JP3142495U - ボックスファイル - Google Patents

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雅夫 西川
泰孝 真野
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セキセイ株式会社
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Abstract

【課題】簡単な構造により折り畳み・組み立てが行え、しかも折り畳み・組み立ての際の操作性が非常に簡単なファイルボックスを提供する。
【解決手段】ボックスファイルは、使用時にはファイルや用紙等を収納可能に箱状に形成され、不使用時には周壁10が扁平状に折り畳み可能に構成される上方開放の箱型であって、上記周壁10は、矩形板状の硬質素材で形成された前面部11、後面部12、左側面部13及び右側面部14により角筒状に形成され、上記周壁10の下方に連設される底面部15は、矩形シート状の軟質素材で形成され、一方の対角線上にファスナー3が取り付けられてこのファスナー3を開くと2つの直角三角形部に分離されて各直角三角形部15a,15bが折り込まれるとともに上記周壁10が扁平状に折り畳み可能に構成される。
【選択図】図2

Description

本考案は、使用時にはファイルや用紙等を収納可能に箱状に形成され、不使用時には周壁が扁平状に折り畳み可能に構成される上方開放の箱型のボックスファイルに関する。
従来、この種のボックスファイルは、図3に示すように、前面部301、後面部302、左側面部304及び右側面部303よりなる角筒状の周壁300と、この周壁300の下端縁に形成された底面部305とを備える上方開放の箱型に構成されている。そして、このボックスファイルは、図4に示す展開図のように、左側面部304、前面部301、右側面部303、後面部302が順に連設され、左側面部304の側端には後面部302の側端に貼り合せる貼着代340が形成され、また、前面部301、後面部302、左側面部304及び右側面部303のそれぞれの下端に連設する底面構成片311,321,341,331が形成されたボール紙から構成されている。なお、後面部302に連設する底面構成片321には、右側面部303に連設する底面構成片331上に貼着される貼着舌片322が折り筋323を介して形成され、また、左側面部304に連設する底面構成片341には、前面部301に連設する底面構成片311上に貼着される貼着舌片342が折り筋343を介して形成されている。
そして、上記ボックスファイルは、左側面部304の貼着代340を後面部302の側端に貼り合せて角筒状の周壁300が形成される(図3参照)。また同時に、図5に示すように、左側面部304の底面構成片341に形成する貼着舌片342を前面部301の底面構成片311上に貼り合せ、この前面部301の底面構成片311上に、後面部302の底面構成片321に形成する貼着舌片322を右側面部303の底面構成片331上に貼り合せた各底面構成片311,321,341,331を配置させて底面部305が形成されている。
次に、上記ボックスファイルを不使用時に折り畳む際には、図6に示すように、底面部305において前面部301に連設する底面構成片311を内側に倒し、次いで、左右の各貼着舌片322,342を指で内側に押し込むと、各折り筋323,343が谷折りされて各底面構成片311,321,341,331が内側に折り込まれるとともに、周壁300が断面平行四辺形状に倒されていく。そして、最終的には、底面部305の各底面構成片311,321,341,331が周壁の内側に折り込まれ、周壁が扁平状に折り畳まれる。一方、箱型に組み立てる際には、周壁300を箱型に起こすとともに、内部に折り込まれた底面構成片311,321,341,331を下方へ押し込んで底面を整形することにより、上方開放の箱型に組み立てられる。
従って、不使用時に扁平状に折り畳む際は、底面部305を内方へ押し込むにことにより周壁300が簡単に折り畳まれ、また、使用時に箱型に組み立てる際は、周壁300を起こすと同時に内側から底面部305を外方へ押し込むことにより周壁300が簡単に箱型状態に組み立てられる。
実用新案登録第2538201号公報
しかしながら、上記ボックスファイルでは、周壁300を折り畳む際に、底面部305の左右の各貼着舌片342,322を指で押さずに各底面構成片311,321,341,331を内側へ押し込むと、折り筋343,323が上手く谷折りされず周壁300の折り畳みが円滑に行われない場合があった。そして、この状態で各底面構成片311,321,341,331を無理やり内側へ押し込んで周壁300を倒し込むと、各貼着舌片342,322が剥がれて破損するといった不具合を起こすおそれもあった。また、折り畳み状態から箱型に組み立てる際に、底面構成片311,321,341,331を外側に押し込み過ぎると、各底面構成片311,321,341,331が分解されるおそれもあった。しかも、周壁300を折り畳み自在とするため、底面部305は、4つの底面構成片311,321,341,331により組み合わされて構成され、その構造が複雑であった。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構造により折り畳み・組み立てが行え、しかも折り畳み・組み立ての際の操作性が非常に簡単なファイルボックスを提供することを課題とする。
本考案に係るボックスファイルは、
使用時にはファイルや用紙等を収納可能に箱状に形成され、不使用時には周壁が扁平状に折り畳み可能に構成される上方開放の箱型のボックスファイルであって、
上記周壁は、矩形板状の硬質素材で形成された前面部、後面部、左側面部及び右側面部により角筒状に形成され、
上記周壁の下方に連設される底面部は、矩形シート状の軟質素材で形成され、一方の対角線上にファスナーが取り付けられてこのファスナーを開くと2つの直角三角形部に分離されて各直角三角形部が折り込まれるとともに上記周壁が扁平状に折り畳み可能に構成されるものである。
これにより、ファスナーを全開にすると、軟質素材の底面部が2つの直角三角形部に分離されて各直角三角形部が折り込まれるとともに角筒状の上記周壁が簡単に扁平状に折り畳まれる。一方、扁平状に折り畳まれた周壁を起こして底面部のファスナーを閉じるだけで上記周壁が簡単に元の角筒状に組み立てられる。
上記底面部は、上記ファスナーが設置面と接触されないように上記周壁の下端縁よりも少し高い位置の周壁内に形成されて上げ底となっていてもよい。
これにより、ファイルボックスを机上等の設置面上で引きずっても、ファスナーが机上等の設置面に強く擦れてファスナーを破損させてその開閉操作が不能となることもなく、また、ファスナーによって机上をキズ付けることもない。
上記底面部の大きさ形状と略一致する矩形板状の中敷材が上記周壁内の底面部上に配置されていてもよい。
これにより、ファイルボックスの箱型状態を形成する底面部及び周壁の形状を安定的に保持することができ、ファイルボックス使用時の底面部及び周壁の変形を確実に防ぐことができる。
以上のように、本考案によれば、底面部のファスナーを開閉することにより、ファイルボックスの折り畳み、組み立てを非常に簡単に且つ速やかに行うことができ、その操作性にも優れる。
以下に、本考案の実施形態を説明する。
図1に示すように、このボックスファイル1は、周壁10が矩形板状の硬質素材で形成された前面部11、後面部12、左側面部13及び右側面部14により角筒状に形成され、この周壁10の下方に矩形シート状の軟質素材で形成された底面部15が連設された上方開放の箱型となっている。
周壁10は、前面部11、後面部12、左側面部13及び右側面部14の各々の大きさ形状に模られた矩形状のボール紙等の板状芯材に、合成皮革等の表皮材を外面側に縫合するとともに内面側に布や合成樹脂シート等の裏皮材を縫合して、前面部11、後面部12、左側面部13及び右側面部14が連接されて各筒状に形成されている。従って、前面部11と左側面部13及び右側面部14との角部、後面部12と左側面部13及び右側面部14との角部は、それぞれ折り畳み自在となっている。
また、左側面部13及び右側面部14の各々の上方には、長孔の持ち手21,22が形成されている。従って、この持ち手21,22を掴むことによりボックスファイル1の持ち運びを容易に行うことができ、また、棚や机上等に整列させた状態からこの持ち手21,22に指を引っ掛けてボックスファイル1を容易に引っ張り出すことができる。
底面部15は、その大きさ形状に模られた矩形状の軟質素材シートを、周壁10の下端縁よりも少し高い位置の周壁10内に縫合して形成されて上げ底となっている(図1参照)。この底面部15は、好ましくは布で形成されるが、剛性樹脂シート等の軟質素材シートで形成してもよい。また、この底面部15には、一方の対角線上にチャックと称されるファスナー3が取り付けられている。このファスナー3に取り付けられたつまみ金具31をスライドさせることによりファスナー3が開閉される。ファスナー3のつまみ金具31は、底面部15の外側に取り付けられている。そして、矩形状の底面部15は、つまみ金具31をスライドさせてファスナー3を開くと2つの直角三角形部15a,15bに分離され、ファスナー3を閉じると各直角三角形部15a,15bが接合されて元の矩形状となるように構成されている。ファスナー3を開いて底面部15を2つの直角三角形部15a,15bに分離することにより、このボックスファイル1を箱型状態から簡単に折り畳むことができ、この折り畳み方については後述する。
また、このボックスファイル1は、底面部15の大きさ形状と略一致する矩形板状の中敷材5が上記周壁10内の底面部15上に配置されている。この中敷材5は、例えば、ボール紙等の板状芯材の上面側に、周壁10の内面側と同じ布等の皮材を縫合された硬質素材により構成される。中敷材5の一辺には、ループ状のつまみ51が取り付けられている。そして、この中敷材5は、ボックスファイル1の上方の開口部から挿入して底面上に配置される。また、中敷材5をボックスファイル1内から取り出すときは、つまみ51を引っ張って中敷材5を持ち上げることで容易に取り出すことができる。
次に、ボックスファイル1の折り畳み方について説明する。
箱型状態のボックスファイル1を折り畳む際は、まずその内から中敷材5をそのつまみ51を引っ張り上げて取り出す。
