JP3141724B2 - 基板移載用ハンド - Google Patents

基板移載用ハンド

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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基板をその下面で支持し
て移載する基板移載用ハンドに係り、特に、外形が大き
く板厚が薄い大形基板を移載する基板移載用ハンドに関
する。
【0002】
【従来の技術】基板をその下面両脇で支持し、垂直方向
に所定の間隔で複数枚積載したカセットや基板置き台か
ら、基板を1枚又は複数枚取り出しあるいは収納するた
めの移載装置は、両脇支持部以外の基板下面を支持する
基板移載用ハンドをロボット等に取り付けた構成となっ
ているが、基板の積載効率を高めるためにカセットある
いは基板置き台の垂直方向支持間隔ができるだけ小さく
なるように、図5のように基板移載用ハンド15の基板
支持部を薄い平板状となしている。特に図6(a)に示
すように基板1の反りが大きい場合には、平板状のハン
ド15を基板と基板の間に挿入するための等価的すき間
Hが小さくなるためハンド15の厚さT2を基板の垂直
方向支持間隔Gよりもかなり薄くする必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】基板移載用ハンドの厚
さが薄いと剛性が低いため、基板を支持したときハンド
先端がたわみ、いわゆるおじぎをした格好になるため、
カセットあるいは基板置き台から基板を受け取るあるい
は収納する際のハンドの垂直方向移動量がその分だけ多
くなり、カセットあるいは基板置き台での基板の支持間
隔を大きくする必要があるとともに、移動時間が増える
ために移載時間が長くなるという問題がある。
【0004】またハンドで基板を平板状に支持すると、
図6(b)のようにカセットあるいは基板置き台2で支
持されているときに下方に反った基板1の反りの分だけ
ハンド15の垂直方向移動量S2が多くなり、移載時間
が長くなる。また基板がガラス基板のように脆い材質の
場合には反りの急変を避けるためにハンドの垂直方向移
動速度を遅くしなければならず、移載時間が長くなる。
【0005】また基板移載用ハンドを薄い中実平板で作
ると、その固有振動数が低下し、移載動作中に励振され
ると垂直方向の振動振巾が大きいとともに減衰が遅いた
めに、移載時間が長くなる。
【0006】本発明の目的は、外形が大きく板厚が薄く
反り易い大形基板を移載するための基板移載用ハンドに
おいて、カセットあるいは基板置き台の積載効率を低下
させずかつ移載時間が短くなる基板移載用ハンドを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため本発明では、基
板移載用ハンドの断面形状を、カセットあるいは基板置
き台で基板下面の両脇を支持した状態における基板の反
りと同一方向の円弧様となした。
【0008】また基板移載用ハンドで支持したときの基
板の反りが、カセットあるいは基板置き台で基板下面の
両脇を支持した状態における基板の反りと同一になるよ
うになした。
【0009】また基板移載用ハンドを薄板部材を組み合
わせたリブ構造体もしくは中空体とした。
【0010】
【作用】本発明によれば、基板移載用ハンドの断面形状
を円弧様としたことにより、平板状ハンドより剛性が高
くなり、基板を支持したときのハンド先端のたわみが少
なくなる。
【0011】またハンドに支持したときの基板の反り
を、カセットあるいは基板置き台で支持したときの基板
の反りと同一にしたことにより、基板受け取りあるいは
収納時におけるハンドの垂直方向移動量を少なくするこ
とができるとともに移載に伴なう基板の反りの変化を無
くすことができる。
【0012】またハンドをリブ構造体もしくは中空体に
したことにより、固有振動数を高くすることができ、移
載動作時の垂直方向の振動振巾を小さくまた減衰を速く
することができる。
【0013】したがって、カセットあるいは基板置き台
における基板間隔を小さくしたがって積載効率を高くで
き、かつ移載時間が短い基板移載用ハンドを得ることが
できる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図4により説
明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施例を示す斜視
図、図2は第1の実施例の基板移載用ハンドと基板置き
台及び基板との寸法関係を示す断面図、図3は第2の実
施例を示す斜視図、図4は第3の実施例を示す斜視図で
ある。
【0016】図1において基板移載用ハンド3はロボッ
トアーム7の先端にねじ8により固定されている。基板
移載用ハンド3の基板1を支持する部分は下方に反った
断面形状をなしている。この反りの曲線は、図2(a)に
おいて基板1が基板置き台2に下面両脇で支持されてい
るときの基板1のたわみ曲線と同一もしくはそれを近似
する円弧あるいは略円弧である。(以後これらを総称し
