まれる。
このように、本考案に係るリップ化粧容器は、主として医療の分野において使用されていた血液の逆流防止弁としての機構を化粧用具に応用したものであり、筆容器内に一対の逆流防止弁を離隔した状態で配置し、両逆流防止弁の間に存在する口紅について、両逆流防止弁の間の容積を変化させて、刷毛に送り込む口紅の量の微調整を容易に行うことができる。
また、刷毛への口紅の送り込みと、両逆流防止弁の間への口紅の吸い込みを、ワンタッチで誰もが簡単に行うことができる。
さらに、刷毛として、抗菌対策を施した化学繊維を使用していることから、刷毛が人の肌に触れて雑菌が付着し、この雑菌が増殖してしまう事態の発生を未然に防止することができる。
以下に、本考案を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
本考案に係る筆型のリップ化粧容器は、図1(a)・(b)に示すように、液状の口紅Pが収容されている筆容器1と、筆容器1の先端に取り付けている刷毛2を備え、筆容器1の中から適量の口紅Pを送り出して刷毛2に浸透させ、この刷毛2を介して唇に口紅P塗ることを可能にしたものである。
この筆型のリップ化粧容器は、例えば、円筒状に形成された筆容器1内に、シリコンゴム製等の一対の逆流防止弁3,4を、離隔した状態で配置している。
また、筆容器1は、両逆流防止弁3,4の間の容積を変化させる構成5を備えている。この両逆流防止弁3,4の間の容積を変化させる構成5により、両逆流防止弁3,4の間に存在する適量の口紅Pを送り出して刷毛2に浸透させると共に、両逆流防止弁3,4の間に適量の口紅Pを吸い込むのである。
図1(a)・(b)に示すように、筆容器1は、先端に刷毛2を取り付けている短尺な容器部分1aと、液状の口紅Pを収容している長尺な容器部分1bから構成されている。
この短尺な容器部分1aにおける後側に逆流防止弁3が配置され、長尺な容器部分1bにおける前側に逆流防止弁4が配置されている。そして、短尺な容器部分1aと長尺な容器部分1bを接合する部分において、両逆流防止弁3,4の間の容積を変化させる構成5を備えている。
図1(a)・(b)に示すように、長尺な容器部分1bにおける後端壁面には、通気孔6を設けている。また、長尺な容器部分1bの内部空間には、通気孔6の内側の位置から、逆流防止弁4の位置までの間を移動する、閉止蓋7が配されている。この閉止蓋7は、図1・図2に示すように、長尺な容器部分1bの内周壁に当接する外周面を有する椀状に形成され、底壁面に係止突起7aを設けている。
そして、液状の口紅Pは、長尺な容器部分1bにおいて、逆流防止弁4と閉止蓋7の間に充填されている。この液状の口紅Pが未だ使用されずに、長尺な容器部分1b内に多く残っているときは、図1(a)に示すように、閉止蓋7は長尺な容器部分1bの後端壁面の近傍に位置している。また、液状の口紅Pが使用されて減ってきたときは、図1(b)に示すように、閉止蓋7は逆流防止弁4に向けて移動して行く。
短尺な容器部分1aは、筒状に形成され、肉厚の前端壁面に設けている開口部8に刷毛2を取り付けている。また、短尺な容器部分1aの内側において、前端壁面に接するようにして、支持枠部材9を嵌合させている。
この支持枠部材9は、図3に示すように、基枠部分9aと、基枠部分9aに連設したパイプ部分9bにより形成されている。また、支持枠部材9は、基枠部分9aとパイプ部分9bを貫き通すように貫通孔9cを有している。
そして、図1(a)・図3に示すように、支持枠部材9のパイプ部分9bを、刷毛2の基端部側内に配置している。
図4(a)に示すように、短尺な容器部分1aに配置される逆流防止弁3は、環状に形成されている開口縁部3aの一端側から所定の弁部3bが突設されている。弁部3bは、基端部が開口縁部3aに連設した筒状で、先端部に行くに従い開口部分が狭くなっている。この図4(a)に示すように、弁部3bの先端部は、略線状になっており、常時閉鎖した状態を維持している。
