JP3141753U - 椅子の支持構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】組立時のネジ止めの緊迫力による変形、損壊を防止する椅子の支持構造。
【解決手段】支持バーと固定座を具え、支持バーの一端に制限溝があり、別端に椅子への固定用の固定孔があり、固定座はバックレスト、ヘッドレスト或いはアームレストのいずれかのレスト部材に一体成形され、内部に収容空間があり、該支持バーの制限溝のある一端が該収容空間内に挿入され、収容空間の上壁と下壁に相互に対応するリブがあり、固定座に相互に対応し且つ制限溝に対応可能なネジ孔と貫通孔があり、ボルトでこれらリブが支持バーに固定されることで支持バーがレスト部材に固定され、これらリブ間に形成される空隙が固定座の緊締時の変型のゆとりを提供してネジ止めの緊迫力による変形或いは損壊を防止する。
【選択図】図3
【解決手段】支持バーと固定座を具え、支持バーの一端に制限溝があり、別端に椅子への固定用の固定孔があり、固定座はバックレスト、ヘッドレスト或いはアームレストのいずれかのレスト部材に一体成形され、内部に収容空間があり、該支持バーの制限溝のある一端が該収容空間内に挿入され、収容空間の上壁と下壁に相互に対応するリブがあり、固定座に相互に対応し且つ制限溝に対応可能なネジ孔と貫通孔があり、ボルトでこれらリブが支持バーに固定されることで支持バーがレスト部材に固定され、これらリブ間に形成される空隙が固定座の緊締時の変型のゆとりを提供してネジ止めの緊迫力による変形或いは損壊を防止する。
【選択図】図3
Description
本考案は外観がよく、並びにネジ止め時の圧迫力に耐えられて変形しない、椅子の支持構造に関する。
一般に事務用椅子は座部、バックレスト、及び座部とバックレストを連結する支持枠を包含し、支持枠のバックレストに接続された端部に長細い固定孔が設けられ、バックレスト後部にネジ孔を具えた固定座が設けられ、該固定座はベースと該ベースを被覆するカバーで構成され、該カバーと該ベースの間に支持枠を収容できる収容空間が形成され、該カバーに該固定孔に対応する制限溝が設けられ、該支持枠が該収容空間内に挿入され並びにバックレストの固定位置の調整が終わった時、ボルトを該制限溝、固定孔及び固定座のネジ孔に順に通して、該支持枠を該固定座中にネジ止めし、バックレストの高さ調整を達成すると共にカバーで支持枠を被覆して外観を良くする目的を達成する。
しかし、前述の構造は、固定座が分解、組合せ可能なベースとカバーで構成された分離式構造であり、ゆえにカバーの強度と抵抗力は比較的低く、ネジ止め時にネジによる圧迫に耐えられずねじれ変形を発生し、時には損壊する場合がある。且つ断面が逆U形のカバーの内上面は平面構造とされ、変形のゆとりがなく、全体の耐用性は著しく不良で、且つカバーに開設される制限溝は過大で、カバーをベースに閉じ合わせる時、完全には支持枠を遮蔽できず見苦しい部分が発生し、外観を良くする要求を達成できない。
ゆえに、外観がよく、ネジ止め時の圧迫力に耐えて変形しない椅子の支持構造すれば、従来の構造の欠点を解決するのに役立つ。
ゆえに本考案は周知の椅子の支持構造の外観が良くないという欠点を改善し、並びにそのネジ止め時に引き起こされるねじれ変形の問題を解決するため、一種の、外観が良く並びにネジ止め時の圧迫力に耐えて変形しない椅子の支持構造を提供し、使用者にこの耐用性の良好な構造により座部を固定させ、並びに外観を良くする要求を達成する。
本考案の椅子の支持構造は、支持バーと固定座を具え、支持バーの一端に制限溝があり、別端に椅子への固定用の固定孔があり、固定座はレスト部材、ヘッドレスト或いはアームレストのいずれかのレスト部材に一体成形され、内部に収容空間があり、該支持バーの制限溝のある一端が該収容空間内に挿入され、収容空間の上壁と下壁に相互に対応するリブがあり、固定座に相互に対応し且つ制限溝に対応可能なネジ孔と貫通孔があり、ボルトでこれらリブが支持バーに固定されることで支持バーがレスト部材に固定され、これらリブ間に形成される空隙が固定座の緊締時の変型のゆとりを提供する。
