JP3142851U - ワイヤ部劣化防止を備えた歯間ブラシ - Google Patents

ワイヤ部劣化防止を備えた歯間ブラシ Download PDF

Info

Publication number
JP3142851U
JP3142851U JP2008000684U JP2008000684U JP3142851U JP 3142851 U JP3142851 U JP 3142851U JP 2008000684 U JP2008000684 U JP 2008000684U JP 2008000684 U JP2008000684 U JP 2008000684U JP 3142851 U JP3142851 U JP 3142851U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
brush
shape
attached
arc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008000684U
Other languages
English (en)
Inventor
晴紀 豊田
Original Assignee
晴紀 豊田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 晴紀 豊田 filed Critical 晴紀 豊田
Priority to JP2008000684U priority Critical patent/JP3142851U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3142851U publication Critical patent/JP3142851U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Brushes (AREA)

Abstract

【課題】ブラシ部ワイヤの劣化及び折損を極力回避できる構造を備えた歯間ブラシを提供する。
【解決手段】ワイヤ根元の回転を防止抑制するための回転防止壁を備えた、または、ブラシ部のワイヤ根元外周に補強用ワイヤ、または、補強用スプリング(コイル形状、スパイラル形状)を備えた、または、ワイヤにブラシが取付けられている部分の一部をハンドル本体に組み込む、または、ブラシ部を傾斜させた場合にワイヤを緩やかな円弧、楕円弧状に曲げることができるスリーブを備えた、または、各箇所に緩やかな円弧、楕円弧形状部を備えた、または、前記各手段を組合わせた構造を備えた。
【選択図】図1