そして、開口縁部3a側から弁部3bの内側に向けて所定の圧力を加えると、図4(b)に示すように、弁部3bの先端部が開放した状態となる。また、その圧力を無くすと、弁部3bの先端部は自身の弾性力により元の状態に復帰し、閉鎖した状態となる。
尚、長尺な容器部分1bに配置される逆流防止弁4も、逆流防止弁3と同一形状に形成されている。
また、図5(a)(b)に示すように、短尺な容器部分1aに配置される逆流防止弁3は、ケーシング10内に収容されている。このケーシング10は、図6に示すように、全体が筒状に形成され、先端開口側が順次窄まった段差状部分10aを形成し、逆流防止弁3の弁部3bを内装できるようしている。さらに、ケーシング10の先端開口側と後部開口側との間は、大径の基部10bを形成し、逆流防止弁3の開口縁部3aを内装できるようしている。
同様に、図5(a)(b)に示すように、長尺な容器部分1bに配置される逆流防止弁4も、ケーシング11内に収容されている。このケーシング11は、図7に示すように、全体が筒状に形成され、先端開口側が順次窄まった段差状部分11aを形成し、逆流防止弁4の弁部4bを内装できるようしている。さらに、ケーシング11の先端開口側と後部開口側との間は、大径の基部11bを形成し、逆流防止弁4の開口縁部4aを内装できるようしている。また、後部開口側には、長尺に突出した筒部分11cを設けている。
図5(a)(b)に示すように、逆流防止弁3を収容しているケーシング10は、ケーシング10の先端開口を支持枠部材9の貫通孔9cに接するようにして、短尺な容器部分1aに固定されている。このとき、支持枠部材9の開口端部分と、ケーシング10における基部10bの下面と、段差状部分10aの一部が係合している。
図5(a)(b)に示すように、逆流防止弁4を収容しているケーシング11は、長尺な容器部分1bにおける開口部に固定されている。このとき、ケーシング11の基部11bの上面と側面が、長尺な容器部分1bにおける開口部の内側に形成された段差部12と係合している。
そして、筆容器1は、両逆流防止弁3,4の間の容積を変化させる構成5として、両逆流防止弁3,4の間に、側面を摘んで押圧できる筒状部分13を介在させている。
この筒状部分13は、弾性部材を用いて形成したもので、両端開口部近傍の外周壁に雄螺子溝14を設けている。また、図5(a)・(b)に示すように、短尺な容器部分1aの後端側の開口部の内周壁には、雌螺子溝15を設けている。さらに、図5(a)・(b)に示すように、長尺な容器部分1bの前端側の開口部の内周壁には、雌螺子溝16を設けている。
そして、筒状部分13の一方の雄螺子溝14を、短尺な容器部分1aの雌螺子溝15に螺合させている。このとき、ケーシング10の基部10bが、支持枠部材9と筒状部分13により挟持された状態となる。
また、筒状部分13の他方の雄螺子溝14を、長尺な容器部分1bの雌螺子溝16に螺合させている。このとき、ケーシング11の基部11bが、長尺な容器部分1bにおける開口部の内側に形成された段差部12と筒状部分13により挟持された状態となる。
このようにして、両逆流防止弁3,4の間に、側面を摘んで押圧できる筒状部分13を介在させているのである。
この他、刷毛2としては、抗菌対策を施した化学繊維を使用している。
次に、以上のように構成された本考案の最良の形態について、使用・動作の一例を説明する。
まず、図5(a)に示すように、両逆流防止弁3,4の間に液状の口紅Pを収容している状態にして、図5(b)に示すように、例えば、筒状部分13を、親指と人差し指により摘んで、両逆流防止弁3,4の間の容積を一時的に小さくし、両逆流防止弁3,4の間に所定の圧力を加えた状態にする。
すると、後側の逆流防止弁4は閉止した状態となる。また、刷毛2の近傍に存在する前側の逆流防止弁3は、開口縁部3a側から弁部3bの内側に向けて所定の圧力が加えられ、開放した状態となる。そのため、両逆流防止弁3,4の間に収容されている口紅Pが前側の逆流防止弁3から送り出されて支持枠部材9の貫通孔9cに入り込み、パイプ部分9bの先端から出て口紅Pが刷毛2に浸透する。
