JP3142973U - フェイスパウダーケース - Google Patents

Abstract

【課題】使用状態と品質を向上し、組み立て操作上、迅速、便利で、製造コストと人件コストを減少させるフェイスパウダーケース構造を提供する。
【解決手段】フェイスパウダーケース２０は、容置槽２１１を有する承置箱２１、分離蓋２２、接合面を有するパフブロック２３、パフ２４、及び、鏡面を有する蓋体２５、からなる。分離蓋上に沿って係合段２２２を有し、係合段中心に結合孔２２２２を有して、パフブロック２３の底端を内縮し、枢孔２３２１を有する緊迫段２３２と嵌固し、緊迫段２３２の外環面に、結合孔内径と適合する環溝を有し、底端は結合孔内径底縁に制限される貼接面を形成し、同時に、接合面中心は導引管道２３１１を開設して、緊迫段２３２の枢孔２３２１と対応し、カラーパウダーを導出、導入するチャンネルを形成する。
【選択図】図３

Description

本考案は、フェイスパウダーケースに関するものであって、フェイスパウダーケースの結合動作が迅速で便利なフェイスパウダーケースに関する。

現在、一般のフェイスパウダーケース構造は図１、図２で示されるように、フェイスパウダーケース１０は、容置槽１１１、及び、結合段１１２を有する承置箱１１と、係合段１２１、及び、被結合段１２２を有する分離蓋１２と、抵接面１３１を有する導管１３と、枢孔１４１、及び、緊迫段１４２を有する海綿体１４と、フェイスパウダーパフ１５、及び、鏡面１６１を有する蓋体１６と、からなる。海面体４は、「エ」字形で、相対側にそれぞれ、適当な厚さの水平な結合面１４３と接合面１４４を有し、係合段１２１中心に結合孔１２１２を開設し、海綿体１４を結合孔１２１２内に塞入し、緊迫段１４２外径により抵接し、それぞれ、結合面１４３、及び、接合面１４４を突出して、係合段１２１の底端内面と頂端表面に貼接し、接合面１４４とフェイスパウダーパフ１５を包覆し、導管１３が海綿体１４の中心の枢孔１４１から、下から上に穿設し、接続面１３１により、結合面１４３の底部表面に貼接する。且つ、蓋体１６の開口端内縁に凹設された結合段１６２と、分離蓋１２の係合段１２１外縁に凸設された若干の係合点１２１１は相互に抵接して、各種色彩で自然な肌修飾効果を有するフェイスパウダーのケース１０が完成する。

上述のような公知の構造は、以下のような欠点がある。１．海綿体１４が「エ」字形で、結合孔１２１２と結合するので、組み立て時、まず、結合面１４３、或いは、接合面１４４に塞入し、緊迫段１４２を結合孔１２１２中で固定し、且つ、導管１３によりカラーパウダーを導入する必要があるので、組み立てに時間がかかり、人件コストも高くなる。２．海綿体１４中心は導管１３を設置して、カラーパウダーを導管１３から接合面１４４に導出し、フェイスパウダーパフ１５から出るようにするので、使用角度が過大になると、容置槽１１１内のカラーパウダーが結合面１４３表層に粘着するか、或いは、辺縁の隙間に滞留したり、導管１３内に詰まり、承置箱１１を何度も振らないと使用できなくなり、不便である。３．海綿体１４は一定時間使用後、内部の清潔さを維持できず、また、表面からは分からないし、湿気を受けやすく、汚染して細菌が繁殖し、不潔である。

本考案の目的は、上述の欠点を改善するフェイスパウダーケースを提供することにある。

本考案のフェイスパウダーケースは、パフブロックの緊迫段と分離蓋の結合孔の係合段により直接接合し、環溝が結合孔内径に係合して、貼接面の制限を受け、接合面とパフが包覆され、組み立てが便利、簡単で、加工コストを大幅に減少させる。

本考案のフェイスパウダーケースは、パフブロックの導引管道と緊迫段の枢孔によりカラーパウダーが導出、導入するチャンネルを形成し、容置槽内に置入された各色のカラーパウダーが、直接、枢孔から導出し、導引管道とパフに滲み出て、パウダーが使用でき、材料コストを減少させ、カラーパウダーが管道で滞留して詰まるのを防止する。

本考案のフェイスパウダーケースは、パフブロックの接合面が斜盤状で、緊迫段と一体成型された弾性のある柔軟なT字型のゲル材質を利用し、使用期間中、内部が湿気を帯びず、汚染して細菌が繁殖するのを防止し、カラーパウダーが接合面表層に粘着、或いは、辺縁の隙間に滞留する欠点を改善し、フェイスパウダーケースの好ましい使用状態と品質を提供する。

本考案のフェイスパウダーケースは、組み立てが便利、簡単で、加工コストを大幅に減少させる。また、カラーパウダーが管道で滞留して詰まるのを防止し、フェイスパウダーケースの好ましい使用状態と品質を提供することができる。

