JP3141743U - 体動センサモジュール及び当該モジュールを用いた体動計 - Google Patents

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明文 小木曽
隆徳 佐々木
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Abstract

【課題】単一のセンサ装置によって如何なる方向の体動の変化にも対応して正確に体動数をカウントすることのできるように改良した体動センサモジュール及び当該モジュールを用いた体動計を提供する。
【解決手段】導電性材料によって折曲形成された弾性体1の一部に圧電素子3を付設すると共に、当該圧電素子3から離れた位置に重錘2を付設し、且つ圧電素子3を付設した部分は両端よりテーパ状aをなすように捩じりを加えた体動センサ10であって、当該体動センサ10をケーシング14,15内で回転自在となるように組み込むことによって単一の体動センサにより多軸の加速度検出を可能にした。
【選択図】図1

Description

本考案は歩行やランニング等の体動を検出する体動センサモジュール及び当該体動センサモジュールを用いた体動計に関する。
歩数計等の体動計に用いられる体動検出手段において、一つの体動センサによって多軸の検出を可能にしたものが次に示す特許文献1に開示されている。
実用新案登録第3098115号公報
特許文献1に開示された体動センサは、図5に示すように、導電性材料によってL字状をなすように折曲形成した弾性体30の一端部を基板に対する固定部にすると共に、当該固定部を除いた弾性体30の全てを基板上においてフリーな状態となし、当該フリーなL字状弾性体の先端付近に重錘31を設け、且つ重錘31の設けられていない弾性体30の自由辺部に圧電素子32を付設し、一つのセンサ装置によって多軸の検出を可能にしたものである。
上記したように、一つのセンサ装置によって多軸の検出を可能にしたものが知られているが、この体動センサによった場合は、図5(a)もしくは(b)に示す加速度方向、あるいは図5(c)もしくは(d)のように体動センサが平面状態にあるときの上下方向の加速度に対しては検出感度がきわめて悪く、使用者の携帯方向によって加速度の検出精度に誤差が生ずるという重大な問題点があった。
そこで、本考案は前記した従来技術の問題点を解消し、単一の体動センサにて携帯方向に関係なく多軸の加速度検出が可能な体動センサモジュール並びに当該体動センサモジュールを用いた体動計を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するための本考案の構成を詳述すれば、請求項1に係る考案は、体動を検出してその数値を積算表示することのできる体動計に用いられる体動センサにおいて、導電性材料によって折曲形成された弾性体の一部に圧電素子を付設すると共に、当該圧電素子から離れた位置に重錘を付設し、且つ前記圧電素子を付設した部分は両端よりテーパ状をなすように捩じりを加えてあることを特徴とする体動センサモジュールである。
また、請求項2に係る考案は、請求項1に記載の体動センサモジュールをケーシング内において回転自在に保持すると共に、体動センサモジュールからの出力を外部に取り出すための端子板を当該ケーシングに設けたことを特徴とする体動センサモジュールを用いた体動計である。
本考案はこのように、導電性材料によって折曲形成された弾性体の一部に圧電素子を付設すると共に、当該圧電素子から離れた位置に重錘を付設し、且つ前記圧電素子を付設した部分は両端よりテーパ状をなすように捩じりを加えてあるので、当該体動センサがケーシング内で回転自在に組み込まれることで単一の体動センサであっても携帯方向に関係なく多軸の検出が可能となるものである。
特に、体動センサを固定した場合に生ずる携帯方向による体動(加速度)の検出される大きさのバラツキを改善することができ、携帯ないし装着方向が自由となって、ポケットやバッグ内での使用が可能となる。
以下、本考案に係る体動センサモジュール及び当該モジュールを用いた体動計の具体的構成を図示の実施形態に基づき詳細に説明する。
図1は本考案体動センサモジュールのセンサ部分の平面図、図2は圧電素子付設部がテーパ状になっていることを示す側面図、図3は本考案体動センサモジュールの一実施形態を示す展開説明図、図4は体動センサモジュールがどのような方向になっても体動を検出することができる本考案体動センサモジュールの説明図である。
本実施形態において示す体動センサは、携帯する者の体動によって生じる加速度に対して信号を出力する加速度センサである。図中1はセンサ本体をなす弾性体を示し、当該弾性体1はリン青銅のような導電性材料によって全体がほゞL字状をなすように折曲形成されている。2は当該L字状弾性体1の先端部に付設した重錘であり、3は当該重錘2が付設されていない弾性体1の自由辺部4に薄く層状をなすように付設した圧電素子である。また、5は当該圧電素子3の出力を取り出すリード線を示す。