Description

本考案は、ブラシ部ワイヤの劣化及び折損を極力回避できる構造を備えた歯間ブラシに関するものである。
従来から直線型とL字型の歯間ブラシがある。直線型は、通常はブラシ部を直線状態としたままブラッシングを行うが、奥歯などはワイヤを傾斜、または、折り曲げて使用している。L字型は、歯の裏側や奥歯などの専用として使用されている。
直線型の歯間ブラシのワイヤを傾斜、または、折り曲げて使用すると、ワイヤ根元に引張り荷重負荷や圧縮荷重負荷や回転負荷等が加わり、ブラシ部フィラメントが劣化する前に早期にワイヤが折損してしまう問題がある。対策として、ワイヤ組成の改良等が行われているが、更なる改良が望まれる。L字型は、直線型に比較して劣化が遅いが構造は同じであり、同様の問題がある。また、L字型は奥歯に有効に思われるが実際は、L字部分の形状が大きいため口腔内での動作に制約がある。同時にL字型は、直線型の歯間ブラシより製造コストが高い。したがってコストが低く且つ、ブラシ部ワイヤの劣化及び折損を極力回避できる構造を備えた歯間ブラシの開発が課題である。
本考案は、ブラシ部を傾斜させて、または、折り曲げて使用する場合のワイヤ根元での回転を防止抑制するための回転防止壁を備えたことで、ワイヤの早期劣化と折損を回避しようとする請求項1である。
本考案は、ブラシ部のワイヤ根元外周に補強用ワイヤ、または、補強用スプリング(コイル形状、スパイラル形状)を備えたことで操作性良く、且つ、ワイヤの早期劣化と折損を回避しようとする請求項2である。
本考案は、ワイヤにブラシが取付けられている部分の一部をハンドル本体に組み込むことで、ワイヤ部の強度を補完し、早期劣化と折損を回避しようとする請求項3である。
本考案は、ワイヤにブラシが取付けられている部分の一部をハンドル本体に組み込み、このブラシが取付けられている部分の一部が熱源等で成形されたことで、ワイヤ部の強度を補完し、早期劣化と折損を回避しようとする請求項4である。
本考案は、ハンドル先端に取付けるとハンドル先端が前方開放穴形状となり、ブラシ部を傾斜させた場合にワイヤを緩やかな円弧、楕円弧状に曲げることができるスリーブ、または、ハンドル先端に取付けるとハンドル先端が前方開放穴形状となり、ブラシ部を傾斜させた場合にワイヤを緩やかな円弧、楕円弧状に曲げることができるスリーブを備えた歯間ブラシ、または、ハンドル先端に取付けるとハンドル先端が前方開放穴形状となり、ブラシ部を傾斜させた場合にワイヤを緩やかな円弧、楕円弧状に曲げることができる回転防止壁付きスリーブ、または、ハンドル先端に取付けるとハンドル先端が前方開放穴形状となり、ブラシ部を傾斜させた場合にワイヤを緩やかな円弧、楕円弧状に曲げることができる回転防止壁付きスリーブを備えた歯間ブラシを提供することにより、ワイヤ部の負荷を減らし、早期劣化と折損を回避しようとする請求項5である。
本考案によれば、ワイヤ部に加わる負荷を簡単な手段により低減させる構造を備えているため、製造コストが低く且つ、ブラシ部ワイヤの劣化及び折損を極力回避でき、歯間ブラシの寿命を延ばすことができる。
本考案の請求項1は、ブラシ部を傾斜させて、または、折り曲げて使用する場合のワイヤ根元での回転を防止抑制するための回転防止壁を備えており、ブラシ部を傾斜させたい、または、折り曲げて使用せざるえない場合に、回転防止壁のところへワイヤを曲げ込む。
請求項1の形状は、さまざま考えられ、回転防止の効果を果たすものであればよい。
また、請求項1は、回転防止壁に曲げ込まれたワイヤが元の位置に戻らないように、ロックされる部分を備えることも考えられる。
ワイヤが傾斜、または、折り曲げられたときにワイヤが接触する各箇所は、R形状(円弧、楕円弧状)が望ましい。このR形状も、緩やかで大きいほどワイヤへの負荷が小さく抑えられる。
本考案の請求項2は、ブラシ部のワイヤ根元外周に補強用ワイヤ、または、補強用スプリング(コイル形状、スパイラル形状)を備えたことでワイヤを補強すると共に、ワイヤを曲げるときの操作性も確保している。
請求項2の補強用ワイヤ、または、補強用スプリング(コイル形状、スパイラル形状)の材質は、樹脂系、金属系などが挙げられる。
請求項2の補強用ワイヤ、または、補強用スプリング(コイル形状、スパイラル形状)は、ハンドルに一体になっているもの、分解できるもの、既存の歯間ブラシに後から、取付けることができるものが挙げられる。
本考案の請求項3は、ワイヤにブラシが取付けられている部分の一部をハンドル本体に組み込まれている。
本考案の請求項4は、ワイヤにブラシが取付けられている部分の一部をハンドル本体に組み込み、このブラシが取付けられている部分の一部が熱源等で成形されることを特徴とする。
本考案の請求項5は、ハンドル先端に取付けるとハンドル先端が前方開放穴形状となり、ブラシ部を傾斜させた場合にワイヤを緩やかな円弧、楕円弧状に曲げることができるスリーブである。
請求項5のスリーブは、ハンドルに一体になっているもの、分解できるもの、既存の歯間ブラシに後から、取付けることができるものが挙げられる。
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5に共通して各部分のワイヤが接触する各箇所は、R形状(円弧、楕円弧状)が望ましく、このR形状も、緩やかで大きいほどワイヤへの負荷が小さく抑えられる。
本考案は、ワイヤ部に加わる負荷を簡単な手段により低減させる構造を備えているため、製品寿命の長い、歯間ブラシとして利用可能である。
また、ワイヤ部に加わる負荷を簡単な手段により低減させる構造は、歯間ブラシ以外の製品の負荷低減課題にも有効な技術である。
回転防止壁を備えた請求項1の歯間ブラシの代表例図である。想像線は、ブラシ部を折り曲げた場合を表す。
回転防止壁部分の概略を示した代表例の拡大斜視図である。
回転防止壁部分の概略を示した代表例の側面図、正面図、上面図である。ワイヤ根元周囲に空間を持たせていない場合の図である。
回転防止壁部分の概略を示した代表例の側面図、正面図、上面図である。ワイヤ根元周囲に空間を持たせている場合の図である。
ワイヤ根元外周に補強用ワイヤ、または、補強用スプリング(コイル形状、スパイラル形状)を備えた請求項2の歯間ブラシの代表例図である。
ワイヤにブラシが取付けられている部分の一部をハンドル本体に組み込まれる請求項3の代表例図である。
ワイヤ根元に前方開放穴形状でR形状(円弧、楕円弧状)採用した場合の一例図である。
ハンドル先端に取付けるとハンドル先端が前方開放穴形状となり、ブラシ部を傾斜させた場合にワイヤを緩やかな円弧、楕円弧状に曲げることができるスリーブを採用した場合のハンドルに一体になっているもの、分解できるもの、既存の歯間ブラシにあとから、取付けることができるものを表した一例図である。
符号の説明
1・・・回転防止壁
2・・・緩やかな円弧、楕円弧形状部
3・・・補強用ワイヤ、または、補強用スプリング(コイル形状、スパイラル形状)
4・・・ワイヤにブラシが取付けられている部分の一部をハンドル本体に組み込ませる場合のワイヤ部分
5・・・スリーブ

