JP3141263U - 発泡用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ビールなどの発泡飲料を注いでおくと、泡層が減少しやがて消え温度も上昇するため、微細な泡層、飲料適温を長時間持続させることが出来る従来容器に付属することができる発泡体を提供する。
【解決手段】容器4の底部に陶磁器製の発泡体1を置き微細な泡を長時間発生させ安定した泡層を確保する。さらに長時間容器に注ぎ経過した場合は発泡体1を予め冷蔵、冷凍し容器4内の発泡体1と交換することにより再発泡、適温飲料を特徴とする。
【選択図】図7
【解決手段】容器4の底部に陶磁器製の発泡体1を置き微細な泡を長時間発生させ安定した泡層を確保する。さらに長時間容器に注ぎ経過した場合は発泡体1を予め冷蔵、冷凍し容器4内の発泡体1と交換することにより再発泡、適温飲料を特徴とする。
【選択図】図7
Description
本考案はビールなどの発泡飲料を、より一層美味しく飲むため、従来の容器に付属する発泡用具である。
従来、ビールなどの発泡飲料をビン、缶などから容器に注いだ当初は,上面に泡の層が形成される。この泡の層は時間と共に減少しやがて消え、温度も上昇し味覚が低下する。これを防ぐために、加工されたコップなどが開示されている(例えば,特許文献1〜3参照。)。
特開平8−252159号公報 特開2000−60710号公報 特開平10−234549号公報
従って、ビールなどの発泡飲料を容器に注いだ際、または注いだ後、次のような課題がある。
(イ)泡立ちが悪く、気泡のきめが粗く、泡のむらが多い。
(ロ)気泡が長続きせず、発泡時間が短いため容器内の泡層がやがて消える。
(ハ)注ぎ時の飲料適温が長時間保持されない。
本考案は、上記の課題を解決するための発泡用具を提供することを目的とする。
(イ)泡立ちが悪く、気泡のきめが粗く、泡のむらが多い。
(ロ)気泡が長続きせず、発泡時間が短いため容器内の泡層がやがて消える。
(ハ)注ぎ時の飲料適温が長時間保持されない。
本考案は、上記の課題を解決するための発泡用具を提供することを目的とする。
本考案の請求項1に記載の発泡用具は、発泡飲料用容器に用いる円柱状の陶磁器製発泡用具であって、多数の貫通穴と、多数の側面部の溝と、全表面に微細な凹凸と,を有することを特徴とする。
本考案はビールなどの発泡飲料を飲料する容器の内部底部に発泡体を置き以下の効果を得る。
(イ)発泡性の促進による容器内飲料泡層の長期安定確保を図る。
(ロ)泡の微細化、泡の多量化、泡むらのない泡立ちを図る。
(ハ)発泡体を交換することにより再発泡、飲料適温化を図る。
以上の物理的効果により嗜好的効果を生みビールなどの発泡飲料本来の美味しさである酷を増し、まろやかな風味口当たりの良いマイルドな喉越しさわやかな味が長時間持続し、ビールなどの発泡飲料をビン、缶、樽、から開封時と同等以上の美味しさを十分に楽しむことができる。
(イ)発泡性の促進による容器内飲料泡層の長期安定確保を図る。
(ロ)泡の微細化、泡の多量化、泡むらのない泡立ちを図る。
(ハ)発泡体を交換することにより再発泡、飲料適温化を図る。
以上の物理的効果により嗜好的効果を生みビールなどの発泡飲料本来の美味しさである酷を増し、まろやかな風味口当たりの良いマイルドな喉越しさわやかな味が長時間持続し、ビールなどの発泡飲料をビン、缶、樽、から開封時と同等以上の美味しさを十分に楽しむことができる。
本考案を図1の発泡体1の斜視図により説明する。
(イ)複数の発泡穴2、発泡溝3により発泡が長時間化する。発泡穴2は図2に示すように表面積を多くするため数多くの穴を有する。穴径は3〜10mm、穴間隔は3〜8mmとする。発泡溝3は図3に示すように発泡体1の周囲に数多く配置し、発泡溝3の深さは1〜5mmとする。発泡穴2の詳細を図4の発泡穴断面に示す。また図5は発泡溝3の断面図である。
(ロ)表面仕上げによる微細泡立ちの長時間化を図る。図6の表面仕上げ状態図に示すように、発泡体表面1a(1)、発泡体断面の凹凸1a(2)、発泡穴面2a(1)、発泡穴断面の凹凸2a(2)、発泡溝面3a(1)、発泡溝断面の凹凸3a(2)、は凹凸仕上げとする。
(ハ)発泡体1の材質は発泡性に優れた陶磁器製素焼きとする。
(ニ)発泡体1の形状は円柱状が望ましいが、容器の形状によっては、多角形柱体や球形体であってもよい。
