JP3142891U - 掛毛布 - Google Patents
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Abstract
【課題】掛け布団の周囲にできた皺は、空気を含んだ状態となって、断熱作用を発揮し、また掛毛布の移動に対しては、このたるみの部分が対応し空気の出入りが制限され、結果、空気の流入による冷却作用が軽減される掛毛布を提供する。
【解決手段】毛布で、使用時身体に接する面の辺側に近く、辺に沿って周囲を、テープ状の布等でカーテン様に囲い、その上辺を毛布面に取りつけ、垂れ下がった状態の下辺は縦方向に摘み、縫い襞をつけながら周囲を絞り加工し、上辺の周囲長より下辺の周囲長が短くなるように成形、立体化した構造の掛毛布とした。
【選択図】図1
【解決手段】毛布で、使用時身体に接する面の辺側に近く、辺に沿って周囲を、テープ状の布等でカーテン様に囲い、その上辺を毛布面に取りつけ、垂れ下がった状態の下辺は縦方向に摘み、縫い襞をつけながら周囲を絞り加工し、上辺の周囲長より下辺の周囲長が短くなるように成形、立体化した構造の掛毛布とした。
【選択図】図1
Description
本考案は、寒い季節に使用する寝具において利用する掛毛布に関するものである。
寒い季節の寝具といえば、布団、毛布の組み合わせであるが、材質的には技術の進歩で暖かい良いものが色々と出まわっている一方、利用の仕方をみると敷布団、毛布、掛布団を、積み重ね式の組み合わせで使っている。
寒いといえば、寝具の枚数を増やすか、室内の暖房を効かしてしのいでいるのが現状である。
寒いといえば、寝具の枚数を増やすか、室内の暖房を効かしてしのいでいるのが現状である。
寝具の利用方法で、布団、毛布を何枚重ねて使用しても、当然全て面と面との平面接触である。
問題なのは、間に挟まって使用している人の環境で、幅があり、厚みがある身体の周りの空間部分の空気が、寝返り、寝具の移動の度に減圧、加圧され、できた隙間から瞬時に空気が出入りし、断熱性が断たれ、急速な冷却作用が働くことである。
本考案は、平面接触の状態で起こるこの問題を解決しようとするものである。
問題なのは、間に挟まって使用している人の環境で、幅があり、厚みがある身体の周りの空間部分の空気が、寝返り、寝具の移動の度に減圧、加圧され、できた隙間から瞬時に空気が出入りし、断熱性が断たれ、急速な冷却作用が働くことである。
本考案は、平面接触の状態で起こるこの問題を解決しようとするものである。
課題の解決のため、本考案は、掛毛布に処置を施した。
毛布で、使用時身体に接する面の辺側に近く、辺に沿って周囲を、テープ状の布等でカーテン様に囲い、その上辺を毛布面に取りつけ、垂れ下がった状態の下辺は縦方向に摘み、縫い襞をつけながら周囲を絞り加工し、上辺の周囲長より下辺の周囲長が短くなるように成形、立体化した構造の掛毛布としてこれを解決した。
毛布で、使用時身体に接する面の辺側に近く、辺に沿って周囲を、テープ状の布等でカーテン様に囲い、その上辺を毛布面に取りつけ、垂れ下がった状態の下辺は縦方向に摘み、縫い襞をつけながら周囲を絞り加工し、上辺の周囲長より下辺の周囲長が短くなるように成形、立体化した構造の掛毛布としてこれを解決した。
本考案による掛毛布を、敷布団上に被せたとき、まずテープ状の布等の下辺が布団面にに接する、このとき下辺には、成形立体化されて出来た皺、たるみがあり、このため被せ終わったときには、重なったたるみの部分で新たな皺が追加されている。
掛毛布の周囲にできたこの皺は、空気を含んだ状態となって、断熱作用を発揮し、また掛毛布の移動に対しては、このたるみの部分が対応し空気の出入りが制限され、結果、空気の流入による冷却作用が軽減される。
上述のように、本考案により課題を解決した結果、これは利用者の就寝時の環境が改善され健康管理に有効に働き、また、使用していた寝具の枚数等も減り、資源の有効活用につながるものである。
掛毛布の周囲にできたこの皺は、空気を含んだ状態となって、断熱作用を発揮し、また掛毛布の移動に対しては、このたるみの部分が対応し空気の出入りが制限され、結果、空気の流入による冷却作用が軽減される。
上述のように、本考案により課題を解決した結果、これは利用者の就寝時の環境が改善され健康管理に有効に働き、また、使用していた寝具の枚数等も減り、資源の有効活用につながるものである。
以下、本考案の実施の形態を説明する。
毛布4の身体に接する面の枕側の辺9に合わせ、他の三辺は辺側に近く、辺に沿って周囲をテープ状の布5等をカーテン様に囲い、その上辺6を毛布4面に取り付け、垂れ下がつている下辺7は縦方向に摘み、縫い襞8をつけながら周囲をしぼり加工し、上辺6の周囲長さより下辺7の周囲長さが短くなるように成形、立体化する。
