JP3141603U - セルフタッピングねじ - Google Patents
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Abstract
【課題】ねじ込みをスムーズに行なうことができるセルフタッピングねじを提供する。
【解決手段】軸部21を備え、軸部21一端には頭部22が形成され、軸部21他端にはドリル部23が形成される。ドリル部23は二つの対称の切削刃231および切削面232を有する。切削刃231上には若干の突出した切歯233が形成され、切歯233は切削面232表面まで延伸する。
【選択図】図3
【解決手段】軸部21を備え、軸部21一端には頭部22が形成され、軸部21他端にはドリル部23が形成される。ドリル部23は二つの対称の切削刃231および切削面232を有する。切削刃231上には若干の突出した切歯233が形成され、切歯233は切削面232表面まで延伸する。
【選択図】図3
Description
本考案はセルフタッピングねじに関し、特に、ドリル部切削刃の応力を高めて切削刃が摩損して切削力が低下するのを防止でき、切削面と物体との接触面積を低減でき、ねじ込みを更にスムーズに行なうことができるセルフタッピングねじに関する。
図1、2に示す従来技術によるセルフタッピングねじ10は、主に軸部11一端に頭部12が設けられ、他端にドリル部13が設けられて構成される。使用時、ドリル部13の切削刃131によって物体上に円孔が切り出され、その後、軸部11が物体上にねじ込まれ、簡単に螺合を行なうことができる。
上述の従来技術によるセルフタッピングねじ10は、ドリル部13によって簡単に螺合を行なうことができるが、ドリル部13の切削刃131は一直線の平坦な形状であるので、容易に摩損し、切削面132も平坦面であるので、ねじ込み時、切削面132は物体と接触摩擦抵抗が発生し、ねじ込みをスムーズに行なうことができない。また、高速に回転することによって高温の摩擦熱が発生し、切削刃131の摩損による切削力の低下が加速される。
特開平8−177830号公報
本考案の目的は、ドリル部切削刃の応力を高めて切削刃が摩損して切削力が低下するのを防止でき、切削面と物体との接触面積を低減でき、ねじ込みを更にスムーズに行なうことができ、上述の従来技術によるセルフタッピングねじの欠点を解決できるセルフタッピングねじを提供することにある。
上述の課題を解決するために、本考案のセルフタッピングねじは、軸部を備え、軸部一端には頭部が形成され、軸部他端にはドリル部が形成され、ドリル部には二つの対称の切削刃および切削面が設けられ、切削刃上には若干の突出した円弧状の切歯が形成され、切歯は徐々に高さが低くなる形状で切削面の表面まで延伸する。
本考案のセルフタッピングねじは、切削刃および切削面上に若干の突出した切歯が形成されることによって、ドリル部切削刃の応力を高めることができ、切削刃が摩損して切削力が低下するのを防止でき、切削面と物体との接触面積を低減でき、ねじ込みを更にスムーズに行なうことができる。
本考案の目的、特徴および効果を示す実施例を図に沿って詳細に説明する。
図3、4に示す実施例において、セルフタッピングねじ20は、軸部21を備え、軸部21一端には頭部22が形成され、軸部21他端にはドリル部23が形成される。ドリル部23は二つの対称の切削刃231および切削面232を有する。
上述の構造は従来技術によるセルフタッピングねじ20とほぼ同一であり、本考案の目的を達成するために運用される技術ではないので更なる説明は行わない。
本考案の技術特徴として、図3、4に示すように、切削刃231上には若干の突出した円弧状の切歯233が形成され、切歯233は徐々に高さが低くなる形状で切削面232表面まで延伸する。好適な実施例として、切歯233は二つの対称の切削刃231および切削面232上に千鳥状に設けられる。
上述の構造によって、若干の切歯233が切削刃231および切削面232上に設置されることによって、切削刃231の応力を高めることができ、切削刃231がねじ込み過程において摩損して切削力が低下するのを防止でき、切削面232と物体との接触面積を低減でき、ねじ込み過程における物体との接触摩擦抵抗を低減し、ねじ込みをスムーズに行なうことができる。また、ねじが高速に回転することによって高温の摩擦熱が発生し、切削刃231の摩損による切削力の低下が加速されるのを防止でき、ねじ込みを更にスムーズに行なうことができる。
以上の説明および図面に示す実施例から分かるように、本考案は、切削刃231および切削面232上に若干の突出した切歯233が設置され、ドリル部23切削刃231の応力を高めて切削刃231が摩損して切削力が低下するのを防止でき、切削面232と物体との接触面積を低減でき、ねじ込みをスムーズに行なうことができるセルフタッピングねじを提供するものである。本考案は顕著な進歩性を有する考案である。
上述の説明は、本考案の実施可能な実施例を示すものであり、本実施例は本考案の目的を達成するために運用される技術手段および構造を説明するために挙げられたものであり、本考案の保護範囲を限定するものではなく、本考案の明細書および実用新案登録請求の範囲に基づく同等効果の変更または修飾は全て本考案の保護範囲に含まれる。
20 セルフタッピングねじ
21 軸部
22 頭部
23 ドリル部
231 切削刃
232 切削面
233 切歯
21 軸部
22 頭部
23 ドリル部
231 切削刃
232 切削面
233 切歯
Claims (4)
- 軸部を備え、前記軸部一端には頭部が形成され、前記軸部他端にはドリル部が形成され、前記ドリル部は二つの対称の切削刃および切削面を有し、
前記切削刃上には若干の突出した切歯が形成され、前記切歯は突出し、前記切削面表面まで延伸することを特徴とするセルフタッピングねじ。 - 前記切歯は、突出した円弧状であることを特徴とする請求項1記載のセルフタッピングねじ。
- 前記切歯は、徐々に高さが低くなる形状で前記切削面表面まで延伸することを特徴とする請求項1記載のセルフタッピングねじ。
- 前記切歯は、前記二つの対称の切削刃および切削面上に千鳥状に設けられることを特徴とする請求項1記載のセルフタッピングねじ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008001113U JP3141603U (ja) | 2008-02-28 | 2008-02-28 | セルフタッピングねじ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008001113U JP3141603U (ja) | 2008-02-28 | 2008-02-28 | セルフタッピングねじ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3141603U true JP3141603U (ja) | 2008-05-08 |
Family
ID=43291655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008001113U Expired - Fee Related JP3141603U (ja) | 2008-02-28 | 2008-02-28 | セルフタッピングねじ |
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JP (1) | JP3141603U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7302817B2 (ja) | 2019-10-04 | 2023-07-04 | シネジック株式会社 | 締結部材及び金物接合構造 |
-
2008
- 2008-02-28 JP JP2008001113U patent/JP3141603U/ja not_active Expired - Fee Related
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