JP3141860U - フェルトペン - Google Patents

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正信 杉浦
英敏 杉浦
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株式会社 杉浦染料店
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Abstract

【課題】キャップが挿入された際にフェルトペン先と接し、毛管現象によりペン本体に内蔵された中綿に含浸されたインクを吸引可能な吸収体が、内部に嵌込まれているキャップを備えたフェルトペンを提供する。
【解決手段】フェルトペン1は、キャップ5に設けた吸収体6が、インクに含有されたアルミフレーク、ガラスフレーク、酸化チタン、パールなどの粒径が大きく比重の重い含有物を吸引、保持しうることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この考案は、キャップが挿入された際にフェルトペン先と接し毛管現象によりペン本体に内蔵された中綿に含浸されたインクを吸引可能な吸収体が内部に嵌込まれているキャップを備えたフェルトペンの改良に関する。
フェルトペンは、キャップを外した場合には短時間で使えなくなってしまう。
また、キャップを閉じている場合であっても、特に温度および空調条件が変わったり、保管する姿勢によってインキの保管性に悪影響を与え、使用期間が短縮される。
そこで、例えば実開平6−16087号では、キャップが挿入された際ペン先と密接し、かつ多孔性の、発泡処理した或いは焼結処理した合成物質材料、特にポリビニリデン或いは弗化ポリビニリデンから成るプラグが内部に嵌込まれているキャップを備えたフェルトペンにおいて、プラグの毛管現象がペン先の毛管現象と実際に同じであるか或いはこの毛管現象より大きいこと、およびプラグが親水性であることを特徴とするキャップを備えたフェルトペンが開示されている。
しかし、上記構成では、インクに粒径が大きく比重の重い含有物が含まれている場合に、それら含有物を十分に吸引することができず、キャップを外してペンを使用する際に、含有物を有するインクをすぐには使用することができない欠点があった。
実開平6−16087号
この考案は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、インクに粒径が大きく比重の重い含有物が含まれている場合であっても、それら含有物を吸収体によって十分に吸引することができ、キャップを外してペンを使用する際も直ちにインクの特徴を表すことができるフェルトペンを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の考案では、
キャップが挿入された際にフェルトペン先と接し毛管現象によりペン本体に内蔵された中綿に含浸されたインクを吸引可能な吸収体が内部に嵌込まれているキャップを備えたフェルトペンにおいて、
前記吸収体がインクに含有されたアルミフレーク、ガラスフレーク、酸化チタン、パールなどの粒径が大きく比重の重い含有物を吸引、保持しうることを特徴とする。
また、請求項2の考案では、
前記フェルトペンが、一端側にフェルトペン先を有し、他端側にプラスチックペン先を有しており、プラスチックペン先に挿入される第2キャップにも、インクを吸引可能な第2吸収体が内部に嵌込まれており、
前記第2吸収体がインクに含有されたアルミフレーク、ガラスフレーク、酸化チタン、パールなどの粒径が大きく比重の重い含有物を吸引、保持しうることを特徴とする。
また、請求項3の考案では、
前記吸収体が、ポリエステル繊維、アクリル繊維、またはナイロン繊維からなっていることを特徴とする。
更に、請求項4の考案では、
前記インクに、酸化チタン、アルミニウムパウダー、ガラスフレーク、ガラスビーズ、パール顔料、蒸着フィルムのいずれかが含有されていることを特徴とする。
この考案は上記のように吸収体によりインク内の粒径が大きく比重の重い含有物をペン先と接する部分の近傍で保持するので、再使用に際して、これらの含有物をペン先に補充した状態で直ちに使用することができ、含有物によるインクの特性を活かした筆記をすぐに行うことができて極めて有益である。
以下に、この考案の実施の形態を図で以下説明する。
以下に、この考案のフェルトペンの好適実施例について図面を参照しながら説明する。
図1および図2に示すフェルトペン1は、ペン本体2と、該ペン本体に内蔵されたインク貯蔵部の一例としての中綿3と、ペン本体2の一方の端部に保持されたフェルトペン先4と、該フェルトペン先4を覆って前記ペン本体2に嵌着されるキャップ5と、該キャップ5内に設けられて前記ペン本体2に嵌着した際に前記フェルトペン先4と接触する吸収体6とからなっている。
ペン本体2は略筒形状からなっており、インク貯蔵部となる中綿3を充填している。
該中綿3は、ポリエステル繊維またはポリプロピレン繊維からなっており、3デニールから15デニールのものが用いられている。
この中綿3にはインクが含浸されている。
インクの内容物としては、粒径が大きく比重の重い含有物として、例えば酸化チタン、アルミニウムパウダー、ガラスフレーク、ガラスビーズ、パール顔料、蒸着フィルムの少なくともいずれか1つ含有されており、約3ミクロンから100ミクロンの範囲となっている。
前記ペン本体2の先端にはフェルトペン先4が保持されており、内端側が中綿3に挿入されており、外端側がペン本体2から外方へ突出している。
このフェルトペン先4は、弗化ビニルデンからなっており、コア径は1.0mm〜2mmに設定されているが、その他公知のものを用いることができる。
次ぎに、キャップ5は、前記ペン本体2の先端に嵌脱可能に掛止められる一面が開放された公知形状の筒体からなっている。
このキャップ5には、該キャップ5をペン本体2に嵌着した際に、先端が前記ペン本体2から突出したフェルトペン先4と略隙間無く接するように吸収体6が嵌着されている。
吸収体6は、ポリエステル長繊維、ポリエステル短繊維、アクリル繊維、ナイロン繊維などで、2デニールから20デニールのものがキャップ内フィルターとして用いられている。
上記構成からなっているので、中綿3に含浸されているインクは、毛管現象でフェルトペン先4に吸引されて、使用に供される。
また、キャップ5を閉じることで、フェルトペン先4に保持されているインクは吸収体6により吸収され、インクの粒径や比重の大きな含有物は、吸収体6の先端側に滞って保持される。
これにより、キャップ5を閉じた場合でも、フェルトペン先4にはインクの粒径や比重の大きな含有物が接しているので、再使用時には、吸収体6から含有物を含んだインクが供給されることになり、直ちにインクの特性を活かして筆記に供することができる。
図3および図4に示すフェルトペン1は、ペン本体2の一端側にフェルトペン先4を有し、他端側にプラスチックペン先7を有している。
また、プラスチックペン先7を覆い、ペン本体2の他端側に着脱可能に掛止められる第2キャップ8が設けられており、該第2キャップ8にも、インクを吸引可能な第2吸収体9が内部に嵌込まれている。
その他の構成は、前記実施例1と同様なので、同一構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
プラスチックペン先7は、その内端側が中綿3の他端側に挿入されており、外端側が、ペン本体2の他端側から突出して保持されている。
このプラスチックペン先7は、弗化ビニルデンからなっており、コア径が1.0mmから2.0mmからなっているが、上記範囲に限定されない。
次ぎに、第2キャップ8は、前記ペン本体2の先端に嵌脱可能に掛止められる一面が開放された公知形状の筒体からなっている。
この第2キャップ8には、該第2キャップ8をペン本体2に嵌着した際に、先端が前記ペン本体2から突出したプラスチックペン先7の先端と略隙間無く接するように第2吸収体9が嵌着されている。
第2吸収体9は前記吸収体6と同様に、ポリエステル長繊維、ポリエステル短繊維、アクリル繊維、ナイロン繊維などで、2デニールから20デニールのものがキャップ内フィルターとして用いられている。
上記構成からなっているので、第2吸収体9には、プラスチックペン先7を介して中綿3に含浸されているインクが吸収され、且つ、この場合もインクの粒径や比重の大きな含有物は、第2吸収体9の先端側に滞って保持されので、再使用に際してもインクの特性を活かしてスムーズに筆記することができる。
上記実施例2では、他方のペン先をプラスチックペン先7としたが、小径のフェルトペン先を用いてもよい。
その他、要するにこの考案の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
実施例1のフェルトペンの側面図である。 フェルトペン先きをキャップに挿入する状態を示した図である。 実施例2のフェルトペンの側面図である。 プラスチックペン先を第2キャップに挿入する状態を示した図である。
符号の説明
1 フェルトペン
2 ペン本体
3 中綿
4 フェルトペン先
5 キャップ
6 吸収体
7 プラスチックペン先
8 第2キャップ
9 第2吸収体