Claims (5)

  1. ブラシ部を傾斜させて、または、折り曲げて使用する場合のワイヤ根元での回転を防止抑制するための回転防止壁を備えた歯間ブラシ。
  2. ブラシ部のワイヤ根元外周に補強用ワイヤ、または、補強用スプリング(コイル形状、スパイラル形状)を備えた歯間ブラシ。
  3. ワイヤにブラシが取付けられている部分の一部をハンドル本体に組み込まれた歯間ブラシ。
  4. 請求項3のブラシが取付けられている部分の一部が熱源等で成形されハンドル本体に組み込まれた歯間ブラシ。
  5. ハンドル先端に取付けるとハンドル先端が前方開放穴形状となり、ブラシ部を傾斜させた場合にワイヤを緩やかな円弧、楕円弧状に曲げることができるスリーブ、または、ハンドル先端に取付けるとハンドル先端が前方開放穴形状となり、ブラシ部を傾斜させた場合にワイヤを緩やかな円弧、楕円弧状に曲げることができるスリーブを備えた歯間ブラシ、または、ハンドル先端に取付けるとハンドル先端が前方開放穴形状となり、ブラシ部を傾斜させた場合にワイヤを緩やかな円弧、楕円弧状に曲げることができる回転防止壁付きスリーブ、または、ハンドル先端に取付けるとハンドル先端が前方開放穴形状となり、ブラシ部を傾斜させた場合にワイヤを緩やかな円弧、楕円弧状に曲げることができる回転防止壁付きスリーブを備えた歯間ブラシ。
JP2008000684U 2008-01-15 2008-01-15 ワイヤ部劣化防止を備えた歯間ブラシ Expired - Fee Related JP3142851U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008000684U JP3142851U (ja) 2008-01-15 2008-01-15 ワイヤ部劣化防止を備えた歯間ブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008000684U JP3142851U (ja) 2008-01-15 2008-01-15 ワイヤ部劣化防止を備えた歯間ブラシ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3142851U true JP3142851U (ja) 2008-07-03

Family

ID=43292827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008000684U Expired - Fee Related JP3142851U (ja) 2008-01-15 2008-01-15 ワイヤ部劣化防止を備えた歯間ブラシ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3142851U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011152284A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Lion Corp 歯間ブラシ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011152284A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Lion Corp 歯間ブラシ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4669074B2 (ja) 耐疲労性アーチワイヤ保持ラッチを備えた歯列矯正器具
JP2004508147A5 (ja)
JP2003102749A (ja) 歯列矯正ブラケット
JP2011529727A5 (ja)
JP2012528651A (ja) 内視鏡シャフト
US20060257813A1 (en) Orthodontic spring
JP3142851U (ja) ワイヤ部劣化防止を備えた歯間ブラシ
JP3205166U (ja) 歯列矯正装置
JP2013506481A (ja) 歯に対して力を加える構成要素と一体化した歯科矯正アークワイヤ
JP5010194B2 (ja) 電源コード
GB2423937A (en) Orthodontic appliance
JP2005520438A5 (ja)
JP4941459B2 (ja) ヒートポンプ用モータ取付部材
JP4410210B2 (ja) 縫合針
JP2003009732A5 (ja)
JP4645332B2 (ja) 携帯用電動丸のこ
CN109418236B (zh) 钓鱼用纺车式渔线轮的转子
US20070226932A1 (en) Interdental brush
JP2010115149A (ja) 釣糸ガイド
JP3051066B2 (ja) 内視鏡用処置具
JP7237227B1 (ja) ハンガー用フック、ハンガー、及び、ハンガーの製造方法
KR101084640B1 (ko) 치아교정용 호선 및 이를 사용한 치아교정기구
JP2023075699A (ja) スピニングリールのリール本体
JP2008308904A (ja) 手摺り用ブラケット
TW201842867A (zh) 牙間刷

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110611

Year of fee payment: 3

A623 Registrability report

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623

Effective date: 20080612

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120611

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees