JP3142656B2 - 無線式ガス警報システム - Google Patents

無線式ガス警報システム

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JP3142656B2 JP04234284A JP23428492A JP3142656B2 JP 3142656 B2 JP3142656 B2 JP 3142656B2 JP 04234284 A JP04234284 A JP 04234284A JP 23428492 A JP23428492 A JP 23428492A JP 3142656 B2 JP3142656 B2 JP 3142656B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋外等に設置されたガ
スメータの遮断弁を、屋内に設置されたガス漏れ警報器
側から無線による遠隔操作で自動的に開閉できるように
した無線式ガス警報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、屋内に設けられたガス漏れ警報器
と屋外のガスメータとは有線で結ばれ、ガスメータの遮
断弁を遠隔操作で開閉するための弁開閉スイッチは、通
常はガス漏れ警報器側に設けられていたため、壁に孔を
開ける等の配線工事が必要であった。それを解決するた
め、無線式ガス警報システムが提案されているが、従来
は、弁開閉信号はガス漏れ警報器側からガスメータ側へ
の一方向の伝送のみであり、遮断弁の開閉動作をガス漏
れ警報器側で確認できなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ガス
漏れ警報器側から送信した弁開閉信号に従ってガスメー
タ側の遮断弁が作動したかどうかを、ガス漏れ警報器側
で確認できる無線式ガス警報システムを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、遮断弁を有す
るガスメータと弁開閉スイッチを有するガス漏れ警報器
の双方に送信回路及び受信回路を備え、該弁開閉スイッ
チの操作による弁開閉信号をガス漏れ警報器側から送信
してガスメータ側でこれを受信し、その受信した弁開閉
信号に従い遮断弁を開閉する無線式ガス警報システムに
おいて、ガスメータ側に、弁開閉信号が受信されたとき
受信確認信号をガス漏れ警報器側へ返信し、該弁開閉信
号が受信されてもガスメータ側でそれによる遮断弁の開
閉ができないときは、受信確認信号と共に警告信号をガ
ス漏れ警報器側へ返信する手段を備え、またガス漏れ警
報器側には、その警告信号が受信されたとき警告を発す
る警告手段を備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明によれば、ガス漏れ警報器側で弁開閉ス
イッチが操作されて弁開閉信号が送信され、それがガス
メータ側で受信されると、受信確認信号がガス漏れ警報
器側へ返信される。もし、ガスメータ側で弁開閉信号が
受信されても、ガスメータにおいて遮断弁の作動が行わ
れないときは、受信確認信号と共に警告信号がガス漏れ
警報器側へ返信され、該ガス漏れ警報器において警告手
段により遮断弁の開閉が行われなかったことが警告され
る。
【0006】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面に従い
詳細に説明する。図1は、ガス漏れ警報器側の構成を示
す。ガス漏れ警報器Aは、ガス漏れ検知部10に送受信
部11を接続し、また該送受信部11に、遮断弁を遠隔
操作で開閉するための弁開スイッチ12a及び弁閉スイ
ッチ12bと警告部13とを接続して成る。
【0007】送受信部11は、ガス漏れ検知部10の出
力変化、及び弁開スイッチ12aと弁閉スイッチ12b
のオン・オフ状態を判定しコード化するマイクロコンピ
ュータ14と、該マイクロコンピュータ14からの信号
を変調しアンテナ15から電波信号として放射するため
の送信回路16と、アンテナ15で受信された信号を復
調してマイクロコンピュータ14へ出力する受信回路1
7と、マイクロコンピュータ14からの制御信号に応じ
て送信回路16及び受信回路17に直流電源電圧を供給
する電源制御回路18とから成っている。
【0008】図2はガス漏れ警報器Aの外観の一例を示
し、弁開スイッチ12a及び弁閉スイッチ12bは前面
カバー19を開けて操作できるようになっている。
【0009】図3は、ガスメータ側の構成を示す。ガス
メータBは、計量/表示部20と内蔵されたマイクロコ
ンピュータ21と内蔵された遮断弁22と送受信部23
とからなっている。該送受信部23は、具体的に示して
いないが、ガス漏れ警報器A側の送受信部11からマイ
クロコンピュータ14を除いたのと同じ構成、つまりマ
イクロコンピュータ21からの信号を変調しアンテナ2
4から電波信号として放射するための送信回路と、アン
テナ24で受信された信号を復調してマイクロコンピュ
ータ21へ出力する受信回路と、マイクロコンピュータ
21からの制御信号に応じて送信回路及び受信回路に直
流電源電圧を供給する電源制御回路とから成っている。
【0010】ガス漏れ警報器A側の送受信部11におい
て、送信回路16には通常は電源電圧が供給されておら
ず、送信時にのみ電源制御回路18から電源電圧が供給
されるようになっている。また、受信回路17には、図
4に示すように一定周期T1である時間幅t1ずつ(例え
ば5秒おきに5msずつ)間欠的に電源制御回路18か
ら電源電圧が供給されるようになっている。ガスメータ
B側の送受信部23の送信回路及び受信回路も同様に制
御される。
【0011】次に、動作について図5のタイミングチャ
ートを参照しつつ説明する。ガス漏れ警報器Aにおいて
弁開スイッチ12a又は弁閉スイッチ12bがオンにさ
れ、図5の(1)に示すスイッチ操作信号をマイクロコ
ンピュータ14が検知すると、該マイクロコンピュータ
14は、受信回路17に対しては電源電圧の供給停止
を、また送信回路16に対しては電源電圧の供給を行う
ための信号を電源制御回路18に出力する。これによ
り、送信回路16に図5の(2)に示す如く電源電圧が
供給される。
【0012】この後、マイクロコンピュータ14は、図
5の(3)に示すように受信周期の長さT1以上のパル
ス幅(例えば5秒間だけHIGH)をもつ受信待機信号
を送信回路16へ送出し、続いて短い時間をおいて弁開
閉信号を送出する。この弁開閉信号は、図6に示すよう
にマイクロコンピュータ14のROMに記憶されている
識別コードと、弁開スイッチ12a又は弁閉スイッチ1
2bによる弁の開閉内容を表すコードとからなり、これ
らコードは連続して送出される。その送出が終わると、
送信回路16への電源電圧の供給が停止する一方、図5
の(4)に示すように受信回路17に電源電圧が供給さ
れる。送信回路16へ送出された受信待機信号及び弁開
閉信号は、例えばFM変調されてアンテナ15から電波
信号として放射される。
【0013】識別コードは、ガス漏れ警報器A側のマイ
クロコンピュータ14及びガスメータB側のマイクロコ
ンピュータ21に同一のものが記憶されており、該コー
ドが各戸別に異なっていることで、自己と対になってい
る装置からの弁開閉信号であるか否かを判別し、隣接す
る他の家屋の弁開閉信号に反応しないようになってい
る。
【0014】なお、弁開スイッチ12a又は弁閉スイッ
チ12bがオンになったとき、受信回路17が受信待機
状態になっているときは、信号の受信終了まで、又はス
イッチがオンになって一定時間経過するまでは送信回路
16からの送信は行わない。
【0015】一方、ガスメータA側の送受信部23にお
いて、受信回路が間欠的に電源電圧を供給されて受信可
能状態になっている短い時間t1内に、アンテナ24か
ら信号入力があれば復調信号がマイクロコンピュータ2
1へ送られる。その復調信号が上記受信待機信号である
と判別されると、マイクロコンピュータ21は電源制御
回路に信号を送り、受信回路への電源電圧供給を図5の
(5)に示すように弁開閉信号の受信が完了するまで延
長する。
【0016】送受信部23の受信回路で図5の(6)に
示すように受信待機信号に続いて弁開閉信号が受信され
ると、マイクロコンピュータ21は、送られてきた識別
コードが自己の識別コードと一致しているか否か比較
し、一致していれば続いて送られてくる弁開閉内容コー
ドの解析を行う。そして、マイクロコンピュータ21
は、弁開閉内容コードが予め規定された正規のコード以
外のものであると判定した場合にはその弁開閉信号を無
視し、電源制御回路を介して受信回路を元の間欠受信状
態に復帰させる。これは、受信待機信号に続いて一定時
間内に弁開閉内容コードが送られてこないときも同様で
ある。
【0017】受信待機信号に続いて一定時間内に正規の
弁開閉内容コードが送られてきたときには、図5の
(7)に示すように送信回路への電源電圧供給を開始
し、図5の(8)に示すように受信確認信号として図7
に示す識別コードを送信した後、送信回路への電源電圧
供給を停止し、元の間欠的電源供給状態とする。
【0018】送信された受信確認信号は、ガス漏れ警報
器A側の送受信部11においてアンテナ15を介して受
信回路17で受信され、復調信号となってマイクロコン
ピュータ14へ送られる。該マイクロコンピュータ14
は、受信された識別コードが自己の固有の識別コードと
一致したならば、自己の送信した弁開閉信号はガスメー
タA側で正常に受信されたものと判断する。
【0019】もし、受信確認信号である識別コードが設
定時間内に返信されてこなければ、マイクロコンピュー
タ14はノイズ等により正しく伝送されなかったと判断
し、受信回路17への電源電圧供給を止める一方、送信
回路16へ電源電圧を供給し、再び同様に受信待機信号
に続いて識別コードと弁開閉内容コードから成る弁開閉
信号を送出する。ここで、再び受信確認の識別コードが
返信されてこない場合には、設定された繰り返し送信回
数まで同様の送信を繰り返す。図8に、遮断弁22の開
閉が正常に行われる場合の動作の流れを示す。
【0020】ところが、弁開閉信号をマイクロコンピュ
ータ21が認識しても、センタ遮断中などのために遮断
弁22の開閉を行えない状態にある場合には、受信確認
信号として図7に示すように識別コードに警告コードを
付加して送信する。この警告コードをガス漏れ警報器A
が受信したときは、警告部13を作動させ、発光ダイオ
ードの点滅や音声などで遮断弁22の開閉が行われない
ことを知らせる。なお、このとき弁開閉が行われない理
由まで知らせるようにしても良い。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、ガス漏れ警報器側で弁
開閉スイッチが操作されて弁開閉信号が送信され、それ
がガスメータ側で受信されると、受信確認信号がガス漏
れ警報器側へ返信され、もしガスメータ側で弁開閉信号
が受信されても、ガスメータにおいて遮断弁の作動が行
われないときは、受信確認信号と共に警告信号がガス漏
れ警報器側へ返信され、該ガス漏れ警報器において警告
手段により遮断弁の開閉が行われなかったことが警告さ
れるので、ガス漏れ警報器側から送信した弁開閉信号に
従ってガスメータ側の遮断弁が作動したかどうかを、ガ
ス漏れ警報器側で確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線式ガス警報システムのガス漏
れ警報器側の構成を示すブロック図である。
【図2】同ガス漏れ警報器の外観図である。
【図3】ガスメータ側の構成を示すブロック図である。
【図4】ガス漏れ警報器側及びガスメータ側の受信回路
に電源電圧を間欠的に供給することを示すタイミングチ
ャートである。
【図5】ガス漏れ警報器側及びガスメータ側の動作を示
すタイミングチャートである。
【図6】ガス漏れ警報器側からガスメータ側へ送信され
る弁開閉信号のフォーマットを示す図である。
【図7】ガスメータ側からガス漏れ警報器側へ返信され
る受信確認信号のフォーマットを示す図である。
【図8】ガス漏れ警報器側の動作の流れを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
A ガス漏れ警報器 10 ガス漏れ検知部 11 送受信部 12a 弁開スイッチ 12b 弁閉スイッチ 13 警告部 14 マイクロコンピュータ 15 アンテナ 16 送信回路 17 受信回路 18 電源制御回路 B ガスメータ 21 マイクロコンピュータ 22 遮断弁 23 送受信部 24 アンテナ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮断弁を有するガスメータと弁開閉スイ
    ッチを有するガス漏れ警報器の双方に送信回路及び受信
    回路を備え、該弁開閉スイッチの操作による弁開閉信号
    をガス漏れ警報器側から送信してガスメータ側でこれを
    受信し、その受信した弁開閉信号に従い前記遮断弁を開
    閉する無線式ガス警報システムにおいて、前記ガスメー
    タ側に、前記弁開閉信号が受信されたとき受信確認信号
    を前記ガス漏れ警報器側へ返信し、該弁開閉信号が受信
    されてもガスメータ側でそれによる遮断弁の開閉ができ
    ないときは、前記受信確認信号と共に警告信号をガス漏
    れ警報器側へ返信する手段を備え、またガス漏れ警報器
    側には、その警告信号が受信されたとき警告を発する警
    告手段を備えたことを特徴とする、無線式ガス警報シス
    テム。
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