Claims (4)

  1. キャップが挿入された際にフェルトペン先と接し毛管現象によりペン本体に内蔵された中綿に含浸されたインクを吸引可能な吸収体が内部に嵌込まれているキャップを備えたフェルトペンにおいて、
    前記吸収体がインクに含有されたアルミフレーク、ガラスフレーク、酸化チタン、パールなどの粒径が大きく比重の重い含有物を吸引、保持しうることを特徴とするフェルトペン。
  2. フェルトペンが、一端側にフェルトペン先を有し、他端側にプラスチックペン先を有しており、プラスチックペン先に挿入される第2キャップにも、インクを吸引可能な第2吸収体が内部に嵌込まれており、
    前記第2吸収体がインクに含有されたアルミフレーク、ガラスフレーク、酸化チタン、パールなどの粒径が大きく比重の重い含有物を吸引、保持しうることを特徴とする請求項1に記載のフェルトペン。
  3. 吸収体が、ポリエステル繊維、アクリル繊維、またはナイロン繊維からなっていることを特徴とする請求項1または2に記載のフェルトペン。
  4. インクに、酸化チタン、アルミニウムパウダー、ガラスフレーク、ガラスビーズ、パール顔料、蒸着フィルムのいずれかが含有されていることを特徴とする請求項1または2に記載のフェルトペン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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