上記した重錘2の取り付けられていない弾性体1の自由辺部4は、図5の(c)および(d)に示す加速度方向にも大きく作用するようテーパ状に捩じりを加えてある。図2のaは当該テーパ状部を示すものであり、電位差を生じさせる圧電素子は当該テーパ状部aに薄い層状に形成される。なお、テーパ状部aの角度は体動センサ全体の加速度検出のバランスによって適宜決定されなければならない。
図3は体動センサモジュールをケーシング内で回転自在に組み込むための構造を示しており、その構成は主に重錘部A、センサ部B、ケーシング部Cから成っている。
重錘部Aは回転板6と回転板7で重錘8を挟持し、止めネジ9によって固定する。当該重錘部Aに体動センサ10及び端子板11を上下から2本の回転軸12,13にて圧入してセンサ部Bとなる。体動センサ10のリード線5は端子板11に半田付けされ、端子板11と回転軸12は圧入により接触状態となる。このことにより圧電素子3の表面と端子板11及び回転軸12の電気的導通が得られる。
また、体動センサ10の弾性体1は回転軸13の圧入により相互に電気的導通が得られるようになっている。前記したように組み立てられたセンサ部Bを、回転軸13の軸部が納まる大きさの凹所が設けられたケース本体14内に収納し、さらに回転軸12の軸部が納まる大きさの凹所が設けられた蓋体15をケース本体14の開口部に被せ固定する。
ケース本体14には弾性を有する導電性材料によって作製された端子板16が設けられており、回転軸13と接触可能な構造となっている。同様に、蓋体15にも端子板17が設けられており、前記回転軸12と接触できるようになっている。
前記2つの端子板16及び端子板17の弾性により、センサ部Bはケース本体14内の内面に当接することなく回転できる構造となっている。ケース本体14及び蓋体15とからなるケーシング内にセンサ部Bを回転可能に収納した後、剛性を有する抑え板18と共に、2本の止めネジ19,19にて固定することにより体動センサモジュール20が組み立てられる。
なお、体動センサモジュール20内部の体動センサ10と、図示しない増幅回路等との接続は端子板16,17を介して行われる。また、体動センサモジュール20はケース本体14の下部ネジ穴にてプリント基板および歩数計等のケースにネジ止め固定される。
図4は体動センサモジュール20がどのような方向になっても体動を検出することができる本考案体動センサモジュールの説明図であり、ケース本体14の下部ネジ穴にて図示しないプリント基板および歩数計等のケースにネジ止めされた初期状態を(a)としたとき、体動センサモジュール20内の体動センサは重錘2と、重錘部Aの重錘8のバランスにより常に弾性体の自由辺部4が上位置になるようになっている。
この状態より歩数計等の体動計本体が時計回りに90°回転した場合、すなわち体動センサモジュール20のケーシング部Cが歩数計等の体動計本体と同様に時計回りに90°回転した場合においても図4(b)に示すように、内部の体動センサは回転自在に保持されているため、初期状態の(a)と同じ状態を維持することができる。
さらに、図4の(c),(d)のように時計回りに90°づつ回転した場合においても内部体動センサの方向は何ら変わることがない。また、体動センサモジュール20が図4の(e),(f)に示すように平面状に倒れた場合においても、前記したように圧電素子が付設された弾性体1の自由辺部4がテーパ状に形成されているため体動による加速度を検出することが可能となるのである。
本考案体動センサモジュールは以上のように、導電性材料によって折曲形成された弾性体の一部に圧電素子を付設し、当該圧電素子を付設した部分は両端よりテーパ状をなすように捩じりを加えてあるものであるから、当該センサモジュールをケーシング内で回転自在に組み込むことによって単一の体動センサであっても多軸の検出が可能となるものである。
本考案体動センサモジュールのセンサ部分の平面図である。 圧電素子付設部がテーパ状になっていることを示す側面図である。 本考案体動センサモジュールの一実施形態を示す展開説明図である。 体動センサモジュールがどのような方向になっても体動を検出することができる本考案体動センサモジュールの説明図である。 従来の体動センサの使用状態を示す説明図である。
符号の説明
1:弾性体
2:重錘
3:圧電素子
4:自由辺部
5:リード線
6:回転板
7:回転板
8:重錘
9:止めネジ
10:体動センサ
11:端子板
12:回転軸
13:回転軸
14:ケース本体
15:蓋体
16:端子板
17:端子板
18:抑え板
19:止めネジ
20:体動センサモジュール

Claims (2)

  1. 体動を検出してその数値を積算表示することのできる体動計に用いられる体動センサにおいて、導電性材料によって折曲形成された弾性体の一部に圧電素子を付設すると共に、当該圧電素子から離れた位置に重錘を付設し、且つ前記圧電素子を付設した部分は両端よりテーパ状をなすように捩じりを加えてあることを特徴とする体動センサモジュール。
  2. 請求項1に記載の体動センサモジュールをケーシング内において回転自在に保持すると共に、体動センサモジュールからの出力を外部に取り出すための端子板を当該ケーシングに設けたことを特徴とする体動センサモジュールを用いた体動計。
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