JP3143106B2 - 電子カメラの給電システム - Google Patents

電子カメラの給電システム

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JP3143106B2 JP02003839A JP383990A JP3143106B2 JP 3143106 B2 JP3143106 B2 JP 3143106B2 JP 02003839 A JP02003839 A JP 02003839A JP 383990 A JP383990 A JP 383990A JP 3143106 B2 JP3143106 B2 JP 3143106B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子カメラの給電システム、詳しくは電子カ
メラに再生プロセッサ等の外部機器を接続して使用する
際の電子カメラの給電システムに関する。
〔従来の技術〕
電子カメラのシステムとして 通常撮影動作時には(着脱自在な)内蔵バッテリによ
り動作し、それ自体でも記録画像の再生機能を持った電
子カメラ21……第11図; 電子カメラ21の内蔵バッテリを充電したり、電子カメ
ラ21に記録画像の再生動作を行わせる場合に、商用交流
電源から受電して所定の直流電源として電子カメラに給
電する給電装置(ACアダプタ電源)22……第12図,第14
B図; 商用交流電源から受電して動作するように構成され、
電子カメラ21に記録画像の再生動作を行わせる場合に、
所要に応じて電子カメラ21に接続され、電子カメラ21か
らの再生信号にいわゆるマルチ画面やズーム再生等の特
別な処理を施して出力する装置(外部機器、いわゆる再
生プロセッサ)23,23A……第13図,第14A図 を含んで構成されるものがある。このようなシステムの
場合、第14A図及び第14B図より特に明らかなように、AC
/DC電源回路部が上記のACアダプタ電源22と上記の
外部機器23とにそれぞれ必要となる。
の外部機器23からの電子カメラ21に給電(または
充電)するように構成すれば、上記のようにAC/DC電源
回路部を、システムとして、ととに重複して備える
必要はなくなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
一方、上記システムでは、の電子カメラ21自体が記
録画像の再生機能をも持っているので、システムとして
の再生プロセッサ等の外部機器23を備えるか否かは本
来ユーザが所望により選択出来るようにしたい。
ところが、の外部機器23Aを持たないとの電子カ
メラ21に給電(または充電)する手段がなくなってしま
うことから、結局システムとしての外部機器23A(第1
4A図)を備えることは必須となってしまう。
またの電子カメラ21自体に、商用交流電源から受電
して記録画像の再生動作を行ったり内蔵バッテリを充電
したりできるようにAC/DC電源回路部を備えることは、
小型軽量に構成して携帯性を旨とする電子カメラの機能
を著しく損なうことになってしまう。
また一方、カメラ21をその内蔵電池の容量を気にする
ことなく使用したい場合は、第15B図に示すようにACア
ダプタ電源22をカメラ21に接続し、同電源22から給電す
るようにすれば、電源容量に関する要請のみについては
一応充足される。しかし、このカメラ21に第15A図に示
すように電源部を内蔵した外部機器23Aを接続して使用
するシステムでは、給電システムとして見た場合、外部
機器23Aに内蔵された電源部と、ACアダプタ電源22との
2個の電源が存在することになるから非常に不経済なシ
ステムになってしまう。しかも、外部機器23Aの内蔵電
源は、外部機器に加えて、カメラ側にも給電しなければ
ならないので大きくなり、外部機器もできるだけ小型化
したいという流れに逆行することになる。
一方、第15C図に示すようにカメラ21に外部機器23を
接続すると共に、ACアダプタ電源を接続せずにカメラの
内蔵電源から給電するようにすると、カメラの内蔵電池
は、上述のように、カメラ単体で記録再生するに必要な
最低限の容量しか有しないので、外部機器にまで給電す
るとなると、僅かな時間しか給電することができない。
そこで、カメラに加えて外部機器までも駆動することの
できる容量の電池を、カメラに内蔵しようとすると、内
蔵電池が大きなものになってしまって、カメラの小型
化,軽量化に全く反することになってしまう。
本件発明は、叙上の点に鑑み、の外部機器を備える
か否かにかかわらずうの電子カメラに商用交流電源か
ら給電(または充電)可能にするとともに、上記のよう
にAC/DC電源回路部をシステムとして重複して備える必
要のない、電子カメラの給電システムを提供しようとす
るものである。
