JP3141211U - 履物 - Google Patents

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Abstract

【課題】サンダルなどの履物について、簡単な構造で足裏の土踏まずが載る部分の盛り上がり高さや形状を調整できるようにする。
【解決手段】サンダル10のインソール11の土踏まず部にはめ込み穴11aを形成し、このはめ込み穴11aに土踏まずパッド13を着脱可能にはめ込むようにする。インソール11と別体に土踏まずパッド13を形成したので、盛り上がり高さ、形状の異なる複数のパッド13を用意して交換することで、簡単に土踏まずが載る部分の高さ、形状等を適宜調整できる。形状等の異なるサンダル全体を複数種用意する場合に比べて、コストが抑えられる。
【選択図】図1

Description

この考案は、サンダルなどの履物に関する。
サンダルなどの履物においては、履物底の上面は、足裏の形状に沿うように、その土踏まず部が盛り上がった形状に形成されている。
この種の履物底は、土踏まず部とその他の部(かかと部、つま先部等)とが一体的に形成されているため、土踏まず部の盛り上がり高さや形状を調節することはできなかった。
しかし、人の足裏の形状は個人差が大きく、また同じ人でもその日の体調や気分、履物を履く時間の長短、など状況に応じて土踏まず部の盛り上がり高さ等を調節できるようにしたい場合もある。
この場合に、履物全体について、土踏まず部の盛り上がり高さ等を違えた複数種を用意するのはコスト高になる。
したがって、履物底自体はそのままで、土踏まず部の盛り上がり高さ等のみを適宜調節できるようにすると便利である。
そこでこの考案の解決すべき課題は、サンダルなどの履物について、簡単な構造で足裏の土踏まずが載る部分の盛り上がり高さや形状を調整できるようにすることである。
前記課題を解決するため、考案にかかる履物を、上面の土踏まず部にはめ込み穴が形成された履物底と、前記履物底のはめ込み穴に着脱可能にはめ込まれ、履物底上面から盛り上がる土踏まずパッドと、前記履物底の上方に連設されるアッパーと、を備える構成にしたのである。
このように、履物を履いた際に土踏まずが載る部分を、履物底と別体に形成した土踏まずパッドとし、これを履物底に対して着脱可能としたので、盛り上がり高さ、形状の異なる複数の土踏まずパッドを用意して交換することで、土踏まずが載る部分の高さ、形状等を適宜調整できる。
土踏まずパッドだけを複数種用意すればよいので、履物全体を複数種用意する場合に比べてコストを抑えられる。
前記土踏まずパッドは、その上面にツボ押し突起を有するものとすると、足裏のツボが刺激されるため、履物を履いた際に心地よく、また健康にもよい。
前記土踏まずパッドは、その下面にくりぬき穴を有するものとすると、パッドの軽量化、ひいては履物全体の軽量化が図られる。
また、このくりぬき穴によって土踏まずパッドが弾性変形させやすくなっているため、履物底のはめ込み穴に隙間なくはめ込むことが容易となる。
前記土踏まずパッドは、その前部または後部に標示切り欠きを有するものとすると、パッドを履物底のはめ込み穴にはめ込む際に前後を間違えることが防止される。
また、この標示切り欠きに金具等を引っ掛けると、パッドを履物底から取り外す事が容易となる。
前記履物底のはめ込み穴は、履物底の長さ方向に長い平面視長円形であり、前記土踏まずパッドは、これに対応する平面視長円形であるのが、扱いやすく、見た目もよいため好ましい。
前記土踏まずパッドの上面は、足の中足骨に沿うように盛り上がったものとすると、履物を履いた状態で体の重心が安定し、また脚が真っ直ぐに伸びる。
そのため、脚が綺麗にみえ、また長時間履いても疲れにくい。
履物底上面の土踏まずが載る部分にはめ込み穴を形成し、このはめ込み穴に土踏まずに押し当たる土踏まずパッドを着脱可能にはめ込むようにしたので、簡単な構造で履物の土踏まず部分の盛り上がり具合等を変えることが可能である。
図1および図3にしめす実施形態のサンダル10は、履物底11、12と、履物底11,12の上面にはめ込まれる土踏まずパッド13(以下、パッド13と略す。)と、履物底11、12の上面の一部を覆う甲部14と、を備える。