周知の分離式のカバーとベースの固定座構造と比較すると、本考案の椅子の支持構造中のこれらリブ及び一体成形の設計は大幅に固定座の強度と耐久力を向上し、且つこれらリブ間の空隙が固定座がネジ止めの緊迫力を受ける時の変形のゆとりを提供し、これによりネジ止め固定の圧力による変形或いは損壊の状況の発生を防止し、これにより固定座の耐圧性と実用性をアップする。また本考案の設計の固定座は製造時に、周知の技術のようにカバーとベースそれぞれの金型を必要とせず、工程上、金型製造のコストを節約できる。このほか、固定座には開口が大きく外観を悪くする制限溝なくしてレスト部材を適宜高さに調整でき、このため支持バーを完全に遮蔽して外観が悪い部分がなく、椅子全体の外観を良くすることができる。また、固定座を椅子の、高さ調整或いは長さ調整が必要なバックレスト、ヘッドレスト或いはアームレスト等のレスト部材に取り付けることができ、これにより椅子の快適さをアップし、応用性が広く且つ実用的な要求に符合する。
図1及び図2を参照されたい。図1は本考案の実施例の椅子の支持構造の表示図であり、図2は本考案の実施例の椅子の支持構造に設けられた固定座のA−A’断面図である。本考案の実施例の椅子の支持構造は、支持バー10、及び、レスト部材30に設けられて該支持バー10を収容可能な固定座20を包含する。該固定座20内には複数の、相互に対応するリブ211が設けられ、且つこれらリブ211の間に形成された空隙212が該固定座20の変形のゆとりを提供し、これにより該支持バー10が固定座20内に収容され並びにネジ止めされる時、固定座20が締めつけの圧迫力に耐え、その構造に変形を発生させない。
支持バー10は、その一端に制限溝11が形成され、且つこの一端が固定座20内に挿入され、並びに制限溝11によりレスト部材30位置が調整された後に、支持バー10がレスト部材30にネジ止めされる。支持バー10の別端には支持バー10を椅子に固定する固定孔12が設けられる。
固定座20は、レスト部材30に一体成形され、固定座20内に収容空間21が設けられて支持バー10の制限溝11が設けられた一端が挿入され、該収容空間21の上下壁に複数の、相互に対応するリブ211が設けられ、これらリブ211の間に複数の空隙212が形成され、固定座20に相互に対応するネジ孔201と貫通孔202が開設され、且つネジ孔201と貫通孔202は制限溝11に対応し、ネジ止め方式でこれらリブ211が支持バー10に緊迫され、これにより支持バー10がレスト部材30に固定され、並びにこれら空隙212により固定座20のネジ止め時の圧迫に対する変形のゆとりが提供される。
図3、4も参照されたい。図3は本考案の実施例の椅子の支持構造に設けられた支持バーが固定座内に挿入された時のA−A’断面図であり、図4は本考案の実施例の椅子の支持構造の異なるレスト部材への取り付けの表示図である。本考案の実施例の椅子の支持構造を使用する時は、支持バー10を、レスト部材30に一体成形された固定座20内に挿入し、並びに固定座20に開設されたネジ孔201と貫通孔202を支持バー10の制限溝11に対応させ、さらに固定座20を支持バー10に設けた制限溝11に沿って移動させて、レスト部材30を使用者が快適に座れる適宜位置に調整した後、ボルト22を貫通孔202、制限溝11とネジ孔201に順に通し、並びにボルト22をネジ孔201中にねじ込む。この回転過程中に、ボルト22のネジ止め方向Xは固定座20に垂直方向の圧迫力Yを与え、これにより固定座20の収容空間21内に設置されたこれらリブ211が支持バー10を緊迫し、これにより支持バー10が固定座20中に固定され、同時にこれらリブ211間に形成された空隙212が、固定座20が圧迫力Yを受ける時の変形のゆとりを提供し、これによりネジ固定の圧力による変形或いは損壊を防止し、これにより固定座20の耐圧性及び実用性をアップする。このほか、固定座20の表面には僅かに貫通孔202がネジ止め用に設けられているだけであり、支持バー10上の制限溝11及びその他の外観の悪い部分はいずれも固定座20内に被覆され、椅子の全体外観が良くなる。また、本考案の実施例の椅子の支持構造は椅子の、高さ或いは長さ調整が必要な構造、例えば、ヘッドレスト31、バックレスト32及びアームレスト33等のレスト部材30に取り付け可能であり、その応用範囲はバックレストのみに限られず、これにより使用者はその体型と座姿の必要に応じてヘッドレスト31とバックレスト32の高さを調整でき、また、アームレスト33の前後位置を調整でき、快適に座ることができる。