〔課題を解決するための手段および作用〕
本発明の電子カメラの給電システムは、商用交流電源
から受電し所定の直流電源として給電動作を行い得る給
電ブロック(第16A図のACアダプタ電源22)に着脱自在
な態様で電子カメラ(第16A図、21)が接続されたと
き、この給電ブロック(22)から電子カメラ(21)に給
電し、第16B図のように、電子カメラ(21)に外部回路
ブロック(23)が接続されても、給電ブロックが接続さ
れない状態においてはこの外部回路ブロック(23)に対
して実質的に給電せず、第16A図のように給電ブロック
(22)が接続されたときのみ外部回路ブロック(23)に
給電許可信号を送出して、同外部回路ブロック(23)に
も給電するようにしたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図示の実施例により本発明を説明する。先ず、
本発明の実施例を説明するに先立って、第2図により本
発明に係る電子カメラの給電システムに必要な手段を説
明する。
第2図において、符号2はカメラ全体の動作シーケン
スを司るシステムコントローラである。このシステムコ
ントローラ2には、パワースイッチや記録動作をスター
トするトリガスイッチ等の外部操作キー1からの操作信
号が取り込まれて、各種のカメラ動作が行われるように
なっている。特に、本発明に係る電子カメラの給電シス
テムを可能にするためには、今ACアダプタ電源と内蔵電
池の何れが電子カメラに接続されているかを検出するAC
アダプタ/BAT検出手段5,再生プロセッサ等の外部機器が
接続されているか否かを検出する外部機器接続状態検出
手段6が重要で、これら両検出手段5,6からの信号は、
外部機器としての動作が可能か否かを判断する外部機器
動作許可判断手段4に供給される。すると、この判断手
段4の出力に基づいて、システムコントローラ2は外部
機器通信手段3に対し、外部機器(図示せず)との間の
シリアル通信を行って外部機器を作動させるように指示
する。以上が本発明に係る電子カメラの給電システムに
必要な手段の概要である。次に、本発明の第1実施例
を、第1図,第3図,第4図により説明する。
第1図は、本発明の第1実施例を示す電子カメラの給
電システムの回路図である。図において、この給電シス
テムは、商用電源から受電しACアダプタ電源として電子
カメラや外部機器に給電動作を行い得る給電ブロック15
と、この給電ブロック15にプラグ,ジャック接続で着脱
自在に接続されて給電される電子カメラ21と、この電子
カメラ21の直流電源回路にコネクタ接続端子T1,T2で着
脱自在に接続されて給電される外部機器23とから構成さ
れている。
上記電子カメラ21は、カメラ側各回路12と、この各回
路12の動作シーケンスを司るカメラ内CPU11と、上記給
電ブロック15が接続されないときカメラ内各回路に給電
する内蔵電池14と、上記給電ブロック15の図示しないプ
ラグが挿入されるジャック16と、カメラ内CPU11の直流
電圧VDDをモニタするバッテリ残量チェック回路13と、
カメラ内CPU11の入出力端に図示のようにそれぞれ接続
される抵抗R1〜R3,R6,トランジスタQ1,Q2,起動用パワー
スイッチSW1とで構成されている。
外部機器23は、外部機器側各回路18と、これら各回路
18の給電系統の動作シーケンスを司る外部機器側CPU17
と、このCPU17の入出力端に図示のようにそれぞれ接続
される抵抗R4,R5,トランジスタQ3と、この外部機器側CP
U17から出力される信号VCTで制御される外部機器側各回
路18への給電をオン・オフするスイッチSW2とで構成さ
れている。
このように構成されたこの第1実施例の動作を次に説
明する。先ず、電子カメラ単体、つまり給電ブロック1
5,外部機器23の何れもがこの電子カメラ21に接続されな
いとき、電子カメラ21の内蔵電池14は、ジャック16のノ
ーマルメイク接点C2を介してカメラ側各回路12に給電さ
れるので単体としてのカメラ動作が行われる。一方コネ
クタ接続端子T1はT2にコネクトされていないので、カメ
ラ内CPU11は、それへの入力信号である外部機器接続状
態検出信号“EXT"がプルアップ抵抗R6により“H"レベル
にプルアップされているため、外部機器が接続されてい
ない旨認識し、カメラ単体として機能するための所要の
制御動作をなす。
次に、電子カメラが外部機器23に接続されてはいる
が、給電ブロック15が接続されていない場合を説明す
る。この場合、コネクタ接続端子T1が接続端子T2に接続
されているので、カメラ内CPU11は、外部機器接続状態
検出信号“EXT"が端子T1,T2を介して接地されてグラン
ドレベルとなり、外部機器が接続されたことを認識す