そして、図5(a)に示すように、筒状部分13から親指と人差し指を離すと、押圧している筒状部分13が元の状態に戻り、両逆流防止弁3,4の間の容積も元の状態に復帰して、両逆流防止弁3,4の間が減圧した状態となる。
すると、前側の逆流防止弁3は閉止した状態となる。また、後側の逆流防止弁4は、両逆流防止弁3,4の間が減圧した状態となることから、開口縁部4a側から弁部4bの内側に向けて口紅Pが吸い込まれる作用が生じ、逆流防止弁4が開放した状態となる。そのため、長尺な容器部分1bに収容されている口紅Pが、後側の逆流防止弁4を介して吸い込まれ、両逆流防止弁3,4の間に口紅Pが収容される。この際、図1(b)に示すように、長尺な容器部分1bに設けている通気孔6から外気が吸引され、長尺な容器部分1b内において閉止蓋7が逆流防止弁4に向けて移動する。
そして、筒状部分13における、親指と人差し指による摘み加減により、口紅Pの送り出し量の微調整が可能となる。
図8には、本考案に係る筆型のリップ化粧容器の他の構成例が示されている。
尚、上記した構成と略同じ部分には、同じ符号を付すことでその詳細な説明を省略する。
この筆型のリップ化粧容器は、両逆流防止弁3,4の間の容積を変化させる構成5として、一方の逆流防止弁3の設置位置を前後に移動させ、両逆流防止弁3,4の離隔距離を変える筒状部分13を介在させている。
具体的には、図8(a)に示すように、短尺な容器部分1aの後端側に、短尺な容器部分1aの輪郭に沿ったスライド延設筒材17を付設し、このスライド延設筒材17の開口部において、外向きの係合片18を設けている。また、長尺な容器部分1bの前端側に、長尺な容器部分1bの輪郭に沿った延設筒材19を付設し、この延設筒材19の開口部において、内向きの係合片20を設けている。
長尺な容器部分1bの延設筒材19は、短尺な容器部分1aのスライド延設筒材17よりも大径に形成されており、延設筒材19内においてスライド延設筒材17が移動可能に配置されている。この延設筒材19とスライド延設筒材17により、所定の伸縮部材を構成している。
また、長尺な容器部分1bにおける延設筒材19の内向きの係合片20と、短尺な容器部分1aにおけるスライド延設筒材17の外向きの係合片18が衝突して、スライド延設筒材17の移動が阻止されている。
さらに、延設筒材19とスライド延設筒材17内に、蛇腹状筒部材21を配置している。この蛇腹状筒部材21は、短尺な容器部分1aのケーシング10と長尺な容器部分1bのケーシング11を連結するように配置され、蛇腹状筒部材21内に液状の口紅Pを収容するものである。また、蛇腹状筒部材21の外周面には、蛇腹状筒部材21自身と、スライド延設筒材17を伸長方向に付勢する、コイルスプリング等の発条部材22を巻装している。
使用に際しては、図8(a)に示すように、両逆流防止弁3,4の間に液状の口紅Pを収容している状態において、図8(b)に示すように、短尺な容器部分1aと長尺な容器部分1bを指で掴んで、スライド延設筒材17を縮める方向に移動させる。このとき、蛇腹状筒部材21も縮む方向に移動して、両逆流防止弁3,4の間の容積が一時的に小さくなる。
すると、後側の逆流防止弁4は閉止した状態となり、また、刷毛2の近傍に存在する前側の逆流防止弁3は開放した状態となる。そのため、両逆流防止弁3,4の間に収容されている口紅Pが前側の逆流防止弁3から送り出されて支持枠部材9の貫通孔9cに入り込み、パイプ部分9bの先端から出て口紅Pが刷毛2に浸透する。
そして、指を離すと、図8(a)に示すように、発条部材22の作用により、スライド延設筒材17が伸びる方向に移動する。このとき、蛇腹状筒部材21も伸びる方向に移動して元の状態に戻り、両逆流防止弁3,4の間の容積も元の状態に復帰する。