て円弧様の曲線と記す。)図2(a)において基板1は、
基板置き台2に所定の間隔Gで複数枚支持されている。
基板1は下面両脇で支持されているために、中央部が下
方に反っている。基板移載用ハンド3は基板1bを受け
取るため、基板1aと1bの間に挿入されるが、その断
面が円弧様であるため、図6(a)に示す平板状の基板移
載用ハンド15と比べると、支持間隔Gが同一の場合、
基板移載用ハンド3の板厚T1の方が基板移載用ハンド
15の板厚T2より厚くすることができる。加えて基板
移載用ハンド3は円弧様のため、その垂直方向剛性は板
厚T1の平板よりも高い。(板厚T1の平板と円弧を包
含する厚さT1’の平板との中間の剛性となる。)した
がって支持間隔Gを大きくすることなく、ハンド剛性を
高くすることができる。
【0017】また基板1の反りと同一の円弧様であるた
めに、図2(b)に示すように基板1bを受け取るために
基板移載用ハンド3を持ち上げる移動量S1は、図6
(b)に示す平板状基板移載用ハンド15を持ち上げる移
動量S2よりも小さい。加えて基板1がガラスのような
脆い材質であっても、基板1bの反りを変化させない
(もしくは変化が少ない)ために持ち上げの移動速度を
速くすることができる。
【0018】したがって基板移載時間を短くすることが
できる。
【0019】図3の基板移載用ハンド4はロボットアー
ム7の先端にねじ8により固定されている。ハンドベー
ス5は基板1を支持する部分が下方に反った円弧様をな
しており、ハンドベース5の上面に複数の突起6が固着
されている。基板1は突起6により多点支持される。
【0020】したがって各々の突起6の高さを加減する
ことによって、基板移載用ハンド4で支持したときの基
板1の反りを基板置き台2で支持したときの基板1の反
りに近づけるように調整することができる。また突起6
を摩擦係数の大きい材質で作ることにより、安定した支
持を得ることができる。
【0021】図4の基板移載用ハンド9はロボットアー
ム7の先端にねじ8により固定されている。ハンドベー
ス10の基板1を支持する部分は下方に反った円弧様を
なしている。ハンドベース10には縦リブ11の一方が
溶接されており、縦リブ11の他方には円弧様の横リブ
12が溶接されている。横リブ12の更に先端側に縦リ
ブ13の一方が溶接されており、縦リブ13の他方に円
弧様の横リブ14が溶接されている。ハンドベース10
の基板1を支持する部分の上面及び横リブ12の上面及
び横リブ14の上面の高さ位置は互いに等しく、かつ縦
リブ11及び縦リブ13の上面より上にある。したがっ
て基板1はハンドベース10の基板1を支持する部分の
上面及び横リブ12の上面及び横リブ14の上面で支持
される。
【0022】このように基板移載用ハンド9をリブ構造
体としたことにより、軽量化がはかれるとともに、垂直
方向振動の固有振動を高くすることができる。したがっ
て移載動作時の垂直方向振動の振巾を小さくまた減衰を
速くすることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば外形が大きく板厚が薄く
反り易い大形基板を移載するための基板移載用ハンドに
おいて、カセットあるいは基板置き台の積載効率を低下
させずかつ移載時間が短くなる基板移載用ハンドを得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の基板移載用ハンドを示
す斜視図。
【図2】本発明の第1の実施例の寸法関係を示す断面
図。
【図3】本発明の第2の実施例の斜視図。
【図4】本発明の第3の実施例の斜視図。
【図5】従来の基板移載用ハンドを示す斜視図。
【図6】従来の基板移載用ハンドの寸法関係を示す断面
図。
【符号の説明】
1…基板、 3…基板移載用ハンド、 7…ロボットアーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/68 B65G 1/00 537 B65G 49/07

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板をその下面で支持して移載する基板移
    載用ハンドにおいて、上記基板の支持部の断面を円弧様
    断面としたことを特徴とする基板移載用ハンド。
  2. 【請求項2】基板をその下面両脇で支持した基板置き台
    から受け取り、上記基板をその下面で支持して移載する
    基板移載用ハンドにおいて、 上記基板移載用ハンドで支持したときの上記基板の反り
    が、上記基板置き台で支持したときの上記基板の反りと
    同一あるいはほぼ同一となるように支持することを特徴
    とする基板移載用ハンド。
  3. 【請求項3】基板をその下面で支持して移載する基板移
    載用ハンドにおいて、薄板部材を組み合わせたリブ構造
    体もしくは中空体としたことを特徴とする基板移載用ハ
    ンド。
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