JP3140768B2 - コードコネクタボディの構造 - Google Patents

コードコネクタボディの構造

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JP3140768B2
JP3140768B2 JP02289553A JP28955390A JP3140768B2 JP 3140768 B2 JP3140768 B2 JP 3140768B2 JP 02289553 A JP02289553 A JP 02289553A JP 28955390 A JP28955390 A JP 28955390A JP 3140768 B2 JP3140768 B2 JP 3140768B2
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peeling
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武彦 井上
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は2重成形を施したコードコネクタボディの構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コアとなる部材に熱に強い合成樹脂、例えば熱
硬化性樹脂を用い、シェルには耐衝撃性を持ち、コアの
部材より柔らかい樹脂、例えば軟質塩化ビニル樹脂のよ
うな熱可塑性樹脂を用いたコードコネクタボディではシ
ェルがコアより剥離するのを防止するために、第5図又
は第6図に示すようにコアの一部を構成するボディ1a
(カバー)のシェル形成部端面に近い部分に剥離防止用
凹所2を設けるとともに、表面に剥離防止用穴13を複数
設けており、シェル形成のための2次成形時に、これら
凹所2や穴13に2次成形材を充填して、2次成型材が十
分に冷却された後にはこれらの凹所2や穴13部分を肉厚
とするとともに、つっかい棒的な役割を持たせることに
より、コアを覆うシェルの剥離を防ぐようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、2次成形の金型離型時には穴13や凹所2の開
口面に対して垂直に2次成形部位つまりシェルが引っ張
られるため、シェルが剥離してしまうという問題があっ
た。
【0004】 第6図従来例の場合、穴13は貫通穴であるが、離型時
の剥離強度は貫通せる穴13に充填された2次成形材の引
っ張り強度であるため、2次成形材がまだ充分に冷却さ
れていないときには充填部位が伸び易く、伸びてしまっ
たときにはシェルの外観不良が発生しやすいという問題
があった。
【0005】 本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その
目的とするところは離型時のシェルのコアからの剥離を
確実に防止できるコードコネクタボディの構造を提供す
るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するために、ボディ上にカ
バーを被着して構成され、内部には刃受けばねを収納す
るとともに、一端面には刃受けばねに対応するプラグの
受け口を開口したコアの外周部を、受け口カバーの受け
口側表面が外部に露出するようにシェルで被覆したもの
であって、受け口カバーの全周部に形成した係止溝にボ
ディ及びカバーの前端部の内周に形成した係止突起を係
合させることで受け口カバーをボディ及びカバーで保持
させ、受け口カバーの受け口側表面に位置するシェル成
形部の端面に近接し、シェルの一部が入り込む剥離防止
用穴を上記係止溝に隣接する受け口カバーの周面の適所
に設け、受け口カバーの周面に開口した剥離防止用穴の
開口面の一部を、コアを構成するボディ及びカバーの前
端部で覆ったものである。
【0007】
【作用】
而して本発明によれば、ボディ上にカバーを被着して
構成され、内部には刃受けばねを収納するとともに、一
端面には刃受けばねに対応するプラグの受け口を開口し
たコアの外周部を、受け口カバーの受け口側表面が外部
に露出するようにシェルで被覆したものであって、受け
口カバーの全周部に形成した係止溝にボディ及びカバー
の前端部の内周に形成した係止突起を係合させることで
受け口カバーをボディ及びカバーで保持させ、受け口カ
バーの受け口側表面に位置するシェル成形部の端面に近
接し、シェルの一部が入り込む剥離防止用穴を上記係止
溝に隣接する受け口カバーの周面の適所に設け、受け口
カバーの周面に開口した剥離防止用穴の開口面の一部
を、コアを構成するボディ及びカバーの前端部で覆った
ので、シェルを成形する際に、2次成形材が該剥離防止
用穴に充填され、そのためコアと冷却した2次成形材で
ある充填部位とが接合して充填部位の脱出抵抗が大きく
なり、結果2次成形金型からの離型時に、2次成形され
たシェルが剥離方向に引っ張られても、シェルがコアか
ら剥離するのを防止することができ、またこのとき受け
口カバーとボディ及びカバーからなるコアとの間のがた
つきを係止溝と係止突起との係合で防止できるものであ
り、特に該剥離防止用穴の開口面の一部をコアを構成す
るボディ及びカバーの前端部で覆い、しかも上記剥離防
止用穴を設ける位置を受け口カバーの受け口側表面に位
置するシェル成形部の端面に近接しシェルに被覆される
コア部位の位置としてあるので、剥離防止用穴に充填さ
れた2次成形材が他の部分よりも短時間で冷却されて引
張強度が大きくなり、2次成形金型からの離型時に、2
次成形されたシェルが剥離方向に引っ張られても、シェ
ルがコアから剥離するのを一層強固に防止できる。
【0008】
【実施例】
以下本発明を実施例により説明する。
【0009】 第1図は一実施例を示しており、このコア1は熱硬化
性樹脂成形品からなるボディ1aに熱硬化性樹脂成形品か
らなる同形のカバー1bを被着して両者の中央に設けた貫
通孔12に挿通せるかしめ鋲8で固定して構成されるもの
であり、ボディ1aの底面に設けた左右の収納凹部4に刃
受けばね5を収納してカバー1bを被着することによりカ