すると、前側の逆流防止弁3は閉止した状態となり、また、後側の逆流防止弁4は開放した状態となる。そのため、長尺な容器部分1bに収容されている口紅Pが、後側の逆流防止弁4を介して吸い込まれ、両逆流防止弁3,4の間に口紅Pが収容される。
この他、図9・図10にも、本考案に係る筆型のリップ化粧容器の他の構成例が示されている。
尚、上記した構成と略同じ部分には、同じ符号を付すことでその詳細な説明を省略する。
この筆型のリップ化粧容器においては、図9に示すように、両逆流防止弁3,4の離隔距離を変える筒状部分30が、回転機構50を介して進退する逆流防止弁4の台座31を有している。
長尺な容器部分1bは、図9に示すように、後端壁面に通気孔32を設けている。また、筒状部分30は、所定の長さを有し、その先端開口部に、取付基材33を介して刷毛2を固定している。
この筒状部分30内において、取付基材33に隣接して、逆流防止弁3を収容しているケーシング10を配置している。
回転機構50は、筒状部分30の後端部分の水平板部34と、筒状部分30の後端部分に配置されている接続部材35と、筒状部分30内に配置されている台座31の一部により概ね構成されている。
水平板部34は、図10に示すように、筒状部分30の後端開口部に沿って、所定の幅を有するように設けられている。この水平板部34の外縁は、筒状部分30の外周面よりも外側に突出している。また、水平板部34の内縁は、筒状部分30の内周面よりも内側に突出している。
この筒状部分30の水平板部34に、接続部材35を回転可能に取り付けている。
この接続部材35は、長尺な容器部分1bの開口部における内周面を嵌合させて、長尺な容器部分1bを着脱可能に取り付ける筒部分36と、この筒部分36の先端部に設けた支持腕部分37により形成されている。
支持腕部分37は、筒状部分30の後端開口部に設けている水平板部34を保持するように、略コ字枠状に形成されている。この支持腕部分37により、筒状部分30の外周面よりも外側に突出している水平板部34の外縁における下面と周面と上面を包むように保持しているのである。また、接続部材35の筒部分36の内周面には、雌螺子部38が設けられている。
一方、筒状部分30内において進退する台座31は、逆流防止弁4を収容しているケーシング部分39を有している。このケーシング部分39は、筒状部分30内において移動するものである。また、台座31は、ケーシング部分39の上端開口部から上方に延設した筒部分40を有している。この筒部分40は、筒状部分30における水平板部34の内側を通過して、接続部材35における筒部分36の内側に到達する長さを有している。
さらに、台座31は、筒部分40の外側に、移動筒部分41を有している。この移動筒部分41は、筒状部分30における水平板部34の内側を通過して、接続部材35における筒部分36の内側に到達する長さを有している。また、移動筒部分41の上方における外周面には、雄螺子部42が設けられている。この雄螺子部42は、接続部材35の筒部分36における雌螺子部38に螺合するものである。
台座31の筒部分40は、交換可能なカートリッジ容器44を装着する部分である。
カートリッジ容器44は、図9に示すように、内部に液状の口紅Pを収容しており、その先端開口部が球体43により封止されている。また、カートリッジ容器44の後端壁面には、通気孔60を設けている。さらに、カートリッジ容器44の内部には、移動可能な閉止蓋70が配されている。
台座31の筒部分40にカートリッジ容器44を装着したときは、カートリッジ容器44の先端開口部を封止している球体43が筒部分40に押され、カートリッジ容器44の先端開口部から外れた状態となり、カートリッジ容器44内の口紅Pが台座31の筒部分40内に入り込んでいく。
使用に際しては、図10に示すように、両逆流防止弁3,4の間に液状の口紅Pを収容している状態において、例えば、筒状部分30を左手の親指と人指し指で摘み、接続部材35の筒部分36に取り付けている長尺な容器部分1bを右手の親指と人指し指で摘む。