る。このカメラ内CPU11は、その入力信号AD/BTがジャッ
ク16の接点C1により“L"レベルとなっているので、カメ
ラ内CPU11はこの給電システムが内蔵電池14から給電さ
れていると認識する。この状態では、前記従来例で説明
したように、電子カメラのみを作動させるのがやっとの
カメラ内蔵電池14で、電子カメラと外部機器とを動作さ
せることになってしまうから、非常に限られた時間の動
作か、あるいは最初から不安定な動作しか期待できな
い。そこで、カメラ内CPU11は、電子カメラと外部機器
との双方の動作を停止するコマンドを送出することにな
る。
最後に、電子カメラ21に外部機器23が接続され、且
つ、給電ブロック15も接続されている場合を説明する。
このときは、給電ブロック15の図示しないプラグが、電
子カメラ用電源25のジャック16に挿入されているので、
上記プラグによりジャック16のノーマル接点C1,C2がブ
レイクする。そこで、電子カメラ用電源25の電源ライン
l1には、この給電ブロック15から給電され、これによっ
てカメラ内CPU11と外部機器側CPU17とが動作する。ま
た、上記ジャック16の接点C1がブレイクすることによ
り、信号AD/BTがプルアップ抵抗R2により“H"レベルと
なるから、カメラ内CPU11が、従って、外部機器側CPU17
も正常に動作することになる。そして、通常は“H"レベ
ルを、電源ラインl1の電圧が所定値を下廻ると“L"レベ
ルを、それぞれ出力するバッテリ残量チェック回路13の
出力信号“BATE"がカメラ内CPU11に入力されているの
で、このCPU11は電源電圧を常時モニタしていることに
なる。また、起動用パワースイッチSWからの信号“PWS
W"もカメラ内CPU11に入力されるようになっていて、常
時はプルアップ抵抗R1により“H"レベルに、同スイッチ
SW1をオンすると、アクティブ“L"となる。
カメラ内CPU11と外部機器側CPU17との信号の授受は、
3本の信号ラインにより行われる。即ち、カメラ内CPU1
1で形成されたクロック信号“CLK"およびカメラから外
部機器への送信信号“SU"は、トランジスタQ1,Q2を介し
外部機器側CPU17に供給され、外部機器からカメラへの
送信信号SIは、トランジスタQ3を介しカメラ内CPU11に
供給される。これら各信号ラインの端末側は、抵抗R5,R
4,R3で電源電圧にプルアップされるようになっている。
つまり、このようなトランジスタQ1,Q2,Q3およびプルア
ップ抵抗R5,R4,R3を介して信号の授受を行えば、接続端
子T1,T2が接続されていないときは、各抵抗R3,R4,R5
より各CPU11,17への入力はプルアップされ、ノンアクテ
ィブ“H"に固定される。T1,T2が接続されてはじめて各C
PU11,17間が通信可能状態となり、信号が現実にライン
に出力されたときから通信がなされるため、確実な信号
の授受が行なわれ得る。
このような信号伝送により外部機器側CPU17が作動す
ると、同CPU17から出力される信号VCTがアクティブ“H"
となり、これによってアナログスイッチSW2が動作する
ので外部機器側各回路18に給電されることになる。
第3図と第4図は、この第1実施例のフローチャート
で、第3図はカメラ側の、第4図は外部機器側のそれぞ
れの動作を示すものである。
第3図において、電源が投入されると、ステップS1で
“パワーオンリセット”された後、ステップS2に進んで
カメラ内CPU11に内蔵されたRAM(図示せず)の“イニシ
ャライズ”が行われる。そして、ステップS3でバッテリ
残量チェック回路13の論理出力レベルつまり信号BATEが
“L"レベルか否かが判断される。信号BATEが“L"レベル
なら電源ラインl1の電圧が所定値以下などで満足な回路
動作を期待できない。従って、ステップS4に進んで電池
のエンプティ表示や電源オフ等の“エンプティ処理”を
行った後上記ステップS3にリターンする。また、信号BA
TEが“H"レベルなら電池電圧は所定値を上廻っているの
で、次のステップS5に進んで信号PWSWが“L"レベルか否
かを判定する。この信号PWSWが“L"レベルなら、起動用
パワースイッチSW1が操作者によって押下されている、
つまり操作者がカメラ動作を行おうとしていることなの
で、ステップS9に進んで信号EXTが“L"レベルか否かを
判定する。この信号EXTが“L"レベルなら外部機器がカ
メラに接続されていることなので、このような状態でカ
メラ動作してもカメラの内蔵電池が直ぐ消耗してしまっ
て満足なカメラ動作を期待できないから、上記ステップ
S3にリターンする。また、信号EXTが“H"レベルなら外
部機器がカメラに接続されていない、つまりカメラ単体
なので、ステップS10に進んで所要の“カメラ動作”を
実行することになる。
