JP2017006482A - 履物 - Google Patents

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洋一 早川
Yoichi Hayakawa
洋一 早川
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Abstract

【課題】使用者が長時間履いても疲れにくい履物を提供する。【解決手段】履物は、甲部と、底部と、中敷き部13とを備えている。この履物10は、底部の踵部に、中敷き部側に開口した凹部が形成されている。また、中敷き部13の底面には、凹部に嵌まり、使用者の体重が掛かると、使用者の足裏と凹部との間で弾性変形する凸部133が形成されている。そして、凸部133には、底部側に開口した有底の穴133aが形成されている。凸部133には、穴133aが形成されていることで、穴133a内に凸部の変形を許容する空間ができるため、凸部133を大きく弾性変形させることができる。従って、中敷き部13のクッション性を向上させることができる。【選択図】図4

Description

本発明は、足への負担を軽減することができる履物に関するものである。
履物を長時間履いて歩いていると足が疲れる。従って、履物は、疲労し難い形状に形成されていることが望ましい。例えば、履き心地が良好な靴について、特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1に記載の靴の製造方法は、靴底材と中敷きの後側部分との間に、ハイアーチ性やクッション性が変更(調整)された調整パッドを挟み込むことが記載されている。
調整パッドとして、使用者が最も履き心地がよいと判断したものを使用することで、使用者が立っているときでも歩いているときででも、中敷きによる土踏まずへの支持状態を安定させることにより、いずれの状態でも履き心地よくすることができる。
特許文献1には、店頭等における販売の段階で、店頭における販売員の中敷きに対する調整パッドの位置決めが容易となるように、中敷きの後側部分の下面側に位置決め凸部が形成される一方、調整パッドに位置決め凸部に嵌合する位置決め凹部が形成されていることが記載されている。
特開2012−239649号公報
しかし、特許文献1に記載の靴の製造方法では、調整パッドにクッション性をもたせているが、靴底部材、中敷きの他、調整パッドが必要であり、部品点数が多くなっている。また、最も体重が掛かる中敷きの踵部分に、位置決め凸部が形成されて、調整パッドの位置決め凹部に嵌合するため、位置決め凸部が形成された位置を踏む使用者の踵は、調整パッドのクッション性の効果を得ることができない。
そこで本発明は、使用者が長時間履いても疲れにくい履物を提供することを目的とする。
本発明の履物は、甲部と、底部と、中敷き部とを備え、前記底部の踵部に、前記中敷き部側に開口した凹部が形成され、前記中敷き部の底面に、前記凹部に嵌まり、使用者の体重が掛かると、該使用者の足裏と前記凹部との間で弾性変形する凸部が形成され、前記凸部には、前記底部側に開口した有底の穴が形成されたことを特徴とする。
本発明の履物によれば、底部の踵部に、中敷き部側に開口した凹部が形成され、中敷き部の底面に凸部が形成されている。底部の凹部に、中敷き部の凸部が嵌まる。使用者の体重が掛かると、中敷き部の凸部は、使用者が履くと、使用者の足裏と凹部との間で弾性変形する。このとき、凸部の弾性変形は、底部の凹部の中で圧縮されるが、凹部の中の限られた範囲でしか変形が許容されない。従って、凸部の弾性変形が抑止される。しかし、凸部には、穴が形成されていることで、穴内にも凸部の変形を許容する空間がある。従って、凸部を大きく弾性変形させることができるので、中敷き部のクッション性を向上させることができる。
前記凹部の底面には、有底の穴が形成されていると、底部に更に空間ができるため、底部の軽量化を図ることができる。
前記凸部の穴と前記凹部の穴とは、穴内の空間同士が通じていることが望ましい。凸部が弾性変形すると、凸部の穴の内壁が膨らむ。凸部の穴の開口部が閉鎖されていると、凸部の穴内の空気が圧縮され、圧縮が高まるため、凸部の穴内への内壁の膨出を阻害する。しかし、凸部の穴の空間と凹部の穴の空間とが通じていることにより、凸部の穴内への膨出を阻害する空気を、凹部の穴内へ送り出すことができる。従って、凸部を弾性変形しやすくすることができる。
前記凸部の穴の周縁と前記凹部の穴の周縁とが交差していることにより、凸部および凹部の穴の周縁の交差部分に使用者の体重が集中して掛かるため、凸部をより弾性変形させやすくすることができる。
