JP3141367B2 - モジュールの接地構造 - Google Patents
モジュールの接地構造Info
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Description
ジュールによりシステムが構成される装置に係り、特に
モジュール内部での接地を確実に行う改良に関する。
案に係る実開平3−1580号公報に開示されているよ
うに電源モジュール、CPUモジュール、I/Oモジュ
ール並びに通信モジュール等の種類があり、これらをバ
スを有するベース板に装着してシステムを構成してい
る。このような装置において、モジュール内部の電子回
路の接地をベース板側と共通にするフレームグランド(F
rame Ground)を行うために、いわゆるネスト形の場合に
は実開昭59−96893号公報に開示されているよう
に金属製の筐体にプリント基板のアースパターンを接続
片を用いて接地している。
ベース板に対する取付けは、簡便性を重視する場合には
モジュールに設けたラッチで取付け、耐振性を重視する
場合にはネジ止めを採用している。この場合、モジュー
ルではプリント基板を樹脂性の筐体で覆っている関係
で、従来のネストで用いていた接地用技術をそのまま採
用できないという課題があった。そこで、ラッチ取付け
の場合にはモジュールにバネ状接地片を設けてベース板
の金属部に接触させているが、耐振性や耐衝撃性は低下
するという課題があった。またネジ取付けの場合には、
ネジ止めに付随して接地が行われる構造としているが、
ラッチ取付けと兼用する構造の場合にはネジ取付けをし
ないと接地ができなくなるという課題があった。
で、ラッチ取付けとネジ取付けを兼用できる構造であっ
てベース板に対する接地が確実に行えるモジュールの接
地構造を提供することを目的とする。
る本発明は、ベース板10には、モジュールの係止され
る上部係止部11と下部係止部12、各モジュールに対
応して設けられたコネクタ13、これらコネクタの各極
を接続するバスを有するバックボード14並びにこのバ
ックボードと上部係止部若しくは下部係止部との間に設
けられた導電性材料よりなるモジュール当接面15を設
けている。
ンを有するプリント基板21、このプリント基板の背面
側に設けられた前記コネクタと接続されるベース用コネ
クタ22、このプリント基板を覆うモジュール筐体2
7、このモジュール筐体背面端部近傍に設けられた上部
係止部若しくは下部係止部と係合するラッチ部26、こ
のモジュール筐体をベース板にネジ止めする際に用いる
ネジ装着部272、モジュール筐体背面に取付けられる
と共に前記モジュール当接部に弾性的に接触する部位2
92とこのプリント基板のアースパターンと電気的に接
続される基板接続部294を備えるアースバー29を設
けている。
面を設けてあり、フレームグランドに供される。アース
バーはモジュール筐体の背面に露出したもので、プリン
ト基板のアースパターンとモジュール当接面とを電気的
に接続することにより、モジュールの接地を行う。また
モジュールをベース板に装着するためラッチが設けられ
ていると共に、ネジ取付けにも対処するためネジ装着部
も設けられている。
は本発明の一実施例を示す構成断面図、図2はモジュー
ルをベース板に取り付ける状態を説明する構成斜視図で
ある。図において、ベース板10は多数のモジュール2
0を取り付けると共に計装盤等の他の壁体に固定するも
ので、主たる材料としてはアルミニューム等の導電性材
料であって高く加工が比較的容易なものが用いられてい
る。上部係止部11はベース板10の上端に設けられた
凸部であり、ここではベース板10の全幅方向に形成さ
れている。下部係止部12はベース板10の下端に設け
られた凸部であり、ここではベース板10のモジュール
装着場所を実質的に定めている。コネクタ13は各モジ
ュールの接続されるもので、ここではバックボード14
と呼ばれるプリント基板にモジュールの幅に見合う間隔
で取り付けられている。バックボード14には、コネク
タ13の各極を接続するバスが設けられている。モジュ
ール当接面15はバックボード14と下部係止部12と
の間に形成されたもので、ベース板10のバルク材料が
平坦に加工されて接地を確実にしている。
ジュール筐体27と筐体の一部をなす前面カバー28で
覆っている。プリント基板21はベース板10に対して
直角の姿勢でモジュール20に収容されているもので、
アースパターンを有すると共に、電子回路として、例え
ば接点信号の入出力回路が搭載されている。ベース用コ
ネクタ22はプリント基板21の背面側に設けられたも
ので、ベース板10側のコネクタ13に接続される。端
子221はベース用コネクタ22の各端子とプリント基
板21に設けられた回路とを接続する導体で、くの字に
折り曲げられた形状をしている。入出力コネクタ23は
プリント基板21の正面側に設けられたもので、外部の
機器と接続された信号線を束ねたコネクタ(図示せず)
が装着される。端子231は入出力コネクタ23の各端
子とプリント基板21に設けられた回路とを接続する導
体で、くの字に折り曲げられた形状をしている。表示部
24はプリント基板21の正面側に設けられたもので、
入出力コネクタ23若しくはベース用コネクタ22で取
り扱う各端子の信号状態を表示するLED等の表示素子
を有している。
で発生する熱を逃がすための空気流通穴が形成された合
成樹脂製のもので、組立の都合で前面に前面カバー28
をかぶせる構造になっている。カバー用ラッチ274は
モジュール筐体27の前面側の両側面に4ヶ所設けられ
たもので、前面カバー28に形成された係止穴282と
係合してモジュール筐体27と前面カバー28を一体化
している。前面カバー28には表示部28を露出させる
表示窓284と入出力コネクタ23を露出させるコネク