バー1bとで刃受けばね5を押え固定する。また刃受けば
ね5の後端に設けた端子6をボディ1a,カバー1bの後端
部に形成した溝7を介してコア1外に露出させている。
刃受けばね5に対応するプラグを挿入するための受け口
8を開口した受け口カバー9は該受け口カバー9の全周
部に形成した係止溝10のボディ1a,カバー1bの先端部の
内周に形成せる係止突起11を係合させてボディ1aとカバ
ー1bとで挟み込まれるように固定される。
【0010】 ここで受け口カバー9の周部には第2図に示すように
上記係止溝10に近接せる適所に剥離防止用穴13を設けて
あって、係止溝10にボディ1a,カバー1bの係止突起11を
係合させた際にボディ1a,カバー1bの先端部が剥離防止
用穴13の開口部内に突出してその穴13の開口部の半分を
閉塞する。しかして第1図(c)(d)(e)に示すよ
うに構成されたコア1表面を被覆するように軟質塩化ビ
ニルのような熱可塑性樹脂でシェル3を2次成形した場
合には2次成形材が剥離防止用穴13に第3図に示すよう
に充填される。このとき穴13の開口部内にはカバー1b又
はボディ1aの先端部が突出して一部を閉塞するため、こ
の先端部に係合する形となる。
【0011】 従って穴13の開口面に対して垂直方向にシェル3が引
っ張られても、充填部位の脱出抵抗が大きくなって、2
次成形金型からの離型時にシェル3がコア1より剥離す
ることがない。また穴13内に充填された2次成形材は表
面部分に対して隔離された形で短時間に冷却され、引っ
張り強度もアップし、確実な剥離防止の機能を果すこと
になる。
【0012】 尚断面丸孔の貫通穴で剥離防止用穴13を形成する場合
にも、貫通せる穴13の開口部の一部を第4図(a),
(b〉に示すようにボディ1a又はカバー1bの一部で閉塞
して第4図(b)に示すように半丸としても良い。第4
図(c)は穴13を裏面側からみた状態を示す。
【0013】
【発明の効果】
本発明は、ボディ上にカバーを被着して構成され、内
部には刃受けばねを収納するとともに、一端面には刃受
けばねに対応するプラグの受け口を開口したコアの外周
部を、受け口カバーの受け口側表面が外部に露出するよ
うにシェルで被覆したものであって、受け口カバーの全
周部に形成した係止溝にボディ及びカバーの前端部の内
周に形成した係止突起を係合させることで受け口カバー
をボディ及びカバーで保持させ、受け口カバーの受け口
側表面に位置するシェル成形部の端面に近接し、シェル
の一部が入り込む剥離防止用穴を上記係止溝に隣接する
受け口カバーの周面の適所に設け、受け口カバーの周面
に開口した剥離防止用穴の開口面の一部を、コアを構成
するボディ及びカバーの前端部で覆ったので、シェルを
成形する際に、2次成形材が該剥離防止用穴に充填さ
れ、そのためコアと冷却した2次成形材である充填部位
とが接合して充填部位の脱出抵抗が大きくなり、結果2
次成形金型からの離型時に、2次成形されたシェルが剥
離方向に引っ張られても、シェルがコアから剥離するの
を防止することができ、またこのとき受け口カバーとボ
ディ及びカバーからなるコアとの間のがたつきを係止溝
と係止突起との係合で防止できるものであり、特に該剥
離防止用穴の開口面の一部をコアを構成するボディ及び
カバーの前端部で覆い、しかも上記剥離防止用穴を設け
る位置を受け口カバーの受け口側表面に位置するシェル
成形部の端面に近接し且つシェルに被覆されるコア部位
の位置としてあるので、剥離防止用穴に充填された2次
成形材が他の部分よりも短時間で冷却されて引張強度が
大きくなり、2次成形金型からの離型時に、2次成形さ
れたシェルが剥離方向に引っ張られても、シェルがコア
から剥離するのを一層強固に防止できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の一実施例の一部破断且つ省略せる水平
断面図である。 (b)は同上の一部破断且つ省略せる側断面図である。 (c)は同上のコアの正面図である。 (d)は同上のコアの背面図である。 (e)は同上のコアの下面図である。
【図2】 (a)は同上の受け口カバーの正面図である。 (b)は同上の図2(a)のA−Aを破断した側面図で
ある。 (c)は同上の図2(b)のE−E断面図である。 (d)は同上の背面図である。
【図3】 同上の要部の拡大断面図である。
【図4】 (a)は本発明の別の実施例の要部の一部省略せる断面
図である。 (b)は同上の要部の上面図である。 (c)は同上の要部の下面図である。
【図5】 従来例のボディの上面図である。
【図6】 従来例のボディの上面図である。
【符号の説明】
1……コア 1a……ボディ 1b……カバー 3……シェル 10……係止溝 11……係止突起 13……剥離防止用穴

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボディ上にカバーを被着して構成され、内
    部には刃受けばねを収納するとともに、一端面には刃受
    けばねに対応するプラグの受け口を開口したコアの外周
    部を、受け口カバーの受け口側表面が外部に露出するよ
    うにシェルで被覆したものであって、受け口カバーの全
    周部に形成した係止溝にボディ及びカバーの前端部の内
    周に形成した係止突起を係合させることで受け口カバー
    をボディ及びカバーで保持させ、受け口カバーの受け口
    側表面に位置するシェル成形部の端面に近接し、シェル
    の一部が入り込む剥離防止用穴を上記係止溝に隣接する
    受け口カバーの周面の適所に設け、受け口カバーの周面
    に開口した剥離防止用穴の開口面の一部を、コアを構成
    するボディ及びカバーの前端部で覆ったことを特徴とす
    るコードコネクタボディの構造。
JP02289553A 1990-10-26 1990-10-26 コードコネクタボディの構造 Expired - Lifetime JP3140768B2 (ja)

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