毛布4の身体に接する面の枕側の辺9に合わせ、他の三辺は辺側に近く、辺に沿って周囲をテープ状の布5等をカーテン様に囲い、その上辺6を毛布4面に取り付け、垂れ下がつている下辺7は縦方向に摘み、縫い襞8をつけながら周囲をしぼり加工し、上辺6の周囲長さより下辺7の周囲長さが短くなるように成形、立体化する。
なお、毛布4面に取り付けるテープ状の布5等の配置関係は、これを使用したとき、枕側の辺9以外の各辺から外にはみださないよう垂れ下がりの長さにより調整する。
また、材質関係は、布の他、合成繊維、化学繊維、不織布等及び、厚さについても対象とする利用者に合わせ、幅広く、自由に選択することができる。
本考案は、以上の構成よりなっている。
本考案を使用するときは、掛毛布として、身体に接して使用する。
通常の毛布と同様に被ると、首、肩口には毛布4の枕側の辺9が対応しており、テープ状の布5等が取り付けられているので、その垂れ下がりの部分で肩口を包み込む。
肩口を包み込むことで、ここからの空気の出入りが制限される。
首から下の部分は他の辺が受け持つ、すなわち、毛布4の上から掛布団2の重みが加わることにより、成形、立体化して取り付けたテープ状の布5等が、新たな多くの皺、たるたるみを創り出す。
新たな多くの皺、たるみができたことで、このヶ所からの空気の出入りが制限され、またこの部分に内包する空気量も増え、高い断熱効果が得られ、保温が保たれる。
たるみの部分には他に大きな働きがあり、例えば、一晩に何度か繰り返される寝返り時毛布4は、それに応じて三次元の動き方をするが、この動きは、たるみの部分で吸収され、外気の流入による急速な冷却作用を軽減する。
また、材質関係は、布の他、合成繊維、化学繊維、不織布等及び、厚さについても対象とする利用者に合わせ、幅広く、自由に選択することができる。
本考案は、以上の構成よりなっている。
本考案を使用するときは、掛毛布として、身体に接して使用する。
通常の毛布と同様に被ると、首、肩口には毛布4の枕側の辺9が対応しており、テープ状の布5等が取り付けられているので、その垂れ下がりの部分で肩口を包み込む。
肩口を包み込むことで、ここからの空気の出入りが制限される。
首から下の部分は他の辺が受け持つ、すなわち、毛布4の上から掛布団2の重みが加わることにより、成形、立体化して取り付けたテープ状の布5等が、新たな多くの皺、たるたるみを創り出す。
新たな多くの皺、たるみができたことで、このヶ所からの空気の出入りが制限され、またこの部分に内包する空気量も増え、高い断熱効果が得られ、保温が保たれる。
たるみの部分には他に大きな働きがあり、例えば、一晩に何度か繰り返される寝返り時毛布4は、それに応じて三次元の動き方をするが、この動きは、たるみの部分で吸収され、外気の流入による急速な冷却作用を軽減する。
1 敷布団
2 掛布団
3 枕
4 毛布
5 テープ状の布
6 上辺
7 下辺
8 縫い襞
9 枕側の辺
2 掛布団
3 枕
4 毛布
5 テープ状の布
6 上辺
7 下辺
8 縫い襞
9 枕側の辺
Claims (1)
- 毛布で、使用時身体に接する面の辺側に近く、辺に沿って周囲を、テープ状の布等でカーテン様に囲い、その上辺を毛布面に取りつけ、垂れ下がった状態の下辺は縦方向に摘み、縫い襞をつけながら周囲を絞り加工し、上辺の周囲長より下辺の周囲長が短くなるように成形、立体化してなる掛毛布。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002666U JP3142891U (ja) | 2008-03-30 | 2008-03-30 | 掛毛布 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002666U JP3142891U (ja) | 2008-03-30 | 2008-03-30 | 掛毛布 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3142891U true JP3142891U (ja) | 2008-07-03 |
Family
ID=43292866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008002666U Expired - Fee Related JP3142891U (ja) | 2008-03-30 | 2008-03-30 | 掛毛布 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3142891U (ja) |
-
2008
- 2008-03-30 JP JP2008002666U patent/JP3142891U/ja not_active Expired - Fee Related
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