次に、右手の親指と人指し指で摘んでいる長尺な容器部分1bを、所定方向に30°乃至45°回転させると、長尺な容器部分1bと一諸に接続部材35も回転する。
このとき、左手の親指と人指し指で摘んでいる筒状部分30内に配置されている台座31は、筒状部分30内において独自に回転しないように構成されている。例えば、台座31は、筒状部分30の内周面において縦方向に設けた所定の長さの突出部に嵌合する縦方向の溝部を有しているのである。
そのため、長尺な容器部分1bを所定方向に30°乃至45°回転させると、接続部材35が一諸に回転し、接続部材35の筒部分36における雌螺子部38に螺合している移動筒部分41の雄螺子部42を介して、筒状部分30内に配置されている台座31が、例えば、前方に進出して、両逆流防止弁3,4の間の容積を一時的に小さくする。
このとき、後側の逆流防止弁4は閉止した状態となり、また、刷毛2の近傍に存在する前側の逆流防止弁3は開放した状態となる。そのため、両逆流防止弁3,4の間に収容されている口紅Pが前側の逆流防止弁3から送り出されて支持枠部材9の貫通孔9cに入り込み、パイプ部分9bの先端から出て口紅Pが刷毛2に浸透する。
そして、長尺な容器部分1bを逆方向に30°乃至45°回転させると、接続部材35が一諸に回転し、接続部材35の筒部分36における雌螺子部38に螺合している移動筒部分41の雄螺子部42を介して、筒状部分30内に配置されている台座31が、例えば、後方に退出して、両逆流防止弁3,4の間の容積を元の状態に戻す。
このとき、前側の逆流防止弁3は閉止した状態となり、また、後側の逆流防止弁4は開放された状態となる。そのため、カートリッジ容器44に収容されている口紅Pが、後側の逆流防止弁4を介して吸い込まれ、両逆流防止弁3,4の間に口紅Pが収容される。
尚、筒状部分30の水平板部34と、この水平板部34を保持している接続部材35の支持腕部分37との間にコイルスプリング等の発条部材を介在させることにより、所定方向に30°乃至45°回転させた長尺な容器部分1bから指を離したとき、長尺な容器部分1bと接続部材35が自然に逆回転して元の位置に復帰するように構成しても良い。
また、カートリッジ容器44内の口紅Pが無くなった際には、接続部材35の筒部分36に取り付けている長尺な容器部分1bを外し、カートリッジ容器44を出現させる。
そして、カートリッジ容器44を台座31の筒部分40から外し、口紅Pを収容している未使用のカートリッジ容器44を台座31の筒部分40に装着する。
最後に、接続部材35の筒部分36に長尺な容器部分1bを再度取り付けるのである。
この他、筆型のリップ化粧容器は、刷毛2に被せるキャップ45を備えている。
このキャップ45は、内部にインナーキャップ46を備えている。このインナーキャップ46は、刷毛2を固定している取付基材33の段部47に合致する係合段部48を基端部に設けている。この係合段部48を設けているインナーキャップ46を取付基材33に取り付けて、刷毛2の乾燥を防いでいるのである。
本考案に係る筆型のリップ化粧容器は、筆先を大小異なる形状に変更したり、容器自体を異なる形状に成形したりすることで、例えば、アイライナー、リキッドファンデーション、チーク等の種々の化粧品にも転用できる。また、絵画用の筆としても、広く応用可能である。