(ホ)図7に示すように、ビールなどの発泡飲料を容器4に注ぎ長時間経過した場合、泡が消え温度も上昇し飲料に適しない。この対策として、発泡体1を予め冷蔵、冷凍したものを容器4内の発泡体1と交換する事により再発泡、飲料適温を確保する。
(イ)複数の発泡穴2、発泡溝3により発泡が長時間化する。発泡穴2は図2に示すように表面積を多くするため数多くの穴を有する。穴径は3〜10mm、穴間隔は3〜8mmとする。発泡溝3は図3に示すように発泡体1の周囲に数多く配置し、発泡溝3の深さは1〜5mmとする。発泡穴2の詳細を図4の発泡穴断面に示す。また図5は発泡溝3の断面図である。
(ロ)表面仕上げによる微細泡立ちの長時間化を図る。図6の表面仕上げ状態図に示すように、発泡体表面1a(1)、発泡体断面の凹凸1a(2)、発泡穴面2a(1)、発泡穴断面の凹凸2a(2)、発泡溝面3a(1)、発泡溝断面の凹凸3a(2)、は凹凸仕上げとする。
(ハ)発泡体1の材質は発泡性に優れた陶磁器製素焼きとする。
(ニ)発泡体1の形状は円柱状が望ましいが、容器の形状によっては、多角形柱体や球形体であってもよい。
(ホ)図7に示すように、ビールなどの発泡飲料を容器4に注ぎ長時間経過した場合、泡が消え温度も上昇し飲料に適しない。この対策として、発泡体1を予め冷蔵、冷凍したものを容器4内の発泡体1と交換する事により再発泡、飲料適温を確保する。
以下、図7の全体斜視図に従って実施例を説明する。容器4の内部底に予め冷蔵、冷凍した発泡体1を投入し、ビールなどの発泡飲料5を注ぐ。泡は発泡体1の発泡穴2発泡溝3、発泡体1の表面から泡6が立ち、ビールなどの発泡飲料5の上面に泡層7のうに形成され、安定した泡層7を得ることができ、美味しい飲料が得られる。さらにくり返し使用した場合は発泡体1を交換することにより初期の効果を得ることができる。容器に長時間放置すると泡層7が消えて温度も上昇する。この対策としては、冷凍した予備の発泡体1と交換し、発泡を促進し泡層7,飲料適温を確保することができる。
1 発泡体
2 発泡穴
3 発泡溝
4 容器
5 ビールなどの発泡飲料
6 泡
7 泡層
2 発泡穴
3 発泡溝
4 容器
5 ビールなどの発泡飲料
6 泡
7 泡層
Claims (1)
- 発泡飲料用容器に用いる円柱状の陶磁器製発泡用具であって、多数の貫通穴と、多数の側面部の溝と、全表面に微細な凹凸と、を有することを特徴とする発泡用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007010127U JP3141263U (ja) | 2007-12-10 | 2007-12-10 | 発泡用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007010127U JP3141263U (ja) | 2007-12-10 | 2007-12-10 | 発泡用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3141263U true JP3141263U (ja) | 2008-05-01 |
Family
ID=43291327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007010127U Expired - Fee Related JP3141263U (ja) | 2007-12-10 | 2007-12-10 | 発泡用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3141263U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019129790A (ja) * | 2018-02-01 | 2019-08-08 | ダイカテック株式会社 | 液質改変装置 |
-
2007
- 2007-12-10 JP JP2007010127U patent/JP3141263U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019129790A (ja) * | 2018-02-01 | 2019-08-08 | ダイカテック株式会社 | 液質改変装置 |
JP7054082B2 (ja) | 2018-02-01 | 2022-04-13 | ダイカテック株式会社 | 液質改変装置 |
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