次いで、図2(a)に示すように、底面部15のファスナー3のつまみ金具31を摘んでスライドさせてファスナー3を全開に開き、底面部15をこのファスナー3を取り付けた対角線を境に2つの直角三角形部15a,15bに分離させる。そして、図2(b)に示すように、この状態から周壁10が断面平行四辺形状となるように、例えば前面部11を後面部12に接近させるように図2(b)中の右方に倒して行くと、2つの直角三角形部15a,15bに分離された底面部15は、布等の軟質素材で形成されているので、各直角三角形部15a,15bは、直角の角部からファスナー3の斜辺部に至る折り筋6a,6bに沿って周壁10内に折り込まれて行く。そして、図2(c)に示すように、前面部11が後面部12に重なるように完全に倒されると、底面部15の各直角三角形部15a,15bが周壁10内に2つ折りになって折り込まれると同時に、角筒状の周壁10が扁平状に折り畳まれる。これにより、箱型状態のボックスファイル1が平らに折り畳まれる。なお、ボックスファイル1を折り畳み状態から箱型状態に組み立てるには、上記と逆の手順に従って組み立てればよい。
このように、上記ボックスファイル1によれば、底面部15のファスナー3を開くだけで周壁10を扁平状に簡単に折り畳むことができ、一方、箱型状態に組み立てる際は折り畳まれた周壁10を起こして底面部15のファスナー3を閉じるだけで簡単に組み立てられる。従って、ボックスファイル1の折り畳み、組み立てを非常に簡単に且つ速やかに行うことができ、その操作性にも優れる。
また、底面部15は、布等の軟質素材で形成されていてもファスナー3を閉じることで、緊張状態に添設されるので、ボックスファイル1の使用時に周壁10内にファイルや用紙等を収納させても、底面部15が変形して周壁10の形状が変形されることもない。
そして、中敷材5を周壁10内の底面部15上に配置することにより、この中敷材5によってボックスファイル1の箱型状態を形成する底面部15及び周壁10の形状を安定的に保持することができ、ボックスファイル1の使用時の底面部15及び周壁10の変形を確実に防ぐことができる。
さらに、上記底面部15は、上記ファスナー3が机上等の設置面と接触されないように上記周壁10の下端縁よりも少し高い位置の周壁10内に形成されて上げ底となっているので(図1参照)、ボックスファイル1を机上等で引きずっても、ファスナー3が机上等の設置面に強く擦れてファスナー3を破損させてその開閉操作が不能となることもなく、また、ファスナー3によって机上をキズ付けることもない。
なお、本考案は、上記実施形態のみに限定されず、本考案の範囲内で適宜に設計変更を施すことが可能である。
例えば、ファスナー3のつまみ金具31は、底面部15の外側に取り付けられているが、側面部15の内側、すなわち周壁10内に配置されるようにしてもよい。
また、ファスナー3は、つまみ金具31により開閉するいわゆるチャックにより構成するが、面ファスナーにより構成してもよい。
また、周壁10や中敷材5は、堅牢性のある発泡又は非発泡の合成樹脂板により形成してもよい。
また、後面部12の高さを前面部11の高さよりも高く形成してもよい。
さらに、持ち手21,22用の長孔は、周壁10のいずれかの面に設けるようにしてもよいし、また、このような長孔を全く設けないようにしてもよい。
実施の形態によるボックスファイルの全体構成を示す斜視図である。 実施の形態によるボックスファイルの折り畳み方を説明するために底面側を正面にした斜視図である。 従来のボックスファイルの全体構成を示す斜視図である。 従来のボックスファイルの展開状態を示す展開図である。 従来のボックスファイルの底面部の構成を示す底面図である。 従来のボックスファイルの折り畳み途中を示す底面図である。
符号の説明
1 ボックスファイル
3 ファスナー
5 中敷材
6a,6b 折り筋
10 周壁
11 前面部
12 後面部
13 左側面部
14 右側面部
15 底面部
15a,15b 直角三角形部

Claims (3)

  1. 使用時にはファイルや用紙等を収納可能に箱状に形成され、不使用時には周壁が扁平状に折り畳み可能に構成される上方開放の箱型のボックスファイルであって、
    上記周壁は、矩形板状の硬質素材で形成された前面部、後面部、左側面部及び右側面部により角筒状に形成され、
    上記周壁の下方に連設される底面部は、矩形シート状の軟質素材で形成され、一方の対角線上にファスナーが取り付けられてこのファスナーを開くと2つの直角三角形部に分離されて各直角三角形部が折り込まれるとともに上記周壁が扁平状に折り畳み可能に構成されるボックスファイル。
  2. 請求項1に記載のボックスファイルにおいて、
    上記底面部は、上記ファスナーが設置面と接触されないように上記周壁の下端縁よりも少し高い位置の周壁内に形成されて上げ底となっているボックスファイル。
  3. 請求項1又は2に記載のボックスファイルにおいて、
    上記底面部の大きさ形状と略一致する矩形板状の中敷材が上記周壁内の底面部上に配置されるボックスファイル。
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