両逆流防止弁の間の容積を変化させる構成として、両逆流防止弁の間に、側面を摘んで押圧できる筒状部分を介在させている筆型のリップ化粧容器の構成を示すもので、(a)は使用前の縦断面図、(b)は使用中の縦断面図である。 閉止蓋の構成を示す斜視図である。 支持枠部材のパイプ部分を、刷毛の基端部側内に配置する状態を示す分解斜視図である。 逆流防止弁の構成を示し、(a)は閉弁状態の斜視図、(b)は開弁状態の斜視図である。 両逆流防止弁の間の容積を変化させる構成として、両逆流防止弁の間に、側面を摘んで押圧できる筒状部分を介在させている筆型のリップ化粧容器の構成を示すもので、(a)は両逆流防止弁の間に圧力を加えていない状態の断面図、(b)は筒状部分を摘んで両逆流防止弁の間に所定の圧力を加えている状態の断面図である。 前側の逆流防止弁を収容するケーシングの構成を示す斜視図である。 後側の逆流防止弁を収容するケーシングの構成を示す斜視図である。 両逆流防止弁の離隔距離を変える筒状部分が、伸縮部材と、伸縮部材を伸長方向に付勢する発条部材により形成されている筆型のリップ化粧容器の構成を示すもので、(a)は伸縮部材を伸ばした状態の断面図、(b)は伸縮部材を縮めた状態の断面図である。 両逆流防止弁の離隔距離を変える筒状部分が、回転機構を介して進退する逆流防止弁の台座を有している筆型のリップ化粧容器の構成を示す断面図である。 両逆流防止弁の離隔距離を変える筒状部分が、回転機構を介して進退する逆流防止弁の台座を有している筆型のリップ化粧容器の構成を示す拡大断面図である。 従来における筆型のリップ化粧容器の構成を示す一部切欠の断面図である。
符号の説明
P…口紅
1…筆容器
1a…短尺な容器部分
1b…長尺な容器部分
2…刷毛
3…逆流防止弁
4…逆流防止弁
3a…開口縁部
3b…弁部
4a…開口縁部
4b…弁部
5…両逆流防止弁の間の容積を変化させる構成
6…通気孔
7…閉止蓋
7a…係止突起
8…開口部
9…支持枠部材
9a…基枠部分
9b…パイプ部分
9c…貫通孔
10…ケーシング
11…ケーシング
10a…段差状部分
11a…段差状部分
10b…基部
11b…基部
11c…筒部分
12…段差部
13…筒状部分
14…雄螺子溝
15…雌螺子溝
16…雌螺子溝
17…スライド延設筒材
18…外向きの係合片
19…延設筒材
20…内向きの係合片
21…蛇腹状筒部材
22…発条部材
30…筒状部分
31…台座
32…通気孔
33…取付基材
34…水平板部
35…接続部材
36…筒部分
37…支持腕部分
38…雌螺子部
39…ケーシング部分
40…筒部分
41…移動筒部分
42…雄螺子部
43…球体
44…カートリッジ容器
45…キャップ
46…インナーキャップ
47…段部
48…係合段部
50…回転機構
60…通気孔
70…閉止蓋

100…押し出し機構
101…筆容器
102…刷毛
103…操作部
104…圧力弁
105…棒ネジ

Claims (6)

  1. 液状の口紅が収容されている筆容器と、筆容器の先端に取り付けている刷毛を備え、筆容器の中から適量の口紅を送り出して刷毛に浸透させ、唇に口紅を塗ることを可能にした筆型のリップ化粧容器であって、筆容器内に一対の逆流防止弁を離隔した状態で配置し、両逆流防止弁の間の容積を変化させる構成を備え、この構成により両逆流防止弁の間に存在する適量の口紅を送り出して刷毛に浸透させると共に、両逆流防止弁の間に適量の口紅を吸い込むことを特徴とする筆型のリップ化粧容器。
  2. 両逆流防止弁の間の容積を変化させる構成は、両逆流防止弁の間に、側面を押圧できる筒状部分を介在させている請求項1に記載の筆型のリップ化粧容器。
  3. 両逆流防止弁の間の容積を変化させる構成は、一方の逆流防止弁の設置位置を前後に移動させ、両逆流防止弁の離隔距離を変える筒状部分を介在させている請求項1に記載の筆型のリップ化粧容器。
  4. 両逆流防止弁の離隔距離を変える筒状部分は、伸縮部材と、伸縮部材を伸長方向に付勢する発条部材により形成されている請求項3に記載の筆型のリップ化粧容器。
  5. 両逆流防止弁の離隔距離を変える筒状部分は、回転機構を介して進退する逆流防止弁の台座を有する請求項3に記載の筆型のリップ化粧容器。
  6. 刷毛として、抗菌対策を施した化学繊維を使用している請求項1乃至5のいずれかに記載の筆型のリップ化粧容器。
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