上記ステップS5に戻って信号PWSWが“L"レベルでなけ
れば、起動用パワースイッチSW1が押下されていないこ
とになるから、操作者はカメラの撮影機能でない、例え
ば再生機能を期待していると考えられる。そこで、ステ
ップS6に進んで信号EXTが“L"レベルか否かを判定し、
“H"レベルなら上記ステップS3に戻るし、“L"レベルな
ら外部機器が接続されているのでステップS7に進んで、
信号AD/BTが“H"レベルか否かを判定する。この信号AD/
BTが“L"レベルなら給電ブロック15が接続されていな
い。つまり、カメラの内蔵電池でカメラと外部機器とを
作動させることになるので、このような動作は禁止され
て上記ステップS3に戻る。また信号AD/BTが“H"レベル
なら給電ブロック15が接続されているので、ステップS8
に進んでカメラから外部機器に向けシリアル通信により
動作開始命令を送出して所要の外部動作を行うことにな
る。以上が、この第1実施例におけるカメラ内CPU11の
動作である。次に、外部機器側CPU17の動作を第4図に
より説明する。
第4図において、電源が投入されるとステップS11で
“パワーオンリセット”された後、ステップS12に進ん
で外部機器側CPU17に内蔵されたRAMの“イニシャライ
ズ”が行われる。そして、ステップS13に進んでカメラ
内CPU11からシリアル通信で“動作可能”命令が送られ
てくるまで待機し、同命令が送られてくるとステップS1
4に進む。このステップS14では、信号“VCT"をアクティ
ブ“H"にしてアナログスイッチSW2をオンし、これによ
って外部機器側各回路18に給電する。そして、ステップ
S15に進んで例えばマルチ動作とかスムーズ動作を行う
ことになる。以上が本発明の第1実施例の説明である。
次に、第5〜7図により本発明の第2実施例を説明す
る。
第5図は、本発明の第2実施例を示す電子カメラの給
電システムの回路図である。上記第1実施例では、電子
カメラに外部機器が接続されたことを示す信号EXTを伝
送するのに専用ラインl2を用いていたが、この第2実施
例では、専用ラインを設けずに3本の信号ラインで兼用
するようにしている。即ち、信号SIを伝送するラインl3
は、外部機器が接続されない場合、プルアップ抵抗R3
より電源ラインl1の電位となっているが、外部機器が接
続されると、外部機器側CPU17は端子T1に“H"レベルを
出力する。そこで、トランジスタQ3がオンし、信号SIを
伝送するラインl3が“L"レベルとなり、これによってカ
メラ内CPU11は、外部機器が接続されたことを認識する
ことになる。この点を除けばこの第2実施例は上記第1
実施例と全く同じなので、各構成部材に同じ符号を付し
てその説明を省略する。
第6図と第7図は、この第2実施例のフローチャート
で、第6図はカメラ内CPU11の、第7図は外部機器側CPU
17のそれぞれの動作を表わしている。そして、上記第1
実施例における第3図,第4図中のルーチンと同じルー
チンには同じステップ番号を付してその説明を省略す
る。
第6図においては、外部機器が接続されているか否か
を判断するステップS21,S22で信号SIが“L"レベルか否
かによって判断するようになっている。このステップS2
1,S22を除けば、上記第3図と同じステップS1〜S5およ
びS7,S8,S10から構成されている。
第7図においては、外部機器が接続されたことをカメ
ラ内CPU11に認識させるために信号SIを“L"レベルに設
定するステップS23をステップS12とS13との間に挿入し
ている点を除けば、上記第4図と全く同じように構成さ
れている。
以上説明した第2実施例によれば、外部機器が電子カ
メラに接続されたことを、カメラ内CPU11に認識させる
ための信号EXTとその専用ラインl2とが不要になるから
その分回路が簡単になる。次に、本発明の第3実施例を
第8〜10図により説明する。
第8図は、本発明の第3実施例を示す電子カメラの給
電システムの回路図である。上記第1,2実施例では、外
部機器が電子カメラに接続されたにも拘らず、給電ブロ
ックが接続されていないときは、カメラ内CPU11と外部
機器側CPU17とにのみ給電してカメラ側各回路12や外部
機器側回路18へは給電しないようにしていた。ところ
で、外部機器側CPU17における電流消費は、通常数十マ
イクロアンペアのオーダなので、この第3実施例では、
外部機器側CPU17への給電も行わないようにしてカメラ
の内蔵電池14の消耗を少なくしている。即ち、上記第2,
第5図で外部機器23側に設けられていたアナログスイッ
チSW2をカメラ側に移してSW3とし、カメラ内CPU11から
信号VCTを出力するようにしてこの信号VCTで上記アナロ
グスイッチSW3の制御を行っている。そこで、電子カメ