履物底11、12は、上面に足裏が載るインソール11と、下面が接地するアウトソール12との二重構造になっている。
合成皮革等から形成されたインソール11上面はほぼフラットであるが、その長さ方向の中程、すなわち足裏の土踏まずが載る土踏まず部はくりぬかれてはめ込み穴11aが形成されている。
このはめ込み穴11aは、インソール11の長手方向に長いほぼ長円形になっているが、かかと部からつま先部に向けてその幅が漸増している。
また、はめ込み穴11aは足裏の土踏まずの範囲にほぼ対応した大きさになっている。
さらに、合成ゴム等から形成されたアウトソールはそのヒール部12aが高くなって、このサンダル10は全体としてハイヒール型になっている。
図1から図3のように、パッド13は、その平面視が前記はめ込み穴11aにほぼ対応した長円形になっており、その後端部から前端部に向けて幅が漸増している。
また、パッド13の厚みは、インソール11の厚みとほぼ等しくなっている。
さらに、パッド13はポリウレタン等の弾性を有する材料から形成されており、弾性変形させてインソール11のはめ込み穴11aに着脱可能にはめ込まれるようになっている。
また、パッド13は全体として長手方向および短手方向に上向きに湾曲しており、外縁部が低く中心部が高くなっている。
この湾曲は、足の中足骨にほぼ沿ったもの(縦足および横足に沿ったもの)となっている。
図2のように、外縁部と中心部の上面の高さの差はh1となっている。
そのため、パッド13をはめ込み穴11aにはめ込むと、外縁部の上面はインソール11の上面とほぼ面一であるが、中心部に向かってインソール11の上面から盛り上がっている(中心部ではh1分だけ盛り上がっている。)。
したがって、パッド13がはめ込まれたインソール11に足裏を載せると、パッド13の上面が土踏まずにほぼ沿うようになっている。
また図2のように、パッド13の下面には、ほぼ全域にわたって多数の半球形のくりぬき穴13aが形成されており、くりぬき穴13aがない場合と比べてパッド13の軽量化が図られている。
そしてくりぬき穴13aがない場合と比べて弾性変形させやすくなっているため、はめ込み穴11aにはめ込みやすく、また弾性変形させた状態から復元することで、はめ込み穴11aにぴったりとほぼ隙間なくはまり込むようになっている。
パッド13は、平面視がほぼ長円形であるため、取り扱いが容易であり、またインソール11にはめ込んだ際にデザイン的に面白みがある。
さらにパッド13下面の後端部にはパッド13の外縁に至る標示切り欠き13bが形成されている。
標示切り欠き13bは、パッド13の外縁に向かうにつれてその深さが漸増する楔形をなし、外縁ではパッド13のほぼ上面にまで達している。
このように、後端部に標示切り欠き13bがあるために、パッド13をはめ込み穴11aにはめ込む際に、前後を間違うことがなくなる。
また、パッド13をインソール11から取り外す際には、パッド13とはめ込み穴11aの縁部との間に金具等を差し込み、この金具等を標示切り欠き13bに引っ掛けて倒すと取り外しが容易となる。
上記のように標示切り欠き13bは、楔形であるため、金具等を引っ掛けやすく、また引っ掛けた金具等を倒しやすくなっている。
たとえばこの標示切り欠き13bに硬貨を引っ掛けて倒すと、この引っ掛けた部分を作用点、はめ込み穴11aの縁部に当接する部分を支点、引っ掛けた部分と逆側の硬貨縁部を作用点として、てこの原理により取り外しに力が要らない。
合成皮革等から形成されるアッパー14は、その両端が履物底の両側縁に連結されており、インソール11の上方でアーチ形をなしており、サンダル10を履いた際に、足の甲を覆うようになっている。
図4は、パッド13の他の例を示し、図示のように中心部と外縁部の高さの差h2が図2のパッド13の高さの差h1に比べて大きくなっている。
したがって、このパッド13をインソール11のはめ込み穴11aにはめ込むとインソール11上面からの盛り上がりがより大きくなる。
この湾曲は、足の中足骨にほぼ沿ったもの(縦足および横足にそったもの)となっている。
こうして、図2と図3のような高さの異なる複数種のパッド13を用意すると、パッド13を取り替えることで個人差の大きな足裏の形状にサンダル10をフィットさせることが可能となる。