本発明は、凸部に穴が形成されていることで、穴内にも凸部の変形を許容する空間ができるため、凸部を大きく弾性変形させることができる。従って、中敷き部のクッション性を向上させることができるので、本発明は、使用者が長時間履いても疲れにくい履物とすることができる。
本発明の実施の形態に係る履物を示す斜視図である。 図1に示す履物から中敷き部を除いた状態の平面図である。 図1に示す履物の中敷き部の平面図である。 図3に示す中敷き部の底面図である。 図3に示す中敷き部の側面図である。
本発明の実施の形態に係る履物を図面に基づいて説明する。
図1および図2に示す履物10は、女性用のパンプスである。この履物10は、アッパーと称される甲部11と、ソールと称される底部12と、インナーソールと称される中敷き部13とを備えている。
甲部11は、爪先部111と側部112とが繋ぎ目無く一体的に形成されている。爪先部111には、先芯と称される補強材が内包されている。甲部11の踵部113には、ヒールカウンタと称される月型芯が内包されている。
底部12は、外底121(図1参照)と、中底122(図2参照)とにより形成されている。
底部12の踵部123には、凹部124(図2参照)が形成されている。
この凹部124は、中敷き13側に形成された、外底121のヒール部121aにおける開口部を有する窪み部124aと、窪み部124aの開口部の形状に合わせて形成された中底122の貫通孔124bとによるものである。
凹部124は、前後方向に沿って長い矩形状に形成されている。凹部124(窪み部124a)の底面には、有底の穴124cが形成されている。この穴124cは、幅方向に2つ、前後方向に3列、合計6つ形成されている。
図3から図5に示す中敷き部13は、図1に示す甲部11と底部12とによる履物本体に装着される。中敷き部13は、使用者の指部分および足裏の前足部(踏み付け部)が位置する前部131と、中足部(踏まず部)および後足部(踵部)が位置する後部132とから形成されている。
前部131は、クッション性の高いスポンジ製の基材131aに、フェルト製の表地131bを接着すると共に、縫製して形成されている。後部132は、前部131より弾性度が高い、ポリウレタンなどの弾性部材により形成された基材132aに、光沢性を有する表地132bを接着すると共に、縫製して形成されている。後部132の表地132b上の使用者の踵が位置する部分に、踵の擦れから表地132bを保護する楕円形状に形成された保護部132cが配置されている。
後部132における基材131aの底面の踵部には、図2に示す底部12の凹部124に嵌る凸部133が形成されている。凸部133は、輪郭形状が凹部124の開口部に合わせて角部が面取りされた矩形状に形成されている。また、凸部133には、長手方向に沿って、3つの有底の穴133aが形成されている。凸部133は、その突出長さが底部12の凹部124の深さに合わせて形成されている。
また、凸部133の穴133aと、凹部124の穴124cとは、深さ方向に直交する断面において、ほぼ同じ直径の円形状に形成されている。
凸部133の穴133aが3つ形成され、凹部124の穴124cが6つ形成されていることで、凸部133の穴133aの開口部は、幅方向で隣接した穴124c同士の開口部にまたがっている。従って、凸部133と凹部124との穴133a,124cは、その周縁133b,124d同士が交差するように位置している。このように、凸部133の穴133aと、凹部124の穴124cとが配置されていることで、穴133a,124cの空間同士が通じた状態である。
以上のように構成された本発明の実施の形態に係る履物の使用状態を図面に基づいて説明する。
図1および図2に示す甲部11と底部12とが貼り合わされた履物本体に、図3から図5に示す中敷き部13を装着する。
中敷き部13の凸部133が、底部12の凹部124に嵌るため、正確に中敷き部13を履物本体内に位置させることができる。
使用者が履物10を履き歩くことで、履物10内で使用者の足が移動して、足裏が中敷き部13を底部12に対してずらそうとする。しかし、中敷き部13の凸部133が、底部12の凹部124に嵌っているため、前後方向に沿った縦ずれや、幅方向に沿った横ずれを防止することができる。
使用者が履物10を履くと、使用者の踵が中敷き部13の後部132に位置する。使用者が歩くと、使用者の踵から体重が中敷き部13の後部132に勢いよく掛かる。
しかし、中敷き部13の凸部133が、底部12における凹部124の底面に当接することで凹部124内で圧縮され、弾性変形するため、凸部133がクッションとなって使用者の踵への負担を軽減することができる。