ラ21に外部機器23が接続されたにも拘らず、給電ブロッ
ク15が接続されていないときは、カメラの内蔵電池から
カメラ内CPU11にのみ給電されることになる。この点を
除けば上記第1実施例と全く同じように構成されている
ので、各構成部材に同じ符号を付してその説明を省略す
る。
第9図と第10図は、この第3実施例のフローチャート
で、第9図はカメラ内CPU11の、第10図は外部機器側CPU
17のそれぞれの動作を表わしている。そして、上記第1
実施例における第3図,第4図中のルーチンと同じルー
チンには同じステップ番号を付してその説明を省略す
る。
第9図においては、ステップS7とS8の間にステップS3
1を設け、上記第4図におけるステップS14の“VCT=H"
のルーチンを実行する。そこで第10図では、上記第4図
におけるステップS14が不要になり、ステップS13からス
テップS15に進むようになっている。以上説明したこの
第3実施例によれば、電子カメラに外部機器が接続され
たにも拘らず給電ブロックが接続されていないときのカ
メラの内蔵電池の消耗をより少なくすることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、外部機器を電子カ
メラに接続して使用する場合は給電ブロックからカメラ
を介してこの外部機器に給電するようにしたから、AC/D
C電源回路部を給電システムとして重複して備える必要
がなくシステム全体として簡素化され、システムとして
のコストを大幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例を示す電子カメラの給電
システムの回路図、 第2図は、本発明に係る電子カメラの給電システムに必
要な手段のブロック系統図、 第3図と第4図は、上記第2図におけるカメラ内CPUと
外部機器側CPUのそれぞれの動作を示すフローチャー
ト、 第5図は、本発明の第2実施例を示す電子カメラの給電
システムの回路図、 第6図と第7図は、上記第5図におけるカメラ内CPUと
外部機器側CPUとのそれぞれの動作を示すフローチャー
ト、 第8図は、本発明の第3実施例を示す電子カメラの給電
システムの回路図、 第9図と第10図は、上記第8図におけるカメラ内CPUと
外部機器側CPUのそれぞれの動作を示すフローチャー
ト、 第11〜15C図は、従来の電子カメラの給電系統の説明に
供する図、 第16A図及び第16B図は本発明システムの概要を説明する
ための図で、第16A図はカメラに外部機器を接続しこれ
らにACアダプタ電源より給電する場合を、第16B図はカ
メラに外部機器のみを接続した場合をそれぞれ示す図で
ある。 15,(22)……給電ブロック 21……電子カメラ 23……外部機器(外部回路ブロック)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用交流電源から受電し所定の直流電源と
    して給電動作を行い得る給電ブロックに着脱自在な態様
    で電子カメラが接続されたとき、この給電ブロックから
    電子カメラに給電し、更に該電子カメラ内の直流電源回
    路に着脱自在な態様で外部回路ブロックが接続されたと
    き、この電子カメラから外部回路ブロックに給電可能に
    構成された電子カメラの給電システムであって、 上記電子カメラは、上記給電ブロックが接続されたとき
    のみ、上記外部回路ブロックに対して、実質的な受電動
    作を許可する受電許可信号を同外部回路ブロックに送出
    する手段を具備してなるものであることを特徴とする電
    子カメラの給電システム。
  2. 【請求項2】上記外部回路ブロックは、上記受電許可信
    号を受信したとき、実質的な受電動作を行う手段を具備
    してなるものであることを特徴とする請求項1記載の電
    子カメラの給電システム。
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KR102629974B1 (ko) * 2016-12-27 2024-01-25 엘지전자 주식회사 무선 가습기 및 이를 포함하는 무선 가습기 세트
KR102629988B1 (ko) * 2016-12-29 2024-01-26 엘지전자 주식회사 무선 가습기 세트

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KR102575865B1 (ko) * 2016-12-29 2023-09-06 엘지전자 주식회사 무선 가습기 세트 및 그의 제어방법
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