図３、図４で示されるように、本考案のフェイスパウダーケース２０は、容置槽２１１を有する承置箱２１、分離蓋２２、接合面２３１を有するパフブロック２３、パフ２４、及び、鏡面２５１を有する蓋体２５、からなる。承置箱２１一側環面の所定箇所の外螺紋を有する結合段２１２と、分離蓋２２一側内縁の内螺紋を有する被結合段２２１は相互に鎖合し、且つ、分離蓋２２に沿って上段に係合段２２２を有し、係合段２２２の環面は若干の係合点２２２１を凸設し、中心に結合孔２２２２を開設すると共に、パフブロック２３の接合面２３１中心に開設された大きい径の導引管道２３１１と、底端の小さい径で、枢孔２３２１を有する緊迫段２３２は対応して、結合孔２２２２内径中で結合し、カラーパウダーAを導出、導入するチャンネルを形成する。パフブロック２３の接合面２３１は斜盤状で、緊迫段２３２と一体成型された弾性を有する柔軟なT字状のゲル材質で、緊迫段２３２の外環面は、結合孔２２２２内径辺と適合する環溝２３２２を凹設し、底端は、結合孔２２２２内径底縁で制限される貼抵面を形成する。蓋体２５一側開口内縁の槽段２５２と係合段２２２環面の若干の係合点２２２１は相互に抵制し、承置箱２１の開口端と適合し、凸部２６１を有する盤座２６を設置して、カラーパウダーが承置箱２１の容置槽２１１から漏れるのを防止する。

組み合わせて使用する時（図５で示される）、パフブロック２３の緊迫段２３２を分離蓋２２の係合段２２２中心の結合孔２２２２に沿って、直接抵圧し、環溝２３２２が結合孔２２２２内径に係合し、貼抵面２３２３の制限を受け、接合面２３１とパフ２４が包覆され、その後、分離蓋２２と承置箱２１を結合して、結合段２２１と結合段２１２と螺設固定し、パフブロック２３の導引管道２３１１と緊迫段２３２の枢孔２３２１が相通し、蓋体２５と承置箱２１を結合して、槽段２５２と分離蓋２２の各係合点２２２１を定位すれば、フェイスパウダーケース２０が完成する。容置槽２１１内に各色のカラーパウダーAを直接、枢孔２３２１から導引管道２３１１とパフ２４に導出して浸出させることができる（図６で示される）。このとき、蓋体２５頂端の鏡面２５１の設計により、使用者はパウダーの使用が便利である。また、使用期間中に、内部が湿気や細菌の心配がなく、カラーパウダーAが接合面２３１表層に粘着したり、辺縁の隙間に滞留し清潔さを保てない状況を改善し、パフブロック２３中心に貫設されたカラーパウダーAを導出、導入する導引管道２３１１を利用するので、加工コストと材料コストが大幅に減少し、同時に、組み立てが簡単である。

公知の立体分解図である。 公知の組み合わせ断面図である。 本考案の立体分解図である。 本考案のパフブロックの立体図である。 本考案の組み合わせ断面図である。 本考案の使用状態を示す図である。

符号の説明

２０ フェイスパウダーケース
２１ 承置箱
２１１ 容置槽
２１２ 結合段
２２ 分離蓋
２２１ 被結合段
２２２ 係合段
２２２１ 係合点
２２２２ 結合孔
２３ パフブロック
２３１ 接合面
２３１１ 導引管道
２３２ 緊迫段
２３２１ 枢孔
２３２２ 環溝
２３２３ 貼接面
２４ パフ
２５ 蓋体
２５１ 鏡面
２５２ 槽段
２６ 盤座
２６１ 凸部

Claims (5)

1. フェイスパウダーケースであって、容置槽を有する承置箱、分離蓋、接合面を有するパフブロック、パフ、及び、鏡面を有する蓋体、からなり、前記分離蓋上に沿って係合段を有し、前記係合段中心に結合孔を有して、前記パフブロックの底端を内縮し、枢孔を有する緊迫段と嵌固し、前記緊迫段の外環面に、前記結合孔内径と適合する環溝を有し、底端は前記結合孔内径底縁に制限される貼接面を形成し、同時に、前記接合面中心は導引管道を開設して前記緊迫段の枢孔と対応し、カラーパウダーを導出、導入するチャンネルを形成することを特徴とするフェイスパウダーケース。
2. 前記パフブロックの接合面は斜盤状で、前記緊迫段と一体成型された弾性のある柔軟なT字型のゲル材質であることを特徴とする請求項１に記載のフェイスパウダーケース。
3. 前記承置箱の容置槽開口は、凸部を有する盤座を設置して、前記カラーパウダーが前記承置箱の前記容置槽から漏れるのを防止することを特徴とする請求項１に記載のフェイスパウダーケース。
4. 前記承置箱環面の所定位置に、外螺紋を有する結合段を設置し、前記分離蓋一側内縁の内螺紋を有する非結合段と螺設固定されることを特徴とする請求項１に記載のフェイスパウダーケース。
5. 前記分離蓋の係合段環面は、若干の係合点を凸設し、前記蓋体一側開口内縁に凹設された槽段と固定されることを特徴とする請求項１に記載のフェイスパウダーケース。