このとき、凸部133の弾性変形は、底部12の凹部124の中で圧縮されるが、凹部124の中の限られた範囲でしか変形が許容されない。従って、凸部133の弾性変形が抑止される。しかし、凸部133には、穴133aが形成されていることで、穴133a内にも凸部133の変形を許容する空間がある。従って、凸部133を大きく弾性変形させることができるので、中敷き部13のクッション性を更に向上させることができる。
凸部133が弾性変形すると、凸部133の穴133aの内壁が膨らむ。凸部の穴の開口部が閉鎖されていると、凸部の穴内の空気が圧縮され、圧縮が高まるため、凸部の穴内への内壁の膨らみを阻害する。しかし、凸部133の穴133aの空間と凹部124の穴124cの空間とが通じていることにより、凸部133の穴133a内の空気が逃げる空間が拡がる。従って、凸部133の穴133a内への膨らみを阻害する空気を、凹部124の穴124c内へ送り出すことができるので、凸部133を弾性変形しやすくすることができる。なお、凸部133の穴133aから外部に通じる通気孔を凹部124の側面に設けることが考えられる。しかし、雨天の際に通気孔から水が浸入するおそれがあるため、凹部124の穴124cは、外部に通じていない方が望ましい。
図5に示す凸部133が、図2に示す凹部124の底面に押し付けられ弾性変形する。その際に、図2および図4に示すように、凸部133の穴133aの周縁133bと、凹部124の穴124cの周縁124dとが交差しているため、凸部133および凹部124の穴133a,124cの周縁133b,124dの交差部分に使用者の体重が集中して掛かる。そのため、穴124cの周縁124dが、凸部133の穴133aの周縁133bに減り込み、凸部133を弾性変形させるので、凸部133をより弾性変形させやすくすることができる。
このように中敷き部13は、使用者の踵への負担を軽減する穴133aを有する凸部133が形成されているため、履物10は使用者が長時間履いても疲れにくい。
また、凸部133に穴133aが形成されていることで、中敷き部13の軽量化を図ることができる。更に、底部12の凹部124の底面に、有底の穴124cが形成されているため、底部12の軽量化を図ることができるので、更に、使用者への負担を軽減することができる。
本実施の形態では、中敷き部13の凸部133の突出長さが底部12の凹部124の深さに合わせて形成されている。従って、甲部11と底部12とから成る履物本体に、中敷き部13を装着した段階で、凸部133は凹部124の底面に接した状態である。
しかし、凸部133は、使用者が履く前の段階で、凸部133は凹部124の底面に接していない状態であっても、使用者が履物10を履き、中敷き部13に体重が掛かることで、凸部133が凹部124の底面に接して、使用者の足裏と凹部124との間で凸部133が弾性変形するようであればよい。
また、凸部133の穴133aと、凹部124の穴124cは、円形状の穴としていたが、多角形状の穴としたり異形状の穴としたりすることができる。
本発明は、女性用のパンプスだけでなく、男性用、女性用に関わらず、革靴、ブーツ、スニーカーなど、あらゆる履物に好適である。
10 履物
11 甲部
111 爪先部
112 側部
113 踵部
12 底部
121 外底
121a ヒール部
122 中底
123 踵部
124 凹部
124a 窪み部
124b 貫通孔
124c 穴
124d 周縁
13 中敷き部
131 前部
131a 基材
131b 表地
132 後部
132a 基材
132b 表地
132c 保護部
133 凸部
133a 穴
133b 周縁

Claims (4)

  1. 甲部と、底部と、中敷き部とを備え、
    前記底部の踵部に、前記中敷き部側に開口した凹部が形成され、
    前記中敷き部の底面に、前記凹部に嵌まり、使用者の体重が掛かると、該使用者の足裏と前記凹部との間で弾性変形する凸部が形成され、
    前記凸部には、前記底部側に開口した有底の穴が形成された履物。
  2. 前記凹部の底面には、有底の穴が形成された請求項1記載の履物。
  3. 前記凸部の穴と前記凹部の穴とは、穴内の空間同士が通じている請求項2記載の履物。
  4. 前記凸部の穴の周縁と前記凹部の穴の周縁とは、交差している請求項2または3記載の履物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022156252A (ja) * 2021-03-31 2022-10-14 株式会社丸紅フットウェア 靴構造
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