図5の別の実施例に示されるように、固定力を増すため、本考案の前述の支持バー10の固定座20のリブ211を固定する部分に、少なくとも一つの内に凹んだ固定溝13を増設可能であり、それが挟持する固定座20のリブ211位置に少なくとも一つの当接ブロック213を凸設し、リブ211で支持バー10を挟持する時に、前述の固定溝13内に嵌め込んで位置決めすることにより、固定力を高め、この設計によりリブ211が挟持する支持バー10が重力により移動するのを防止できる。
X ネジ止め方向
Y 圧迫力
10 支持バー
11 制限溝 12 固定孔
13 固定溝
20 固定座
201 ネジ孔 202 貫通孔
21 収容空間 211 リブ
212 空隙 213 当接ブロック
22 ボルト
30 レスト部材
31 ヘッドレスト 32 バックレスト
33 アームレスト
Y 圧迫力
10 支持バー
11 制限溝 12 固定孔
13 固定溝
20 固定座
201 ネジ孔 202 貫通孔
21 収容空間 211 リブ
212 空隙 213 当接ブロック
22 ボルト
30 レスト部材
31 ヘッドレスト 32 バックレスト
33 アームレスト
Claims (9)
- 椅子の支持構造において、
両端に少なくとも一つの溝孔が開設された支持バーと、
固定座であって、レスト部材に設置され、該固定座内に前述の支持バーが挿入される収容空間が設けられ、該収容空間内の該支持バーと接触する両壁面に複数の相互に対応するリブが設けられ、該固定座の該リブの適宜位置に相互に対応する位置決め孔が設けられて該支持バーとのネジ止めに供され、並びにネジ止めの力によりこれらリブが湾曲させられて該支持バーを緊迫して該支持バーを該レスト部材に固定する、上記固定座と、
を包含したことを特徴とする、椅子の支持構造。 - 請求項1記載の椅子の支持構造において、該支持バーの該溝孔が制限溝或いは固定孔とされ、座部の固定孔とネジ止めされるか或いは前述の固定座の収容空間内に嵌め込まれた後にネジ止めされることを特徴とする、椅子の支持構造。
- 請求項1記載の椅子の支持構造において、該支持バーの該固定座の該リブを固定する部分に少なくとも一つの固定溝が凹設され、該固定溝に挟持される該固定座の該リブを固定する位置に少なくとも一つの当接ブロックが凸設され、該固定座が該支持バーを挟持する時、該当接ブロックが該固定溝内に嵌入し位置決めされることを特徴とする、椅子の支持構造。
- 請求項1記載の椅子の支持構造において、該固定座の位置決め孔はネジ孔と貫通孔の組合せとされて、ネジ止め機能を有することを特徴とする、椅子の支持構造。
- 請求項1記載の椅子の支持構造において、該固定座の収容空間内に複数のリブが設けられ、これらリブの間に形成される空隙が該固定座のネジ止め時の変形のゆとりを提供することを特徴とする、椅子の支持構造。
- 請求項1記載の椅子の支持構造において、該固定座は該レスト部材に一体成形されたことを特徴とする、椅子の支持構造。
- 請求項1乃至6のいずれか記載の椅子の支持構造において、該レスト部材がバックレストとされたことを特徴とする、椅子の支持構造。
- 請求項1乃至6のいずれか記載の椅子の支持構造において、該レスト部材がヘッドレストとされたことを特徴とする、椅子の支持構造。
- 請求項1乃至6のいずれか記載の椅子の支持構造において、該レスト部材がアームレストとされたことを特徴とする、椅子の支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008001244U JP3141753U (ja) | 2008-03-04 | 2008-03-04 | 椅子の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008001244U JP3141753U (ja) | 2008-03-04 | 2008-03-04 | 椅子の支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3141753U true JP3141753U (ja) | 2008-05-22 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3141753U (ja) |
-
2008
- 2008-03-04 JP JP2008001244U patent/JP3141753U/ja not_active Expired - Fee Related
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