タ用開口部286が設けられている。ネジ装着溝272
はモジュール筐体27の上面に楔形に形成されたもの
で、取付けネジを用いてモジュール20をベース板10
に取り付ける際に使用する。ラッチ部26はモジュール
筐体27の背面近傍である上面の端部に設けられるもの
で、弾性作用により上部係止部11に爪部262が係止
して、モジュール20をベース板10にラッチ取付けす
る。
背面にネジ止めされる導電性材料よりなるもので、ベー
ス用コネクタ22とコネクタ13の係合の障害にならな
い形状をしていると共に、モジュール筐体27の背面の
高さに比較すると僅かに短い長さになっている。バネ接
触部292はアースバー29のモジュール当接面15と
対向する面の一部を打ち抜いたもので、弾性的にモジュ
ール当接面15と接触する。基板接続部294はアース
バー29とプリント基板21のアースパターンとをモジ
ュール筐体を挟んで接続するもので、ここではモジュー
ル筐体27の下面近傍に設けられたコモン側のバスバー
212に接続ネジ298を介して接続されている。ここ
で、コモン側のバスバー212はプリント基板21のア
ースパターンと接続されている。ネジ用接地部296は
バスバー27のモジュール筐体27の上面近傍に伸びた
部位で、取付けネジ31によりネジ止めした場合のベー
ス板10に対する接地をする。
明する。ラッチ26を用いてモジュール20をベース板
10に取り付ける場合には、バネ接触部292とモジュ
ール当接面15とが接触してモジュール20の接地がな
される。取付けネジ31を用いてモジュール20をベー
ス板10に取り付ける場合には、バネ接触部292とモ
ジュール当接面15とが接触してモジュール20の接地
がなされると共に、ネジ用接地部296とベース板10
とが導通して接地がなされ、接地箇所が二重化されて信
頼性が向上する。
ースバー29をモジュール20の背面に取り付けて、弾
性的にモジュールをベース板10に接地しているので、
ラッチ取付けの際にネジ締めを併用することなく確実に
接地できる。またネジ止めとする場合には、取付けネジ
31によっても接地がなされるから接地箇所が二重化し
て信頼性が向上するという効果がある。
する構成斜視図である
Claims (1)
- 【請求項1】モジュールの係止される上部係止部(1
1)と下部係止部(12)、各モジュールに対応して設
けられたコネクタ(13)、これらコネクタの各極を接
続するバスを有するバックボード(14)並びにこのバ
ックボードと上部係止部若しくは下部係止部との間に設
けられた導電性材料よりなるモジュール当接面(15)
を有するベース板(10)と、 アースパターンを有するプリント基板(21)、このプ
リント基板の背面側に設けられた前記コネクタと接続さ
れるベース用コネクタ(22)、このプリント基板を覆
うモジュール筐体(27)、このモジュール筐体背面端
部近傍に設けられた上部係止部若しくは下部係止部と係
合するラッチ部(26)、このモジュール筐体をベース
板にネジ止めする際に用いるネジ装着部(272)、モ
ジュール筐体背面に取付けられると共に前記モジュール
当接部に弾性的に接触する部位(292)とこのプリン
ト基板のアースパターンと電気的に接続される基板接続
部(294)を備えるアースバー(29)を有するモジ
ュール(20)と、 を具備することを特徴とするモジュールの接地構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04332889A JP3141367B2 (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | モジュールの接地構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04332889A JP3141367B2 (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | モジュールの接地構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06181072A JPH06181072A (ja) | 1994-06-28 |
JP3141367B2 true JP3141367B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=18259937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04332889A Expired - Fee Related JP3141367B2 (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | モジュールの接地構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3141367B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4042520B2 (ja) * | 2002-10-15 | 2008-02-06 | 日本電気株式会社 | 通信機器の実装構造とその放熱方法 |
CN106717140B (zh) * | 2014-12-26 | 2018-05-29 | 三菱电机株式会社 | 电子设备及电子设备系统 |
-
1992
- 1992-12-14 JP JP04332889A patent/JP3141367B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06181072A (ja) | 1994-06-28 |
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