なお同じ人でも、状況に応じて土踏まずに当たる部分の盛り上がり高さを調節したい場合も有るが、パッド13を交換することでそのような要求にも応えることができる。
また、図4のようにパッド13の厚みは、縁部から中心部に向かうにつれて漸増しているが、下面のくりぬき穴13aの深さも、これに対応して縁部から中心部に向かうにつれて漸増している。
そのため、中心部のくりぬき穴13aと縁部のくりぬき穴13aを同じ深さにする場合と比較して、軽量化が図られており、弾性変形しやすくなっている。
このため、
図5は、パッド13のさらに他の例を示し、図示のように、この例ではパッド13の上面のほぼ全域には、半球状のツボ押し突起13cが形成されており、くりぬき穴13aとツボ押し突起13cとは、ほぼ補完形状をなしている。
パッド13をインソール11のはめ込み穴11aにはめ込み、サンダル10を履くと、土踏まずにツボ押し突起13cが当たり、そのツボを押して刺激するため、心地よく健康にもよい。
パッド13のツボ押し突起13cを除いた上面の湾曲は、足の中足骨にほぼ沿ったもの(縦足および横足にそったもの)となっている。
こうして、上記各例のように、形状の異なる複数種のパッド13を用意すると、パッド13を取り替えるだけで、サンダル10の土踏まず部分の形状を状況に応じて簡単に変化させることができる。
形状の異なるサンダル全体を複数種用意する場合に比べて、パッド13のみの交換で済むため、コストを抑えられる。
いずれの例も、パッド13上面の盛り上がりを足の中足骨に沿った形状に形成しているので、サンダル10を履いた際に体の重心が安定する。
そのため、サンダル10を履いた状態で、脚ががに股状に曲がらず、真っ直ぐに伸びることになる。
重心が安定し脚が伸びるため、体に負担がかからず長時間履いても疲れにくい。
また脚が伸びるため、綺麗に見える。
以上の例では、サンダル10について述べたが、他の履物全般(たとえばブーツ、運動靴)についてこの考案を適用することが可能である。
すなわち、パッド13、はめ込み穴11a以外の構造は、以上の例には限定されない。
たとえばサンダル10について、アッパー14がつま先までを覆うような形状としてもよい。
サンダルの一部切り欠き斜視図 土踏まずパッドの(a)は下面から見た斜視図、(b)は縦断面図 サンダルの縦断面図 他の例の土踏まずパッドの縦断面図 他の例の土踏まずパッドの(a)は上面から見た斜視図、(b)は縦断面図
符号の説明
10 サンダル
11 インソール
11a はめ込み穴
12 アウトソール
12a ヒール
13 土踏まずパッド
13a くりぬき穴
13b 標示切り欠き
13c ツボ押し突起
14 アッパー

Claims (6)

  1. 上面の土踏まず部に凹部が形成された履物底と、
    前記履物底の凹部に着脱可能にはめ込まれ、履物底上面から盛り上がる土踏まずパッドと、
    前記履物底の上方に連設されるアッパーと、を備える履物。
  2. 前記土踏まずパッドは、その上面にツボ押し突起を有する請求項1に記載の履物。
  3. 前記土踏まずパッドは、その下面にくりぬき穴を有する請求項1または2に記載の履物。
  4. 前記土踏まずパッドは、その前部または後部に標示切り欠きを有する請求項1から3のいずれかに記載の履物。
  5. 前記履物底本体の凹部は、履物底本体の長さ方向に長い平面視長円形であり、
    前記土踏まずパッドは、これに過不足なくはまり込む平面視長円形である請求項1から4のいずれかに記載の履物。
  6. 前記土踏まずパッドの上面は、足の中足骨に沿うように盛り上がった請求項1から5のいずれかに記載の履物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH706007A1 (de) * 2012-01-13 2013-07-15 Petra Hartmann Pantolette mit wechselbarem Riemen.
CN114698901A (zh) * 2020-12-16 2022-07-05 株式会社岩水 一种带支撑的鞋垫

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